ぃし
IKEAのサメとしごの
DONE落書きをなんかいい感じにグリザイユ塗りした連邦エッジさん(アナムネエディションの方)と、夏祭りの頃に描いたツイッター企画に合わせて描いたベルダ&ティカを思い出したようなタイミングでぽいぴくにぽいよ 2𝚊𝚕𝚝𝚊𝚒𝚛 𓅂 𝚝𝚛𝚢
TRAINING聖騎士になる為の試練を乗り越え、意を決してバロンへ赴くシーンなのかな…と描いていて感じました。ディシディアの世界では光と闇、両方の力を使えるけど、IV本編では暗黒騎士を手放さなければならなかったセシルの心情を考えると胸が締め付けられます。
シーンの前後を想像できそうな絵を描ける人になりたいですね。
hiwanoura
DONEパティシエなタルタリヤと大学の先生な鍾離先生の話。これにてこの騒動は終結。収まるところに収まりました。パティシエなタルタリヤと大学の先生な鍾離先生の話⑤の3「先生、朝のあれは聞かなかったことにして!」
店のドアを潜り、振り返った深海色の目がパチリ、と瞬いた次の瞬間。聞こえた声に咄嗟に「は、」という酷く間抜けな返事しか返せなかった。
仕事を終え。いつもよりほんの少し早足で辿り着いた店は、薄暗い冬の夜の中でぽっかりと暖かな光を灯していた。硝子窓越しに店内に客が居ないことを確認して。そっと、開き慣れた扉へ手をかける。
「いらっしゃいませー」
「あぁ、こんばんは公子殿」
いつも通りに迎えてくれた彼に、思わず口元が笑みを描く。一日で二度会えた事がなんとなく嬉しくて。早く、返事をしなければと急く心を落ち着かせ、こつん、と板張りの床を革靴で進んだ。
「先生」
いつも通りの呼び声。しかし、それが何故か僅かに緊張を含んでいるのに気がつく。そういえば。出迎えと共にいつもは向けてくれる満面の笑みはなかったな、と。普段の様子とは明らかに違う彼に、何かあったかと、声をかけようとした、その瞬間。聞こえたのが『今朝のあれ、聞かなかったことにして』である。
2313店のドアを潜り、振り返った深海色の目がパチリ、と瞬いた次の瞬間。聞こえた声に咄嗟に「は、」という酷く間抜けな返事しか返せなかった。
仕事を終え。いつもよりほんの少し早足で辿り着いた店は、薄暗い冬の夜の中でぽっかりと暖かな光を灯していた。硝子窓越しに店内に客が居ないことを確認して。そっと、開き慣れた扉へ手をかける。
「いらっしゃいませー」
「あぁ、こんばんは公子殿」
いつも通りに迎えてくれた彼に、思わず口元が笑みを描く。一日で二度会えた事がなんとなく嬉しくて。早く、返事をしなければと急く心を落ち着かせ、こつん、と板張りの床を革靴で進んだ。
「先生」
いつも通りの呼び声。しかし、それが何故か僅かに緊張を含んでいるのに気がつく。そういえば。出迎えと共にいつもは向けてくれる満面の笑みはなかったな、と。普段の様子とは明らかに違う彼に、何かあったかと、声をかけようとした、その瞬間。聞こえたのが『今朝のあれ、聞かなかったことにして』である。
hiwanoura
DONEパティシエなタルタリヤと大学の先生な鍾離先生の現パロ鍾タル。ここからなにかが始まる話の先生目線。実は軽く④から続いてました。パティシエなタルタリヤと大学の先生な鍾離先生の話⑤の2「なんだか楽しそうですね?」
ゼミ生からの提出物です、と差し出された紙の束を受け取り、ありがとう、と返したその返答。それに、思わず首を捻る。全館一斉管理の空調のおかげで、外気温とは比べ物にならぬほど暖かな室内は、まだ生徒たちも集まっておらず、己と、この目の前にいる修士課程の生徒以外には誰もいない。つまり楽しそう、と称されたのが自分であることは明白だった。
「俺が、楽しそうだろうか?」
「はい。鍾離先生、なんとなく朝から楽しそうです」
論文のための資料作りに、と朝からパソコンを睨みつけていた視線は、知らず此方にも向いていたらしい。他の学生とは違いほぼもう授業に出ることも無く、比較的顔を合わせる機会も多い彼にそう言われると全く自覚はなかったがそうなのか、と妙に納得してしまう。楽しそう…小さく口の中で呟き、ムニムニと己の頬を揉んでいると、目の前の彼は、何かいい事でもあったんですか?と笑いながら腕からこぼれ落ちそうな書籍を持ち直した。
3814ゼミ生からの提出物です、と差し出された紙の束を受け取り、ありがとう、と返したその返答。それに、思わず首を捻る。全館一斉管理の空調のおかげで、外気温とは比べ物にならぬほど暖かな室内は、まだ生徒たちも集まっておらず、己と、この目の前にいる修士課程の生徒以外には誰もいない。つまり楽しそう、と称されたのが自分であることは明白だった。
「俺が、楽しそうだろうか?」
「はい。鍾離先生、なんとなく朝から楽しそうです」
論文のための資料作りに、と朝からパソコンを睨みつけていた視線は、知らず此方にも向いていたらしい。他の学生とは違いほぼもう授業に出ることも無く、比較的顔を合わせる機会も多い彼にそう言われると全く自覚はなかったがそうなのか、と妙に納得してしまう。楽しそう…小さく口の中で呟き、ムニムニと己の頬を揉んでいると、目の前の彼は、何かいい事でもあったんですか?と笑いながら腕からこぼれ落ちそうな書籍を持ち直した。
hiwanoura
DONEパティシエなタルタリヤと先生の先生な鍾離先生の現パロ鍾タル。ここからなにかが始まる話のタル目線です。パティシエなタルタリヤと大学の先生な鍾離先生の話⑤の1あぁ……なんであんな事言ってしまったんだろうか。本日何度目かも分からない溜息を目の前のボールの中に吐き出す。それと共に脳内に浮かんだ情景に呻く代わりに思わずぎゅう、と手の中の生地を握りこんでしまい、あ、と意識が瞬時に其方へと向いた。ちょっと痛いじゃないの、と。まるで文句を言うかのように、ふわりと鼻先を掠めたラム酒とスパイスの香り。それに、ごめんごめんと口の中で呟いて、色とりどりの宝石を含んだ柔らかなその塊を、丁寧に、しかし力は抜かず丸めて捏ねていく。えーと、次はどうするんだったか。そう、記憶の中のレシピを浮かべつつ、ひたすらこねこねと。普段作っているケーキや焼き菓子ではなかなかすることの無いその作業は、なんだか新鮮な上に無心になれて、今のこのどうしようも無い羞恥心に満ちた心情的を落ち着かせるにはちょうど良かった。
4479hiwanoura
DONEパティシエなタルタリヤと大学の先生な鍾離先生の現パロ鍾タルです。ワンライ『冬支度』に参加させて頂きたもの。
パティシエのタルタリヤと大学の先生な鍾離先生の話④ぐ、と。丸みを帯びた底に包丁で切れ込みを入れる。そこから刃を差し入れ、硬い皮と実の合間に力を込めて。ベリベリとめくるように剥がすと、中から顔を出したのは一回り小さい焦げ茶色の実だ。
「…中々、難しいものだな」
初めての作業に悪戦苦闘しつつようやっと一つを剥き終えて。詰めていた息をそっとはきだしてから隣を見ると、そこには既に五つ、皮を剥かれた実がまな板の上に転がっていた。流石だな…と。一切の迷いもなく、ベリベリと皮を剥ぎ取って行く手を見つめていると、せーんせ、と普段より幾分かひそめられた声が、静かな室内の空気を揺らした。
「もー、オレのこと見てないで手を動かしてよ。終わらないよ?この量」
「む、」
小ぶりのナイフの先で示されたボールの中。山と積まれたそれに、確かに、と頷いて、また一個、手に取る。
3894「…中々、難しいものだな」
初めての作業に悪戦苦闘しつつようやっと一つを剥き終えて。詰めていた息をそっとはきだしてから隣を見ると、そこには既に五つ、皮を剥かれた実がまな板の上に転がっていた。流石だな…と。一切の迷いもなく、ベリベリと皮を剥ぎ取って行く手を見つめていると、せーんせ、と普段より幾分かひそめられた声が、静かな室内の空気を揺らした。
「もー、オレのこと見てないで手を動かしてよ。終わらないよ?この量」
「む、」
小ぶりのナイフの先で示されたボールの中。山と積まれたそれに、確かに、と頷いて、また一個、手に取る。
hiwanoura
DONEパティシエのタルタリヤと大学の先生な鍾離先生の、現パロ鍾タルの三個目の話。ワンライ『ハロウィン』に参加させて頂いたものです。
パティシエのタルタリヤと大学の先生な鍾離先生話③ぴぴぴ、とオーブンから響いたタイマー音に、あぁちょっとまって、と独り言を呟いて、右手の絞り袋に力を込める。左手を添えた回転台をゆっくりと回し、白いキャンバスに描くのは、薔薇の蕾だ。ぷっくりと丸く、大きさの整った蕾をいくつも縁に並べ、何も無かった世界をクリームの花で彩っていく。一瞬でも呼吸が乱れれば、全てが台無しになる、作業。手の震えなんて以ての外、息を止め、全神経を集中させるその作業は、緊張感と共に完成時の高揚感も味わえる、お気に入りの作業であった。
一周をローズバッドで囲み、真ん中には苺を甘く煮た物をならべて。仕上げに上から砕いたピスタチオを散らせば、最近人気のピスタチオと苺のケーキの完成だ。スポンジの合間には鮮やかな緑色のピスタチオクリームと苺ジャムを挟み、交互に緑と赤とが並ぶ断面も美しい。甘すぎないそれは、女性だけでなく男性にも人気があり、オレ自身もお気に入りのものだった。
3346一周をローズバッドで囲み、真ん中には苺を甘く煮た物をならべて。仕上げに上から砕いたピスタチオを散らせば、最近人気のピスタチオと苺のケーキの完成だ。スポンジの合間には鮮やかな緑色のピスタチオクリームと苺ジャムを挟み、交互に緑と赤とが並ぶ断面も美しい。甘すぎないそれは、女性だけでなく男性にも人気があり、オレ自身もお気に入りのものだった。
黒凪 傀
DOODLE続くかわからないけどもオーディションに連れてこられるにょたシルちゃん。ほぼマレ様出ないけどマレシル。俳優パロマレシル1※にょたシルちゃん
※俳優パロ
※マレシル
※シル総愛され
※マレシルに割と重い過去がある
「アンタの護衛の唇が欲しいんだけど」
「それは僕に対する宣戦布告ということで良いのかシェーンハイト」
スタジオから控室に戻る途中で突然ぶつけられた言葉にマレウスはにっこりと最上の笑顔を浮かべる。そしてその唇を所望された護衛はといえば、狼狽に視線を彷徨わせていた。
「うん。アタシの言い方が悪かったわ。ルージュのオーディションに出させたいの」
銀の髪を無造作に括り長めの前髪で顔を隠した護衛は、何を言われているのかわからないというように小首を傾げる。
紺のスーツを纏う小柄な体。マレウスの影に隠れるように常に傍に居る少女の顎を許可を取ってから指先で上向かせ、ヴィルはやっぱりと頷いた。
1718※俳優パロ
※マレシル
※シル総愛され
※マレシルに割と重い過去がある
「アンタの護衛の唇が欲しいんだけど」
「それは僕に対する宣戦布告ということで良いのかシェーンハイト」
スタジオから控室に戻る途中で突然ぶつけられた言葉にマレウスはにっこりと最上の笑顔を浮かべる。そしてその唇を所望された護衛はといえば、狼狽に視線を彷徨わせていた。
「うん。アタシの言い方が悪かったわ。ルージュのオーディションに出させたいの」
銀の髪を無造作に括り長めの前髪で顔を隠した護衛は、何を言われているのかわからないというように小首を傾げる。
紺のスーツを纏う小柄な体。マレウスの影に隠れるように常に傍に居る少女の顎を許可を取ってから指先で上向かせ、ヴィルはやっぱりと頷いた。
439_hiro
SPOILERレイアベ前提のレイ→アベ最初はマリエル結構しゃべります。
レティシア編PA「猫派、それとも……」の内容を含みます
弱いじゃなくて、可愛い その日はエダリ村の住人からの依頼が終わり、その報告をしに戻るところだった。途中、ラーカス村に山脈越えの準備をするために立ち寄ったが、エダリ山脈をこれから越えるにしては夜も更けていたので一泊することにした。
夕飯までの間は自由時間とし、普段は主であるレティシアに付き添っているアベラルドもラーカスが小さい村であり、仲間たちも周りに点在していることから一時の休息を1人で取っているところだった。
そんな中アベラルドに声をかけたのはマリエルだった。
「あの、アベラルドさん。ひとつ伺いたいことがあるのですが」
「どうしたんですか、そんなに改まって」
なんだかソワソワした様子のマリエルに多少の嫌な予感を感じた。
5049夕飯までの間は自由時間とし、普段は主であるレティシアに付き添っているアベラルドもラーカスが小さい村であり、仲間たちも周りに点在していることから一時の休息を1人で取っているところだった。
そんな中アベラルドに声をかけたのはマリエルだった。
「あの、アベラルドさん。ひとつ伺いたいことがあるのですが」
「どうしたんですか、そんなに改まって」
なんだかソワソワした様子のマリエルに多少の嫌な予感を感じた。
遠近(とおちか)
DOODLE水又香で宝石の国パロ。やりたくなっちゃった…水又絶対似合う…😭
※元ネタに関してはにわかです。履修範囲としてはアニメ止まり。
※軽率なパロなので、閲覧する際は自己責任でお願いします…。
※ちょっと欠けてますがショッキングなレベルの欠損はない、はず。
これからも軽率なパロディしてもいい?
いいよ!!!!!!!!!!! 2
kawa_tt02_etc
DONEいい男イダストくん 完成しました!鷹さんともいいバディしてんだろうな〜
イダストくんは結構真っ直ぐな性格だから鷹さんがストッパーだったりサポートしてくれたりしたら萌えますねえ
momo__taron
DOODLE【天みつ】オーディション前の三月くんとそれを励ます天くん自信につながるものトイレの扉が開き、人が入ってきた。
「和泉三月……、青い顔。どうしたの。」
それは九条天だった。
洗面台に両手をついて鏡の血の気が引いたような顔と向き合っている三月を見れば、そう尋ねるのは当たり前だ。
「あ……なんでも」
三月は誤魔化そうとするが、ひきつった表情はすぐには戻せない。
身を翻してトイレを出ようとするも、すかさず天に手を掴まれて止められた。
「なんでもないわけないでしょう。キミのそんな顔初めて見た。ボクには話したくないこと?」
しばらく三月は黙っていたが、やがてゆっくりと天に体を向けた。
「……これから、オーディションで。CMの。」
いつもとは全然違う声。快活な三月からは想像もできない、自信のない小さな声だった。
1300「和泉三月……、青い顔。どうしたの。」
それは九条天だった。
洗面台に両手をついて鏡の血の気が引いたような顔と向き合っている三月を見れば、そう尋ねるのは当たり前だ。
「あ……なんでも」
三月は誤魔化そうとするが、ひきつった表情はすぐには戻せない。
身を翻してトイレを出ようとするも、すかさず天に手を掴まれて止められた。
「なんでもないわけないでしょう。キミのそんな顔初めて見た。ボクには話したくないこと?」
しばらく三月は黙っていたが、やがてゆっくりと天に体を向けた。
「……これから、オーディションで。CMの。」
いつもとは全然違う声。快活な三月からは想像もできない、自信のない小さな声だった。
reira_starlight
DONECoC「救世の神子は遠いセカイの声を聴く」PC:皐月続子さん。置き卓で本日、吉野さんルートのエンディングでした!
頼りになるパティシエのお姉さんでした!ありがとうございました~! 3
DMxbi4
DONEエアスケブにデカででーでのうぃうぃしいトキメキの気持ちをバンディ君やシャドちゃまに話したり
本人にすき好き伝えたりしてほしいです❣
湾曲したこの食い違い…!
ありがとうございます♥
hiwanoura
DONEパティシエのタルタリヤと大学の先生な鍾離先生の現パロ。鍾タルです。捏造しかない。(Twitterに上げていたものと一緒です)パティシエのタルタリヤと大学の先生な鍾離の話②くるり。木ベラを翻すとそれに倣うように鮮やかなオレンジ色が形を変える。舌触りが良いように、と丁寧に裏ごししたそれにグラニュー糖と、卵黄、それに生クリームをたっぷりと。全体が柔らかな黄色に変わるまでくるりくるりと混ぜ込み仕上げにバニラを加えてまたひと混ぜ。急がず焦らず、できる限り丁寧に…そうして出来上がったものは、ツヤツヤと滑らかに銀色のボールの中で輝いていた。
「んー、ちょっと甘いかな?まぁいいか。上のクリームが甘さ控えてるし」
味見用のスプーンから舌の上へと滑り降りてきたそれは、こっくりと甘く、それと同時に素材の香りも消えていない。なかなかの出来に自然と上がる口角はそのままに、準備しておいたタルト台を冷蔵庫から取りだした。
5313「んー、ちょっと甘いかな?まぁいいか。上のクリームが甘さ控えてるし」
味見用のスプーンから舌の上へと滑り降りてきたそれは、こっくりと甘く、それと同時に素材の香りも消えていない。なかなかの出来に自然と上がる口角はそのままに、準備しておいたタルト台を冷蔵庫から取りだした。
hiwanoura
DONEパティシエのタルタリヤと大学の先生をしてる鍾離先生の現パロ。鍾タルです。捏造しかないので要注意。(Twitterに上げていたものと一緒です)パティシエのタルタリヤと大学の先生な鍾離のお話①ふわり、と。
鼻先を掠めた匂いに思わず顔を上げる。会話も、物音も少なく、かすかに聞こえるのは紙の擦れる僅かな音ばかりの図書館にはあまりにそぐわない、甘い匂い。それは書物へと没頭して、つい、食事を忘れがちな己の胃を起動させるには十分なものだった。壁にかかるシンプルな丸時計を見るともう昼はとうに過ぎ、どちらかと言えば八つ時に近い。なるほど、甘いものを食べるにはちょうどいいな、と。昼食すら食べてないことからは目を背け、手にしていた本を棚へと戻した。
さて何が食べたいか…足音を飲み込むカーペット素材の床を踏み締めつつ、書籍で埋まる棚の間を進む。平日の昼間なせいか自分以外の人影を見かけなかったのだが、知らぬうちにもう一人、利用者が増えていたらしい。珍しい、と。なんとなしに興味が引かれ、知らず足が向く。こちらの事など気がついても居ないのだろうその人物は、立ったまま手にした本を熱心に読んでいた。赤みの強い茶色の髪の下、スッと通った鼻筋と伏せられた目を縁取る長い睫毛。恐らく自分よりは歳若いその青年は、特に目立つ格好をしている訳でもないのに、何故か無視できない存在感があった。ここまで気になるという事は、もしかしたらどこかで会った事のある同業者か…生徒の一人かもしれない、と。記憶の中で赤毛を探すが残念ながら思い当たる人物はみつからず。知り合いでは無いのならばあまり見ていては失礼にあたる、と無理やり視線を剥いで、青年の後ろを通り過ぎた。
3913鼻先を掠めた匂いに思わず顔を上げる。会話も、物音も少なく、かすかに聞こえるのは紙の擦れる僅かな音ばかりの図書館にはあまりにそぐわない、甘い匂い。それは書物へと没頭して、つい、食事を忘れがちな己の胃を起動させるには十分なものだった。壁にかかるシンプルな丸時計を見るともう昼はとうに過ぎ、どちらかと言えば八つ時に近い。なるほど、甘いものを食べるにはちょうどいいな、と。昼食すら食べてないことからは目を背け、手にしていた本を棚へと戻した。
さて何が食べたいか…足音を飲み込むカーペット素材の床を踏み締めつつ、書籍で埋まる棚の間を進む。平日の昼間なせいか自分以外の人影を見かけなかったのだが、知らぬうちにもう一人、利用者が増えていたらしい。珍しい、と。なんとなしに興味が引かれ、知らず足が向く。こちらの事など気がついても居ないのだろうその人物は、立ったまま手にした本を熱心に読んでいた。赤みの強い茶色の髪の下、スッと通った鼻筋と伏せられた目を縁取る長い睫毛。恐らく自分よりは歳若いその青年は、特に目立つ格好をしている訳でもないのに、何故か無視できない存在感があった。ここまで気になるという事は、もしかしたらどこかで会った事のある同業者か…生徒の一人かもしれない、と。記憶の中で赤毛を探すが残念ながら思い当たる人物はみつからず。知り合いでは無いのならばあまり見ていては失礼にあたる、と無理やり視線を剥いで、青年の後ろを通り過ぎた。
lachenhund3173
DOODLEまねきねこのやつ。総北でハロウィンパーティしてる感じです。
まねきパーティルーム使用持ち込みありで利用者の8割以上が仮装してたら割引になるキャンペーンとかやってる世界線です。
金城さん田所さんお菓子係
古賀さん杉元くん飲み物係
幹ちゃんはお部屋予約と紙皿・紙コップ用意する係です。 2
びる(00Q関連)
MEMO✨🎉ウィショーさんお誕生日おめでとうございます🎉✨写真ですみません💦絵が描けなかったので、せめてお誕生日ケーキでお祝いさせていただきました🎂2枚目は飾りで描いたちびういしょさんです😊
昨日はお元気な姿が沢山拝見できて本当に嬉しかったです💕これからもご活躍楽しみにしています✨✨ 2
hikagenko
MEMO【サンプル】とあるアイドルの話・ド!
・8ページ(表紙込み)/A5コピー本 ※準備号
・所属オーディション前の、とあるアイドルの卵の話(の冒頭)
※サンプル画像は作業中のもので、実際に頒布する物とは多少異なる場合があります 2
@EastMyk
MOURNING💛シマヤマキャレンダ〜2月💝アナザーエディション❤️通常版とどこが違うかわかるカナ⁉️(?)
(お蔵にするつもりやったけど「待ってますから!」と言われたので仕上げました…待っててくれてあじがどございまじだ🙏)