hinahina_giku_
Траурモネの『日傘をさす女』という絵のパロディのつもりで描きました。日傘を持たせるところをせっかくなので箒にアレンジしてみよう(?)と思って箒を持たせてあります、厚塗りに挑戦してみようとしたのですが、あまり自分で納得のいく結果にはなりませんでした。厚塗りをやってみたものとその前のラフ段階のものの差分です。 2truetruedp
Траур注意書き※全部捏造です。
※メンバーを同名登場させていますが、「こんな役を演じて欲しいな〜」くらいの気持ちで書いてます。当然ご本人とは関係なく、ご本人のパーソナリティに言及するものでもありません。
※演奏描写がありますが、彼らの実際のパフォーマンスに対する私の感想とは全く異なります。あと楽器の知識もありません。
※私が書きたいように書いたので、ノットフォーユーだったらそっとしておいてください。
俺たちの復讐これは、なんなんだろうか。
俺の何への罰なんだろうか。
高揚していたはずの身体はすっと冷え切って、ただスポットライトが俺の表面を焦がすのみだった。
ほぼいない観客、まばら以下の拍手。
がくりと腕を落とすと、重力に従い指からピックが落ちた。
暗転と共に俺は感情をシャットダウンさせた。
タバコ臭いライブハウスの、さらに深淵たる控え室。ギターをケースにしまいながらケイゴは脳内で勘定していた。
自分名義の客なんて呼べていないから、バック0。丸ごとの赤字。今後に繋がる何かもなく、ただの時間の無駄。
出番前だと言うのに呑気にぎゃあぎゃあ騒ぐ共演者を横目に、息を吐いた。
「…っす」
愛想を振り撒く余裕も無く、ケースを背負って重い扉を開ける。挨拶は当然奴らには届いていないが、気にも留めなかった。
2910俺の何への罰なんだろうか。
高揚していたはずの身体はすっと冷え切って、ただスポットライトが俺の表面を焦がすのみだった。
ほぼいない観客、まばら以下の拍手。
がくりと腕を落とすと、重力に従い指からピックが落ちた。
暗転と共に俺は感情をシャットダウンさせた。
タバコ臭いライブハウスの、さらに深淵たる控え室。ギターをケースにしまいながらケイゴは脳内で勘定していた。
自分名義の客なんて呼べていないから、バック0。丸ごとの赤字。今後に繋がる何かもなく、ただの時間の無駄。
出番前だと言うのに呑気にぎゃあぎゃあ騒ぐ共演者を横目に、息を吐いた。
「…っす」
愛想を振り撒く余裕も無く、ケースを背負って重い扉を開ける。挨拶は当然奴らには届いていないが、気にも留めなかった。
春生(はるき)
Траур2/9に出した本のおまけ漫画です。落書きクオリティ、手書き文字、中途半端に好きに描いてます。それでも大丈夫な人のみ見てやってください!
パスワードは作中で出てくるジュエリー工房の名前です! 12
_HO_NO
Траурイケハニで出せなかった無配です。部数アンケに回答下さった方、アドバイス下さった方、進捗に反応下さってた方、当日助けて下さった方、ブーストして下さった方、関わって下さった皆様ありがとうございました。
おかげさまでいい思い出になりました。 14
ししとう
Траурこんな内容の漫画描きたかったな、という覚書。「お加減いかがですか?おじ様」
「ありがとうお嬢様。悪くないよ。」
寝乱れた白い髪をそっと撫で、その白い御髪の合間からのぞく真っ白な毛に覆われた耳に触れた。
「……戻っていませんわね。」
「そのようだね。」
数日前、おじ様とお茶会を致しましょうとお屋敷にお邪魔したわたくしの目に飛び込んできたのは、愛くるしいお耳とお尻尾をお生やしになったお姿。
思わず、『なんて愛くるしいのでしょう!』と叫んでしまったわたくしに、『貴方は本当に物好きだね』とおじ様は肩をすくめ、『来てくれてありがとう』といつものように挨拶のキスをくださった。
『そのお姿は?』
『少し、ヘマをしてしまってね。』
『お相手は?』
『取り逃してしまったよ。』
6529「ありがとうお嬢様。悪くないよ。」
寝乱れた白い髪をそっと撫で、その白い御髪の合間からのぞく真っ白な毛に覆われた耳に触れた。
「……戻っていませんわね。」
「そのようだね。」
数日前、おじ様とお茶会を致しましょうとお屋敷にお邪魔したわたくしの目に飛び込んできたのは、愛くるしいお耳とお尻尾をお生やしになったお姿。
思わず、『なんて愛くるしいのでしょう!』と叫んでしまったわたくしに、『貴方は本当に物好きだね』とおじ様は肩をすくめ、『来てくれてありがとう』といつものように挨拶のキスをくださった。
『そのお姿は?』
『少し、ヘマをしてしまってね。』
『お相手は?』
『取り逃してしまったよ。』