プレゼント
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DOODLE「プレゼント」 ラーヒュン ワンライ 2025.02.21. ラーハルト、三十三歳の春の記念日休暇。
結婚十周年を迎えた彼は悩んでいた。伴侶たるヒュンケルへの贈り物についてだ。
生活に絶対に必要な物以外は買ったことがない。おかげでこの家はすっきりと片付いているが、粋だとか洒落だとかはとんと分からない。
こういう時には如何なる品を用意するべきでしょうか。と。
信頼する主君に尋ねてみたところ、彼自身は記念日に花を受け取ったとのことだった。
だっておれは手紙をもらっても読めない字が多いからさ、と照れくさそうに頬を掻きながら上目使いで付け加えられた。
つまり手紙や花が最適らしい。
ヒュンケルはじきに家に帰ってくるだろう。それまでに準備をしなければ。
まずは手紙をしたためた。
2543結婚十周年を迎えた彼は悩んでいた。伴侶たるヒュンケルへの贈り物についてだ。
生活に絶対に必要な物以外は買ったことがない。おかげでこの家はすっきりと片付いているが、粋だとか洒落だとかはとんと分からない。
こういう時には如何なる品を用意するべきでしょうか。と。
信頼する主君に尋ねてみたところ、彼自身は記念日に花を受け取ったとのことだった。
だっておれは手紙をもらっても読めない字が多いからさ、と照れくさそうに頬を掻きながら上目使いで付け加えられた。
つまり手紙や花が最適らしい。
ヒュンケルはじきに家に帰ってくるだろう。それまでに準備をしなければ。
まずは手紙をしたためた。
kurui_usagi39
DOODLEお誕生日にプレゼントを貰う🦁さんと贈る💫くんの景穹です。白いアザレア、エリカ、そしてナンテンの花束は、花言葉を精一杯調べた💫くんがお花屋さんにリクエストして作ってもらったものです。 3sakusakuagetate
DOODLEバレンタインデーだね相棒♡タル空
漫画で描くほどの話じゃなかった!! って思ったけどそんなの関係ないっすよね♡
何とかたるにチョコを渡す口実が欲しい空くんも可愛いと思うけど、堂々とプレゼントする空くんも大好物なのでください!!! 6
HandyNigou
DOODLE「推し(院長)リスペクトで半分悪ふざけでプレゼントを同僚に買ったら届いてないのにデリバリー済みってことになってるけど、どうすっかなぁ」と考えてる人が富総に今いるよ。 4白 梅
DONE監督生がルームフレグランスをエースにプレゼントするお話。※元ネタは昨年のバレンタインデーのルームフレグランスです
マブ監webオンリーイベント
『マブは今日もオンボロ寮で』の展示作品になります。
ルームフレグランスの使い方普段と変わらず、オンボロ寮のゲストルームで各々自由に過ごしていると、エースが突然キョロキョロと辺りを見渡しだした。一旦その行動が落ち着くと、今度は眉間に皺を寄せなにかを考え込みだす。
「どしたの?」
「いや……改めて思ったんだけどさ」
すぅっ、とエースは小さく息を吸うと、覚悟を決めた顔で私の目を真っ直ぐ見つめる。
「おまえ、センス無くね?」
「はぁ?」
何だ急に。喧嘩なら買うぞ??
シンプルな悪口に今度は私が眉を顰める。が、エースはその事に気づいてないようで、頭の後ろで手を組むと「だってさ〜」ソファーの背もたれに深く寄っかかり続ける。
「改めてこの部屋見るとさ〜家具に統一感はないじゃん。ユウが好きそうなカワイイ系の机にモダンな椅子合わせてたり、色もモノトーンやパステル、ビビットって……バラバラすぎ。しかもそこの角には物置みたいに色々積まれてるしさ〜」
3848「どしたの?」
「いや……改めて思ったんだけどさ」
すぅっ、とエースは小さく息を吸うと、覚悟を決めた顔で私の目を真っ直ぐ見つめる。
「おまえ、センス無くね?」
「はぁ?」
何だ急に。喧嘩なら買うぞ??
シンプルな悪口に今度は私が眉を顰める。が、エースはその事に気づいてないようで、頭の後ろで手を組むと「だってさ〜」ソファーの背もたれに深く寄っかかり続ける。
「改めてこの部屋見るとさ〜家具に統一感はないじゃん。ユウが好きそうなカワイイ系の机にモダンな椅子合わせてたり、色もモノトーンやパステル、ビビットって……バラバラすぎ。しかもそこの角には物置みたいに色々積まれてるしさ〜」
でゅわー
DONE稲妻バレンタインみこさらです毎年、裟羅さんから貰ったチョコを食べさせてあげるのが宮司様からのバレンタインプレゼント
(何度言っても甘味食わせようとしてくる宮司様にウンザリしてる裟羅さん)
noa/ノア
DONE[風信&南風✈] パイロットAU。バレンタインデー。とある仕事で一緒になったあと、はからずも(?)プレゼントを渡しあうみたいな流れになった二人。※バレンタインなのに、くっつきません
「座談会……ですか?」
怪訝な顔で聞き返す南風に、広報担当職員がにこやかな顔で頷く。
「はい、今度、機内誌の記事用にいろんな職種の人たちで集まって座談会をすることになりまして。副操縦士として抜擢されました、おめでとうござ……」
「いや、あの、なんで僕……話なんてできないですけど」南風がおもわず遮る。
「そりゃあ、若手の有望株ですし、それに——」ぐっと南風の耳元に口を寄せる。「見栄えも、しますしね」
「は……?」思わず身を引いた南風の頬が赤くなる。
「あ、そういえば、風信機長にも声かけてますので」
風信の名を出せば南風が断らないと知っているのだろう。だがどちらにしろ南風に拒否権はなかった。
「では、再来月の14日、よろしくお願いします!」
6239怪訝な顔で聞き返す南風に、広報担当職員がにこやかな顔で頷く。
「はい、今度、機内誌の記事用にいろんな職種の人たちで集まって座談会をすることになりまして。副操縦士として抜擢されました、おめでとうござ……」
「いや、あの、なんで僕……話なんてできないですけど」南風がおもわず遮る。
「そりゃあ、若手の有望株ですし、それに——」ぐっと南風の耳元に口を寄せる。「見栄えも、しますしね」
「は……?」思わず身を引いた南風の頬が赤くなる。
「あ、そういえば、風信機長にも声かけてますので」
風信の名を出せば南風が断らないと知っているのだろう。だがどちらにしろ南風に拒否権はなかった。
「では、再来月の14日、よろしくお願いします!」
,無為
DONE私からのバレンタイン欲しい言ってた方へのプレゼント𛰧𑋰 𐋢 𑋰𛰨𑙗✿
その方イメージして作ったOCとおまけ漫画
遅れてしまい申し訳ありません
ありがとうございました
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見るだけでお願いします
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大福餅
DOODLE俺からのバレンタインプレゼント兼リク小説その④(ビターなやつ)、ジャンメグのお話(初めて書いたので解釈違いとか許してね)。ジャンメグの話 『快進撃が止まりません』
『バトルが終わりました、勝利です』
そのアナウンスを聞くが早いか、中央に佇む少女がカメラに向かってその身体に釣り合わない大口径のガトリングガンを乱射し微笑む。左右で色が異なる髪が靡く。
「いえ〜い!メグメグの勝ち〜♪」
自身をメグメグ、と名乗った彼女はこの#コンパスではガンナーと呼ばれるジョブに就いている。本来ならば後方からアタッカーや、私のようなタンク達を支援しつつ長い射程を活かした攻撃を主として行うジョブだ。しかし彼女の戦闘スタイルは違った。アタッカーと同じか、それ以上前に出て敵を倒す事だけを意識して戦っているようだった。痛みを忘れてしまった自分にダメージなんて関係ない。そう言うように、前に出てはダメージを負って、それでもまた前に出て。死んでしまってもまた前線に駆けて行って敵を撃ち倒す。私には彼女の戦闘に対してとやかく言うような権利は無い。けれど…やはり心配になる時は少なく無い。彼女だって人間なのだ。認識していなくとも肉体に限界はある。この電脳空間ではそんなの関係ないなんて事も分かってはいる。それでも、かつて目の前で幾多の仲間の死を目の当たりにしてきた私には…。
1200『バトルが終わりました、勝利です』
そのアナウンスを聞くが早いか、中央に佇む少女がカメラに向かってその身体に釣り合わない大口径のガトリングガンを乱射し微笑む。左右で色が異なる髪が靡く。
「いえ〜い!メグメグの勝ち〜♪」
自身をメグメグ、と名乗った彼女はこの#コンパスではガンナーと呼ばれるジョブに就いている。本来ならば後方からアタッカーや、私のようなタンク達を支援しつつ長い射程を活かした攻撃を主として行うジョブだ。しかし彼女の戦闘スタイルは違った。アタッカーと同じか、それ以上前に出て敵を倒す事だけを意識して戦っているようだった。痛みを忘れてしまった自分にダメージなんて関係ない。そう言うように、前に出てはダメージを負って、それでもまた前に出て。死んでしまってもまた前線に駆けて行って敵を撃ち倒す。私には彼女の戦闘に対してとやかく言うような権利は無い。けれど…やはり心配になる時は少なく無い。彼女だって人間なのだ。認識していなくとも肉体に限界はある。この電脳空間ではそんなの関係ないなんて事も分かってはいる。それでも、かつて目の前で幾多の仲間の死を目の当たりにしてきた私には…。
大福餅
DOODLE俺からのバレンタインプレゼント兼リク小説その③、(甘いやつ)、ボイバグ現パロとバレンタインのお話バレンタインボイバグ(現パロ) ボイドール達の家のキッチン。ボイドールはいつもツインテールにしている髪を後ろで一つに束ね、エプロンを着て、三角巾を着ける。目の前にはボウルに泡立て器、ゴムベラ、ふるい、秤といったお菓子作りに欠かせない道具。そして板チョコや砂糖、卵、ココアパウダー、生クリーム。そう、今日はバレンタインである。今日は授業が午前中で終わり部活も無かった事から準備時間を確保する事ができた。バグドールは部活があるので帰りが遅くなるらしいし、ハカセも仕事で今はいない。絶好の機会だ。着ていたパーカーの袖を捲り、手を洗ってチョコレート作りの始まりだ。あらかじめコピーしておいたレシピに目を通す。
「まずは……ガナッシュを作りましょう」
1818「まずは……ガナッシュを作りましょう」
大福餅
DOODLE俺からのバレンタインプレゼント兼リク小説その②(ビターなやつ)、リベボイのその後のお話リベボイのその後の話 ______嗚呼、あれからどれ程の時間が経ったのだろう。ついに闇に呑まれた電脳世界の中にワタシは1人。…いや、正確にはつい先程までは1人ではなかった。ワタシが、ワタシを独りぼっちにしてしまったのだ。ワタシが狂愛に堕ちていくのを、彼らは止めようとしてくれていたのに。その救いの手をワタシは______拒み、思い切り振り払ったのだ。光へと誘おうとした数々の手を伸ばした彼らを、砕いて殺して壊した。今まで戦闘摂理の解析の為にと嫌な顔せず協力してくれていた彼らの事を、ワタシは……。ワタシは、裏切ったのだ。ワタシは、最低の裏切り者だ。恩知らずだ。それでももう、止まれなかった。何もかも遅かったのだ。「彼」のいないこの世界にワタシは価値を見出せなくなった。こんな世界、亡くなって仕舞えば良いと心の底から願ってしまった。だから全部壊した。仮にも管理人だった存在が、世界の滅亡を願うなんておかしな話だ。そんな事は理解していた。理解していたのに。一度狂った歯車はもう止まらなかった。見えない血で染まった自分の手を見る。その手の上には何も残っていない。ただ、ただ虚無を掴むのみだった。その虚無の中で、もういっそワタシ自身をも終わらせてしまおうかと考えた。けれどできなかった。ワタシはワタシを破壊できるように作られていなかったのだ。この世界を最後まで管理する為に。死ぬ事すら、叶わなかった。ならばワタシはどうすれば良い?自問自答を繰り返した末、手に入れたのは歪んだ結論だった。
1147大福餅
DOODLE俺からのバレンタインプレゼント兼リク小説その①(ビターなやつ)、コラプス君とアネモネさんの過去捏造のお話コラアネ過去捏造話 惺歴1901年。人類の研究の最前線を行く研究所に僕はいた。支給された制服に身を包み、研究員達と共に研究を進める。全ては故郷を復元し、アネモネさんを元に戻す為。その目的の為だけに僕はありとあらゆる事をしてきた。アネモネさんも研究員達にはよく懐いていて、よく周囲をふよふよ漂っていた。
「アネモネさん、そっちは今忙しそうだから僕の近くにいて?」
「アネアネ?アネモ〜!」
そう声をかけるとアネモネさんがすぐにこちらに寄ってくる。その様子を、周りの研究員達はどこか微笑ましそうに見ていた。僕達は研究員よりずっと年上だというのに。おかしな話だ。無駄に大きく成長した人類は僕達を見下ろす。何だか癪に触る。けれど今こうして人類との協力態勢が敷けているのは良い事だ。そしてこれからも、きっと人類と手を取り合い協力して、互いに進化し発展していくだろう。そう思っていた。
1123「アネモネさん、そっちは今忙しそうだから僕の近くにいて?」
「アネアネ?アネモ〜!」
そう声をかけるとアネモネさんがすぐにこちらに寄ってくる。その様子を、周りの研究員達はどこか微笑ましそうに見ていた。僕達は研究員よりずっと年上だというのに。おかしな話だ。無駄に大きく成長した人類は僕達を見下ろす。何だか癪に触る。けれど今こうして人類との協力態勢が敷けているのは良い事だ。そしてこれからも、きっと人類と手を取り合い協力して、互いに進化し発展していくだろう。そう思っていた。
破色のぽいぽい
DONEルイス・スミス誕生日おめでとう!pixivにあるイサミ誕作品のイラストが何故かスミスメインになったので
今回も当然イサミメインで作りました。等価交換だ!
互いがプレゼントだ!
いやあ、イサミへの誕プレはエロいスミスあげようって頭がいっぱいだったので
後から見返したら、イサ誕なのにイサミがいない…って愕然とした。
この後チョコクリームでプレイするんでしょ?分かるよ…楽しんでくれ 7
くまぞー
DOODLE #イナイレバレンタイン2022 #ウラジミール #稲森真人今年は、完全にそれどころじゃないんだわ!な回想真人ちゃんにプレゼント(?)
何だかんだ真人ちゃんが好きすぎて、表には出さないけれど毎日毎日想っているので若干、雰囲気が不穏気味なのは許されたい。いつものことです。
また投稿できるくらいには、真人ちゃんの絵を枚数描きたいな…。
mocca1104
DOODLEバデオク。オクジー君へのプレゼントの序でに全く同じものをヨレンタさんにも買ってしまいそうになる、ノンデリバデーニさんの小話。
オバヨのパワーバランス、個人的にはヨ>>>バ≧オだと思っています。バもオもヨの強火担当なので…
pass→ yes 4861
tks55kk
DONE★よそ+うちあねにゃ(@aneniwa)さんへのお誕生日プレゼントミドイブ
ミドリさんのお誕生日ではないので、作中のプレゼントはイブキのただの思い付きです
プレゼント 二人で暇潰しの探索に出かけた大社跡、その帰り際。
「そうだ! ねえミドリさん、いい物見せたげる!」
「ゴッドカブトだったらしばき回すわよ」
突然何かを思い出して目を輝かせたイブキをミドリが神速で一蹴すると、夕陽で赤らんだ空に照らされていつも以上に血色良く見えるイブキの頬が、たちまち餅のごとくぷうっと膨らんだ。
「違うし! もっといい物!」
「ネオが付いてもダメよ、分かってる?」
「分かってるって! もー‼ 見せてあげないよ⁉」
頼んでないので別に見てやる義理はないのだが、それを言ったら拗ねてますます面倒になる。言い出したら聞かないのだ、こいつは。
「はいはい、分かった分かった。で? 何?」
ミドリが巨大な溜め息と共に降参したのを認めるや否や、イブキは再びキラッキラの笑顔でこう言い放った。
3195「そうだ! ねえミドリさん、いい物見せたげる!」
「ゴッドカブトだったらしばき回すわよ」
突然何かを思い出して目を輝かせたイブキをミドリが神速で一蹴すると、夕陽で赤らんだ空に照らされていつも以上に血色良く見えるイブキの頬が、たちまち餅のごとくぷうっと膨らんだ。
「違うし! もっといい物!」
「ネオが付いてもダメよ、分かってる?」
「分かってるって! もー‼ 見せてあげないよ⁉」
頼んでないので別に見てやる義理はないのだが、それを言ったら拗ねてますます面倒になる。言い出したら聞かないのだ、こいつは。
「はいはい、分かった分かった。で? 何?」
ミドリが巨大な溜め息と共に降参したのを認めるや否や、イブキは再びキラッキラの笑顔でこう言い放った。
niikole_db
MOURNINGグラディエーターⅡの双子皇帝です。(左右お好きにどうぞ)ミリしらの時に誕生日プレゼントとして押し付けたものですが、今日映画を見て読み直したら設定が違いすぎて最早ギャグだったので記念に載せます。
設定違いすぎ双子でも笑って許してくれる方、ノークレームノーリターンでお願いします!
パスはいつもの数字。 10
withhappysong1
DOODLE爆切版ワンドロ・ワンライ第184回「コラボレーション」
#爆切版ワンドロ
※年の差ばっきり
後日ソーセージ消費のBBQパーティが開かれて招かれたし、サンプルTはサインしてプレゼントしたし、爆家は無事コラボT当たりました。
羽稚華
PAST[七マリSS]その日を待つ恋人たちへ【過去作再掲】GS4 七マリ マリィネームレス
マリィ一流大学進学後、卒業を控えた二月のお話。
二人はいつも幸せで、でもときどきちいさな不安もあって。
そんな彼らがもっと幸せになる、誕生日のお話です。
⚠︎捏造プレゼント含
⚠︎寛容な方向け
物語は幸せ行き。ふたりで時を、刻みましょう──。
2023年に書いたお誕生日SS 12
mona5770
DONE2025/1/25燭へしゆるワンドロ投稿テーマは「十年目」
誕生日プレゼントをめぐるはなし。
(燭へし)十年目の……「……うう、決まらない」
代休を使って朝からいくつも店を見て回ったけれど、長谷部くんに渡す今年の誕生日プレゼントが決まらない。
恋人へのプレゼント。何がいいか相談されたんですけどなんてひとごとみたいな顔をして相談した店員さんたちがおすすめしてくれるものは定番なんだけど、もうすでに渡したことがあるものばかりで。
長谷部くんと恋人になって10年。
同期入社の長谷部くんとは、新入社員が集められた部屋で初めて出会った。
その部屋に入って、窓辺にたたずむ長谷部くんの横顔を目にしたとき目の前にざあっと花吹雪が舞い上がった。
真っ白に染まった視界の向こう側で、ゆっくりとこちらに顔を向けた長谷部くんとぱちりと目があったとき、ドクンと胸が音を立てて、その瞬間に世界が色づいたような気がした。
2386代休を使って朝からいくつも店を見て回ったけれど、長谷部くんに渡す今年の誕生日プレゼントが決まらない。
恋人へのプレゼント。何がいいか相談されたんですけどなんてひとごとみたいな顔をして相談した店員さんたちがおすすめしてくれるものは定番なんだけど、もうすでに渡したことがあるものばかりで。
長谷部くんと恋人になって10年。
同期入社の長谷部くんとは、新入社員が集められた部屋で初めて出会った。
その部屋に入って、窓辺にたたずむ長谷部くんの横顔を目にしたとき目の前にざあっと花吹雪が舞い上がった。
真っ白に染まった視界の向こう側で、ゆっくりとこちらに顔を向けた長谷部くんとぱちりと目があったとき、ドクンと胸が音を立てて、その瞬間に世界が色づいたような気がした。