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    mao_skyland

    CAN’T MAKE両片想いうずさね。素敵な呟きに見たい😍と飛び付いたら「ふりぃ素材だから使っていいよ」ってぶうめらん飛んできた=🪃(´□`)笑
    折角なので書いてみたけど、切なくしたかったのにアン〇ャッシュに💦さーせん😂
    キめ学の📿さんて目見えてるよね?🎴が描いた🐱の絵見て何だこれはって言ってたし。見えてる📿さん設定です。
    『遠回り』 ガシャン。
    穏やかな瞳で紡がれるその言葉に止めを刺されたような気がして、自分の中で何かが音を立てて粉々に砕け散っていった。





    「おっはよー。さねみチャン♡」
    「さねみチャン言うなァ」
    「固ぇこと言うなって。あ、なぁ煉獄。アレなんだけどよ」
    「うむ。それならもう済ませてあるぞ!」
    「マジか!サンキュー。さっすが付き合い長いだけあるよな」

    宇髄が煉獄と肩を組み、手でバンバンとその肩を叩く。なんてことない朝のやり取り。目の前で繰り広げられる光景に、ふいと目を逸らした。宇髄と煉獄は学生時代からの付き合いらしく、ひどく仲が良い。本来なら微笑ましい光景なのだろうが、オレはこの二人を見ているのが辛かった。

    いつからだったか。明確にここからということは無いが、気付けば宇髄のことを目で追うようになっていた。オレが困っているといつもさりげなく助けてくれる。一見チャラチャラしていていい加減に見えるが、その実優しくて頼りになるあの男に…惹かれた。しかし宇髄を目で追っていると、いつもその先には煉獄の姿。愉しげに笑い合う二人にきっとそういうことなのだろうと、自分の心に蓋をした。
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