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    やおい

    ヨヨヨ

    TRAINING書きたいもの詰め込んだいつものぐだぐだハッピーやおい、タイトル考え中…
    ・少女漫画&ラブコメなばんりお&あおみさ
    ・自分より身体の大きい受同士が仲良くおしゃべりしてるのをThe☆彼氏の眼差しで見つめるばんりとあおい
    ・男前白石万浬概念とさみしがりや桔梗凛生概念
    ・ダブエス男気カーニバル&NORICENOLIFEイベのネタあり
    ・だらなびからの輸入ネタもあるよ!
    ・方言の間違いはご容赦ください🫠
    ばんりお&あおみさダブルデート「~~もう! 誰も来ないじゃん!」

     スマホを握りしめて学生食堂の前で立ち尽くす俺――若草あおいは半泣きになりながら、どうやってぶつけたらいいのか分からない憤りや悲しみといった感情を抱えてうち震えていた。

    ***

    「今週は学食で大盛り無料キャンペーンをやっているらしい」

     そんな情報を持ってきたのは絋にいだったか、大和だったか。
    確か学内の掲示板にも告知の張り紙があった……気がする。

     鴨川大学文化奨励コンテスト―― 実質ミスターキャンパスとも言えるコンテストの新入生男子の部・優勝の副賞、学食無料券。半年分あったにも関わらず5人で気要らず使ってしまったものだからあっという間に無くなり、家計が元通りの火の車になった俺たちにとって「大盛り無料」という言葉はものすごく魅力的に映った。
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    nicola731

    DOODLEマシュマロで感想を貰えたので書きました。晴明殿が道満をうっかり殺してしまい作り直したらパーツが余ったのでそれも使って子供作った話のよく分かんない回です。やまなしおちなしいみなし。まさにやおい。なんとなくの気持ちで読んでください。

    https://poipiku.com/1112421/4069510.html
    https://poipiku.com/1112421/4294357.html
     自分が地面に転がっていると気付くのに、道満は時間が掛かった。記憶の途絶がある。昨夜は吾子を寝かしつけてそのまま寝てしまった。それから記憶が無い。今こうして自分が倒れ伏している理由に心当たりさえ無い。体が動かない。視線を動かしてどうにか周囲を確認すると、晴明の邸庭であることに気付いた。
    「全くお前はどうしてそうも……」
     少し離れたところから呆れたような晴明の声が聞こえた。それから木の撓る音がして、沓の擦れる音が近付いてくる。家主が庇の間から降りて近付いてきたのだろう。
     俯せた道満の体をころりと転がして、晴明が見下ろしてくる。何も分からない道満は困惑したまま彼を見上げるばかりだった。
    「あの、晴明殿。何故このようなところに儂は寝ておるのでしょうか?」
    「庭に降りようとしたからですよ。私の術の効果範囲を無視して外に出ようとするからそんなことに、と、今のお前に説明しても仕方無いですね」
     「お前は何も覚えていないのですから」と晴明が言いながら道満を抱き上げた。驚いた道満は身を捩り、その時に自分の手足が無くなっていることに気付いた。思わず悲鳴を上げれば晴明が声を立てて笑った。何も面白いこと 1542

    Beniko_oimo

    CAN’T MAKE昨夜微睡みながら書いてた初小説です。トレジェイです。やおいで拙いですが供養させてくださいませ…「寒いな…」
    隣で横になっている愛する人の口から零れたその言葉は、微睡んでいた自分の耳に届いた。
    「寒い、ですか。僕的にはこれくらいが適温なもので、うとうとしていました」
    「そうだよなぁ。人間的には、流石にこの季節、この時間に暖房もない部屋で起きていると肌寒いもんなんだよ。」
    ふむ、とジェイドは思考を巡らせる。人間にはこの気温は寒いので、ベッドで寝る際には基本は布団をかけて寝るのだと陸に上がってからは学んだ。しかしどうしたものか、この恋人はそれでは足りないらしい。何か他に、この人を温められるもの…
    「幼い頃は湯たんぽを布団の中に入れて、兄弟と寝たりしたなぁ。ここに来てから3年近く経つからその温もりも忘れかけていたけど、思い出したら恋しくなってきた」
    そう優しそうな顔で喋ったかと思うと、おやすみ、と呟いて布団を被り直して反対側を向いてしまった。ゆたんぽ、とは一体なんだろう。知りたい、という好奇心を抑える理由もなく、早速スマートフォンに手を伸ばして検索をかけてみる。すると、きちんと蓋が閉まる容器にお湯を入れて、暖を取るために使う道具なのだと出てきた。つまり、トレイさんはご兄弟と暮らしてた頃 1160