かぶ
あかり
DONE※カブミスカブミスがいちゃついてるところにミrシリrがやってくるはなし
養母到来 エルフのケーキが嫌いだ。
幼い頃からミルシリルに執拗に食べさせられ、美味しいと言わなければ泣かれた。
いらないといってもエルフのケーキは常についてきた。
だからエルフのケーキは嫌いだ。もう一生分食べた。
「ミスルンさんは、エルフのケーキって好きでしたか?」
「……過去の私は、嫌いだった。好きだと思ったことは一度もない。ただ当たり前にあったから食べざるをえなかった。今はなんとも思わない」
「ああ、やっぱりどこの家庭でもそういうものなんですね。なんだってあんなものが郷土料理なんでしょう。発展もせず、延々と残っているなんて」
「エルフは変化を嫌う。食料事情の厳しい時代からずっとああだから、今の食事感覚や味覚とは違うだろう」
2794幼い頃からミルシリルに執拗に食べさせられ、美味しいと言わなければ泣かれた。
いらないといってもエルフのケーキは常についてきた。
だからエルフのケーキは嫌いだ。もう一生分食べた。
「ミスルンさんは、エルフのケーキって好きでしたか?」
「……過去の私は、嫌いだった。好きだと思ったことは一度もない。ただ当たり前にあったから食べざるをえなかった。今はなんとも思わない」
「ああ、やっぱりどこの家庭でもそういうものなんですね。なんだってあんなものが郷土料理なんでしょう。発展もせず、延々と残っているなんて」
「エルフは変化を嫌う。食料事情の厳しい時代からずっとああだから、今の食事感覚や味覚とは違うだろう」
あかり
DONE※カブミスかぶが屋敷を買ってその家具をカブミスがふたりで見に行く話です
一対のばらとねどこ 王城近くに屋敷を買ったのは二十五の年だ。
それまでは王城に用意してもらった一室で過ごした。
宿屋の地下を出て城へ居を移す際、酒場の主人は頑張ってこいと背中を押してカブルーの荷物をすべてまとめてバックパック一つにしてくれた。元々そう荷物も多くないから、これがカブルーのもつすべてだった。
やってもらって当然だと思ってるだとか好意を無尽蔵なものだと思っているだとかなんだとか言われる部分が元パーティーメンバーに怒られる原因なのだろうが、人の好意は素直に受け取るに限る。
いつの間にかきれいになっていた部屋はもう帰る場所ではなくなるのだなと、感傷めいたものも覚えたが、忙しくなることがわかっているのはカブルーの気持ちを高めた。
3310それまでは王城に用意してもらった一室で過ごした。
宿屋の地下を出て城へ居を移す際、酒場の主人は頑張ってこいと背中を押してカブルーの荷物をすべてまとめてバックパック一つにしてくれた。元々そう荷物も多くないから、これがカブルーのもつすべてだった。
やってもらって当然だと思ってるだとか好意を無尽蔵なものだと思っているだとかなんだとか言われる部分が元パーティーメンバーに怒られる原因なのだろうが、人の好意は素直に受け取るに限る。
いつの間にかきれいになっていた部屋はもう帰る場所ではなくなるのだなと、感傷めいたものも覚えたが、忙しくなることがわかっているのはカブルーの気持ちを高めた。
あかり
DONE※カブミス大学生かぶ×軍の特殊部隊隊長みす
映画みてだらだらいちゃいちゃする話
あなたのすべてになってみたい ソファに二人並んで座っている。恋人たちの距離は近い。
南の方の薄いビールと、ピザと、ポップコーンが机に置かれ、二人はサブスクライブの映像配信サービスを開いている。
「俺ホラーは苦手で」
「そうなのか」
「苦手って言っても、怖いというよりは、憤りを感じてしまって。フィクションだとしてもただ人が抗えない存在に無為に殺されるだけっていうのが、どうも駄目みたいです」
「昔の私は、好んで見ていた」
「そうなんですか」
「高尚ぶった難解そうな作品を見栄のために何本も見て、仲間内で映画を批評した。褒め讃えられることを求めていた。高尚そうなだけで中身のない作品を見るのは苦痛だったから、人が紙くずのように死ぬだけの映画を観てウサをはらしていた」
2447南の方の薄いビールと、ピザと、ポップコーンが机に置かれ、二人はサブスクライブの映像配信サービスを開いている。
「俺ホラーは苦手で」
「そうなのか」
「苦手って言っても、怖いというよりは、憤りを感じてしまって。フィクションだとしてもただ人が抗えない存在に無為に殺されるだけっていうのが、どうも駄目みたいです」
「昔の私は、好んで見ていた」
「そうなんですか」
「高尚ぶった難解そうな作品を見栄のために何本も見て、仲間内で映画を批評した。褒め讃えられることを求めていた。高尚そうなだけで中身のない作品を見るのは苦痛だったから、人が紙くずのように死ぬだけの映画を観てウサをはらしていた」
314w170
DOODLE「ぎゃ、ぎゃくばにー……?どういうことか分からないけど、これ着てるだけで良いなら……(今日一日立ってるだけで家賃一か月分…!家賃一か月分!)」マイナー時代お金ない若カブくんがあかん日雇いバイトに手を出してるとおじさんは嬉しいです(お金ねじ込み)
あかり
DONE※カブミスkbがmsと同じ中年男性になったくらいのふたりのおはなし
あなたに似合う人「年は取りたくないですねえ……」
「なんだ、急に」
「最近妙に老化を感じまして。膝やら腰やら、若い時のような無茶はもうできないなと」
「今、40だったか」
「ええ、ちょうどあなたと同年代ということになりますかね」
「二十年そこらで、そうなるものか……」
「ああ、でも心配しないでください。俺はまだまだ元気ですしトールマンの平均寿命を大幅更新して長生きしますから」
「そうしてくれ」
トールマンの平均寿命は六十だが、それを超えて長く生きるものもいる。
ミスルンと同程度とまではいかないが精一杯長生きするつもりだ。
しかし悲しいかな、40のカブルーは宰相補佐から更に肩書が増えに増え、多忙は頂点を極めていた。会議が朝まで続く日もある。
2681「なんだ、急に」
「最近妙に老化を感じまして。膝やら腰やら、若い時のような無茶はもうできないなと」
「今、40だったか」
「ええ、ちょうどあなたと同年代ということになりますかね」
「二十年そこらで、そうなるものか……」
「ああ、でも心配しないでください。俺はまだまだ元気ですしトールマンの平均寿命を大幅更新して長生きしますから」
「そうしてくれ」
トールマンの平均寿命は六十だが、それを超えて長く生きるものもいる。
ミスルンと同程度とまではいかないが精一杯長生きするつもりだ。
しかし悲しいかな、40のカブルーは宰相補佐から更に肩書が増えに増え、多忙は頂点を極めていた。会議が朝まで続く日もある。
あかり
DONE※カブミス転移術の暴走により隊長を介護することになったかぶのはなし
カブミス事件簿24時「転移術の暴走?」
「そ。お前、メリニのダンジョンで隊長の転移術抑えて絞め落としたろ? 暴走が収まるまで抑えといてくんね?」
「確かに対処法はわかりますけど、誰でも出来ますよ」
「それはトールマンだからだろ? エルフの力じゃ隊長止めるのは無理! つーことで任せた!」
フレキは断る暇もなく走り去った。
残されたのは両手に袋を被せられた状態で手首を拘束されたミスルンだけである。
兎にも角にも現状を把握せねばならない。カブルーはため息をついてミスルンへ問いを投げた。
「経緯を説明してもらえますか?」
「破棄されたダンジョン内で正体不明の物質に接触した。結果魔力が高まり自意識に反して転移術が発動するようになった」
4214「そ。お前、メリニのダンジョンで隊長の転移術抑えて絞め落としたろ? 暴走が収まるまで抑えといてくんね?」
「確かに対処法はわかりますけど、誰でも出来ますよ」
「それはトールマンだからだろ? エルフの力じゃ隊長止めるのは無理! つーことで任せた!」
フレキは断る暇もなく走り去った。
残されたのは両手に袋を被せられた状態で手首を拘束されたミスルンだけである。
兎にも角にも現状を把握せねばならない。カブルーはため息をついてミスルンへ問いを投げた。
「経緯を説明してもらえますか?」
「破棄されたダンジョン内で正体不明の物質に接触した。結果魔力が高まり自意識に反して転移術が発動するようになった」
あかり
DONE※カブミスミスルンがカブルーを寝かしつけるはなしです
ほしのあかりを目に宿し 風呂に入れる。髪を乾かす。梳く。かさついた部分や傷に軟膏と香油を塗る。眠っている彼をベッドへ連れていき布団をかけてやる。
1日の終わりにカブルーがすることだ。
はたから見れば過保護すぎるかもしれないが、好きでやっている。
カブルーの屋敷には独立した風呂があって、大衆浴場へ行かずともいい。その点だけでも屋敷を建ててよかったと思う。
普段無頓着すぎるだけで、ミスルンの髪はよく手入れすれば白銀色とは言わずとも灰色の中でも輝きを取り戻すことができた。
風呂に入り、皮膚の柔らかい内に体を揉んでやるとミスルンはうとうととし始めてすぐに眠ってしまう。
「ねむくない……」
「わがままを言わないで。疲れているんです。今日は眠ってください」
42531日の終わりにカブルーがすることだ。
はたから見れば過保護すぎるかもしれないが、好きでやっている。
カブルーの屋敷には独立した風呂があって、大衆浴場へ行かずともいい。その点だけでも屋敷を建ててよかったと思う。
普段無頓着すぎるだけで、ミスルンの髪はよく手入れすれば白銀色とは言わずとも灰色の中でも輝きを取り戻すことができた。
風呂に入り、皮膚の柔らかい内に体を揉んでやるとミスルンはうとうととし始めてすぐに眠ってしまう。
「ねむくない……」
「わがままを言わないで。疲れているんです。今日は眠ってください」
あかり
DONE※カブミスかぶが記憶喪失になってしまうはなしです
ハピエンでごわす
なみぎわによせ「あなたはどなたでしょうか」
黒髪に青い目をした褐色の青年は、ミスルンにそう言った。
「下手な冗談だ」
「そう思われても仕方ありません。わたくしどもも、カブルー様の冗談であればどれほどよいかと……。しかし現状、このとおりです。頭を打った際に、記憶が一部失われてしまったようなのです」
横に控えていた宮廷医師と治癒魔術師がミスルンに現状を伝えようと話しかけてくる。
「どの程度だ」
「人物は……城のものは全員わかりません。王のことも。自身のことすらも。精神自体は年齢相応で、生活習慣などは覚えているようで生活するのに問題はなさそうですが……」
「技術も治癒魔術も、あらゆる方法を試しました。しかし医療でも魔術でも現状回復する手段はないのです」
4064黒髪に青い目をした褐色の青年は、ミスルンにそう言った。
「下手な冗談だ」
「そう思われても仕方ありません。わたくしどもも、カブルー様の冗談であればどれほどよいかと……。しかし現状、このとおりです。頭を打った際に、記憶が一部失われてしまったようなのです」
横に控えていた宮廷医師と治癒魔術師がミスルンに現状を伝えようと話しかけてくる。
「どの程度だ」
「人物は……城のものは全員わかりません。王のことも。自身のことすらも。精神自体は年齢相応で、生活習慣などは覚えているようで生活するのに問題はなさそうですが……」
「技術も治癒魔術も、あらゆる方法を試しました。しかし医療でも魔術でも現状回復する手段はないのです」
しいだ 倉庫
DOODLE前になんかよそで言ってたやつざっくりとねBLになるのかブロマンス止まりなのか保護者被保護者みたくなるのかわからん
そもそもこの2人でcpにするのはわしの嗜好とはちょっとちがう(野郎系好きマン)
話をかくならありきたりなヒーローものなんじゃないすかね
あかり
DONE※カブミス隊長が国に帰っちゃう?!2人の恋はどうなっちゃうの〜?!という話です
世界を踏んで踊ろう「女王からの帰還命令?」
久しぶりの再会に喜ぶということもなく、パッタドルの用件をミスルンは聞き返した。
「こちらは迎えの船です。申し訳ないのですが、時間がありませんので、なるべく早く出発することになります。船旅に必要なものをまとめておいてください」
「…………」
ミスルンは返事もせず、港を離れた。
後ろでパッタドルがなにかを言っている。呼び止める声に耳を貸さず、ミスルンは当て所なく……、正確に言えば無意識に自身の男の所へ向かっていた。
番兵は顔見知りの男で、王や宰相補佐へ頻繁に謁見するミスルンを知っていたので、特に何も言わずそのまま通してくれた。
カブルーの執務室につくと、ノックもせず入り込んだ。幸い鍵はかかっていなかった。
2789久しぶりの再会に喜ぶということもなく、パッタドルの用件をミスルンは聞き返した。
「こちらは迎えの船です。申し訳ないのですが、時間がありませんので、なるべく早く出発することになります。船旅に必要なものをまとめておいてください」
「…………」
ミスルンは返事もせず、港を離れた。
後ろでパッタドルがなにかを言っている。呼び止める声に耳を貸さず、ミスルンは当て所なく……、正確に言えば無意識に自身の男の所へ向かっていた。
番兵は顔見知りの男で、王や宰相補佐へ頻繁に謁見するミスルンを知っていたので、特に何も言わずそのまま通してくれた。
カブルーの執務室につくと、ノックもせず入り込んだ。幸い鍵はかかっていなかった。
あかり
DONE※ライシルメイン+カブミス長命種マジ真剣恋バナの会〜現代編〜「……デート、なの。ちょっと気合の入った」
「うん」
「ライオスとですか?」
「ちょっカブルーは聞かないで〜!」
「ここ俺の家ですし」
「そうだな、お前が家主だ」
「そうだけど!耳塞いでて!」
「自分で言うのもなんですが、俺相談事には慣れてますよ。何で悩んでいるんですか?」
「服とか……お店とか……」
「ああ……まあライオスに店任せは頼まない方がいいでしょうね。デートのムードに合った店を選べるとは思えませんし」
「お前はまだ子どもなのだから子どもらしい場所にいけばいいだろう」
「ミスルンさんから見たら子どもかもしれないけどライオスより二十歳以上も年上なんだよ私!デートのムードに合った店選びなんかは……ライオスには選べなさそうだよね……かといって私が選んだお店が大人っぽすぎたらライオスが緊張するかもしれないじゃない?!私も緊張するじゃない?!それにいつものラフな服で来たらどうしようとか……!」
5043「うん」
「ライオスとですか?」
「ちょっカブルーは聞かないで〜!」
「ここ俺の家ですし」
「そうだな、お前が家主だ」
「そうだけど!耳塞いでて!」
「自分で言うのもなんですが、俺相談事には慣れてますよ。何で悩んでいるんですか?」
「服とか……お店とか……」
「ああ……まあライオスに店任せは頼まない方がいいでしょうね。デートのムードに合った店を選べるとは思えませんし」
「お前はまだ子どもなのだから子どもらしい場所にいけばいいだろう」
「ミスルンさんから見たら子どもかもしれないけどライオスより二十歳以上も年上なんだよ私!デートのムードに合った店選びなんかは……ライオスには選べなさそうだよね……かといって私が選んだお店が大人っぽすぎたらライオスが緊張するかもしれないじゃない?!私も緊張するじゃない?!それにいつものラフな服で来たらどうしようとか……!」
あかり
DONE※カブミスカブミスがお酒飲む話
ミントライムシュガーラム「ミントとライムつきで、砂糖を入れたラムを」
店員に注文を伝えたミスルンに、カブルーは興味深そうに話しかけた。
「西方のものですか?美味しそうですね」
「もっと南の方だ。暑い地域の。迷宮探索は大陸横断が多いから、現地のものを飲み食いすることになる」
「そうなんですか。俺もウタヤの件があってからは西方で育ちましたけど、酒を飲む年まではいませんでしたからそっちの方は疎いんですよね。ミルシリルは酒を口にしませんでしたし。西方ではどんなものを?」
「他の地域とそう変わらない。貴族の間ではウィスキーが好まれたが、ワインやエールも飲む」
「へえ。確かにそう変わりませんね。北の方では、度数の強い蒸留酒をきつけがわりにのむこともあるそうですけど」
3152店員に注文を伝えたミスルンに、カブルーは興味深そうに話しかけた。
「西方のものですか?美味しそうですね」
「もっと南の方だ。暑い地域の。迷宮探索は大陸横断が多いから、現地のものを飲み食いすることになる」
「そうなんですか。俺もウタヤの件があってからは西方で育ちましたけど、酒を飲む年まではいませんでしたからそっちの方は疎いんですよね。ミルシリルは酒を口にしませんでしたし。西方ではどんなものを?」
「他の地域とそう変わらない。貴族の間ではウィスキーが好まれたが、ワインやエールも飲む」
「へえ。確かにそう変わりませんね。北の方では、度数の強い蒸留酒をきつけがわりにのむこともあるそうですけど」
あかり
DONE※カブミス若ミスとカブが話したりする
もっと君を知りたい。 最近のミスルンの悩みは、イマジナリーマインドと言うべきか、横に存在している若い頃の自身だった。
欲求の失われた精神にも記憶はある。思いおこせばどのようなことを考え口にするか想像はつく。当時の自身は戻らない半身のようなものだったのだが、最近は現実にまで干渉してくる。
「あのトールマンとの交際はやめるべきだと思うなあ」
「やめない」
「あと数十年もすれば老いて死ぬよ。子もなせない」
「承知の上だ」
「いつからこんなに強情になったんだろう私は」
「知らん」
「元からかな。だって私は意地が悪くて、劣等感と惨めさに加えてプライドだけが高くて。閉じるべきダンジョンで愚かにも迷宮の主になって仲間に手にかけ、冒険者たちも数え切れないくらい殺し続けた。悪魔に欲を与えた。見た目もみすぼらしく変わり果てて、家からは捨てられてもうなにもない。そんな男を心から愛してくれる存在なんているわけがないもの」
3584欲求の失われた精神にも記憶はある。思いおこせばどのようなことを考え口にするか想像はつく。当時の自身は戻らない半身のようなものだったのだが、最近は現実にまで干渉してくる。
「あのトールマンとの交際はやめるべきだと思うなあ」
「やめない」
「あと数十年もすれば老いて死ぬよ。子もなせない」
「承知の上だ」
「いつからこんなに強情になったんだろう私は」
「知らん」
「元からかな。だって私は意地が悪くて、劣等感と惨めさに加えてプライドだけが高くて。閉じるべきダンジョンで愚かにも迷宮の主になって仲間に手にかけ、冒険者たちも数え切れないくらい殺し続けた。悪魔に欲を与えた。見た目もみすぼらしく変わり果てて、家からは捨てられてもうなにもない。そんな男を心から愛してくれる存在なんているわけがないもの」
あかり
DONE※カブミス※ちょっと血
どろをすすってでもなんでもする
『カブルー殿もそろそろ出歩く際は護衛をつけませんといけませんよ』
ほんの数時間前にそんな話をしたばかりだった。
現実というのは言葉にすれば不思議とそうなることがある。気のせいかもしれないが、そういうものもあるかもしれないと思う。
目の前には三人の男。
手には得物。明らかに殺意を持っている。
無駄とわかりつつもとりあえず対話を試みてみる。
「なにか御用ですか」
「宰相補佐カブルーだな」
「人違いです」
我ながらベタな返答だ。
言葉の代わりに返ってきたのは刃だった。
しょうがない、とひとりごちて、カブルーも剣を抜く。
対人戦はそこそこ得意のつもりだが三体一となるとさすがにキツイ。
ひとまず一対一に持ち込むようにして、走り回る。手首を打ち据え得物を落としたところを、足でひっかけ、両肩と足の爪先に剣を刺す。
3225『カブルー殿もそろそろ出歩く際は護衛をつけませんといけませんよ』
ほんの数時間前にそんな話をしたばかりだった。
現実というのは言葉にすれば不思議とそうなることがある。気のせいかもしれないが、そういうものもあるかもしれないと思う。
目の前には三人の男。
手には得物。明らかに殺意を持っている。
無駄とわかりつつもとりあえず対話を試みてみる。
「なにか御用ですか」
「宰相補佐カブルーだな」
「人違いです」
我ながらベタな返答だ。
言葉の代わりに返ってきたのは刃だった。
しょうがない、とひとりごちて、カブルーも剣を抜く。
対人戦はそこそこ得意のつもりだが三体一となるとさすがにキツイ。
ひとまず一対一に持ち込むようにして、走り回る。手首を打ち据え得物を落としたところを、足でひっかけ、両肩と足の爪先に剣を刺す。
gaynauralbeat
SPOILERキリソン君の人生は苦痛にまみれた茨の道になるだろうが、歪んだ国と己の運命すら征する者となってくれることを願い、かつてグラナートが祝福されていた時代のように荊冠をかぶせています(説明) 2
kani__5
DOODLE※pkmnクロスオーバーフォロワさんと手持ちになにが居そうか話してて、どくタイプとかむしタイプ居て欲しいとか、猫かぶってエスパーとかフェアリーとかいそうとか、野生のグレッグルとかヤミラミに懐かれて居座られて欲しいとか話してた時の幻覚。
ちなみに手持ちはアーボック、エーフィ、ドラパルト、ハブネーク、ドラミドロ、ゴースト。
個人的に似合うなと思ってるのはラランテスです。
あかり
DONE※カブミス※ゲロあり。現パロ
※大学生kb×軍の特殊部隊隊長ms
カラオケキスはゲロの味カラオケキスはゲロの味
「おいトールマン!カラオケ行こうぜ」
そんな気安い声かけで誘われたカナリア隊の飲み会にカブルーは付き合っている。
初っ端からミスルンがかっ飛ばしており、国歌斉唱から始まった。
「カナリア隊、起立!」
「おいまじかよ、この曲18分あんだぜ?割り込みしねえ?」
「国歌長すぎだよね〜歌ってる間にトールマンが寿命迎えるって」
「いやそこまでではないですけど……」
「お前たち、起立して斉唱なさい!」
なぜかカブルーも歌わされた。なまじ知っていたために18分間つきあわされる羽目になった。
順繰りにカラオケが進んでいく中、いつの間にか、レモンサワーのピッチャーとビールのピッチャーが空になっていた。
3214「おいトールマン!カラオケ行こうぜ」
そんな気安い声かけで誘われたカナリア隊の飲み会にカブルーは付き合っている。
初っ端からミスルンがかっ飛ばしており、国歌斉唱から始まった。
「カナリア隊、起立!」
「おいまじかよ、この曲18分あんだぜ?割り込みしねえ?」
「国歌長すぎだよね〜歌ってる間にトールマンが寿命迎えるって」
「いやそこまでではないですけど……」
「お前たち、起立して斉唱なさい!」
なぜかカブルーも歌わされた。なまじ知っていたために18分間つきあわされる羽目になった。
順繰りにカラオケが進んでいく中、いつの間にか、レモンサワーのピッチャーとビールのピッチャーが空になっていた。
iriyaao
INFO🥪9/15おでかけライブin札幌つどーむ86→A25「其処で眼を瞑れ、」参加します。🥪🥐ダン飯新刊サンプル🍞🥪
オールキャラ葉書サイズ✕3冊セット。紙袋風封筒スリーブ付。
会場予価500円
ライオス、カブルー、ミスルンの3隊が3冊のサンドイッチアソートになっているパーティーサンドセットのイラスト集です。
カニバ要素あり。手製本のため個体差あり🙂↕️ 4
kisaragi_555
DONE素敵なアオカブ企画様に参加させて頂いた作品です。pシオからそれぞれの地方に戻った後にちょっとしたすれ違いをするけれど仲直りする二人のお話です。
※本家とpkms時系が混ざった特殊時空です。
※名前だけですがpオニーさんが出てきます。pオニーさんはpkms未実装ですが、いずれ実装されそうだなと思いこの小説では既にpシオ入りしています。 4738
あかり
DONEカブミスプロポーズをするような感じの話です
うるわしのメリニうるわしのメリニ
カブルーには故郷がない。
もうその場所は存在しない。
ミルシリルが養育してくれた場所は、カブルーにとって箱庭であって故郷ではなかった。
生家だった場所は母と自分を殺そうとした。逃げた先で母と子ふたり優しく過ごしていた街は滅び、エルフの箱庭を抜け出してカブルーはメリニにいる。
「ウタヤは」
ベッドでカブルーの腕に収まりながら、ミスルンはゆっくりと問いかけた。
「どんな街だった」
「豊かな街でしたよ。訳ありの母子が働いて生計をたてられるくらいでしたし。豊かさはダンジョンのもたらした恩恵のおかげでしたが……それが、ああなったわけなので心中は複雑ですね」
帰れるのなら帰りたい。そう思う気持ちは確かにあった。冒険者になどならず、母と慎ましく暮らし、どこかの街で働いて、暮らして。
1914カブルーには故郷がない。
もうその場所は存在しない。
ミルシリルが養育してくれた場所は、カブルーにとって箱庭であって故郷ではなかった。
生家だった場所は母と自分を殺そうとした。逃げた先で母と子ふたり優しく過ごしていた街は滅び、エルフの箱庭を抜け出してカブルーはメリニにいる。
「ウタヤは」
ベッドでカブルーの腕に収まりながら、ミスルンはゆっくりと問いかけた。
「どんな街だった」
「豊かな街でしたよ。訳ありの母子が働いて生計をたてられるくらいでしたし。豊かさはダンジョンのもたらした恩恵のおかげでしたが……それが、ああなったわけなので心中は複雑ですね」
帰れるのなら帰りたい。そう思う気持ちは確かにあった。冒険者になどならず、母と慎ましく暮らし、どこかの街で働いて、暮らして。
kyoun1027
DOODLE猫かぶりのおぼという神ワードを受けて描きたくなったおぼアキ。つよつよ忍者によわよわ不良、体感してえのでSFC版やらせてくれ~~~~~~~~~~~~~~~~
ちょい事後もあるので念のため🔓あり。
パスは緑髪の彼が苦手なものをカタカナ3文字で。 2
なぎさ
DOODLEこのイラストは、ツイッターで拾った画像のトレスになります。ブレの顔に関しては、私史上、イケメンに描けた気がします。
ちなみに、二人はなんで制服かというと、支部に上げている幼馴染パロの小説のつもりで描きました。
時間さえあれば、ノーマルでなにかブレトワをまた描きたいです。
そう、時間さえあれば……。
相方が遊びを誘うから、無いんだよなぁ……。
yuudai_54
PROGRESSデフォルメのアルペック🐣とチャコ🐶線画アルがチャコの手を引っ張ってるので一緒にしてます!
帽子かぶってる子達は描く大変だけど、推し達だから描いてて楽しかった︎︎👍✨
プルース辺りから足が描く大きくなってきたから、メロルドとロマリシュは色塗る時に靴大きくしなきゃ😅