一松
お~みやはら
vẽ nguệch ngoạc松急便おそ松×引きこもりの一松の妄想 らくがき。言葉が直接的なので注意。
アナニー中に荷物届いてしまって色っぽい一松にドキドキするおそ松…
みたいな展開もある。
体力差がデカいおそいちもいいよね。
誰か書いて……(他力本願) 2
Ch1r0matsu
LÀM XONG #秋の夜長の一チョロワンライ・ワンドロ2023お題「神様」お借りしました。
※ポイピクで投稿してますが、ワンクッションが必要な絵ではありません
巷で噂の泉の女神を人目見ようと行ってみたら
どう見ても男性で全然女神じゃなかったけど
お話して仲良くなっていくうちに
恋に落ちちゃった青年一松くん
シノザキ アマノ
TANG CHẾ【13日の金曜日】館主カラ松×ジェイソン一松のループモノ(?)プロットです🙌
一応最後までできてますが、読みづらいかもです🙇♀️
内容はハピエンカラジェイです!
🔑ヒント→13日の? 1531
るるこ
SPOILERたまでんで一カラが育児してたらどうしようと心配(茶番)してたら、育児も育児プレイもマジであったからひっくり返りそうになった。デッカい赤ちゃんが日の光が当たらない階段にいた。ナイスバディでポージングとるお兄ちゃんはセンシティブ指定なのか子供の前でやるなと怒ってた松野一松(攻め)。
vita松もしかり、一カラは育児の方向性でケンカしそうなのがかなりたまでんで濃厚になってきた気がする。 2
kaijyomari625
vẽ nguệch ngoạc一松くんとこころ姉さんの……なんとも言えない日常。七夕7月7日は七夕の日。
遠い昔の中国のお話に出てくる想い人同士のふたりが7月7日のこの7続きの日にだけ一緒にいられるという日だ。
そんな日に彼に誘われて私は商店街に来てしまった。笹を見れば大勢の願い事の書かれた短冊が飾ってある。人のする願いごとなど所詮は戯言で、本気で頑張ればできるものを、夢物語として適当に言っているだけだ。
『叶わない』からこそ夢は夢として存在価値があるのだろう。そんなことを思いながら、私たちは短冊に願い事を書く。
しかし私にはわかってしまうのだ、彼が何を書いたか、彼が何を願っているのか、何を考えているのか。全てがおみとおし。幼い頃から人の心が聞こえていたこの私、海上心に嘘なんぞつけるわけがない。
1333遠い昔の中国のお話に出てくる想い人同士のふたりが7月7日のこの7続きの日にだけ一緒にいられるという日だ。
そんな日に彼に誘われて私は商店街に来てしまった。笹を見れば大勢の願い事の書かれた短冊が飾ってある。人のする願いごとなど所詮は戯言で、本気で頑張ればできるものを、夢物語として適当に言っているだけだ。
『叶わない』からこそ夢は夢として存在価値があるのだろう。そんなことを思いながら、私たちは短冊に願い事を書く。
しかし私にはわかってしまうのだ、彼が何を書いたか、彼が何を願っているのか、何を考えているのか。全てがおみとおし。幼い頃から人の心が聞こえていたこの私、海上心に嘘なんぞつけるわけがない。
hareteichi24
TANG CHẾだいぶ前に書いてた話。途中・カラ一のつもりで書いてたのですが、初っ端一松くんがフラれる描写から始まります。
・名前のあるモブがとにかく出張ります
・CPはカラ一のみです。モブとのそういった意味での絡みはありません。カラ一にすらなってないとこで終わってます。
ただ、書き上げる気力が尽きたためそのうち続けるにしても供養として。
そして気付けば、放り投げてからほぼ2年。
その子は迷い猫ではありません!!ここ最近、なんだかやたらといいことが続いた。
おそ松兄さんに無理やり引きずられていった(友達の猫待ちで部屋で待機していたのに)競馬場では馬単で1500円分買った馬券が万馬券となり、羨ましいと泣き喚く兄にいくらか渡してちゃんと口止めもした。
十四松とチョロ松に誘われて出かけて行ったパチンコでは新台が大当たりして財布の厚みがいくらか増し帰り道でちょっといい居酒屋に立ち寄ってチョロ松と十四松を買収した。わりとちょろい兄弟たちのおかげで懐は暖かかった。もともと金遣いの荒い長兄やファッションに気を使う次兄と末弟、趣味に金を注ぎ込む三男とは違い無趣味で身だしなみにも無頓着な自分が出費するところといえば猫缶。猫に必要なグッズ。あとは十四松と出かけた時にコンビニで買い食いするくらいなもので、数週間経ってもそれほど目減りはしなかったのだ。
22318おそ松兄さんに無理やり引きずられていった(友達の猫待ちで部屋で待機していたのに)競馬場では馬単で1500円分買った馬券が万馬券となり、羨ましいと泣き喚く兄にいくらか渡してちゃんと口止めもした。
十四松とチョロ松に誘われて出かけて行ったパチンコでは新台が大当たりして財布の厚みがいくらか増し帰り道でちょっといい居酒屋に立ち寄ってチョロ松と十四松を買収した。わりとちょろい兄弟たちのおかげで懐は暖かかった。もともと金遣いの荒い長兄やファッションに気を使う次兄と末弟、趣味に金を注ぎ込む三男とは違い無趣味で身だしなみにも無頓着な自分が出費するところといえば猫缶。猫に必要なグッズ。あとは十四松と出かけた時にコンビニで買い食いするくらいなもので、数週間経ってもそれほど目減りはしなかったのだ。
osanpo_bb
vẽ nguệch ngoạc18学祭十四一 メイド服だけでも恥ずかしいのにクラスの女子がカツラ被せてきた所に一松と友人たちがやってきて、いつもに比べて自分への態度がおかしく一松が挙動不審だったのでなんだかイライラして人気のない科学室にきて致してるトコロの十四一です 2akiajisigh
LÀM XONGニートカラ一(一奈?)※某有名愛のシンガーソングライター様の曲から書いたものですが、原型は無いです。
タイトルと冒頭2行で何の歌かは分かる方には分かるはず。
こりゃまずいと思ったら回避願います。
※前編は一奈ちゃん視点、一松のキャラと一人称が崩壊してます。
※後編が前編の雰囲気をぶち壊す、カラ松視点の解説編。
※Twitterで前編は投稿済みです。
桜散る時前編:一奈
目蓋のうえに、あお
うすい唇には、あか
色づいて
偽って
着飾った
装った
わたしを
おれを
見つけて
忘れて
*¨*•.。*・゚•*¨*•.。*・゚•*¨*•.。
桜舞い散る中、肩を並べて歩く。
横を見れば、同じ高さの黒い肩、黒い髪、こちらに気づいて、はにかむ顔。
見慣れた風景。
たった一週間で、見慣れてしまった風景。
一週間前。
この橋の上で、欄干にもたれる背中を見て。
待っている。
直感した。
誰を、なんて分からない。
そもそもその背中自体が誰なのかを知らない。
そんなわたしに、関係などあるはずがないのだ。
11628目蓋のうえに、あお
うすい唇には、あか
色づいて
偽って
着飾った
装った
わたしを
おれを
見つけて
忘れて
*¨*•.。*・゚•*¨*•.。*・゚•*¨*•.。
桜舞い散る中、肩を並べて歩く。
横を見れば、同じ高さの黒い肩、黒い髪、こちらに気づいて、はにかむ顔。
見慣れた風景。
たった一週間で、見慣れてしまった風景。
一週間前。
この橋の上で、欄干にもたれる背中を見て。
待っている。
直感した。
誰を、なんて分からない。
そもそもその背中自体が誰なのかを知らない。
そんなわたしに、関係などあるはずがないのだ。
たらちゃ
vẽ nguệch ngoạc【カラ一】ひょんなことから一松の気持ちを聞いちゃったカラ松…みたいなシチュだと思ってください。
ホントは短い漫画がこの前にあるんだけどあまりに稚拙なので省きます。いずれそれも直せたらいいな… 4
imori_matsu
LÀM XONGpixivで連載していた「カラ松のオメガバース的お見合い大作戦!」の未来の話。番を独占できる日を定め、一松にその日がやって来た日の二人。
直接表現皆無ですが致しては居ます。15禁。 4971
みずひ梠
LÀM XONG【セガコラボカフェ妖怪松】【3期7話夜道妖怪松】天狗の一松と轆轤首の十四松の話
春一番春一番。
希望に満ち溢れた、元気いっぱいな風。
彼が冬を吹き飛ばし、春を引き連れて来る。
それゆえか、力強い生命力を内包しており──
己の気を隠すのに、甚だ都合が良いのだ。
今年もまた、彼が来た。
びゅぅ、ひゅう、ひゅおぅ。
今日はあたたかい、強い風が沢山吹いている。
季節は冬の終わり頃。だからこれは春一番なんだろう。それなら、彼がここに訪れる筈。
ぼくは一際大きな木のうろに座り込んだ。そこは丁度、身体ひとつがすっぽりと入るくらいの大きさで、やさしい安心感で包み込んでくれる。その上風をかなり防いでくれるので、今まさにぴったりの場所であり、ぼくのお気に入りの場所だった。
ひときわ強い風が、びゅおぅ!と吹いた。木のうろでは防げない、真正面からの風だった。堪らずぎゅっと目を瞑る。
1653希望に満ち溢れた、元気いっぱいな風。
彼が冬を吹き飛ばし、春を引き連れて来る。
それゆえか、力強い生命力を内包しており──
己の気を隠すのに、甚だ都合が良いのだ。
今年もまた、彼が来た。
びゅぅ、ひゅう、ひゅおぅ。
今日はあたたかい、強い風が沢山吹いている。
季節は冬の終わり頃。だからこれは春一番なんだろう。それなら、彼がここに訪れる筈。
ぼくは一際大きな木のうろに座り込んだ。そこは丁度、身体ひとつがすっぽりと入るくらいの大きさで、やさしい安心感で包み込んでくれる。その上風をかなり防いでくれるので、今まさにぴったりの場所であり、ぼくのお気に入りの場所だった。
ひときわ強い風が、びゅおぅ!と吹いた。木のうろでは防げない、真正面からの風だった。堪らずぎゅっと目を瞑る。
nutta_Lee
LÀM XONGよう考えたらぽこやってない勢の友人もいたんだった!と思い慌てて掘り起こしたエア無配2もあわせてUPしておきます!
お蔵出し!!一松カー兄さんネタ、いつものノリの2人です。 2
akiajisigh
QUÁ KHỨ1/21『いろキミ2』展示作品両片想い。喋ってるだけ。
ツンデレ無自覚の一松をゴーイングマイウェイな革ジャンがブン回す話。
自分的にかなり公式に寄せました。パロネタも満載。
色気もキュンも無いけど作者は楽しかった。
特にオチてもいません。それがまた公式ぽいかな…って…
茶番「あり得ない。」
「いーや間違いない。」
平日昼下がりのファミレスにて。
テーブルを挟み向かい合った瓜二つの顔が、正反対の表情を作っている。
紫のトレーナーを着た方は、苦虫を噛み潰したようなしかめ面。
黒い革ジャンを着た方は、サングラス越しでも分かる、己の正しさを信じて疑わないしたり顔。
ガタン
前触れなく革ジャンが立ち上がる。しかめ面をまっすぐ指差して。
「一松、おまえ―――オレのこと好きだろう!」
しばしの沈黙。一松と呼ばれたしかめ面は無反応。いや今はしかめ面ではなく、目を丸く開いた虚無の顔。
周りの客のさざめきと、食器の音。そこそこの大音量で問いつめた声はしかしどこにも響かないまま、ごく日常の風景に虚しく溶ける。
6662「いーや間違いない。」
平日昼下がりのファミレスにて。
テーブルを挟み向かい合った瓜二つの顔が、正反対の表情を作っている。
紫のトレーナーを着た方は、苦虫を噛み潰したようなしかめ面。
黒い革ジャンを着た方は、サングラス越しでも分かる、己の正しさを信じて疑わないしたり顔。
ガタン
前触れなく革ジャンが立ち上がる。しかめ面をまっすぐ指差して。
「一松、おまえ―――オレのこと好きだろう!」
しばしの沈黙。一松と呼ばれたしかめ面は無反応。いや今はしかめ面ではなく、目を丸く開いた虚無の顔。
周りの客のさざめきと、食器の音。そこそこの大音量で問いつめた声はしかしどこにも響かないまま、ごく日常の風景に虚しく溶ける。
akiajisigh
QUÁ KHỨ1/21『いろキミ2』展示作品両片想い。
ほぼずっと子供部屋で2人正座してます。
書いた順が一松サイドからなので、こちらを①にしました。
元ネタが名前にaiが付くシンガーソングライターの「禾ム生活」
歌詞通りだったら一松がしなきゃならなかったのに、カラ松が待てなかった。
『試される』① Side一松 どうしよう。どうしたらいい。
ああもう今日は最悪の日だ。最悪だけど、逆に最大のチャンスかもしれないんだ。だから絶対逃げられない。最悪だ。
石にでもなったかのように、膝に拳を乗せた正座の姿勢で固まって、かれこれ1時間。
目線はもう、左膝の先の畳に落ちてしまっている。そして右のこめかみに、さっきからずっと刺さり続ける視線が。痛すぎる。
こいつもこいつだよく1時間も付き合うなとチラリと伺う。同じく石のように固まった同じ顔。おれと違うのは胸の前で組んだ腕とやや太めの眉。それがいつも以上に厳しく吊り上がり、挑むような、試すような目でこちらをじいっと睨んでいる。痛い。即座に目を逸らしたついでに時計が見えた。何だまだ15分しかたってない。嘘でしょ?!絶対1時間はすぎたって!
2081ああもう今日は最悪の日だ。最悪だけど、逆に最大のチャンスかもしれないんだ。だから絶対逃げられない。最悪だ。
石にでもなったかのように、膝に拳を乗せた正座の姿勢で固まって、かれこれ1時間。
目線はもう、左膝の先の畳に落ちてしまっている。そして右のこめかみに、さっきからずっと刺さり続ける視線が。痛すぎる。
こいつもこいつだよく1時間も付き合うなとチラリと伺う。同じく石のように固まった同じ顔。おれと違うのは胸の前で組んだ腕とやや太めの眉。それがいつも以上に厳しく吊り上がり、挑むような、試すような目でこちらをじいっと睨んでいる。痛い。即座に目を逸らしたついでに時計が見えた。何だまだ15分しかたってない。嘘でしょ?!絶対1時間はすぎたって!
akiajisigh
QUÁ KHỨ1/21『いろキミ2』展示作品両片想い。
ほぼずっと子供部屋で2人正座してます。
書いた順が一松サイドからなので、こちらを②にしました。
元ネタが名前にaiが付くシンガーソングライターの「禾ム生活」
歌詞通りだったら一松がしなきゃならなかったのに、カラ松が待てなかった。
『試される』② Sideカラ松『好きな人に告白されるなんて幸せすぎじゃない?』
まだオレがシャイでナイーブなティーネイジャーだった頃。学び舎を同じくするガールズ達が、小鳥の様に賑やかな噂話を交わす、その中で耳に飛び込んできたひと言だ。
確かに、それほどスペシャルな奇跡は無いだろう。特にオレの様に数奇な試練を与えられた者にとっては、それはもう、ありとあらゆる神々に感謝を捧げたくなるくらいの奇跡に違いない。
ただしそれが本当に、本気の、告白ならば。
「信用できない。」
正直に告げた声は、自分でも驚くほど低かった。ピシリと音がしそうなほど分かりやすく固まった、正面の弟。そう、弟であり、オレの想い人。これこそがまさに数奇の運命。だが先の告白を頭から信じられるほど、オレはもう無知で純真な子供ではない。
2708まだオレがシャイでナイーブなティーネイジャーだった頃。学び舎を同じくするガールズ達が、小鳥の様に賑やかな噂話を交わす、その中で耳に飛び込んできたひと言だ。
確かに、それほどスペシャルな奇跡は無いだろう。特にオレの様に数奇な試練を与えられた者にとっては、それはもう、ありとあらゆる神々に感謝を捧げたくなるくらいの奇跡に違いない。
ただしそれが本当に、本気の、告白ならば。
「信用できない。」
正直に告げた声は、自分でも驚くほど低かった。ピシリと音がしそうなほど分かりやすく固まった、正面の弟。そう、弟であり、オレの想い人。これこそがまさに数奇の運命。だが先の告白を頭から信じられるほど、オレはもう無知で純真な子供ではない。
akiajisigh
QUÁ KHỨ1/21『いろキミ2』展示作品日常思った事を2人に言ってもらうシリーズ(抜粋)
主に料理ネタ。台詞と擬音のみ。③以外は一松の台詞から始まります。
①『ポテトサラダ』1枚
②『引き際』1枚
③『電子レンジ』カラ松ver.、一松ver.各1枚
④『大根おろし』3枚
画像はss名刺メーカー様で作成 7
akiajisigh
QUÁ KHỨ1/21『いろキミ2』展示作品Twitterタグ『2行で心を奪い取るカラ一』で投稿した物です。
カラ一って書いてますが対等です。
全て2枚対で、1枚目一松→2枚目カラ松の順に載せてます。
あと勘違いしてて2行じゃなく2文になってますお恥ずかしい。
画像はss名刺メーカー様で作成 8
akiajisigh
LÀM XONG11/17Webイベ「君がいちばん好きなんだ」展示作品。イタリアマフィアの敵対組織で出会ってしまったロミジュリ的青マフィ一奈
…だったら良かったんですけどね、どうしてこうなった。
終始ドタバタしてますギャグです。
残念なマフィカラと中身まんま一松な一奈ちゃんです。
2,3,5(保留組)と1,4,6(合格組)に分かれてます。
うん。
なんでしょうねこれ。
バイオレット* * *
「カラ松兄さん楽しそーでんなぁ!」
「久々の休みから帰ってきたと思ったら気持ち悪いほど浮かれてんだけど。何かあったの?」
「聞いてくれるかブラザー!オレはついに!ディスティニーに出会った…!」
「またか…前はドラッグストアの店員だったっけ?もう騙されないからな。」
「ノン!今度はホンモノだ!本物の天使だ!出会った瞬間光が差し世界が明るくなった!
控えめな態度、清楚な佇まい、伏せがちな目蓋の下に秘められた美しい瞳!何よりあの可憐な笑顔!!その姿はまさに、路地裏に咲いた小さなスミレ…!」
「路地裏のスミレ?それ褒めてる?」
「ぼく知ってる!スミレは野原に咲くんだよ!」
「出会ったのが路地裏だったんだ。オレだってもっと光に満ちた場所が似合うと思ったさ。だから連れて行ってあげようとしたらスルリと逃げられてしまった…悪戯なマイエンジェル!」
39309「カラ松兄さん楽しそーでんなぁ!」
「久々の休みから帰ってきたと思ったら気持ち悪いほど浮かれてんだけど。何かあったの?」
「聞いてくれるかブラザー!オレはついに!ディスティニーに出会った…!」
「またか…前はドラッグストアの店員だったっけ?もう騙されないからな。」
「ノン!今度はホンモノだ!本物の天使だ!出会った瞬間光が差し世界が明るくなった!
控えめな態度、清楚な佇まい、伏せがちな目蓋の下に秘められた美しい瞳!何よりあの可憐な笑顔!!その姿はまさに、路地裏に咲いた小さなスミレ…!」
「路地裏のスミレ?それ褒めてる?」
「ぼく知ってる!スミレは野原に咲くんだよ!」
「出会ったのが路地裏だったんだ。オレだってもっと光に満ちた場所が似合うと思ったさ。だから連れて行ってあげようとしたらスルリと逃げられてしまった…悪戯なマイエンジェル!」
samukawa_mayu_3
LÀM XONG期間限定、カラ松と一松の話。カラ松は世界の終わりに一松に好意を伝えられたのに、再生された世界では忘れられていて…。愛しのお前と終焉simile【完全版】【simile】シーミレ。イタリア語で同様に、という意味。
音楽用語では、直前の音楽記号と同じ奏法を繰り返すこと。
音楽用語では、直前の音楽記号と同じ奏法を繰り返すこと。
終焉
「おそ松兄さんは?」
「まあ……死んだだろうな」
「マジかぁ……」
「……見たわけじゃあないが、状況的にそうだろう?」
世界は、もうすぐ終わるらしい。
星もない真っ暗な空、奇妙に歪んだ極彩色の景色。瓦礫と化した街並み、潰れて平らになった山。おい、何なんだよ、これは。
おれはいつの間にかカラ松と手を取り合って、そんな中でも呑気に宙に浮かんでいた。理屈はわからない。でも、確かにこの世界が終焉を迎えていると感じていた。
じゃあしょうがないか。また来世。来世はきっとすぐにおれたちを迎えに来て、再び日常という名の六つ子揃ってのニート生活が始まるだろう。そういうのは前にもあった気がするし、なんとなく感覚でわかっている。来世と言っても、今手を繋いでいるこの兄との関係性が何一つ変わらないであろうことも。