hota_kashima
DONEタロちゃんとしずま、鹿屋にて。過去にポストしたネタをどうしても書きたくなって…少し暗いです。鹿屋に来てから、整備という仕事の価値観が根本から崩れていった。
物資は足りず、人手も足りない。
女子挺身隊員たちが整備場に集められ、指示されるがままにボロ布をタンクの穴に詰めタールで固めていた。
けれどそのすぐ脇から、燃料はぽたぽたと垂れ続けている。塞いだつもりでも、塞ぎきれない。
それでも、空へ送るために見て見ぬふりをしなければならない。
鹿屋は特攻の最前線。
日本中の基地から若い兵隊と傷だらけの機体が送られ、数日…早ければ数時間で、空に送り出される。
ここで俺たちが担うのは、彼らのための“最後の整備”だ。と言っても、できることは限られている。
損傷の激しい機体に足りない部品。やれる範囲で直すが直しきれない。
5956物資は足りず、人手も足りない。
女子挺身隊員たちが整備場に集められ、指示されるがままにボロ布をタンクの穴に詰めタールで固めていた。
けれどそのすぐ脇から、燃料はぽたぽたと垂れ続けている。塞いだつもりでも、塞ぎきれない。
それでも、空へ送るために見て見ぬふりをしなければならない。
鹿屋は特攻の最前線。
日本中の基地から若い兵隊と傷だらけの機体が送られ、数日…早ければ数時間で、空に送り出される。
ここで俺たちが担うのは、彼らのための“最後の整備”だ。と言っても、できることは限られている。
損傷の激しい機体に足りない部品。やれる範囲で直すが直しきれない。