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    キッカ

    minami373juju

    MOURNING猪野結婚if
    注意!子育てがしんどい人は見ない方がいいかも。都合のいい流れだと思われても無理はない。

    結婚して第一子を授かった猪野。猪野家の嫡男だし,おそらく男は外で働いて,女が家を守る概念がある気がするなと思い,書いたものです。

    書くきっかけはドラゴンボールの映画のピッコロと悟飯。映画のあるセリフで「そうなんだよ!ピッコロさん!!」となり,七海サンなら…と妄想した次第です。
    猪野,父になる。【七海さん。助けてください。】
    深夜突然のメール。補助監督からか、術師仲間からか。五条絡みか、呪霊絡みか。メールを開くと同時にもう一通同じ差出人からのメールが入る。それを見て七海はこう返した。
    【この一件、私が預かります。】


    今日の任務は十時から。七海はいつもゆとりを持って出勤する。三十分前には来て、補助監督室で今日の任務計画を読みながら珈琲を飲む。今日の合同任務の相手である術師は普段なら二十分前には来て、七海が珈琲を飲む姿を嬉しそうに見つめるのだが、今日は五分前になっても現れない。十時になるかならないかくらいのギリギリの時刻にその術師は部屋に飛び込んできた。
    「新田ちゃん、いる!?」
    ギリギリになったことに対する詫びよりも先に補助監督である新田を呼んだ。
    8290

    ろまん

    DONE【とうひゅ】橙真に恋するクラスメイトの女の子が主人公です。
    橙真がTrutHとしてプリマジデビューする前後の様子を、彼に片想いをしている中学一年生の女の子の視点で見ていきます。つやつやした林檎みたいな赤色の本をきっかけに燃やされていく彼女の恋心の話でもあります。
    pixivにもおなじものを投稿しています。
    イン・ラブ・ライブラリー「どういうこと………?」

     ステージ上で起こっている現実が、まったく理解できない。
     なんで? なんでそこに立ってるの? たくさんの歓声が、私をすり抜けて彼らの元に注がれていく。視界が赤と青の光で塗り潰されていく。頭がクラクラしてきた。その姿は何? これは夢? 夢なら早く覚めてほしかった。だって。だって私………あんな伊吹くん、知らない。ずっと見てきたはずなのに、ステージに立っている彼が何を思ってあそこにいるのか、私には全然分からなかった。





     窓際から二列目、一番後ろ。私の特等席。この前の席替えで、私はこの席を勝ち取った。窓際の後ろ席なんてそれだけでアタリだけど、今回はそれだけじゃない。
     先生の板書を眺めるふりをして、右斜め前に意識を集中する。すると、彼の姿が自然と目に入った。これが一番のラッキー。顔を上げれば彼が視界に映り込むなんて、これだけで毎日学校に来る意味がある。
    14015

    mcgtasc969

    DONE「up to fate」というボードゲーム制作を行っています。

    世界観を文章で起こすことがきっかけで小説に投稿してみようと思いました。



    「up to fate」はダイスの出目で駒の動きが変わるゲームです、まさに運次第です。

    このゲームを作る際に沢山のテストプレイを自身でやってるとき、たまたまパソコン関連ニュースから量子力学の記事に行きそして「多世界解釈」と流れ着きました。「多世界解釈」の
    up to fate 闇鍋の始まり突然だった、本当に突然だった



     待ち合わせ場所に向かう所だった。気温38.2猛暑、建物からの照り返しがきつい。

    飲んだスポドリも体に糖質やミネラルを残して吐き出される。

    「あちぃ」



    こんな暑かったら黒色の車のボンネットで目玉焼き作れるかも、なんてどうでもいいことを考え始めてしまうくらいにあちぃ。



     足が縺れる、めまい?暑くてめまいは初めてだ。

    目に見えるもの全てぐにゃぐにゃに見え立っていられない。



     その場で腰を下ろそうとしたときアスファルトは細かく割れ、隙間から見たことのない白い実のついた植物。なんだこれと思ったそのとき足元から飛び出た太い何かが見えた。

    見たと同時に倒れた。刺さった気がする。避けた気もする。一瞬固まった。
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