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    おとぎ話

    yuzunohappa

    MOURNINGたんぎゆでおとぎ話、というのを細々書いていたのですが、先が進まないのでできた分だけこちらで供養。でっちあげ異世界ものみたいなもんなので、フィーリングで読んでください。なんで和名そのまま使ってるのかとか突っ込んだら負け(私が)
    元ネタはアラビアンナイト。ハピエンです。
    One and eternal night story その王の暴虐は、近隣諸国に鳴り響いていた。
     かの領国は広く豊かで、また戦も強い。他国に攻め込むことこそまずないものの、攻め込んで領地を削るのに成功した国も数十年なかった。
     だが安定した国ゆえか、領土を治める王はある時から粗暴な振る舞いを見せ始めた。自国の女を攫うように後宮に召し上げ、一度閨を共にすると翌朝には殺してしまうのだ。その遺骸は谷に投げ捨て、遺族の元へ戻ることさえないという。
     その残虐さを自国民はおろか他国の民までが恐れ蔑んだが、強大な軍事力と治世の安定を盾に王は非道を働き続けていた。


     その隣国に、義勇という青年がいた。
     彼は前年に自国で王軍の兵士となったが、以来いくさ働きの機会もなく微禄をただ食むだけの身分である。そんなであるので妻を娶ることもなく、楽しみといえば行きつけの店で好物を食べることくらいだった。
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    PROGRESS6月りかおせWEBオンリー発行予定、りかおせ新刊「竜の住む館」サンプル

    文庫サイズ/?円/全年齢

    発行時にはここから文章の微修正があります、ご了承ください。

    おとぎ話パロです。
    発行時はこの前に「むかしむかし、あるところに」で始まる文章が入ります。
    完全無欠のハッピーエンドはないかもしれませんが、最後は「二人は、いつまでも幸せに暮らしました」で終わります。

    ⚠本編は流血表現ありになる予定
    6月発行予定りかおせ小説「竜の住む館」冒頭まだ日が沈むなのに、その森の中はひどく暗かったことを、理解はよく覚えていました。

    生い茂る糸杉の木はどれも空を刺すように高く伸びて、地面に降り注ぐはずの陽の光をほとんど奪っています。
    そこは暗くて寒くて、不気味な森でした。
    理解はなぜ、そんなところを一人歩いていたのでしょう。理解はそのときその森で、村の子供を探していたのです。
    理解は、森の東の村で警吏さんをしていました。警吏さん――いま皆さんが知っているお仕事では、お巡りさんが一番近いでしょう。
    お巡りさんがそうであるように、警吏さんのお仕事は悪い人を捕まえることだけではありません。しかも東の村の警吏さんは理解一人だけだったので、理解は色々なことをしていました。村人同士のケンカや言い争いを解決すること、なくなった物やいなくなった人を探すこと、危ない場所に誰も入れないように鎖をかけたりすることも、理解の大事なお仕事でした。理解はさらに、村人たちが健康的な生活ができるよう朝起きる時間や体によい食べ物は何かを教えたり、子供たちに読書や勉強の大切さを説いたりと彼が思う正しさを村の中に広めようともしていました。理解自身は、毎日自分は素晴らしい仕事をしているという充実感に溢れていましたが――村の人たちに受け入れられるのは、もう少し時間がかかりそうでした。
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    inuki111

    MEMOぽいぴく開設したので、試しに以前メモした🐈‍⬛の恩返しパロ(kis→isg♀→na)を置きます
    ボツにしたネタの供養ができるのでありがたい…センシティブもここに置く予定

    🐈‍⬛の恩返しパロ絶対かわいい
    na様がisg♀ちゃんをお姫様抱っこして塔の階段を駆け上がるシーンが見たい…isg♀ちゃんがna様の顔をじっと見てから照れちゃうやつ…
    こういうふんわりした雰囲気のおとぎ話みたいなストーリー大
    🐈‍⬛の恩返しパロisg♀→女子サッカー部エース。お人好しで行動力のある女子高生。ある日の下校中、工事現場の前を通りかかると、猫が積荷の下敷きになりそうになっていたので、サッカーボールを蹴って落ちてきた積荷の進路をズラすという神技を披露。猫のもとに駆け寄って怪我がないか撫で回していると、その高貴な感じの猫は後ろ足2本でisgの前に立ち、何とぷにぷにの肉球で顎クイをしてきた。「気に入った、お前を猫の国の王妃に…この俺、ミヒャエル・カイザー様の妃にしてやろうじゃないか」といきなり流暢な人間の言葉(しかも助けられた癖に上から目線)で喋りだし、isgはトンチキな状況に目をぱちくりする。終いには「今晩、必ず迎えに行く」と言って優雅な足取りで去っていった。その晩、猫の使者たちがisgの家を訪れて猫の王国に連れて行こうとするも、「猫のお嫁さんにはなれない」とisgは断固拒否。すると翌日、猫耳の生えた美麗な外国人が玄関先に現れて…?
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    deathpia

    DOODLEHgAu前提(※機械飜譯)

    Rating:
    -健全なおとぎ話

    Rambling:
    -前の素材、大好きで勝手に書いてしまいました
    -いつもと違う機械翻訳を使ってみました。 もしかしてこっちの方がいいかな…?
    シュトロンベルクの黄金の城ある日、少年の友人が泣いていた。目の下がくまのある少女は、飼っていた犬が死んだと言った。眠っているのかと思ったら、起きなかったそうで、悲しくて眠れなかったのかと尋ねると、少女は首を横に振った。少女が秘密を囁くように耳元に吹き込んだ言葉はこれだった。「怖い。眠りに落ちたら、もう二度と起きられないかもしれないから」
    その夜、ベッドに横たわった少年は少女の言葉を思い返した。眠ったまま二度と目が覚めないなら、あの人はどこをさまようのだろう、もしかしたら永遠に夢の中に閉じ込められてしまうのかもしれない。
    そんなことを考えながら眠りについた少年は、いつの間にか再びその城の中にいた。これは少年の夢だ。四方を眩しい黄金色に囲まれた大きな城をさまよう夢。まるで子供の頃、双子の兄と一緒に読んだ童話に出てくる城のようだ。少年は体を起こし、広い廊下を歩き始めた。きっと前回も前々回もここで目を覚ますが、通り過ぎる風景は毎回違う。城そのものが生きているかのように成長しているのだろうか。
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