anoco_enst
CAN’T MAKEこはく姉と司のはなしの捏造モノローグ書き出し いつか書きたいけど書くのも野暮というか無粋な気がするので書けん……書き出しだけ書くと満足するので供養それはあたしがそれまで手に取ったものたちの中でいっとうきれいな、あったかい感触やった。あたしの人生にしては、珍しく。だからこはくにあげた。あげたいと思った。だってそうやろ、世界でいちばん愛おしくてかわいいあたしの弟は本来そういうきれいであったかいものに囲まれて生きるべきやのに、憐れなこはくはそれをひとっつも知らんまま冷たい座敷牢で泣きも笑いもせんと生きとる。そんなことあってええはずないやろ。だから、あげた。あたしがあげられるいちばんきれいであったかいやつ、ぜんぶ。――かくしてはじめてのお友達を失ったあたしやったけど、不思議とさみしくはなかった。それはこはくがときおり「お友達」の話をぽそぽそとしてくれていたからかもしれないし、そのこはくの表情がやわらかくくるくると動いていたからかもしれない。もっと本質的には――生きる意味やら目的やらそんなたいそうなもんではあれへんけど、たしかにあの日の記憶はあたしの中でずうっと光っとったんや。
418Ay_gxo
CAN’T MAKEOCのSilvaちゃんです...ちょっとした概要もあります(There is also an English version overview)
⚠️本家に少々触れています⚠️ 2
konparuuuuuu
CAN’T MAKE闘ラバ開催おめでとうございます!こちらはお2スペースサークルまめたんのイラスト展示となります。時間が限られていたためなかなか描けず枚数少なくて申し訳ございません😭その分エアスケブ受け付けるので是非お声がけ下さい!!
今日一日番乙でたくさん楽しめたらと思います!よろしくお願いします。
また最後の画像にネップリ用の画像ございますので宜しければ是非😊😊😊 5
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CAN’T MAKE鯉登(24)×月島(10)の年齢操作転生現パロ。書きたいとこだけ。
年齢逆転で記憶持ち、なにそれうまいうまい!
ショタ島さんは毒親から虐待を受け命辛々逃げてきたようです。鯉登氏は大人な対応が出来る現世の大人なんだよいやこれはフィクションなので倫理は倫理だけどそれはそれ、すけべはすけべだ!という作者の工場から作られています。お察し下さい。 2278
倫理観が無い百葉
CAN’T MAKE軍パロ 具合悪いとこだけ 進捗(前のところから読んだ方がわかりやすいよ)
それから二日して、隣国の兵は撤退していった。
一応、僕たちの勝利。
こちら側の死傷者は少なく、あれだけの大規模な戦闘があったとは思えない結果となった。
でも、少ないだけで死傷者はゼロではない。
ツカサくんだって、その一人だ。
「ツカサくん……動けるかい?」
「っあぁ、なんとか、な」
真っ赤な顔と虚ろげなのにしっかりこちらを見ている瞳で返事をする彼。
幸い銃創から脚が壊疽することはなかったけど、傷が元で彼は熱にうなされていた。
その熱は二日たった今も引いていない。
それでも今日はもう、砦に戻らなきゃいけないから、彼を傷病者用の馬車の荷台に案内するため彼の左腕を肩に回して立ち上がる。
「……う゛ぐっ」
「ごめん、痛かったかい?」
1523一応、僕たちの勝利。
こちら側の死傷者は少なく、あれだけの大規模な戦闘があったとは思えない結果となった。
でも、少ないだけで死傷者はゼロではない。
ツカサくんだって、その一人だ。
「ツカサくん……動けるかい?」
「っあぁ、なんとか、な」
真っ赤な顔と虚ろげなのにしっかりこちらを見ている瞳で返事をする彼。
幸い銃創から脚が壊疽することはなかったけど、傷が元で彼は熱にうなされていた。
その熱は二日たった今も引いていない。
それでも今日はもう、砦に戻らなきゃいけないから、彼を傷病者用の馬車の荷台に案内するため彼の左腕を肩に回して立ち上がる。
「……う゛ぐっ」
「ごめん、痛かったかい?」
pon69uod
CAN’T MAKEin浜松でニアミスエンカウントして薄い縁を作っていて欲しいという妄想。そろそろイベントほしいです。源一郎くんが朝日奈のハンカチを拾う話「朝日奈、これを」
よく知ったショップブランドのロゴが入った小さな紙袋。黄色のリボンがかけられたそれは、朝日奈のよく行く店の、見慣れたものだ。手にする源一郎の顔を仰ぎ見る。普段と変わらない表情の源一郎からは何の情報も読み取れず、朝日奈ははて、と首を傾げた。
「プレゼント? 私に?」
今日は朝日奈の誕生日でも、何かの記念日でもない。源一郎に特別にお礼をされるようなことも、おそらくしていないはずだ。練習中に飲み物やおやつをコンビニで買って二人で食べることはよくあるけれど、源一郎は性分なのかなかなか奢らせてくれない。気がついたら先に二人分払われてしまうか、朝日奈が今回は勝った!と思ったときにも後から自分の分をきっちり割って払ってくれることが殆どだから、日頃のお礼というわけでも無さそうだった。
4293よく知ったショップブランドのロゴが入った小さな紙袋。黄色のリボンがかけられたそれは、朝日奈のよく行く店の、見慣れたものだ。手にする源一郎の顔を仰ぎ見る。普段と変わらない表情の源一郎からは何の情報も読み取れず、朝日奈ははて、と首を傾げた。
「プレゼント? 私に?」
今日は朝日奈の誕生日でも、何かの記念日でもない。源一郎に特別にお礼をされるようなことも、おそらくしていないはずだ。練習中に飲み物やおやつをコンビニで買って二人で食べることはよくあるけれど、源一郎は性分なのかなかなか奢らせてくれない。気がついたら先に二人分払われてしまうか、朝日奈が今回は勝った!と思ったときにも後から自分の分をきっちり割って払ってくれることが殆どだから、日頃のお礼というわけでも無さそうだった。
PnknDol
CAN’T MAKEP→百々捨てられないためにPからの恋愛感情に応えようと思うももぴとそれが悲しいPの話
いずれ改稿したい……
君の幸せを願っている頭が回っていない。そう感じる瞬間だった。
ディスプレイの端を覗くと時間は22時を過ぎていて、デスクワークにずっと集中していたことを教えてくれる。
ここらで一息入れた方が良いだろう。虚空に向かって小さく休憩を宣言する。
「ぴぃちゃん、お疲れさま。飲み物はお茶で良い?」
するとなぜだろう、とっくに帰ったはずの担当アイドルに返事をされてしまった。
「百々人、帰ったんじゃなかったのか……?」
「うん、帰ったよ。さっきまた来たけど」
なんとも対応に困る答えだ。
「とりあえず、一息つこう?ソファで待ってて。」
そしてそんな逡巡も織り込み済みだったのだろう。
俺は彼のペースにまんまと呑まれてしまっていた。
■
「ノンカフェインティーにしたんだ。ぴぃちゃんもたまには胃を休めてね」
2472ディスプレイの端を覗くと時間は22時を過ぎていて、デスクワークにずっと集中していたことを教えてくれる。
ここらで一息入れた方が良いだろう。虚空に向かって小さく休憩を宣言する。
「ぴぃちゃん、お疲れさま。飲み物はお茶で良い?」
するとなぜだろう、とっくに帰ったはずの担当アイドルに返事をされてしまった。
「百々人、帰ったんじゃなかったのか……?」
「うん、帰ったよ。さっきまた来たけど」
なんとも対応に困る答えだ。
「とりあえず、一息つこう?ソファで待ってて。」
そしてそんな逡巡も織り込み済みだったのだろう。
俺は彼のペースにまんまと呑まれてしまっていた。
■
「ノンカフェインティーにしたんだ。ぴぃちゃんもたまには胃を休めてね」
hydroxidestar
CAN’T MAKEハニートラップを使った松井を心配するのとでやきもきしている豊前を書きたいR18になる、はず、、、
タイトルはまだない帰還中から豊前の機嫌が悪い。理由は判っている。今回の任務で僕が坊主に色仕掛けをしたからだ。本番まではしていないから僕は別に構わないのだけど、豊前は最後まで反対していた。ずっと口を聞いてくれていないから、相当怒っているのは伝わってくる。なんというか、びりびりとした怒り。
あの生臭坊主を始末するには、この方法が手っ取り早かったんだ。
部隊長である山姥切長義が主に報告に行くと言うので、僕はそのまま部屋に戻ることにした。部屋に戻る間も、豊前は黙ったままだ。ああ、これはしばらく口を聞いてくれないだろうなあ。仕方ないか……。
「シャツが血でべとべとだ。漂白しないと……」
部屋の入口でコートを脱いでいると、いきなり腕を掴まれたと思えば壁に押しつけられた。眼前には、燃えるような瞳をした豊前の顔。てっきり怒っているのかと思ったのだけど、どちらかと言えば悲しいような、切ない表情で。
878あの生臭坊主を始末するには、この方法が手っ取り早かったんだ。
部隊長である山姥切長義が主に報告に行くと言うので、僕はそのまま部屋に戻ることにした。部屋に戻る間も、豊前は黙ったままだ。ああ、これはしばらく口を聞いてくれないだろうなあ。仕方ないか……。
「シャツが血でべとべとだ。漂白しないと……」
部屋の入口でコートを脱いでいると、いきなり腕を掴まれたと思えば壁に押しつけられた。眼前には、燃えるような瞳をした豊前の顔。てっきり怒っているのかと思ったのだけど、どちらかと言えば悲しいような、切ない表情で。