燈@tomoshibi_wri
REHABILI匡と実が初めての夜を乗り越えて二度目の夜と朝を迎えるまでのお話。うずてん大活躍。リハビリで書いたら長くなってしまったけどそこはそれで。そう言った行為の匂わせがあるのでワンクッション。 4510
ROM
REHABILI「嘘はまことになりえるか」https://poipiku.com/4531595/9469370.htmlの萌目の2/22ネタです。22日から二日経ちましたが勿体無い精神で上げました猫の日「……えっと、つまり。漫画君は猫耳姿の僕を見たいのですか?」
「今日は2月22日だろう?猫の日に因んだイベント事をこう言う形で楽しむのも、恋人がいるものならではの体験だと思うよ」
2/22。2という数字を猫の鳴き声と準えて猫の日と呼ばれているこの日。そのイベントに乗じてインターネット上では猫をモチーフとしたキャラクターや猫耳姿のキャラクターが描かれたイラストが数多く投稿されている。そして、猫耳を付けた自撮り写真が数多く投稿され、接客系のサービス業に勤めている女性達が猫耳姿になるのもこの日ならではの光景だろう。
古のオタクを自負する萌にとって、猫耳とは萌えの象徴であり、身に付けたものの可愛さを最大限までに引き出すチートアイテムである。そんな最強の装備である猫耳を恋人にも身につけて欲しいと考えるのは自然な流れの筈だ。けれど、あくまでそれは普通の恋人同士ならの話。萌と目金の間に結ばれたこの関係は、あくまで友として萌と恋人のごっこ遊びに興じる目金と、目金に恋慕する萌という酷く歪な物であった。
2283「今日は2月22日だろう?猫の日に因んだイベント事をこう言う形で楽しむのも、恋人がいるものならではの体験だと思うよ」
2/22。2という数字を猫の鳴き声と準えて猫の日と呼ばれているこの日。そのイベントに乗じてインターネット上では猫をモチーフとしたキャラクターや猫耳姿のキャラクターが描かれたイラストが数多く投稿されている。そして、猫耳を付けた自撮り写真が数多く投稿され、接客系のサービス業に勤めている女性達が猫耳姿になるのもこの日ならではの光景だろう。
古のオタクを自負する萌にとって、猫耳とは萌えの象徴であり、身に付けたものの可愛さを最大限までに引き出すチートアイテムである。そんな最強の装備である猫耳を恋人にも身につけて欲しいと考えるのは自然な流れの筈だ。けれど、あくまでそれは普通の恋人同士ならの話。萌と目金の間に結ばれたこの関係は、あくまで友として萌と恋人のごっこ遊びに興じる目金と、目金に恋慕する萌という酷く歪な物であった。
toncyanginchan
REHABILIマダホラ お題「手袋」 全年齢版____お前、本当に……わかりやすいな。
目の前で大粒の汗をかいている相手を眺めて、マーダーは心中でつぶやいた。いや実際のところ、お前本当に「サンズ」か?俺たち「サンズ」は常に変わらぬスカルスマイル、たまの変化と言えば真っ暗な眼窩に瞳孔があるなし程度ってのがお決まりかと思ってたが。
だがそれも仕方のないことかもしれなかった。マーダーの目の前にいるのは確かに同じ「サンズ」だが、内面はともかく、その見た目からして他と大きく違っていたのだ。頭蓋は大きく割れ、そのギザギザの割れ目からはぽっかりと暗い空洞がのぞいている。そしてその眼と言えば、片方は赤く、もう片方はきれいにくりぬかれたように穴が空いているだけなのだ。その見た目は、それだけ凄惨な過去を語っている、ともいえた。
1529目の前で大粒の汗をかいている相手を眺めて、マーダーは心中でつぶやいた。いや実際のところ、お前本当に「サンズ」か?俺たち「サンズ」は常に変わらぬスカルスマイル、たまの変化と言えば真っ暗な眼窩に瞳孔があるなし程度ってのがお決まりかと思ってたが。
だがそれも仕方のないことかもしれなかった。マーダーの目の前にいるのは確かに同じ「サンズ」だが、内面はともかく、その見た目からして他と大きく違っていたのだ。頭蓋は大きく割れ、そのギザギザの割れ目からはぽっかりと暗い空洞がのぞいている。そしてその眼と言えば、片方は赤く、もう片方はきれいにくりぬかれたように穴が空いているだけなのだ。その見た目は、それだけ凄惨な過去を語っている、ともいえた。
千瞑(senbei)
REHABILI我呂にハマってしまいリハビリ目的で書いてるうちにあれよあれよと妄想が止まらず。我呂夢SS。書きかけ。【設定】
ヒロイン名:リン
飛信隊に所属している。桓騎とは古い仲で友人。我呂とは付き合っている。
前半は桓騎夢としても読める。
彼女が喜ぶから【前編】
森の中。空気が少し違う。
「なんか桓騎がいるような…」
「ほぉ、俺の気配を読むとはな。リン」
「あ、桓騎。いたの?何の用?」
「まぁ、ちょっとな。近くまで来たから寄ったまでだ。手を出せ」
そう言われてリンは両手の甲をそのままつき出した。
「そっちじゃねえ。手のひらだ」
やさしく握られてひっくり返された手のひらにはズシリとした重さのある石。
あやうく落としそうになるのをあわてて手に力を入れる。
「魔除けだ。持っとけ」
「えー桓騎が手に入れるものって呪いかかってそう…」
「正規の入手ルートから手に入れたやつだから安心しろ」
桓騎の手が離れて出てきたのは…
「これって…かあさまの…」
光玉。
リンの頬に涙が伝う。
「どうして?かあさまがあなたに護衛代として渡した…」
728森の中。空気が少し違う。
「なんか桓騎がいるような…」
「ほぉ、俺の気配を読むとはな。リン」
「あ、桓騎。いたの?何の用?」
「まぁ、ちょっとな。近くまで来たから寄ったまでだ。手を出せ」
そう言われてリンは両手の甲をそのままつき出した。
「そっちじゃねえ。手のひらだ」
やさしく握られてひっくり返された手のひらにはズシリとした重さのある石。
あやうく落としそうになるのをあわてて手に力を入れる。
「魔除けだ。持っとけ」
「えー桓騎が手に入れるものって呪いかかってそう…」
「正規の入手ルートから手に入れたやつだから安心しろ」
桓騎の手が離れて出てきたのは…
「これって…かあさまの…」
光玉。
リンの頬に涙が伝う。
「どうして?かあさまがあなたに護衛代として渡した…」
うわのそら
REHABILIブルースカイに登録&アイコンに設定した絵そういやどこにもあげてなかったのでこちらに。うろ覚えなてんしのフォークちゃん。こちらではド久しぶりです。そこそこ色々ありまして絵を描く余裕と習慣が抜けつつソシャゲで遊んでおりました。
その間応援絵文字送って下さった方ありがとうございました。また度々描けたらなぁと思います。
sayutanuco
REHABILIココイヌですが、千冬とイヌピーの会話になってます。マブに至るまでの一場面を捏造過多で妄想してみました。
大丈夫だといいのですが……
おかえりと、ただいま。 冬の冷えた北風が乾の金糸の髪を揺らす。うっすらと落ちてきた影に誘われ水色の空を仰ぐと、一羽のカラスが頭上を通り過ぎていった。
感傷なんて無駄だとわかっている。それでも乾はその黒い羽ばたきに九井の姿を重ねてしまった。
「ココ……」
いまさらどうすることもできないのに、あの日までずっと自分の傍に居てくれた幼馴染の名前が零れ落ちる。もうあれから一年が経つというのに、乾のなかにある九井の色彩はわずかも薄れてはくれなかった。
「そういえばイヌピー君って、ココ君と幼馴染っていってましたよね。ずっとココ君と一緒だったんすか?」
街の雑踏に溶けていくはずの声が風に乗り、隣を歩いている松野千冬まで運ばれてしまったらしい。
3339感傷なんて無駄だとわかっている。それでも乾はその黒い羽ばたきに九井の姿を重ねてしまった。
「ココ……」
いまさらどうすることもできないのに、あの日までずっと自分の傍に居てくれた幼馴染の名前が零れ落ちる。もうあれから一年が経つというのに、乾のなかにある九井の色彩はわずかも薄れてはくれなかった。
「そういえばイヌピー君って、ココ君と幼馴染っていってましたよね。ずっとココ君と一緒だったんすか?」
街の雑踏に溶けていくはずの声が風に乗り、隣を歩いている松野千冬まで運ばれてしまったらしい。
tomoya_t
REHABILI書籍「ドット絵教室」が評判良いので買ってリハビリ中パレットを一念発起して作り直しながらやってます
まだ30数色しかありませんが全て同一パレットです
弁当箱やスマホは正面から打つお題でしたが手のひらに乗る物はアイコンだと思い込んでいるフシがあり、なんか斜めにしてしまいます 6
osakeumauma ちくわ
REHABILIお寿司に行くハッピーエンドが書きたかったんだよな?文字を書いたの10年以上ぶりです。付き合ってんだか付き合ってないんだか言葉にしてないんだろうな…という2人。同衾くらいはしてる。
関西弁雰囲気なので許してください。
明け方のファミレス。夜勤を終えて更衣室でスマホを確認すると狂児さんからLINEが入っていた。
『来週東京行くからお寿司行かへん?』
妙にリアルタッチの猫が「お願い!」という文字と共に手を合わせているスタンプ付きだった。狂児さんってホンマは暇なんかな?と一瞬思ったけれど、会うたびに濃くなっていく目の下の隈は彼の疲労を読み取るには十分な材料だった。
『寿司行きたいです。日にち狂児さんに合わせるんで。』
それだけ返信するとタイムカードを押してファミレスを出た。今日の講義は三限からやから少しは寝れるか。ぼんやりとした頭は霞がかっているようで、早く会いたいなんて思ってしまうから徹夜明けの頭は本当に判断力が鈍るんだろう。春にしてはまだ少し寒い空気、新聞配達のバイク、路地を通り抜けていった黒猫。彼から連絡が来たのは実に3ヶ月ぶりのことだった。この3ヶ月間、僕ばかりが彼のことを想っていたようで悔しくなる。帰宅したら恒例になった500円玉をいつもの缶に入れることも、彼のために置いてある僕にはサイズの大きいスウェットも、刺さりっぱなしの歯ブラシも、灰皿も、僕の家には狂児の気配が濃すぎるように思った。高校三年間のあの日々。何度もトーク画面を開いて『生きてますか?』と打っては消した。僕が知りたかったのは正直に言ってしまえばそれだけだった。僕の何もかもを奪っていった男が今、生きているのか死んでいるのか、それさえ知ることができない自分が如何に子どもなのか思い知らされている気持ちになった。
2471『来週東京行くからお寿司行かへん?』
妙にリアルタッチの猫が「お願い!」という文字と共に手を合わせているスタンプ付きだった。狂児さんってホンマは暇なんかな?と一瞬思ったけれど、会うたびに濃くなっていく目の下の隈は彼の疲労を読み取るには十分な材料だった。
『寿司行きたいです。日にち狂児さんに合わせるんで。』
それだけ返信するとタイムカードを押してファミレスを出た。今日の講義は三限からやから少しは寝れるか。ぼんやりとした頭は霞がかっているようで、早く会いたいなんて思ってしまうから徹夜明けの頭は本当に判断力が鈍るんだろう。春にしてはまだ少し寒い空気、新聞配達のバイク、路地を通り抜けていった黒猫。彼から連絡が来たのは実に3ヶ月ぶりのことだった。この3ヶ月間、僕ばかりが彼のことを想っていたようで悔しくなる。帰宅したら恒例になった500円玉をいつもの缶に入れることも、彼のために置いてある僕にはサイズの大きいスウェットも、刺さりっぱなしの歯ブラシも、灰皿も、僕の家には狂児の気配が濃すぎるように思った。高校三年間のあの日々。何度もトーク画面を開いて『生きてますか?』と打っては消した。僕が知りたかったのは正直に言ってしまえばそれだけだった。僕の何もかもを奪っていった男が今、生きているのか死んでいるのか、それさえ知ることができない自分が如何に子どもなのか思い知らされている気持ちになった。