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    中世

    v426h

    DONEパロディ 詳しくは①参照
    今後👹🐑♀と🎭🐑♀の描写あり
    (最終どちらになるかはまだ未定)
    ⚠️パロディ、🐑女体化、🐑が姉👹が弟⚠️
    ⚠️今更ですが中世頃の時代背景で書いてます⚠️
    ⚠️義手義足のレベルだけ現代です⚠️
    本当に何でもありな人向け
    全てが創作
    至らない点あればご指摘頂けますと幸いです。
    何か問題があればすぐに消します
    義手義足を赤色にすると決めてからそれはもう大変だった。意識が覚醒したことにより昼夜問わず酷い幻肢痛がファルガーを襲ったからだ。あまりの痛さに声も出ず大量の脂汗が流れるばかり。鎮痛剤もほぼ無意味に等しかった。昼間は召使いが汗を拭いてくれるから良かったものの、夜は誰もいない一人きりの部屋で痛みに堪える日々だった。上着だけですっかり自分の体が覆われてしまうことに、違和感を覚える暇もなかった。

    痛みに苦しんでいるうちに一ヶ月があっという間に過ぎていった。その一ヶ月の間で例の輩達は捕まり、アジトとなっている場所も見つかった。警察に引っ張られていったらしいが詳しいことはよく知らない。だがこの一ヶ月で家族は比較的今まで通りの生活に戻っていた。父は当主としての仕事、母はより一層ヴォックスの教育に力を入れ、ヴォックスは勉学その他に励んでいた。痛みに苦しむ自分にずっと付き添ってくれとは言わない。ただ、家族は一ヶ月で変化を受け入れ、普段の生活に戻れるものなんだとぼんやり思った。そしてまた痛みがファルガーを襲う。夜は孤独をより一層感じさせた。
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    みはいく

    TRAINING今度はnv君が先生への愛を再認識する番です。nv君がお洒落をして、友人の結婚式に出席します。オリキャラが出てきてます。オリキャラが苦手な方はご注意下さい。物語の構成上、地の文だけでは重すぎて、台詞を話させなくては表現できませんでした。ご容赦下さい🙇💦
    nv君が纏う盛装は私たちの世界の、中世ヨーロッパの貴族のお洒落服です。わりと着た切り雀さんが多いので、妄想の中で豪華な着せかえをしてみました。
    サムシング・オールド「結婚式、だと?」
     聴き慣れない単語を耳にして、ノヴァが淹れた茶を飲みながらロン・ベルクが聴き返した。思わず単語を強調してしまうほど、ロンにとっては縁のない言葉だ。
    「はい。結婚式です」
    「ジャンクから聴いたことがある……番いになる男女がする儀式みたいなものだろう? 儀式を完遂するために、ひとが大勢集まるやつだ」
     ロンの認識だと、ちょっと殺伐としているような気がして、ノヴァは昼餉の後片付けをしながらクスクスと笑った。魔方陣でも描いて、まるで何かを召喚するようだ。ノヴァがなぜ笑っているのか分からぬまま、ロンは怪訝そうな表情をする。
    「……誰の?」
    「ボクの幼馴染みです。リンガイアの壊滅から奇跡的に生き延びていたんです。お互いの生死も分からなかったんですが、先日ベンガーナの王宮に父からの手紙が届いたんです。父がリンガイアで復興の活動をしている時に、ボクの幼馴染みが戻って来たそうなんです」
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    みすみ

    MOURNING最早、ハロウィンてなんだろう、なネタその2(愛暦/アダ暦)です。
    書いて行くうちに、予定とだいぶ変わってしまいました……。
    🧛‍♂️の❤️さんと、その使い魔な🐱🌺くん。それと、🐺な🐍さんも登場します。
    パロな上にかなりの独自設定が入ってますので、いつも通りなんでも許せる方向けです。ぼんやりと中世ヨーロッパ辺りをご想像いただけますと幸いです💦
    そのままの君で 暦は、所謂使い魔と呼ばれる存在である。
     使い魔と言っても、種族も様々、誰に仕えるかも様々だ。猫魔族である暦が契約しているのは、吸血鬼の男だ。
     普通、猫魔族を使い魔に選ぶのは魔法使いが多い。人間の間でも、魔法使いと言えば黒猫、と連想するくらいだ。暦も、そう思う。
     けれど、それは叶わなかった。
     猫魔族は一般的に黒毛の者が多く、次いで白、茶やサビ柄が僅かに居る程度。そんな中、暦は生まれついての赤毛だった。
     いつからかは覚えていない。気がついた時には、路地裏でゴミを漁る生活をしていた。
     恐らく捨てられたのだろうというのは、暦を見た同族の反応でぼんやりと理解した。街中で使い魔として見かける猫魔族の中に、暦と同じ色をした者は居なかったから。
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