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    十二国記

    hoshinami629

    MOURNING支部にある「視爾夢夢」からカットしたもの。サンプルにはこの部分も載っていた気がする。結局、李斎や回生、耶利のことを追い切れないと思ってカットしてしまいましたが、何か勿体なかった気もする。でも、李斎のこれからについて考えるには、阿選を討つよりももっと時間が必要な気がして……。
    視爾夢夢没供養①「李斎」
     朝堂を出た処で、後ろから声が掛かる。振り返れば、其処にいたのは先程壇上に座していた李斎の主公だった。先程の視線の意味を思い出しかけたところで、機先を制する形で驍宗が言葉を継ぐ。
    「少し、話があるのだが。――この後の予定は?」
     特に急用や面会の約束も無かった為、首を横に振る。参ります、と答えて踵を返す。驍宗が執務を行う書房へ歩を進めながら、李斎は用向きを半ば予想し、半ば摑めず、隣を歩く主を見た。
    「主上、恐れながら……。先程の軍議については、お気を病まれませぬよう。私が鴻基攻略に当たれないのは、私も皆も承知の上ですし……」
     驍宗はその言葉にすぐには答えず、相槌を一つ打って後は黙々と書房へ向かう。心配して下さっているのだろうか、と何となく思いながら、李斎も矢張り黙した儘、複雑な気持ちで王に従った。
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    めてぃ

    MEMO2か月前に書いた十二国記パロのメモを発見したけど、たぶんこれ以上書けないと思うので供養。
    もう1回十二国記読み直さないと設定とかあやふや過ぎて…😭

    あと、お題箱とかやりたいんですけど設置する勇気がないので、なにかあればマシュマロに送って頂けると…書けるかどうか自信はないですが😱
    https://marshmallow-qa.com/metis27?utm_medium=url_t
    2人とも胎果だった場合
    良守4歳の頃、女怪に連れられ蓬山に戻る。自分が麒麟だと言われるが理解出来ず、大好きな兄とも会えなくなり泣きながら過ごす。こちらの世界では、神隠しにあったと騒ぎになるが結局見つからず。正守(11歳)は、急に弟がいなくなったがいつか探しだしたいと願いながら成長する。
    良守は蓬山に戻って、なんとか黒麒として無事に成長するが、いつまで経っても王気を見つけられない。その間、国は荒れていくのに自分は何もできないと落ち込む。とある日、蓬莱の話を耳にする。なぜか急に行かねばという気になり、何とかして渡る。10年振りに帰った世界は全く変わっていて、全然知らない風景になっていたが、街角でふと見かけた大きくなった兄だけはすぐにわかった。正守も気づく。「良守?」「にいちゃん…?」せっかく会えて嬉しいはずなのに、なぜかこのまま会ってはいけないような気がして逃げ出す。慌てて追いかける正守
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