7ok7_4
DONE『信仰 Case.Dilli』過去出した本から。kaithiの各キャラの信仰について描いた本でした。
ディリが信心深くなったのはいつから?と思って妄想してみたり。
本編中しれっとお酒飲んだりして、元々の彼の様子がチラ見えするところにロマンがありますよね…
Kaithi2では過去の様子も見れるんでしょうか… 7
tanu_chiyo
DONE▷運命の糸①🥷伝←半(ふんわり‥?)
糸という思想がこの時代にあるかは‥🤫★
一応タグつけておきました◎
✒
描くののんびりやりすぎて,
ここに何書いたらいいか忘れてる🙄
続きますが,伝←半は強まっていきます。(予告) 2
3yase_bf
DONE※ライチの種はきちんと除いてから食べましょう。『光の庭』読了後推奨ですが、時代は現代、細かい設定は改変しています。シンの女遊び設定がなくなったりとか。
続編制作予定です。シンが香港に到着してから、若様と心身を通わせる話です。
茘枝 夕方、月龍から荷物が届いた。
月龍が香港に拠点を移してから半年ーー六月の初夏。大学から一度自宅に戻り、いつも通り英二の自宅へ向かおうとしていた頃だった。呼び鈴が鳴り、背負っていた荷物をおろした。ドアを開け配達員から箱を受け取ると、冷蔵で送られてきたのだろう、冷やりとした温度が手を伝ってくる。
シンは、伝票を見るまでもなく、これの送り主を思い出した。そういえば二日前の晩、月龍から連絡をもらっていたのだった。
===
普段通り英二と一緒に夕食をとっていたとき、普段とは違う着信音がシンの携帯から鳴り響いた。月龍だ。普段の着信音は携帯のデフォルトの音源、この着信音は、なんとかっていう音楽家の『月のなんとか』という曲だった。元は優美なピアノ楽曲だったが、これは安っぽい電子音でびりびりと耳元を震わせるのだ。もともと題名に惹かれてタップした音源だったが、想像していたよりもずっとチープな音質に親しみやすさを感じ、以来ずっと月龍専用にしている。
13604月龍が香港に拠点を移してから半年ーー六月の初夏。大学から一度自宅に戻り、いつも通り英二の自宅へ向かおうとしていた頃だった。呼び鈴が鳴り、背負っていた荷物をおろした。ドアを開け配達員から箱を受け取ると、冷蔵で送られてきたのだろう、冷やりとした温度が手を伝ってくる。
シンは、伝票を見るまでもなく、これの送り主を思い出した。そういえば二日前の晩、月龍から連絡をもらっていたのだった。
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普段通り英二と一緒に夕食をとっていたとき、普段とは違う着信音がシンの携帯から鳴り響いた。月龍だ。普段の着信音は携帯のデフォルトの音源、この着信音は、なんとかっていう音楽家の『月のなんとか』という曲だった。元は優美なピアノ楽曲だったが、これは安っぽい電子音でびりびりと耳元を震わせるのだ。もともと題名に惹かれてタップした音源だったが、想像していたよりもずっとチープな音質に親しみやすさを感じ、以来ずっと月龍専用にしている。
g0tad
DONE桐智ミラーリングは好意のあかし「ぐ、ぐわッッーー?!!!」
桐島秋斗が、ソファの上から転げ落ちて、ドタンと音を立てながら叫んだ。
ひっくり返った蝉みたいな体勢だった。もしくは、クワガタ? 足をひくひくとさせていて、何とも前衛的な格好。パンイチで、首にはタオルだけが巻かれている。
大方、桐島はお風呂から上がって、髪も乾かさずにテレビでも見始めたのだろう。テレビに熱中しすぎて服を着るのすら億劫になった、といったところか。そこで、俺を見るなりソファから転げ落ちた。
「か、要……クン?!」
「なんですか。何なんですか、ほんと。そんな、鳩が豆鉄砲を食らった顔をして。これいつまで続ければいいんですか」
「か、慣用句?! さすが……要クンやね……!」
5386桐島秋斗が、ソファの上から転げ落ちて、ドタンと音を立てながら叫んだ。
ひっくり返った蝉みたいな体勢だった。もしくは、クワガタ? 足をひくひくとさせていて、何とも前衛的な格好。パンイチで、首にはタオルだけが巻かれている。
大方、桐島はお風呂から上がって、髪も乾かさずにテレビでも見始めたのだろう。テレビに熱中しすぎて服を着るのすら億劫になった、といったところか。そこで、俺を見るなりソファから転げ落ちた。
「か、要……クン?!」
「なんですか。何なんですか、ほんと。そんな、鳩が豆鉄砲を食らった顔をして。これいつまで続ければいいんですか」
「か、慣用句?! さすが……要クンやね……!」
miyo
DONE(守ってやるだなんて初めて言われた…)ブラッカCS後半のあのシーンの話。
ブラッカくんにあんなこと言われたら、さすがのアインちゃんもドキドキするはず…。
※マンガに合わせて少しだけセリフ改変しています。
douishoR
DONE夏の捏造祭りです。𝐌𝐞𝐞𝐭𝐢𝐧𝐠 𝐨𝐟 𝐝𝐞𝐬𝐭𝐢𝐧𝐲陽の光も入らぬ廊下の突き当り。
鉄さびと埃の臭いが染みついたこの空間にくるのは何度目だろう。
俺を案内した監視役が足を止めたため、歩幅を狭める。
ギィと油がきれた扉が叫び声をあげ、ゆっくりと開かれる。
扉の中は蛍光灯一本のみで、廊下よりも更に暗い。
サングラスを頭の上へとズラして、目を細める。
「こいつが、あの"狂犬"か」
拘束衣を着せられ、口枷を嵌めたまま、部屋の奥に座っている男がひとり。
顔立ちは若く、資料にあった死亡時期と近いように思う。表情は魂が抜け落ちたように虚ろだ。……ま、コイツらに命なんざあったもんじゃないが。首から下は椅子にがっちりと固定され、口は拘束され、こちらを睨みつけているような目だけが見えている。一見血に飢えている獣のようにギラギラしているように見えるが、目の奥は、濁りきった水底のように、深く、沈んでいる。
2635鉄さびと埃の臭いが染みついたこの空間にくるのは何度目だろう。
俺を案内した監視役が足を止めたため、歩幅を狭める。
ギィと油がきれた扉が叫び声をあげ、ゆっくりと開かれる。
扉の中は蛍光灯一本のみで、廊下よりも更に暗い。
サングラスを頭の上へとズラして、目を細める。
「こいつが、あの"狂犬"か」
拘束衣を着せられ、口枷を嵌めたまま、部屋の奥に座っている男がひとり。
顔立ちは若く、資料にあった死亡時期と近いように思う。表情は魂が抜け落ちたように虚ろだ。……ま、コイツらに命なんざあったもんじゃないが。首から下は椅子にがっちりと固定され、口は拘束され、こちらを睨みつけているような目だけが見えている。一見血に飢えている獣のようにギラギラしているように見えるが、目の奥は、濁りきった水底のように、深く、沈んでいる。
yoi
DONE※文仙♀ 新刊『世界の終わりに祝福を』のおまけ②容量オーバーで2つに分かれます…
新刊のその後のおまけ話です。
新刊がドハピエンなので別にネタバレも何もありませんが、嫌な方は新刊がお手元に届いた後に読んでいただければ…! 2