キバ
pagyouSY
DONE1月の夢箱で出すキバナ×固定夢主(ウルシ)小説をちまちま載っけていこうと思います頑張ろう執筆 やる気出せ校正
キバウル本編 1 ──重厚な石造りの壁に、敷き詰められた燕脂と濃紺の絨毯。所々に置かれている調度品はどれも古めかしく、その建造物が、長い歴史と伝統を持っていることを物言わずに表している。その名称はナックルスタジアム。
高い天井を、銀縁の眼鏡をかけた少女がじい、と。手を後ろに組んで眺めていた。それに気付いたナックルの番人──ドラゴンストームの二つ名を持つ青年、キバナは、おもむろに彼女の側に近寄り小声で囁いた。
「──早めの見学ってやつか?未来のチャレンジャー」
ジムチャレンジの最後のジムであるナックルには、試合がある日以外も、それなりの人出がある。その内訳は他地方から来た観光客であったり、キバナ自身のファンであったり、そして近い未来、ジムチャレンジに挑む子供たちが保護者に連れられて自分を試すであろう竜の巣を見定めにくるのである。
13165高い天井を、銀縁の眼鏡をかけた少女がじい、と。手を後ろに組んで眺めていた。それに気付いたナックルの番人──ドラゴンストームの二つ名を持つ青年、キバナは、おもむろに彼女の側に近寄り小声で囁いた。
「──早めの見学ってやつか?未来のチャレンジャー」
ジムチャレンジの最後のジムであるナックルには、試合がある日以外も、それなりの人出がある。その内訳は他地方から来た観光客であったり、キバナ自身のファンであったり、そして近い未来、ジムチャレンジに挑む子供たちが保護者に連れられて自分を試すであろう竜の巣を見定めにくるのである。
肴飯のポイ箱
DOODLEワンドロ開催ありがとうございます!お題「ポーズ」
自覚と無自覚の境目についての話。
※幼少期
※捏造カメラマンがいる
※kbnさんほぼ出てこない
キミだけに見せていた 黒々としたコード類と、名前が分からない背の高い機器達に囲まれて、ダンデは試合前ですら感じたことの無い緊張感で足がすくむ。ポケモン関係の雑誌へ掲載する特集記事に向けた撮影だと、事前に聞いていたが、ここまで大掛かりな撮影は初めてだ。
ダンデにとって、写真を撮るといえば家にある年代物のカメラのタイマー機能でハイポーズ。位しか経験していなかったし、ジムチャレンジ中はポケモンバトルに夢中になり過ぎて、母親から渡されたスマホは、図鑑を見ることくらいにしか使っていなかった。第一、写真を撮る時には「みんなで集まって」とか、いつ撮られるのかよく分からないままじっとさせられるのがダンデは苦手だったのだ。
そんな、写真に対して殆ど知識も経験も無い子どもが、まさかこんな本格的なスタジオで写真を撮るなんて想像していなかった。
1761ダンデにとって、写真を撮るといえば家にある年代物のカメラのタイマー機能でハイポーズ。位しか経験していなかったし、ジムチャレンジ中はポケモンバトルに夢中になり過ぎて、母親から渡されたスマホは、図鑑を見ることくらいにしか使っていなかった。第一、写真を撮る時には「みんなで集まって」とか、いつ撮られるのかよく分からないままじっとさせられるのがダンデは苦手だったのだ。
そんな、写真に対して殆ど知識も経験も無い子どもが、まさかこんな本格的なスタジオで写真を撮るなんて想像していなかった。
zassyokuyanasn
DOODLE「バーニラバニラ高収入!」って流れたきた時からすげぇ嫌そうな顔した客引きバニールが脳裏にチラついてつい…※ガチのチラ裏アナログらくがきです!いつかちゃんと描くかも、一生描かないかも…
さとい
DONEあなたは成人ですか?(yes or no)差分とか言ってたのに、体位が同じなだけでほぼ差分になってない件について。
結局、狡噛の狡噛はバキバキにしました!
やっぱりプレゼントは最後まで楽しまないとね😘
en12412411
DOODLEdnd♀が結婚するキバダン♀の話(ハッピーキバダン♀エンド)です。一年位前にTwitterやキダオンイベで途中まで載せていたものの完成版です。
キダ♀の祭典おめでとうございます!
素敵な企画をありがとうございます!
PASS:キダの数字4けた
感想などございましたら→ https://wavebox.me/wave/9vfwnqwx83uj9ksh/ 15
mi_0906__
DONEkbbnワンドロちゃれんじ用に書いてたけど、上手くまとまらなかったのでひっそり供養。遅刻+2hオーバー。
サイコソーダと、キバナさんの瞳の色のおはなし。
kbnさんの瞳の碧に涼しさを感じつつも無意識で蕩かされてるdndさん
薄浅葱に溺水……
あつい。
何もする訳でもなく、ただ立っているだけで汗が滲んできてなんとなく生活しにくい様な毎日が続く。
この長い髪のせいなのか、それともあまり着慣れていないこのバトルタワー用の衣装のせいなのか。
首元のスカーフを緩めながらそろそろどうやって暑さを凌ぐか考えなければ、と思いながらもひとまず今の暑さを逃がす為に、普段は下ろしている髪を簡単に束ねて机に散らばった書類を手に取り始める。
今日は幸いにも早く帰れそうだ。早くシャワーを浴びたい。
チャンピオンの頃に着ていたユニフォームの通気性の良さや、動きやすさを無性に恋しく感じながら帰るための準備を進めていると、扉からコンコンとノック音が響いた。
「どうぞ。入っても大丈夫だぜ」
2184あつい。
何もする訳でもなく、ただ立っているだけで汗が滲んできてなんとなく生活しにくい様な毎日が続く。
この長い髪のせいなのか、それともあまり着慣れていないこのバトルタワー用の衣装のせいなのか。
首元のスカーフを緩めながらそろそろどうやって暑さを凌ぐか考えなければ、と思いながらもひとまず今の暑さを逃がす為に、普段は下ろしている髪を簡単に束ねて机に散らばった書類を手に取り始める。
今日は幸いにも早く帰れそうだ。早くシャワーを浴びたい。
チャンピオンの頃に着ていたユニフォームの通気性の良さや、動きやすさを無性に恋しく感じながら帰るための準備を進めていると、扉からコンコンとノック音が響いた。
「どうぞ。入っても大丈夫だぜ」
sui__onu
DOODLE⚠️ケーキバース来ていただきありがとうございます!
未完のため冒頭5ページのみの展示となります。完成版は後日書き上げ次第pixivにて公開予定です。
書き込みボードに感想等いただけたら嬉しいです! 7
ZeyVIlJppF41945
DONE凪玲webオンリー展示の不穏ケーキバースのマンガです。出血等の表現はございませんが、カニバリズム表現、傷跡の表現等がございます。
苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
見た後の苦情等は受け付けません。 22
mimi_ruru_241
DONEプレゼントを贈るのが苦手なダンデと、ずっと気づいてもらえてないキバナの話。プレゼントは、選んでる時間も含めて贈り物。高級鞄にキーホルダー ダンデのポケットにはいつも、ジュラルドンの小さなキーホルダーが入っている。ダンデはときどき、ポケットの中で、すこし汗ばんだ手でそれを握る。けれどすぐに、しょんぼりと手放している。そういうとき、目の前には必ずキバナという男がいる。
このキーホルダーは、チョコレートのおまけでついてくるものだ。箱を開くまでは、何が入っているのか分からない。ダンデはここしばらく、ずいぶんとチョコレートを食べた。メタモンだったり、ミミッキュだったり、かわいらしいポケモンがずらりと棚の上に並んでゆく。
今度こそ、と開いた中にモルペコ(これでみっつめだ)を見つけたとき、もういい加減やめようと思った。甘いものを食べすぎたせいか、ぽっつりとニキビができてしまっていたし、なによりお目当てのものが出てきたところで、どうすればいいのか分からない。これで終わりにしよう、と適当に破った小袋に、幸運の女神は微笑んだ。
3978このキーホルダーは、チョコレートのおまけでついてくるものだ。箱を開くまでは、何が入っているのか分からない。ダンデはここしばらく、ずいぶんとチョコレートを食べた。メタモンだったり、ミミッキュだったり、かわいらしいポケモンがずらりと棚の上に並んでゆく。
今度こそ、と開いた中にモルペコ(これでみっつめだ)を見つけたとき、もういい加減やめようと思った。甘いものを食べすぎたせいか、ぽっつりとニキビができてしまっていたし、なによりお目当てのものが出てきたところで、どうすればいいのか分からない。これで終わりにしよう、と適当に破った小袋に、幸運の女神は微笑んだ。