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    子役

    かなや

    DONEほんのり圭慎。純哉くん目線(圭慎以外のカプ要素はありません)
    子役の関係性に迫るコメディです

    【あらすじ】
    ディアドリデビュー後。
    慎はこの頃何かを熱心に書いている。何書いてんのかな。気になった純哉は何となく尋ねた。
    「慎、何書いてんの?」
    「これは--交換日記だ」
    交換日記!?誰と!?なんで!?今時!?相手風間くん!?
    拗れた交換日記騒動に巻き込まれる日々が幕をあける--!
    交換日記はじめました!?【1 】
    「おつかれさまー、わるい、遅くなった……ってあれ、慎ひとり?」
    「純哉」
      Dear Dream様。
     自分たちの名前が貼られた楽屋に入って、思わず純哉は首を傾げた。前の仕事が長引いて遅くなったから、もう皆とっくに揃っていると思っていたのだが、中にいるのは慎だけだった。
     今日、 Dear Dreamは音楽番組で新曲を披露する。
     収録まではまだ時間があるのだけれど、なるべく早めに集まるのが最近のお決まりだ。集まったところで、ただ中身のないことを喋るだけだけど。
     デビューして半年以上。
     それぞれ単独の仕事も増えた分、 5 人全員で会える貴重な時間をメンバーみんな大切にしているのだ。
     部屋の奥で書き物をしていた慎は、くるりと椅子を純哉の向きへ回転させた。
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    tono_bd

    DOODLE・子役デビュー→正統派俳優→20代後半から何故かアイドル→独立して事務所社長のフィ×フィに憧れて俳優になったのに、何故かアイドルになっていたフィに複雑な思いを抱いていたが正式にお付き合いする事になったファという設定がありますが、本文にあまり関係ありません。
    推しの子102話を読んだ時、うわーこのネタ書きたいー!ってなりました。
    ただクリスマスを理由にしっとりイチャついてるフィガファウです。
    【芸能パロ】クリスマスイヴにイチャつくフィガファウ『今日は十二月二十四日、クリスマスイヴだね。ところで皆はイヴって何の意味か知ってる?』

     その言葉を聞いたのは何年も前の事なのに、毎年のように思い出すのはどうしてだろう。キラキラと街を彩るイルミネーションのように眩しく感じていた時代。未だファウストが学生だった頃の言葉だ。
     受験を控えていたファウストにとってクリスマスなんてものは家族でケーキとチキンを食べる日という意味しか持っていなくて、当然クリスマスイヴなんて言葉そのものに興味も無かった。だからふと飛び込んできたその質問が新鮮で、やたらと記憶に残ってしまったのだろう。
     今その質問を記憶のまま自分の指で打ち込み、用意しておいた写真を添え、最後にハッシュタグをいくつか付けて、前もって口裏を合わせた通りの時間に投稿ボタンを押した。
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