ドライ
しおん
DONE豊前江×女審神者オリジナル女審神者あり。
pixivに公開したものをこちらにも置いておきます。
豊前江ドライヤー苦手そうだなーと思って書き出したらただのイチャイチャ豊さにになった
濡れ髪の君と甘い私 夜の帳が降りて、賑やかな本丸が次第に静かになっていく頃
お風呂を終えて、漸く審神者の責務から解放される自由時間。
寝室も兼ねた自室で昔読んでいた雑誌を手に取って、なんとなくページを捲っていた。特にやることもないけれどなんとなく眠るには惜しく感じて、穏やかなひとり時間を満喫していた。雑誌には最近万屋近くにできた喫茶店の情報が出ている。明日は休みだから誰か誘っていくのもありかなーなんて考えが浮かぶ。
そんなとき、遠くから段々近づいてくる軽快な足音が聞こえてくる。それが聞き馴染んだ足音だと気づいて雑誌から顔を上げたとほぼ同時に、目の前の障子が勢いよく開いた。
「主、起きてっか!」
開いた障子の間には、主の部屋であるということや夜間であることへの遠慮を一切無視したことを何とも思っていないであろう豊前江が笑顔で立っていた。首にタオルをかけて、Tシャツにスエットというラフさから恐らく湯上り直後、そのままこちらへやってきたらしいことは見て取れた。部屋の灯りはついていることは気づいていただろうから寝てるとは思っていなかったにしても、もし就寝前だったらどうするつもりだったのだろうと僅かに眉を顰めてしまう。
4386お風呂を終えて、漸く審神者の責務から解放される自由時間。
寝室も兼ねた自室で昔読んでいた雑誌を手に取って、なんとなくページを捲っていた。特にやることもないけれどなんとなく眠るには惜しく感じて、穏やかなひとり時間を満喫していた。雑誌には最近万屋近くにできた喫茶店の情報が出ている。明日は休みだから誰か誘っていくのもありかなーなんて考えが浮かぶ。
そんなとき、遠くから段々近づいてくる軽快な足音が聞こえてくる。それが聞き馴染んだ足音だと気づいて雑誌から顔を上げたとほぼ同時に、目の前の障子が勢いよく開いた。
「主、起きてっか!」
開いた障子の間には、主の部屋であるということや夜間であることへの遠慮を一切無視したことを何とも思っていないであろう豊前江が笑顔で立っていた。首にタオルをかけて、Tシャツにスエットというラフさから恐らく湯上り直後、そのままこちらへやってきたらしいことは見て取れた。部屋の灯りはついていることは気づいていただろうから寝てるとは思っていなかったにしても、もし就寝前だったらどうするつもりだったのだろうと僅かに眉を顰めてしまう。
むぎた
MEMO公式カーWii小説を読んだすぐの感情のみで描いた。マホとの友情を築くシーンが尺の関係でほぼなかったせいなのか、カービィさんが案外ドライでびっくりした。ワドが「優しいから」という理由でローアの声聞こえたという展開は良い。バンワドはヒロイン。この後読んだ大迷宮編でこれと逆の感情を抱いてるカビワドだったので笑った。
かえで
DONEドライヌ 学パロ 文化祭でメイド服イヌピーがかわいすぎる話※同じクラスのもぶ男視点
メイド服が似合いすぎる高校の文化祭、俺のクラスは何を血迷ったのか、女装メイド喫茶を出すことになった。
しかも男子は全員強制参加らしい。高校生男子がメイド服なんて、もう地獄絵図確定、ネタにしかならない!と思っていたのに…。
文化祭当日、メイド服に着替えて教室へといくと、女子達の黄色い声があがっている。その女子達の目線の先に居たのは、同じクラスの乾だった。
嘘だろ?メイド服がめちゃくちゃ似合っている…!
フリフリのメイド服だぞ?
頭にはヘッドドレス、ニーハイソックスとミニスカートの隙間から見える白い肌が艶かしい。身長が高いから、スカートの丈も若干短い気がする。
おかしい。何でこんなに似合うんだ?
ふさふさの睫毛に整った顔立ち…顔がいいってうらやましい。ホントに俺と同じ人種ですか?と思う。
1655しかも男子は全員強制参加らしい。高校生男子がメイド服なんて、もう地獄絵図確定、ネタにしかならない!と思っていたのに…。
文化祭当日、メイド服に着替えて教室へといくと、女子達の黄色い声があがっている。その女子達の目線の先に居たのは、同じクラスの乾だった。
嘘だろ?メイド服がめちゃくちゃ似合っている…!
フリフリのメイド服だぞ?
頭にはヘッドドレス、ニーハイソックスとミニスカートの隙間から見える白い肌が艶かしい。身長が高いから、スカートの丈も若干短い気がする。
おかしい。何でこんなに似合うんだ?
ふさふさの睫毛に整った顔立ち…顔がいいってうらやましい。ホントに俺と同じ人種ですか?と思う。
yrtrmn
DONE頂いたお題で『めぐの運転でドライブ』のめぐゆじです。夜のお話にしてみました。ありがとうございます🌙 車に乗り込むと暖かい空気に包まれて、一気に気が抜けた。車内にはうっすら音楽が流れている。伏黒の好きなイギリスのバンドだった。どうも伏黒の中で冬はこれ、夜だとこれ、と決まっているアルバムがあるらしく、俺はそれらを大体覚え切るくらいには、こうして助手席に座っている気がする。
コンビニで買ったホットコーヒーを手渡すと、伏黒は礼を言って口をつけた。自分にも買ったカフェオレを同じように飲もうとして、まだ熱くて諦める。行くか、と伏黒が言うのに頷いた。車が滑り出す。コンビニの、明るすぎるくらいの光が遠ざかっていく。終電はもうとっくに終わっている時間だった。人気が少なくなった街並みはそれでも都会らしく、まだ眠ることなくかがやいている。
2350コンビニで買ったホットコーヒーを手渡すと、伏黒は礼を言って口をつけた。自分にも買ったカフェオレを同じように飲もうとして、まだ熱くて諦める。行くか、と伏黒が言うのに頷いた。車が滑り出す。コンビニの、明るすぎるくらいの光が遠ざかっていく。終電はもうとっくに終わっている時間だった。人気が少なくなった街並みはそれでも都会らしく、まだ眠ることなくかがやいている。
choko_bonbon
DONE57の日!#五七版GW企画の1「ドライブ/腕時計/見ないで」をお借りして。
キスして、お風呂にもつれ込む57深夜、伊地知の運転する黒い車体だけがぽつねんと、人の往来が減った繁華街に向かって走る。車内には、ごお、と路面を滑るタイヤの音とそれから。
――コツ、コツ、コツ。
ふかく整えられた爪の先が、時計の文字盤に嵌るガラスを叩く音が響いていた。
規則的な音色は、秒針が動くごとに振り下ろされているらしく。刻一刻という言葉を堂々と背負いながら、伊地知の心臓を縮み上がらせている。
「っ、その……申し訳ございません、でした」
バックミラーへ視線を投げ、後部座席の様子を確認すれば。伊地知にだけ分かる、極度に苛ついた様子の男が、その視線に気付いてにったり笑いかけてきた。顔の上半分が隠れていたとして、美人が怒って微笑むと、より一層の恐ろしさがある。
6661――コツ、コツ、コツ。
ふかく整えられた爪の先が、時計の文字盤に嵌るガラスを叩く音が響いていた。
規則的な音色は、秒針が動くごとに振り下ろされているらしく。刻一刻という言葉を堂々と背負いながら、伊地知の心臓を縮み上がらせている。
「っ、その……申し訳ございません、でした」
バックミラーへ視線を投げ、後部座席の様子を確認すれば。伊地知にだけ分かる、極度に苛ついた様子の男が、その視線に気付いてにったり笑いかけてきた。顔の上半分が隠れていたとして、美人が怒って微笑むと、より一層の恐ろしさがある。
IRisunoki
DONEarbオータムパニック!でパニックを起こした人間が書き殴りました。弁護士、小説家、社畜目線のSS詰め合わせになります。Twitterに投稿していたものに加筆修正しています。直接そういった描写はありませんが、獄寂ひふどラインにて製造されておりますのでご注意ください。 21mt_pck
MEMOCoC『ディプライブナイトドライブ』KP⇒おり(KPC:篠原 結人)
PL⇒ぷちこ(PC:ショウ)
べろべろに泣きました。なんで??
芋堀してたら都市が出てきたシナリオ。
両生還!ありがとうございました! 4
asari_BRST
DONE帝と梵※下に行くほど腐。
※当アカウントのガイドラインを書こうと思ったけどよくわからんくなった…とにかくキス以上の絵の直置きはアウト、だっこはグレーです。多分抱っこ程度も今まで通りポイピクに投げます。
hasami_J
DONEデッドラインヒーローズ事件モノ。長くなりましたがこれにて完結。前話はタグ参照。メインキャラは自PCのブギーマンとソーラー・プロミネンス。お知り合いさんのPCさんを勝手に拝借中。怒られたら消したり直したりします。全てがただの二次創作。
『ブギーマンとプロミネンスが事件の調査をする話④』 開会を数日後に控えた夜のスタジアムに、照明が灯る。
展示品や出展ブースが並べられたグラウンドが、スポーツ中継の時は観客席として用いられる変形型座席エリアが、屋内に用意されたスタジオを俯瞰するVIPルームが、華々しい表舞台からは遠く離れたバックヤードが、そのスタジアムの中の照明という照明が光を放っていた。
そこに演出意図はなかった。ただスタジアムに満ちていた闇を照らすことだけを目的とした光だった。かくして夜の己護路島内に、けばけばしいほどの光に包まれたオノゴロ・スタジアムが浮かび上がる。
スタジアムの全ての照明が灯ったことを確認し、ラムダは制御システムをハッキングしていたラップトップから顔をあげた。アナウンスルームに立つ彼女からは、煌々と照らされたスタジアムの様子が一望できた。天井からは己護路エキスポの垂れ幕が悠然と踊り、超人種の祭典を言祝ぐバルーンが浮いている。
20127展示品や出展ブースが並べられたグラウンドが、スポーツ中継の時は観客席として用いられる変形型座席エリアが、屋内に用意されたスタジオを俯瞰するVIPルームが、華々しい表舞台からは遠く離れたバックヤードが、そのスタジアムの中の照明という照明が光を放っていた。
そこに演出意図はなかった。ただスタジアムに満ちていた闇を照らすことだけを目的とした光だった。かくして夜の己護路島内に、けばけばしいほどの光に包まれたオノゴロ・スタジアムが浮かび上がる。
スタジアムの全ての照明が灯ったことを確認し、ラムダは制御システムをハッキングしていたラップトップから顔をあげた。アナウンスルームに立つ彼女からは、煌々と照らされたスタジアムの様子が一望できた。天井からは己護路エキスポの垂れ幕が悠然と踊り、超人種の祭典を言祝ぐバルーンが浮いている。
noupura
PROGRESS進捗さらし。深夜にドライブしてラーメン食べて次の日牧場で遊んでお土産持って帰ってくる村来が書きたいのになんか全然違う。1秒後には解釈違いで死んでそう。
進捗晒し「実際やるかは置いておいて、やってみたいかっこいいこと?」
「はい。この前荒船たちとその話題で盛り上がったんです」
例えばビルから窓ガラスを割って飛び降りること。
例えば車から車へ飛び乗って移動すること。
映画やアニメなどでしか見られないような、しかしトリオン体であれば可能であるような案がいくつも挙げられた。
「その中で逃避行ってかっこいいよねという話になったんです」
「逃避行?」
「花嫁を連れ出したり、夜中に列車に乗って日本を縦断したり。アクション映画よりは現実寄りですが、やるかと言われるとやらないな。と」
「確かに」
「さすがに式を台無しにして連れ出すのは周りに迷惑をかけすぎだと犬飼が口を出して、じゃあ実際いくらの損失になるのか計算してみようってなったので、そこから話は脱線してしまったんですが」
3925「はい。この前荒船たちとその話題で盛り上がったんです」
例えばビルから窓ガラスを割って飛び降りること。
例えば車から車へ飛び乗って移動すること。
映画やアニメなどでしか見られないような、しかしトリオン体であれば可能であるような案がいくつも挙げられた。
「その中で逃避行ってかっこいいよねという話になったんです」
「逃避行?」
「花嫁を連れ出したり、夜中に列車に乗って日本を縦断したり。アクション映画よりは現実寄りですが、やるかと言われるとやらないな。と」
「確かに」
「さすがに式を台無しにして連れ出すのは周りに迷惑をかけすぎだと犬飼が口を出して、じゃあ実際いくらの損失になるのか計算してみようってなったので、そこから話は脱線してしまったんですが」
aki_tredure
DOODLEチラ裏!井川しかいない!2022/04/06-07
3・4枚目は他の場所どうかわからないけどライ◯ンズクラブの青いベンチめちゃくちゃあったよねっていう…井川、青いベンチ似合うじゃん…となって描いてたけど上手く行かなかったやつ 5
rnn_pkmn
PROGRESSいちばん好きなブイズはリーフィアです。でも一番エッチなブイズはブラッキーだと思います。
緑色使い慣れてないから着彩むずいぞ!!!!!
ここツイッターじゃないので日記書きます。
最近早朝ドライブにハマってます。ニートですが。コンビニで飯買って朝日見たりサウナ開店凸したりすると更に最高🧖♀️☀️まぁ昼夜逆転は治らないですけどねヮラ
hasami_J
DONEデッドラインヒーローズ事件モノ。続きます。全三話予定でしたが長引いたので全四話予定の第三話になりました。前話はタグ参照。メインキャラは自PCのブギーマンとソーラー・プロミネンス。お知り合いのPCさんを勝手に拝借中。怒られたら消したり直したりします。
『ブギーマンとプロミネンスが事件の調査をする話③』 彼女の父親はサイオンで、母親はミスティックだった。
二人は出会い、愛を育み、子を産んだ。
少女は超人種ではなかった。
何の力も持たぬノーマルだった。
少女の両親はそれに落胆することはなかった。あるいは落胆を見せることはしなかった。親として子を愛し、育て、慈しみ、守った。
けれど少女はやがてそれに落胆していった。自らを育む両親へ向けられる、不特定多数からの眼差しが故にだ。
超人種の多くは超人種だけのコミュニティを作る。それは己護路島であったり、その他の超人種自治区であったり、あるいは狭い収容所の中であったりするけれど。
旧世代の中にその身を置き続けることを選ぶ者もいるが、それは稀だ。
誰よりも早い頭の回転を持つテクノマンサーに、及ばぬ旧世代が嫉妬せずにいられるだろうか。依存せずにいられるだろうか。その感情に晒されたテクノマンサー当人が、そこにやりづらさを、重さを、生き難さを感じずにいられるだろうか。
15418二人は出会い、愛を育み、子を産んだ。
少女は超人種ではなかった。
何の力も持たぬノーマルだった。
少女の両親はそれに落胆することはなかった。あるいは落胆を見せることはしなかった。親として子を愛し、育て、慈しみ、守った。
けれど少女はやがてそれに落胆していった。自らを育む両親へ向けられる、不特定多数からの眼差しが故にだ。
超人種の多くは超人種だけのコミュニティを作る。それは己護路島であったり、その他の超人種自治区であったり、あるいは狭い収容所の中であったりするけれど。
旧世代の中にその身を置き続けることを選ぶ者もいるが、それは稀だ。
誰よりも早い頭の回転を持つテクノマンサーに、及ばぬ旧世代が嫉妬せずにいられるだろうか。依存せずにいられるだろうか。その感情に晒されたテクノマンサー当人が、そこにやりづらさを、重さを、生き難さを感じずにいられるだろうか。
dorotkrb
TRAINING急に思い立って書いたプランツドールパロですのでふわっとしてますが、イヌピーは例えプランツドールだとしてもイヌピーだって事で…。あとご都合主義で人形が言葉話します。ドライヌ プランツドールパロ「うさんくせー…」
どこかエキゾチックな旧市街の町並み。ひっそりと佇んだ古いビルを見上げて、背の高い男は嫌そうに呻いた。石畳の凹凸に降り出した雨が勢いよく跳ね返っている。煩わしい。ただでさえ雨は嫌いなのに。
「面白そうだろ?」
隣に佇んだ男は、もう一人の長身の男より幾分背が低い。黒い髪と暗い色のスーツ姿。センス良く着こなしているけれど一般人の雰囲気では無かった。黒いロングトレンチを羽織った長身の男もそれは同じだったけれど。
重い鉄製の扉を軋ませた音と一緒に押し開く。
中に入れば予想して居た通り、古い道具の匂いがした。
なにせそこは、古い骨董店だったからだ。
数日前、この骨董店を偶然訪れた三ツ谷は美しい刺繍のグローブを見つけた。花嫁の為に作られた、アンティークなそれを見た途端、思い浮かべたの歳の離れた妹の顔だった。
3680どこかエキゾチックな旧市街の町並み。ひっそりと佇んだ古いビルを見上げて、背の高い男は嫌そうに呻いた。石畳の凹凸に降り出した雨が勢いよく跳ね返っている。煩わしい。ただでさえ雨は嫌いなのに。
「面白そうだろ?」
隣に佇んだ男は、もう一人の長身の男より幾分背が低い。黒い髪と暗い色のスーツ姿。センス良く着こなしているけれど一般人の雰囲気では無かった。黒いロングトレンチを羽織った長身の男もそれは同じだったけれど。
重い鉄製の扉を軋ませた音と一緒に押し開く。
中に入れば予想して居た通り、古い道具の匂いがした。
なにせそこは、古い骨董店だったからだ。
数日前、この骨董店を偶然訪れた三ツ谷は美しい刺繍のグローブを見つけた。花嫁の為に作られた、アンティークなそれを見た途端、思い浮かべたの歳の離れた妹の顔だった。
fukuske5050
MOURNINGいちどだけ書いたドライヌ 支部整理したのでこちらに…実家にイヌピを連れて帰ってきたド
ケン坊が帰ってきたケン坊が久しぶりに帰ってきた。
なにせここは(こんな)場所だ。
ヤツが自分で自分の場所をみつけて曲がりなりにも自立とやらをしたならば、それに越したことはない。
それでも、たまに顔を見せてくれるならいいと思っているのはオレの勝手な親心だ。
育てたつもりはさらさらないし、ここが家とは口幅ったいが、アイツの(部屋)は相変わらずそのまんま。
気軽にふらりやって来て、たまーに元気な顔を見れたらそれで満足だ。
「おーケン坊久しぶりィ」
「わりぃ、ちょっと荷物探していいか」
「そのまんま残ってるから勝手にやれや」
「んー」
カウンター越しに覗いたヤツは珍しくツレを連れていた。
ヤツより背の低いひょろっとてホソッコイ。やたらとキレイな金色の髪は本物か。
1590なにせここは(こんな)場所だ。
ヤツが自分で自分の場所をみつけて曲がりなりにも自立とやらをしたならば、それに越したことはない。
それでも、たまに顔を見せてくれるならいいと思っているのはオレの勝手な親心だ。
育てたつもりはさらさらないし、ここが家とは口幅ったいが、アイツの(部屋)は相変わらずそのまんま。
気軽にふらりやって来て、たまーに元気な顔を見れたらそれで満足だ。
「おーケン坊久しぶりィ」
「わりぃ、ちょっと荷物探していいか」
「そのまんま残ってるから勝手にやれや」
「んー」
カウンター越しに覗いたヤツは珍しくツレを連れていた。
ヤツより背の低いひょろっとてホソッコイ。やたらとキレイな金色の髪は本物か。
hasami_J
DONEデッドラインヒーローズ事件モノ。続きます。全三話予定の第二話。前話はタグ参照。メインキャラは自PCのブギーマンとソーラー・プロミネンス。お知り合いのPCさんを勝手に拝借中。怒られたら消したり直したりします。
『ブギーマンとプロミネンスが事件の調査をする話②』 自分は恵まれている人間だと思う。
超人種としての能力のことを自覚したのは8歳を迎えた頃だった。母が闘病の果てに癌で死に、それから間も無くのことだ。日の光のもとに立った時、自分の体がぼんやりと光っていることに気づいた。
最初は、日陰に入ればそう間も開かず落ち着く程度の光だった。直射日光の下で、キラキラと光る自分の産毛を見ながら、これは死んだ母が天使になって祝福をしてくれているのだろうかと、呑気なことを考えていた記憶がある。
母の死で父は忙しそうにしていたし、自分は従来能天気な子供だったのもあり、そう深刻に受け止めてはいなかった。あるいは子供ながらに遠慮していたか、母の死で相応にショックを受けていたからかもしれない。とにかく、最初はそういうこともあるのだろう程度で、大して気にしていなかった。
15980超人種としての能力のことを自覚したのは8歳を迎えた頃だった。母が闘病の果てに癌で死に、それから間も無くのことだ。日の光のもとに立った時、自分の体がぼんやりと光っていることに気づいた。
最初は、日陰に入ればそう間も開かず落ち着く程度の光だった。直射日光の下で、キラキラと光る自分の産毛を見ながら、これは死んだ母が天使になって祝福をしてくれているのだろうかと、呑気なことを考えていた記憶がある。
母の死で父は忙しそうにしていたし、自分は従来能天気な子供だったのもあり、そう深刻に受け止めてはいなかった。あるいは子供ながらに遠慮していたか、母の死で相応にショックを受けていたからかもしれない。とにかく、最初はそういうこともあるのだろう程度で、大して気にしていなかった。
touka_skom
DONE恋人関係の左京と臣。ドライブデートで海に行くお話。
茜色に染まる「晴れて良かったなぁ」
助手席の窓から差し込む茜色の光を浴びてつぶやく。昨夜の天気予報では曇りと言っていたから、せっかく外へ出かけるのに、と少し落ちていたのだけれど、そんな気持ちはいつの間にか雲と一緒に遠くへと流されていた。
「伏見、そろそろ目的地に着くぞ」
真っ直ぐに前を見据えて運転をする左京さんがそう伝えてくれる。彼の髪は夕日に照らされて、まるで金糸のような美しさだった。きれい、と漏れた声は左京さんには届かなかったようで、勝手に気恥ずかしくなっていた。目線を再び窓の外へと移すと、今日の目的地が見えてきていた。いくつもの波が押しては返して、ゆらゆら揺れる水面に映る夕日もまた美しかった。
「着いたぞ。日が沈むまでまだ時間はありそうだな」
1573助手席の窓から差し込む茜色の光を浴びてつぶやく。昨夜の天気予報では曇りと言っていたから、せっかく外へ出かけるのに、と少し落ちていたのだけれど、そんな気持ちはいつの間にか雲と一緒に遠くへと流されていた。
「伏見、そろそろ目的地に着くぞ」
真っ直ぐに前を見据えて運転をする左京さんがそう伝えてくれる。彼の髪は夕日に照らされて、まるで金糸のような美しさだった。きれい、と漏れた声は左京さんには届かなかったようで、勝手に気恥ずかしくなっていた。目線を再び窓の外へと移すと、今日の目的地が見えてきていた。いくつもの波が押しては返して、ゆらゆら揺れる水面に映る夕日もまた美しかった。
「着いたぞ。日が沈むまでまだ時間はありそうだな」
kitchen
DONE積み本読了記念。義経主役の歴史小説だけどライトノベル調で読みやすくてちょっとしたミステリものでもあるので最後までワクワクできたのがよかった。そして伝説へ…に繋がる最後とかロマンとファンタジー感満載で一つのお話として納得。面白かった!
cMeagfLdaE5ySdb
INFOこの度、棚の一部屋が空いたのでぬいちゃんの部屋にしたいんですけど、ぬいちゃん一体につき一部屋で足りるのかな…もっと増築した方がいいのかな…ベッドはシモンズのセミダブルでいいのかな…ドライヤーはどこのがいいんだろう…
hasami_J
DONEデッドラインヒーローズ事件モノ。続きます。全三話予定。メインキャラは自PCのブギーマンとソーラー・プロミネンス。お知り合いのPCさんを勝手に拝借予定。怒られたら消したり直したりします
『ブギーマンとプロミネンスが事件の調査をする話①』 バスのステップを軋ませながら降り立てば、錆び付いた標識版が眼下で揺れていた。それが確かに目的地の名称を刻んでいることを確かめ、腰をかがめて上屋をくぐる。背後でポカンと一連を眺めていた運転手がはたと我に返り、エンジン音を吹かせながら走り去っていくのを背で聞いた。
巨躯であった。上背はもとより、肥大した筋肉が鎧のように全身を覆っているのが、痛々しいほど引き伸ばされたシャツ越しにも分かった。かつては丸首であっただろう襟元はほぼ直線に結ばれ、胸元に配された企業ロゴは恨みでもあるのかと言わんばかりに横に伸びきっている。それほどの肉体を持ちながらシャツの下に未だ何かを隠していると見えて、筋肉由来とは異なる凹凸がちらほらと確認できた。
10917巨躯であった。上背はもとより、肥大した筋肉が鎧のように全身を覆っているのが、痛々しいほど引き伸ばされたシャツ越しにも分かった。かつては丸首であっただろう襟元はほぼ直線に結ばれ、胸元に配された企業ロゴは恨みでもあるのかと言わんばかりに横に伸びきっている。それほどの肉体を持ちながらシャツの下に未だ何かを隠していると見えて、筋肉由来とは異なる凹凸がちらほらと確認できた。
ザジえモン
DOODLE■書店委託のお知らせ通販↓
とらのあな様【https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040030974979/】
左馬一/R-18/A5/16p
無理矢理/ドライハンプ/流血表現
何でも許せる方向け
※流血表現、マニアックな潤滑剤の使用。これでピンと来た方は閲覧非推奨※
成人済みですか?(y or n ) 8
holic_comic
DONE社会人パロくりんばです中距離恋愛中のふたりの、のんびりドライブデート小話です。
地方に対する否定的な感情はありませんが、なんでも大丈夫!な方はよろしければお付き合いください。^^
(そもそも県道を時速六十キロで走ってるあたりでアウトか…)
前方注意 国広が住んでいる地域に比べると道路の広さと交通量が比例していない県道を、大倶利伽羅の愛車がすいすいと走る。今日は特に目的もなくのんびりとしたドライブデートなのだ。
「それは、何だ。田舎って言いたいのか」
言葉よりも柔らかな口調と表情で、伽羅が言う。
「そ。そんなことないぞ」
慌てて否定すると、伽羅はくくっと喉で笑った。
俺も地元では運転をするのだけれど、伽羅と出かけると助手席が指定席だ。助手席からこっそりと見る、前を向いたままの伽羅と話すのはなんだかいいなあ、と、初めて知った。たまに、「国広、見すぎ」と、伽羅に笑われるのはもう、ご愛敬だ。
「普段このあたりまで来ないから自信はないが……。この前、あんたが言っていたバウムクーヘン屋は近くなんじゃないか」
1844「それは、何だ。田舎って言いたいのか」
言葉よりも柔らかな口調と表情で、伽羅が言う。
「そ。そんなことないぞ」
慌てて否定すると、伽羅はくくっと喉で笑った。
俺も地元では運転をするのだけれど、伽羅と出かけると助手席が指定席だ。助手席からこっそりと見る、前を向いたままの伽羅と話すのはなんだかいいなあ、と、初めて知った。たまに、「国広、見すぎ」と、伽羅に笑われるのはもう、ご愛敬だ。
「普段このあたりまで来ないから自信はないが……。この前、あんたが言っていたバウムクーヘン屋は近くなんじゃないか」
UME
TRAINING2022/03/15誰にようか募集しようと思ったんですけど、トレスも模写もしてないけど、よくあるポーズなのでなんか色々注意されたら怖いのでこっちに😂
誰にしようかな~🤔
そういえば、4月にメディバンにタイムラプスくるらしいのでそれから鍵垢つくることにしようかと。
あと、エアスケブのご要望ありがとうございます!ガイドラインなど見て検討します☺️
リゲル
DONE真夜中ドライブブラネロ~!🌉 R15喫煙・下ネタジョーク注意です/謎現パロ軸
無題「…ん、ブラッド。ちょっと止めて」
「んだよ、吐くかあ?」
「ちげえよ、いいから止めろって…」
駆り立てるような、嗄れた声に勝てなかったブラッドリーは仕方なくハンドルを曲げ車を路肩に寄せた。がらんとした夜中の高速道路の上、まばらに立っている街灯に照らされ、かろうじて輪郭を保っている道。その端に掛かったネロはギリギリの外側へと体を伸ばす。ぐっと伸びをする野良猫のようでもあった。適当に結んである淡い髪が靡く。
床に座り込んだまま黙々と酒を飲んでいたネロは、帰ってきたばかりのブラッドリーを見た途端に、ドライブに行きたいと声を上げた。ご自分に運転させろと主張し出さないのが幸いだったというか、真っ赤な顔で目だけがギラギラしてる、そういう顔と滅茶苦茶な甘え方に弱いブラッドリーの方が問題だったというか。
1444「んだよ、吐くかあ?」
「ちげえよ、いいから止めろって…」
駆り立てるような、嗄れた声に勝てなかったブラッドリーは仕方なくハンドルを曲げ車を路肩に寄せた。がらんとした夜中の高速道路の上、まばらに立っている街灯に照らされ、かろうじて輪郭を保っている道。その端に掛かったネロはギリギリの外側へと体を伸ばす。ぐっと伸びをする野良猫のようでもあった。適当に結んである淡い髪が靡く。
床に座り込んだまま黙々と酒を飲んでいたネロは、帰ってきたばかりのブラッドリーを見た途端に、ドライブに行きたいと声を上げた。ご自分に運転させろと主張し出さないのが幸いだったというか、真っ赤な顔で目だけがギラギラしてる、そういう顔と滅茶苦茶な甘え方に弱いブラッドリーの方が問題だったというか。