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    ナンダカンダ

    1kaitensitaato

    DONE◆二人とも記憶あり、復活してない世界線からの転生パロ、スザルル

    ◆今度こそルルーシュを正しい道に導かなきゃと思ってるので親友(※あたりがきつい)やってるけどなんだかんだルルーシュのことが好きなのも本当なスザクVS勘弁してほしいルルーシュ

    ◆キセキの誕生日観て、親友だけどルルーシュにあたりがきついスザクほんと栄養ある、二人で漫才やってくれ!と思って作った。殺伐してる。ハッピーエンド。
    【君のいる地獄に行きたい】(スザルル)「悪いな。送ってもらっちゃって」
    「いいのいいの!今日も見事な勝ちっぷり。ルルーシュってさあ、なんか欲しいものとかあんの?」
    「金は天下の回り物って言うだろ。元手があれば増やすのは簡単だ。いざという時のためさ」

    賭けチェスの代打ちのバイトは実に割がいい。ナナリーとロロの誕生日プレゼントは、常にその時贈れる最高のものを用意してやりたいが、学生という身分では資金面にやや不安がある。心臓の弱い弟のためには健康状態を常時見てくれるデジタル時計を贈りたいし、活発な妹にはマウンテンバイクの目星をつけている。短い拘束時間で稼ぐことができるのも、リヴァルという足がある賜物だ。俺は寮の近くまでつけてもらった感謝を込めて、来週のテストのヤマを書きつけたメモをリヴァルの手元に押しつけた。
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    ゆき📚

    DONE【血界】【行き先は自由】Ⅳ
    なんだかんだでのそのそ書いていました。一応今回で最終回、という形です。
    最後の最後でわちゃわちゃしている感じ半端ない。尻切れトンボもいい所だぜ!!
    初っ端に虫の話が出てます。苦手な方はご注意を。
    相変わらず設定とか諸々雑です。書きたいように書いてます。
    大丈夫、どんなものでもどんとこい!という心の拾い方がいらっしゃたらよかったら読んでやってください。
    【行き先は自由】Ⅳ 子供の頃の記憶、思い出というにはひどくおぼろげなもの、
     自分がいくつの頃合だったかも曖昧なくらい。
     暖かくて、上着を羽織る事無く外にいても気持ちのいい風を受けていたのは覚えている。
     太陽の日差しが歩く道を左右に伸びた樹々の葉の隙間から照らす。
     空を隠すように茂る葉の形に影を作り出して道を模様づけているのを眺めているとふと目に止まったのは死んだバッタが動いている様子だった。
     そのバッタが死んでいるとすぐにわかったのはカラダが横向きになっていたから、違和感を覚えたのはそんな体勢でそれが動いていたから
     立ち止まってじーっと見て、それは死んだバッタが動いるのではない。動かしている者がいるという事を認識した。
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    アロマきかく

    DONE某日誌4より。

    おっかしいなぁ…書きたかったところ一切書けてない…
    何はなくとも一旦絶望のズンドコに叩き落とすのがね、好きなんでね、もうそれだけでいっす。
    そーいや、なんだかんだで最初の犠牲者あんただったな。


    再挑戦押すの早くてよかったね。
    円満退社 肌を、髪を、やや乱暴に風が撫ぜる。

    「う……」
     どこかの壁にもたれかかるようにして、気を失っていたようだ。

     違和感。

     風?
     ただの風ではない。鼻をくすぐるそれは、知らないはずなのに知っている。
     それが再び、大きく髪を薙いだ。

     潮の香り。



     一瞬にして顔から血の気が引く。

     やらかした。畜生、やらかした。

     直前の映像がフラッシュバックする。
     ジュースの自動販売機のような筐体と、その両脇に立つ、人ほどの大きさもあるエビ。
     『蓋の空いたウェルチアース』の作業をしていた。
     本能作業だっけか、洞察作業だっけか。作業の相性としては悪くなかったはず。

     記憶の蓋のほうは、なかなか開かない。
     ただ解るのは、作業結果が良くなかったこと。がこん、と収容室に響く音を立てて出てきたソーダの缶。既に蓋は開いていた。己の意思とは裏腹に、足が筐体の前へ。光るネオンサイン。自分の手が、蓋の開いたソーダの缶を握る。耳の奥から頭の中まで揺らす、アップビートの音楽。
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