ぱれっと
クラドセラキの夢(東棟)
DOODLE2023.9.26 クリスタに手ブロ(ドロワー?)風ブラシがあると聞いて使ってみた。間違えて筆圧対応の方を使ってしまったのと、やっぱり滑らかさがクリスタの方が勝るのもあり、描き心地は似てるけど違う。何より色!私が手ブロで一番推してるのがパレット機能でして……いい感じの色が予め8色くらいチョイスされてて、それでやりくりするのがね、いつもと違う雰囲気になる一番の要因だと思うのですResearch Nester
DONE搬送システム市場も、ケーブル、バケット、ベルト、ローラー、オーバーヘッド、パレット、フロアなどのタイプごとに、需要と供給について分割および分析されています。これら 3 つのセグメントの中で、ベルト セグメントは 2035 年までに大きなシェアを獲得すると予想されます。https://www.researchnester.jp/reports/conveyor-system-market/4806
ミ毛ランジェロ
SPOILERカラーパレット解答編七野奈々と卯月茉莉あたりが比較的わかりやすいかな?他はわからん
出身シナリオがタイマンなので当てられる人は少ないと思うんですけど逢沢ヒスイのカラーリングが唯一無二で一番わかりやすいんですよね
svA11gEWgrQttPU
PROGRESSすこしふしぎパレット⑧『見たくないもの』⚪︎空模様⚪︎周波数⚪︎美的感覚
最近、遅筆が過ぎるにで、いい及岩の日までには描き終えるぞ!の決意を込めて、描きかけですが前編だけアップします。
⚠️志戸くんに似たキャラが出ますが、パラレルな志戸くんという感じで性格が悪いです。他にもモブが出ます。 15
komaki_etc
DOODLE漣タケ/ワードパレットお題:頬にキス・髪を撫でる・空き缶空き缶 ふと、夜中に目が覚めた。覚めたというより、いったん睡魔に身を任せて、それが過ぎ去っただけにすぎない感覚。
射精後というのはどうにも眠くなる。全身から欲求が抜けた途端、泥に片足を突っ込めば最後、あっというまに引っぱりこまれてしまう。がくん、と沈んでいくのは一瞬だ。自分が息をしているのすら不思議なくらいの気絶。これだけはどうにも抗えない。
自分と世界の境目がゆっくりとはっきりしていき、輪郭を帯びていく。暗闇の中でも目は冴え冴えとして、このまま電気を付けずとも歩き回れそうだ。
隣ですうすうと寝息を立てているチビをちらりと見たのち、起き上がる。うすらかいた汗に、喉の渇きを覚えた。飲み物が何かしらあるはずだ。起こさないようそろそろと歩く。全身を気怠さが包んでいた。冷蔵庫の前で、大きく伸びをする。
1482射精後というのはどうにも眠くなる。全身から欲求が抜けた途端、泥に片足を突っ込めば最後、あっというまに引っぱりこまれてしまう。がくん、と沈んでいくのは一瞬だ。自分が息をしているのすら不思議なくらいの気絶。これだけはどうにも抗えない。
自分と世界の境目がゆっくりとはっきりしていき、輪郭を帯びていく。暗闇の中でも目は冴え冴えとして、このまま電気を付けずとも歩き回れそうだ。
隣ですうすうと寝息を立てているチビをちらりと見たのち、起き上がる。うすらかいた汗に、喉の渇きを覚えた。飲み物が何かしらあるはずだ。起こさないようそろそろと歩く。全身を気怠さが包んでいた。冷蔵庫の前で、大きく伸びをする。
さくら🌸
DONE相互のなつるさん(@natsuru2002)にワードパレットのリク『砂糖蜜をかけて』 「なぞる、とろける、震わす」で描いていただいたイラストに1ページSS書かせていただきました🥰⚠️直接的な表現はありませんがセンシティブな内容になってます。
rakugakisouko
DOODLE「翔、レン少しは日傘を指しなさい!」学園時代の夏休みのお話。レンマサ風味です。タイトルは成人向けっぽいですが、全年齢です。
ワードパレット「強い日差し・無邪気・手を翳して」で書きました。 1394
shimotukeno
DONEワードパレット 鈴懸フーイルcafune濡れた髪をすっかり乾かしたイルーゾォは、上半身をはだけてベッドにうつ伏せになる。窓の外は真っ暗闇で、遙か遠くに街の灯りが見えるばかりだ。晩秋の風がさらさらと木々を撫でる音だけが聞こえてくる。しばらくすると静かな足音と共にフーゴが入ってきた。フーゴがほほ笑んだのが、気配で分かる。彼は無言でイルーゾォの傍に座って、白いボトルに入ったボディミルクを自分の手に垂らすと、イルーゾォの背に塗り、マッサージするように伸ばした。
イルーゾォは目を閉じる。ひんやりとしたボディミルクとフーゴの手が心地よい。フーゴの手つきは慣れたものだったが、いつも優しく、丁寧だった。右半身の痕を毎晩保湿するのは医者のすすめで、背中側も自力で出来ないことはないが、フーゴに塗布してもらっているのである。イルーゾォは一日の終わりのこの時間が好きだった。
1494イルーゾォは目を閉じる。ひんやりとしたボディミルクとフーゴの手が心地よい。フーゴの手つきは慣れたものだったが、いつも優しく、丁寧だった。右半身の痕を毎晩保湿するのは医者のすすめで、背中側も自力で出来ないことはないが、フーゴに塗布してもらっているのである。イルーゾォは一日の終わりのこの時間が好きだった。
shimotukeno
DONEワードパレット 春告鳥フーイルquercia石畳の上を、小さな影が滑っていく。空を見上げると燕尾服を纏った春の洒落者だった。パッショーネ本部へ向かっていったので、ひょっとすると今年の入居者になるのかもしれない、とフーゴは思った。
つばめに続くように、フーゴも早足で歩く。通りにはリストランテやブティックが並び、観光スポットではないものの、買い物客が行き来している。その通りにあるカフェがパッショーネ本部の裏口の一つだ。
そのカフェの入り口から、おなじみのおさげ頭がひょっこり出てきて、よく響く中低音(バリトン)で笑った。
「そろそろ来ると思ってたぜ~」
「なんでここに……」フーゴはぼやく。
「なんでって、カフェの客としてきたんだが」
「本当かなあ」
確かに表向きはただのカフェで、しっかり営業をしている。本部の建物もだって一見すると六階建てのホテルか何かだ。ともかく、イルーゾォと出くわしたからには今はこの入り口を使わない方がいいだろう。フーゴはため息をついて、踵を返した。
1334つばめに続くように、フーゴも早足で歩く。通りにはリストランテやブティックが並び、観光スポットではないものの、買い物客が行き来している。その通りにあるカフェがパッショーネ本部の裏口の一つだ。
そのカフェの入り口から、おなじみのおさげ頭がひょっこり出てきて、よく響く中低音(バリトン)で笑った。
「そろそろ来ると思ってたぜ~」
「なんでここに……」フーゴはぼやく。
「なんでって、カフェの客としてきたんだが」
「本当かなあ」
確かに表向きはただのカフェで、しっかり営業をしている。本部の建物もだって一見すると六階建てのホテルか何かだ。ともかく、イルーゾォと出くわしたからには今はこの入り口を使わない方がいいだろう。フーゴはため息をついて、踵を返した。
shimotukeno
DONEこの前ワードパレットで書いたプリンスのフーイル(ちょびっと加筆)ping pong mum 来客を告げるチャイムに、イルーゾォは面倒そうに顔を上げた。
イルーゾォと同じく今日はオフのホルマジオは、インターホンを確認してイルーゾォに視線を送る。イルーゾォへの客人だった。誰であるかは言わずともわかる。彼女が大儀そうに腰を上げると、ホルマジオは完全に野次馬気分でついていった。
玄関ドアを開けると、ギィィと不満げにきしんだ音と共にフーゴが現れた。伏目がちで、瞳の色は前髪と長いまつ毛に阻まれてよく見えない。だがきっといつもみたいにどこか自信なさげな目をしているだろうことは想像に難くない。今回もダメそうだな、とホルマジオは苦笑した。
あの日――イルーゾォが退院した日――何があったかはよく知らないが、あれ以来フーゴはイルーゾォに何度も交際の申し込みをしに来ていた。だが連戦連敗である。どうもフーゴはイルーゾォとの歳の差を意識して、少しでもスマートに、大人っぽく背伸びしようとしているのだが、逆にそれがイルーゾォのお気に召さないらしく、完全に裏目に出ているのだ。作戦を根本から変えなければいけないのに、それに気付かないフーゴがもっと背伸びしようとするので連敗記録を更新し続けている。フーゴのしょんぼり顔はもうチームでもおなじみである。
1483イルーゾォと同じく今日はオフのホルマジオは、インターホンを確認してイルーゾォに視線を送る。イルーゾォへの客人だった。誰であるかは言わずともわかる。彼女が大儀そうに腰を上げると、ホルマジオは完全に野次馬気分でついていった。
玄関ドアを開けると、ギィィと不満げにきしんだ音と共にフーゴが現れた。伏目がちで、瞳の色は前髪と長いまつ毛に阻まれてよく見えない。だがきっといつもみたいにどこか自信なさげな目をしているだろうことは想像に難くない。今回もダメそうだな、とホルマジオは苦笑した。
あの日――イルーゾォが退院した日――何があったかはよく知らないが、あれ以来フーゴはイルーゾォに何度も交際の申し込みをしに来ていた。だが連戦連敗である。どうもフーゴはイルーゾォとの歳の差を意識して、少しでもスマートに、大人っぽく背伸びしようとしているのだが、逆にそれがイルーゾォのお気に召さないらしく、完全に裏目に出ているのだ。作戦を根本から変えなければいけないのに、それに気付かないフーゴがもっと背伸びしようとするので連敗記録を更新し続けている。フーゴのしょんぼり顔はもうチームでもおなじみである。
hhaannoo0011
PROGRESSワードパレットで募集したやつ#鍾蛍
書きかけでここから🔞になるよてい
絡み合う指 背伸び 彼好み「ああ、ちょっと。君はまだ飲めない年齢だろう。これはお酒だよ」
「あ、そうだね......はは、危ない危ない」
璃月のとある飲食店で飲み物を頼もうとしたらお酒だったらしく、問答無用で頼めなかった。もう覚えてないし、世界を渡るごとに世界の時間の流れもまた違うから、正確な時間も分からないので定かでは無いが蛍はテイワットに来てから五百年程経過している。見た目はうら若き少女だが、テイワットで過ごした(封印されて眠っていた時間有り)時間分蛍の年齢が加算されているとすれば、蛍は最低でも五百歳である。ただ、蛍の身体の成長は普通の人間よりも格段に遅いのかもしれないし、五百歳などという通常の幅を超えた訳の分からない年齢を盾にしてお酒を飲ませろと主張するのも何か違うような気がする。ある程度の年齢を超えたら実年齢よりも若く見てもらいたいと思うが、蛍の見た目年齢はそこまで行っていないし、蛍の見た目年齢くらいの年の子なら、少し大人っぽく見てもらいたいと思う子の方が多い。蛍も例に漏れない。大人っぽく見て貰えた方がどちらかと言うと嬉しい。事実、宝盗団やエルマイト旅団の奴らは蛍を見ると「なんだこのガキ」と言うことが度々ある。その度に蛍は実力で「分からせて」きた。
2197「あ、そうだね......はは、危ない危ない」
璃月のとある飲食店で飲み物を頼もうとしたらお酒だったらしく、問答無用で頼めなかった。もう覚えてないし、世界を渡るごとに世界の時間の流れもまた違うから、正確な時間も分からないので定かでは無いが蛍はテイワットに来てから五百年程経過している。見た目はうら若き少女だが、テイワットで過ごした(封印されて眠っていた時間有り)時間分蛍の年齢が加算されているとすれば、蛍は最低でも五百歳である。ただ、蛍の身体の成長は普通の人間よりも格段に遅いのかもしれないし、五百歳などという通常の幅を超えた訳の分からない年齢を盾にしてお酒を飲ませろと主張するのも何か違うような気がする。ある程度の年齢を超えたら実年齢よりも若く見てもらいたいと思うが、蛍の見た目年齢はそこまで行っていないし、蛍の見た目年齢くらいの年の子なら、少し大人っぽく見てもらいたいと思う子の方が多い。蛍も例に漏れない。大人っぽく見て貰えた方がどちらかと言うと嬉しい。事実、宝盗団やエルマイト旅団の奴らは蛍を見ると「なんだこのガキ」と言うことが度々ある。その度に蛍は実力で「分からせて」きた。
ことじか
DONE文字書きワードパレットより文字書き練習。馬に乗ってでぇとするヒカテメのふたり。8.フィエスタ 振り向く 緑 休息
遠乗り(ヒカテメ) 木々から零れてくる木漏れ日が爽やかな森の中をゆっくりと歩いていく。
普段より高い視線も、揺れるこの場所も落ち着かず不可思議な感覚だ。生き物に乗る、というのは考えてみるとあまり経験したことはなかったかもしれない。
「テメノス、大丈夫か」
「そうですね、思ったよりも緊張しますね」
「そう固くなるな。こやつはそなたを振り落としたりはしない」
ヒカリに遠乗りに誘われて、今は森の中を馬に乗って歩いている。森林浴、といったところか。なかなか贅沢な休息の取り方だ。
馬にひとりでは乗れないし、乗った経験もなかったので馬に跨るテメノスの後ろにぴったりとヒカリがいて、手綱を操る。
「テメノスは馬に乗るのは初めてか?」
「えぇ。巡行の旅は大体徒歩か乗り合いの馬車に乗ることが多いので。今まで機会はありませんでしたね」
1362普段より高い視線も、揺れるこの場所も落ち着かず不可思議な感覚だ。生き物に乗る、というのは考えてみるとあまり経験したことはなかったかもしれない。
「テメノス、大丈夫か」
「そうですね、思ったよりも緊張しますね」
「そう固くなるな。こやつはそなたを振り落としたりはしない」
ヒカリに遠乗りに誘われて、今は森の中を馬に乗って歩いている。森林浴、といったところか。なかなか贅沢な休息の取り方だ。
馬にひとりでは乗れないし、乗った経験もなかったので馬に跨るテメノスの後ろにぴったりとヒカリがいて、手綱を操る。
「テメノスは馬に乗るのは初めてか?」
「えぇ。巡行の旅は大体徒歩か乗り合いの馬車に乗ることが多いので。今まで機会はありませんでしたね」
haru
DONE【一分の恋路】柊夜ノ介×マリィ
ゆかりさん(@773kono)のワードパレットで書いた、やのマリSSです。
お題は「デート」「おめかし」「ドキドキ」「待ち合わせ」を使わせて頂きました。
「あなたが魅力的な女性だから困ってます」という、夜ノ介くんの表情をマリィが切り取ります。
注意:半分モブ視点。
【2024年10月修正版】 6
にっつ
DOODLE高校教師あがつま先生(20代)×女子高校生(高3)ねずこちゃんの年齢操作有りの現パロです。現在8本。ワンドロやワードパレットのお題をお借りして息抜きに書いたもの。
話によって禰豆子ちゃんが高1だったり高3だったり、時系列はバラバラです。
チカミチ。さん、ちゅんヌさんから頂いたファンアートは最後に掲載させて頂いています! 47
yobukanohi
DONE↑18?※r18のためパス付/英字3文字オウリギ/『いつかあなたが選ぶ星(いつかあなたを殺す星)』/ふたりのあいだにだけ降る私雨のはなし
ワードパレットお題「サファイア(強がり/ほどく/雨)」より
書くのに半年もかかってしまい、大変遅くなりましたが、素敵なお題を本当にありがとうございました…!
※間違いなどあり修正したくなったら消します;; 13
yuukiookawa0626
DONE利き小説とは、作者を伏せた状態で作品をお読みいただき、読者の方に作者を当ててもらおう!という企画です。お題はワードパレットから自由に選んでいただきました。
企画にご賛同いただき、作品をお寄せ頂いた11名の作者がどの作品を書いたか推理してみてください!
@okawa_kariへ回答をDMしていただき、正答率50%超えられた方には、おまけSSページのパスワードをお伝えいたします😆 81
human_soil2_oto
DONEワードパレット:祝福 音 よみがえるオムファタルの憂鬱 Side:H
友達が欲しかった。
たぶん、普通の人なら簡単にできるはずのそれがオレにはとても難しかった。
オレが笑えば、オレが話しかければ、オレが触れば、忽ち目の前の相手の瞳に星が灯ってしまうからだ。
その星は恋だったり、憧憬だったり、信仰だったりして、少なくともオレが欲しいものではなかった。
だからオレは凡人になりたかった。他人と普通に対等な友達になれる存在になりたかった。
この人間なら大丈夫じゃないかと、人を選んでみても、オレの期待は易々と打ち砕かれて、「ああ、また駄目だった」を繰り返す。なんてことないように、友達の話をする周りの人たちのことを、毎日酷く羨んだ。
求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。――マタイによる福音書 七章七節ー八節
3890友達が欲しかった。
たぶん、普通の人なら簡単にできるはずのそれがオレにはとても難しかった。
オレが笑えば、オレが話しかければ、オレが触れば、忽ち目の前の相手の瞳に星が灯ってしまうからだ。
その星は恋だったり、憧憬だったり、信仰だったりして、少なくともオレが欲しいものではなかった。
だからオレは凡人になりたかった。他人と普通に対等な友達になれる存在になりたかった。
この人間なら大丈夫じゃないかと、人を選んでみても、オレの期待は易々と打ち砕かれて、「ああ、また駄目だった」を繰り返す。なんてことないように、友達の話をする周りの人たちのことを、毎日酷く羨んだ。
求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。――マタイによる福音書 七章七節ー八節
ゆうや
DONEワードパレットれおくに
(開発、良がる、可愛がって)
未来捏造
ヒーローが俺の手によって陥落しているのを見下ろすのは最高に気分が良い。
朝に放送する子供向け番組で高笑いする敵のボスの気持ちが分かる気がする。
目下シーツを乱して息を荒げながら、全身を紅く染めるヒーローの姿にごくりと喉が鳴る。
いつも休みの日に俺の家に来てくれる恋人は、筋トレ後に爽快な笑みを浮かべて現れて、美味そうにプロテインを飲んでいて、まさか押し倒されるとは予想してなかったのかもしれない。
ふぅふぅと息を漏らしながら、怯えたように見上げてくる、いつもは意志の強い瞳が快感に蕩けていて甘い飴玉みたいで舐めてみたくなる。
「國神」
「ん…っ、、っなんだ、よ」
「お前、感度よ過ぎじゃね?」
2575(開発、良がる、可愛がって)
未来捏造
ヒーローが俺の手によって陥落しているのを見下ろすのは最高に気分が良い。
朝に放送する子供向け番組で高笑いする敵のボスの気持ちが分かる気がする。
目下シーツを乱して息を荒げながら、全身を紅く染めるヒーローの姿にごくりと喉が鳴る。
いつも休みの日に俺の家に来てくれる恋人は、筋トレ後に爽快な笑みを浮かべて現れて、美味そうにプロテインを飲んでいて、まさか押し倒されるとは予想してなかったのかもしれない。
ふぅふぅと息を漏らしながら、怯えたように見上げてくる、いつもは意志の強い瞳が快感に蕩けていて甘い飴玉みたいで舐めてみたくなる。
「國神」
「ん…っ、、っなんだ、よ」
「お前、感度よ過ぎじゃね?」
K2lDWrMrZSdP0xT
DONEワードパレットリクエスト「やり直し×隠さないで×人には見せない」
リクエストありがとうございました(੭ˊ꒳ˋ)੭🐘
気付いたらぬるりと現れたスケベ🐘の意思に指が逆らえず……今回はポイのピクに投稿させて頂きました(苦笑)
パスワードは小次郎の身長🥐 3
hiromu_mix
DONEアイスクリームパレット:ピーチ(君の虜 / めでたし / 愛玩)「めでたしめでたし」のその先をだいたい、昔話の王子様とお姫様ってやつは、くっついたらめでたしめでたしで終わるので。
それ以降が本当にめでたしだったのかはわからないわけで。
「どうなのかなって、気になったことないっスか」
腕の中で、赤い髪をぴょこぴょこ揺らしながら切島がそう聞いてくるのを、話半分で豊満は頷いた。
ついさっきまで二人で映画を見ていた。話題作と言うので見てみたが、なんだか現実離れで若干消化不良だ。出てきた恋人たちは最後まで綺麗なまま、美しく話は終わった。今の切島の言葉は、ようはその流れで出てきたのだろう。
「気になったことはあんまないけど、でも、ほんま、それで終わりってことはないよな」
「ですよね」
むしろそっからっすよね、と。ことんと豊満の胸のあたりに後頭部を乗せて、自分を見上げてくる切島に微笑み返した。
958それ以降が本当にめでたしだったのかはわからないわけで。
「どうなのかなって、気になったことないっスか」
腕の中で、赤い髪をぴょこぴょこ揺らしながら切島がそう聞いてくるのを、話半分で豊満は頷いた。
ついさっきまで二人で映画を見ていた。話題作と言うので見てみたが、なんだか現実離れで若干消化不良だ。出てきた恋人たちは最後まで綺麗なまま、美しく話は終わった。今の切島の言葉は、ようはその流れで出てきたのだろう。
「気になったことはあんまないけど、でも、ほんま、それで終わりってことはないよな」
「ですよね」
むしろそっからっすよね、と。ことんと豊満の胸のあたりに後頭部を乗せて、自分を見上げてくる切島に微笑み返した。
hiromu_mix
DONEアイスクリームパレット:カシス(死んだっていい / 禁止令 / 酔いどれ)+ラムレーズン風味♪(背伸びをする、のみ使用)
死んだら勿体ないからねそういや日本酒禁止令が出てたのを、今更ながら思い出した。
けど、遅かった。
お猪口を片手に、ふにゃふにゃの酔っ払いが出来上がってて、ファットガムは思わず苦笑。
「らからねェ、ふぁっと、きーてます?」
舌が回ってない、やけに幼い喋り方で。けれど目の前に居るのは学生時代のころに比べたらすっかり身体つきもがっしりした立派な青年だ。それが、ふにゃふにゃと半分テーブルに身体を預けたまま、あどけない顔で楽しそうに笑っている。
あー、もう、これ、可愛すぎるんやけどどうしたらええかな。
同じペースで飲んではいたが、ファットガムはこのくらいで酔うことはない。まだ全くの素面と変わらないくらいだと思っているが、けれど、この可愛すぎる酔いどれをこれ以上世間に晒すより、掻っ攫ってうちに連れて帰って独占したろォかなと、危険な思考をしてしまったので多分少しは酔っているのだ。いやいやありえへん。何考えてんだろうな。
1058けど、遅かった。
お猪口を片手に、ふにゃふにゃの酔っ払いが出来上がってて、ファットガムは思わず苦笑。
「らからねェ、ふぁっと、きーてます?」
舌が回ってない、やけに幼い喋り方で。けれど目の前に居るのは学生時代のころに比べたらすっかり身体つきもがっしりした立派な青年だ。それが、ふにゃふにゃと半分テーブルに身体を預けたまま、あどけない顔で楽しそうに笑っている。
あー、もう、これ、可愛すぎるんやけどどうしたらええかな。
同じペースで飲んではいたが、ファットガムはこのくらいで酔うことはない。まだ全くの素面と変わらないくらいだと思っているが、けれど、この可愛すぎる酔いどれをこれ以上世間に晒すより、掻っ攫ってうちに連れて帰って独占したろォかなと、危険な思考をしてしまったので多分少しは酔っているのだ。いやいやありえへん。何考えてんだろうな。
hiromu_mix
DONEアイスクリームパレット:抹茶(追憶 / 掻き乱す / マナー)恋の味は苦い「ファットの、前の彼女と会いましたよ」
どきりと、切島は肩を震わせるが、しかし顔はパソコンから上げなかった。必死に知らんぷりして、けれど勝手に耳が、すべてを拾おうと必死に聞き耳を立てる。さっきの言葉は、天喰がパトロールから戻ってきての第一声だった。ファットガムが微かに息を飲む気配。それから、ハ、と小さく息を吐く。ちらりと見れば、ファットガムの唇に浮かぶのは苦笑と、どこか追憶に沈むような表情。
「あ、ほんま?元気にしとった?」
「ええ、元気そうでしたよ」
切島がインターンに来る前に別れたと聞いたが、天喰は面識があるのだと今知った。と言うことは、別れてまだ二年も経ってないのか。つきんと胸が痛い。
話は聞いていた。他でもない、ファットガム本人から。学生時代から付き合ってて、ヒーローで、結構な美人だと。けれど互いの忙しさにすれ違い、自然消滅したとか。別に聞きたくもないのに、事務所で飲んだ時にまだ酒が飲めない切島に向かって、酔っぱらったファットガムが滔々と話してくれたのだ。
1325どきりと、切島は肩を震わせるが、しかし顔はパソコンから上げなかった。必死に知らんぷりして、けれど勝手に耳が、すべてを拾おうと必死に聞き耳を立てる。さっきの言葉は、天喰がパトロールから戻ってきての第一声だった。ファットガムが微かに息を飲む気配。それから、ハ、と小さく息を吐く。ちらりと見れば、ファットガムの唇に浮かぶのは苦笑と、どこか追憶に沈むような表情。
「あ、ほんま?元気にしとった?」
「ええ、元気そうでしたよ」
切島がインターンに来る前に別れたと聞いたが、天喰は面識があるのだと今知った。と言うことは、別れてまだ二年も経ってないのか。つきんと胸が痛い。
話は聞いていた。他でもない、ファットガム本人から。学生時代から付き合ってて、ヒーローで、結構な美人だと。けれど互いの忙しさにすれ違い、自然消滅したとか。別に聞きたくもないのに、事務所で飲んだ時にまだ酒が飲めない切島に向かって、酔っぱらったファットガムが滔々と話してくれたのだ。
hiromu_mix
DONEアイスクリームパレット:チョコチップ(片想い / ぱきり / 似たもの同士)欠片を集めるうだるような暑さの中でパトロール。そんなときに限って発生する細かな喧嘩をさばき、上がった悲鳴の先に居たひったくりを捕まえたりしていれば、そりゃあもう、いくら体力自慢の切島だってへとへとになるわけで。
そもそも、切島はそれほど暑さに強い方ではない。寒いのはいくらでも平気だ。真冬に裸で寒風摩擦だってできる。けれど、暑さは。暑いからと言って服を脱ぐにも限界があるわけで。
休憩のために寄った公園で、頭から水道の水を被る。蛇口をひねって出てきた水は生ぬるく、身体を冷やすほどではないが、けれど濡れた頭をぶんとまるで犬のように振れば、多少はすっきりとした。
「切島くん」
近くの駄菓子屋に行っていたファットガムが、レジ袋をがさがさ言わせて戻ってくる。中にはスポーツドリンクのペットボトルと、アイスが二つ入っていた。
1406そもそも、切島はそれほど暑さに強い方ではない。寒いのはいくらでも平気だ。真冬に裸で寒風摩擦だってできる。けれど、暑さは。暑いからと言って服を脱ぐにも限界があるわけで。
休憩のために寄った公園で、頭から水道の水を被る。蛇口をひねって出てきた水は生ぬるく、身体を冷やすほどではないが、けれど濡れた頭をぶんとまるで犬のように振れば、多少はすっきりとした。
「切島くん」
近くの駄菓子屋に行っていたファットガムが、レジ袋をがさがさ言わせて戻ってくる。中にはスポーツドリンクのペットボトルと、アイスが二つ入っていた。
hiromu_mix
DONEアイスクリームパレット:ラムレーズン(淡い思い出 / 異物 / 背伸びをする)あの日、大人になりたかったから部屋に備え付けの戸棚の引き出しを開けると、救急セットや常備薬に混ざって、奥の方。それだけぽつんと異物みたいに、封を切った煙草の箱がコロンと置いてあって、俺は、こんなとこにあったんだなと苦笑した。以前は鞄の奥底に仕舞い込んでいたが、うっかり見つかったらヤバいかも、とさすがに持ち歩かなくなった。それを持っていてもいい年になった今、懐かしい気持ちで俺はそれを見つめ、手に取った。中身はすっかり湿気って、きっともう吸えないだろうけど。
買ったのは18歳の終わり。勇気を出して封を切ったのは19歳の時。煙草を吸うという行為は、それまでいわゆる悪いことをしようと思ったことのなかった俺に、後ろめたい、という感情を思い知らせた。誰にも見つからないように。部屋のベランダで隠れるように身を潜めて深夜、そっと火をつけた。ファットガムが吸うのを見てると、簡単に付く火がなかなかつかなくて――吸わないと付かないということを知ったのはそれからだいぶ後だった――何度も100円ライターを擦って、やっと煙が緩く経ち上ったときにはホッとした。けど、一気に吸い込んで咽て、俺の煙草デビューは三口吸って終わり。口の中に広がる味が苦くて、胸のあたりがむかむかして、最悪な気分。それに、吸ったらもしかして自分も少しは大人になれんじゃねえかなって期待もむなしく、吸ったところで俺は何も変わらなかった。いくら背伸びしたところでファットガムみたいに、なれるわけもなかった。同じ銘柄の煙草の香りのおかげで、ほんの少し、纏う匂いが彼と同じになっただけで。
1057買ったのは18歳の終わり。勇気を出して封を切ったのは19歳の時。煙草を吸うという行為は、それまでいわゆる悪いことをしようと思ったことのなかった俺に、後ろめたい、という感情を思い知らせた。誰にも見つからないように。部屋のベランダで隠れるように身を潜めて深夜、そっと火をつけた。ファットガムが吸うのを見てると、簡単に付く火がなかなかつかなくて――吸わないと付かないということを知ったのはそれからだいぶ後だった――何度も100円ライターを擦って、やっと煙が緩く経ち上ったときにはホッとした。けど、一気に吸い込んで咽て、俺の煙草デビューは三口吸って終わり。口の中に広がる味が苦くて、胸のあたりがむかむかして、最悪な気分。それに、吸ったらもしかして自分も少しは大人になれんじゃねえかなって期待もむなしく、吸ったところで俺は何も変わらなかった。いくら背伸びしたところでファットガムみたいに、なれるわけもなかった。同じ銘柄の煙草の香りのおかげで、ほんの少し、纏う匂いが彼と同じになっただけで。
hiromu_mix
DONEアイスクリームパレット:ダブル♪チョコミント(媚薬 / 好き好き / 癖になる)
洋梨(熟す / マグカップ / 愛情)
うんと大きく伸びをして、徹夜明けで乾いた目を切島は瞬いた。窓の外、空に白雲が薄くたなびき、濃い青から薄い青まで、まるですべて種類の青色を使って描いたような空の色を見つめる。その窓の半分を隠すファットガムも、うう、と小さく呻くとデスクで背を伸ばした。
「はあ、さすがに疲れたな」
「っスね」
「こっちはもうひと踏ん張りや」
夜警中に発生した大きめの事件が二件、うち一件で薬物が押収された。その道の専門家であるファットガムはいま、警察から送られてくるデータを見ながら販売ルートや過去の事件との照らし合わせをやってるところだった。明日でもいいと言われたが、早く済ませたほうが事件解決につながるからと戻って来てからずっと、パソコンとにらめっこだ。
1480「はあ、さすがに疲れたな」
「っスね」
「こっちはもうひと踏ん張りや」
夜警中に発生した大きめの事件が二件、うち一件で薬物が押収された。その道の専門家であるファットガムはいま、警察から送られてくるデータを見ながら販売ルートや過去の事件との照らし合わせをやってるところだった。明日でもいいと言われたが、早く済ませたほうが事件解決につながるからと戻って来てからずっと、パソコンとにらめっこだ。