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    リスペクト

    杣おつと

    DONEusgiの門梶です。BKさんをとてもリスペクトしてる梶ですのでよろしくお願いします。
    プライベートアイズ「梶ちゃんはさぁ、一を見せれば十に出来ちゃうじゃん?だからさぁ……」
    「うわうわなんすか急に。あれ、明日は雨かな」
     舞台は超高級ホテル最上階のスイートに備え付けられた、広くて柔らかなベッドの上。貘さんと僕は時折、修学旅行の夜みたいに、パジャマ姿で寝そべってとりとめのない話をする。修学旅行は、貘さんと出会う前の頃の僕にとって、数少ない楽しかった思い出の一つだ。僕に金をかけることをことごとく嫌がった母だけれど、そういう行事に参加する金は渋々ながら出してくれた。それは決して僕の為じゃなく、親としての体面を保つ為だったけれど。
     僕の横に寝転がっている貘さんは、純白の絹の糸のような髪をさらさらと散りばめ、悪戯っぽく目を細めて、僕を見上げている。それこそがこの世の何にも勝る贅沢だと、僕は思う。たとえこの場所が以前住んでいたボロアパートであろうと、あの貘さんがのんびり僕としょうもない話をしていれば、その贅沢さになんら変わりはない。何十万のスイートに泊まっていることなんて、すごく些細なことなのだ。
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    asamag108

    MEMOツイッターで呟いたりなどした我が家の設定まとめ。思い出した時に随時更新。
    自分用備忘録のつもりですが、当たり前のように作文の中で使うことがあるので、気になる方はご一読いただくと私の作品を理解しやすくなる、かも…。主に半魔に夢を見ているのがよく分かるメモです。
    沼に落としてくれた令和版アニメリスペクトの精神で、カラーリングなどアニメで明らかになった際はそれに合わせます。
    ■ヒュンケル
    ・弟妹弟子の前では隙のない格好良いお兄ちゃん
    ・気を許した相手の前だと少々大雑把
    ・主に生育環境が理由で人間界の常識に疎い。暦とかもあんまり知らないし記念日とかさっぱり興味がない。
    ・ED後はひとりでも日常生活には困らないくらいには回復してる
    ・戦士廃業を言い渡されてるけど剣の道を諦めきれなくて、軽い剣で体に無理がない程度に素振りとかする。無理をさせないための見張り、という体でラーハルトがちょいちょい付き合ってくれる。
    ・料理はできなくもないくらいのレベル。アバン先生にちょっと教わってるので、食材切ったり野菜の皮剥いたり、煮たり焼いたりくらいは上手にできる。でもまだ子供だったし、何よりも先生がヒュンケルに構いたかったので、仕上げはいつも先生が手出ししてたために味付けの仕方がよく分からない。
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