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    ティト

    アロマきかく

    DOODLEこのままじゃどうも収まりが悪い。
    向こうが俺たちの戦いはこれからだエンド、じゃぁこっちは?
    せめて一区切り付けてやりたい。そんな気持ちから生まれた盛大な蛇足。の序章。
    ベースはラ・ルナのアブノーマリティとしての解釈。

    綺麗に終わると思ったろ?ここからgdgdになっていくんだよ。
    最初は親友Xとダフネを会わせてやりたかっただけだったんですぅ…。
    そしたら勝手にいちゃつきだして…。
    月明かりの下、ふたり 西の空が朱に染まる。

     朝よりもずっと長い影。空の色を仄かに乗せた木々は大きくその印象を変える。
     吹く風はやや勢いを強め、暖かさを退けて肌寒さを齎す。

     後悔が無いと言えば嘘になる。
     自身の役目も目的も、もう果たした。
     でも自分は欲張りだから。
     ずっと側で守りたかった。
     自分には”今後”なんてないことくらい、とうにわかっていたのに。

     朱から藤へと移ろう空。

     ずっと空は灰色だと思っていた。
     灰色なのは自身の心だった。
     心が視界から色を奪っていた。
     こんなに空が多様な顔を持っていたのか。
     知ることが出来たのは、全てあの約束のおかげ。

     藤の空に紺が混ざる。

     後悔がもうひとつ。
     もう少し陽当たりの良い場所にしておけばよかった。
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    きふゆ

    DONE以前出した新茶ぐだ♀本のその後の話。
    なんやかんやで付き合っている。元別のカルデアモリアーティとそのカルデアの夢を見ていた立香というのだけ頭に入れて貰えたら分かると思います。
    『さよなら My Ladyその後』カルデアのどこにいても香るチョコレートの匂いに霹靂する時期……バレンタインだ。毎年恒例なので大量のチョコレートを作ることにも、そのお返しとして様々な(本当に様々な)プレゼントがお返しに貰えることにも慣れてしまった。マイルームの一角のスペーズに皆に配るチョコレートは山積みになって準備済みだ。……皆とは別に用意した特別なチョコレートも用意している。一番最初に渡そうとそれだけ持ってカルデア内を歩いている。
    前回は作って自分が食べるように作ったチョコレートをモリアーティに渡す形になった。
    溶かして固めただけの簡素なチョコレートだったので今年は気合いを込めて作ったのだ。
    (緊張する……!)
    立香のカルデアに召喚されたモリアーティは少々特殊だ。立香が夢で見て過ごしたこともあるカルデアにいた記憶も所持している……らしい。立香自身モリアーティに確かめたことはないが、モリアーティがカルデアに召喚された時から……告白され付き合っている。一緒に召喚を見守っていたマシュが驚いてひと悶着あったのが良い思い出だ。
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