拾
underg_aki
DONE3月22日~オリフレにて展示【rnduぬいを拾うお話】(ibrn)
☆りんぬいは、みらあおさんちのぬいちゃんをモデルに描かせていただきました!
ありがとうございます❣️
パスワードはおしながきをご確認ください。 4
yamada_doko_
DONE桜庭一樹さんの小説作品である「私の男」を狂聡でパロディした作品です。小説内の表現を多用しており、私の作品ではなく、小説を模倣して設定を借りたものです。ご了承ください。幼くして天涯孤独の身となった聡実を遠縁の狂児が拾い、育ててきた話です。聡実が女性と結婚を控えています。近親相姦あり。
以上のことを了承いただけた方は「yes」でお進みください。 4
ONIWO_KETTOBASU
DOODLEヨウヒに拾われ、心を許しようやく言葉が発せる様になったシェルライナが過去のストレスで吃音気味になってたら良いなという妄想。(※)急に近づいたり触れるとトラウマによるパニックを起こす為、ヨウヒは鈴を持っている。
pass ヨウヒはシェルライナを何と呼ぶか 290
DARK_azaz
DOODLE現パロで社会人してるゼウセウトが雪の日の夜に銀色の毛並みが可愛い猫ちゃんを拾う話猫と転生と、あの幸福なる日々 ある雪の夜、電灯の薄暗がりの下。寒さにふるえ、こちらを見上げる小さな猫がいた。
少し青みがかった灰色の毛並み。丸くて大きな幼い瞳。溶けてべちゃべちゃになった雪の上を、細くたどたどしい足取りで、一生懸命歩いてくる。
猫は傘の下までやってくると、俺の足にすりよった。何が気に入ったのか知らないが、俺にはそれがとても嬉しそうにみえた。
猫がでてきた電灯の裏には、よれよれになった粗末な段ボールが置いてあった。書き置きも何もない。
猫なんて興味をもったことがなかった。けれどその時は、気付いたら体が動いていた。泥だらけでびしょ濡れの小汚ない猫を抱き上げ、腕の中でそっとあやしてみた。
首の裏をちょいちょいと指の先で撫でると、猫は気持ち良さそうに目を細めた。
2933少し青みがかった灰色の毛並み。丸くて大きな幼い瞳。溶けてべちゃべちゃになった雪の上を、細くたどたどしい足取りで、一生懸命歩いてくる。
猫は傘の下までやってくると、俺の足にすりよった。何が気に入ったのか知らないが、俺にはそれがとても嬉しそうにみえた。
猫がでてきた電灯の裏には、よれよれになった粗末な段ボールが置いてあった。書き置きも何もない。
猫なんて興味をもったことがなかった。けれどその時は、気付いたら体が動いていた。泥だらけでびしょ濡れの小汚ない猫を抱き上げ、腕の中でそっとあやしてみた。
首の裏をちょいちょいと指の先で撫でると、猫は気持ち良さそうに目を細めた。
Rayen_lingen
DONE【太中】坠欢可拾*武侦宰×港黑中
*接双黑复活夜,破镜重圆,未破且圆
*ooc扩写,含黑时捏造,两个别扭的人直面真心
「坠欢未坠,亦可重拾。」
【太中】坠欢可拾 【“我可是相信你这个混蛋才用污浊的,要好好的把我送回据点啊……”
“交给我吧,搭档。”】
中原中也是被赶来打扫战场的部下唤醒的,他缓缓睁开双眼,映入眼帘的是夜空中皎洁的月光和部下们关切的眼神,他保持着仰望的姿势,单手撑地坐起身,轻声低语道:“今晚的月色真美啊……”
单膝跪在一旁的部下没有听清中原中也在说什么,询问道:“中原大人,您刚才在说什么?”
“没什么。”中原中也收回仰视的目光,左右摇头四处看了看,只看到黑西装的部下们在做自己的工作,没有那一抹沙色的身影,问道:“看见太宰了吗?”
部下恭敬的回答道:“回中原大人,属下们赶来的时候只看见一个人您躺在这,Q昏睡在那边的屋子里,没有其他人了。”
11934“交给我吧,搭档。”】
中原中也是被赶来打扫战场的部下唤醒的,他缓缓睁开双眼,映入眼帘的是夜空中皎洁的月光和部下们关切的眼神,他保持着仰望的姿势,单手撑地坐起身,轻声低语道:“今晚的月色真美啊……”
单膝跪在一旁的部下没有听清中原中也在说什么,询问道:“中原大人,您刚才在说什么?”
“没什么。”中原中也收回仰视的目光,左右摇头四处看了看,只看到黑西装的部下们在做自己的工作,没有那一抹沙色的身影,问道:“看见太宰了吗?”
部下恭敬的回答道:“回中原大人,属下们赶来的时候只看见一个人您躺在这,Q昏睡在那边的屋子里,没有其他人了。”
nabezoko
TRAININGさつきとたくや君 最終回後妄想ちちしりふともも練習の力試しを兼ねてお絵描き
この二人では夫婦が成立しないような気もするけど
(少しさつきがかわいそうな気がする)
この二人を野放しにしてはいけないような気もするし、
純粋に、「何だかんだで二人で楽しむ術を見つけて合法的に幸せを拾いながら暮らしてほしい」というキャラクターへの愛もある… 10
li10todoroki
DOODLE今回の原稿終わったら...HQの宮/兄/弟描きたいんだ...クロスオーバー的な迷い込みの話描きたいんだ...リベの世界線に迷い込んだ挙句、稀/咲&半/間に拾われちゃって抗争とかに巻き込まれちゃう話... 5shi_simonetaaa
SPOILER爛爛げんみ❌個人的に自分のRPでここがかなり好きというシーン
一枚目はクレーター博物館、二枚目は最後の選択
自分の過去の発言を拾えた時、とてもうれしいきもちになる 2
komorikyoso
DOODLE1ミリも忍たま関係ないんですけど子守熊の一次創作キャラの中でもイチオシの鬼才の奇病医メル・グレイを見てください。医者殿と呼んでます。凡人達の気持ちが全くわからない道徳未履修な天才です。過去に唯一分かり合える天才(男)を愛し、奇病で亡くしています。今は道端で拾った15歳の天才(亡くしたあの人と同じ病)をよしよししてます。
こう見えて酒弱い、高所恐怖症、猫舌等弱点多数。最後だけにょた。 13
UmaiGohan55
PROGRESSクライヴが幻想の塔で拾ってきた猫がなんだか様子がおかしくて...という感じで始まる隠れ家ifバルクラ。ヴの中に吸収されたオーディンのエーテル(余剰分)を返して貰ってるだけなので、その内様子のおかしい灰色の猫(プニ)が増えるかもしれない?(途中)隠れ家に猫がやってきたシド、それは何?隠れ家の子どもたちは、初めて見た小さないきものを見ようと代わる代わるクライヴの私室を訪れた。
幻想の塔での戦いの後ジョシュアたちの所に戻ろうとした時に、トルガルが瓦礫の中から見つけて咥えてきたものだ。まだ手のひらにも収まらない、小さな小さな黒猫。
隠れ家の中では子どもたちと戯れ合ったりカローンにオヤツを貰ったりして自由に過ごしているトルガルと違って、猫は大抵クライヴの私室にいた。
棚や箱などを伝ってテーブルの上に乗っては、大きな瞳でクライヴを見る。
「その子の名前は決めたの?」
タルヤの病室前で出会ったジルがクライヴを覗き込む。猫はいつの間にか彼のフードの中で舟を漕いでいた。
「ヴァク、にしようと思ってる。」
3412幻想の塔での戦いの後ジョシュアたちの所に戻ろうとした時に、トルガルが瓦礫の中から見つけて咥えてきたものだ。まだ手のひらにも収まらない、小さな小さな黒猫。
隠れ家の中では子どもたちと戯れ合ったりカローンにオヤツを貰ったりして自由に過ごしているトルガルと違って、猫は大抵クライヴの私室にいた。
棚や箱などを伝ってテーブルの上に乗っては、大きな瞳でクライヴを見る。
「その子の名前は決めたの?」
タルヤの病室前で出会ったジルがクライヴを覗き込む。猫はいつの間にか彼のフードの中で舟を漕いでいた。
「ヴァク、にしようと思ってる。」
夏川順助
DONE天彦が不思議な猫ちゃんたちを拾って別荘で飼い始めた話。ふみやの名前がつけられたふみにゃんです。ふみ天概念で人間のふみやもいて、最後に猫ちゃんたちの存在がバレます。
翻訳終わりましたので更新しました。
猫してしまった/ふみ天天堂天彦は最近、カリスマハウスの住人に隠しごとがありました。それは——今、彼は猫を飼っている。
それとも一匹ではなく、三匹である。
ある秋の日、天彦が海辺の別荘に向かう道を歩いていました。秋風が吹き、黄金のようなイチョウの葉が地面いっぱいに広がり、道行く人の視界を暖かくしていた。ふと道端で、かすかな鳴き声が聞こえた。足を止めて耳を澄ますと、しばらくして道端の草むらから茶色の小さな頭がのぞいてきた。
見た目からおよそ生後一ヵ月か二ヵ月くらいで、飼い猫な訳ないだろう。子猫は天彦の靴先に立ちはだかっていて、185センチの男の革靴に比べて、その体はいっそう弱々しく見えた。もし天彦ではなくもっと悪い人だったら、蹴飛ばされてしまうかもしれないだろうに。生まれて間もない子猫は、世の中の残酷さを知らない。
11763それとも一匹ではなく、三匹である。
ある秋の日、天彦が海辺の別荘に向かう道を歩いていました。秋風が吹き、黄金のようなイチョウの葉が地面いっぱいに広がり、道行く人の視界を暖かくしていた。ふと道端で、かすかな鳴き声が聞こえた。足を止めて耳を澄ますと、しばらくして道端の草むらから茶色の小さな頭がのぞいてきた。
見た目からおよそ生後一ヵ月か二ヵ月くらいで、飼い猫な訳ないだろう。子猫は天彦の靴先に立ちはだかっていて、185センチの男の革靴に比べて、その体はいっそう弱々しく見えた。もし天彦ではなくもっと悪い人だったら、蹴飛ばされてしまうかもしれないだろうに。生まれて間もない子猫は、世の中の残酷さを知らない。
夏川順助
DONE過去絵展示です。最後は自分の小説で描いたイラスト。
天彦が拾って保護し、別荘で飼っている不思議な猫ちゃんたち。
ふみやの名前がつけられたふみにゃんです。
ふみ天概念で人間のふみやもいて、最後に猫ちゃんたちの存在がバレます。 4
ぬ〜ん
DOODLE2/22猫の日🐈自探索者の人生最高と猫の軌跡。
・ねこねこねこ譚
・ローストビーフがぶつかってきた
・KPCが猫拾ったって言ってるけどどう見ても猫じゃない件
上記のシナリオの内容に触れてます。一応ネタバレ注意 2
WAWAWA_1_1_1_1
SPOILER結婚しないし幸せでもなかったけど、あとを継がせるために男の子の養子をとって(マフィアがとれるのかは知らん。拾え)、死にたいなぁと思いながら立派なドンとして最後まで生きました!!!えらい!!!えらいぞ!!!!来世はめっちゃ普通そうだな
良かったね
成長して生きるの上手になったのかな 2
akira_luce
DONE大遅刻バレンタイン+先取り猫の日絵。変な奇物を拾いうっかり起動させた💫。気づけば猫耳としっぽが生えていた。大した影響もなくそのまま放置して迎えたバレンタイン。
朝から丹恒の為のチョコを作り、羅浮にでかけた🍁の帰りを待っていた。待っている間にふと🗑🍰ともち🍡用に買ったマタタビが目に入り、無性に気になったそれに手を伸ばし…。
その後🍁は💫の酔いが冷めるまでラブコールを聞くことになる。 4
yabaionikuda
DOODLE灰兄弟に拾われた武の灰武漫画中途半端なとこで切れてます
⚠︎犬化
まだ前半ですが後半含めると百何ページになると思います…
いつ終わるかもわからないので載せてしまいます 37
琴事。
DOODLEVOID うちの陣のHO1のシナリオクリア後の一幕現行・未通過の人みちゃだめだよ
パスはVOID
以下お題メーカーより、「拾い集める/抱きしめる/会いたい」でお題をいただいて書いてます
https://odaibako.net/gacha/424 1346
Hayuriyuru
DONE2024/02/10 5 with U ケモパロオンリー展示漫画こんな話描きたいな~の冒頭らくがき漫画です。
not原作軸で、ゆーじがユキヒョウの獣人五を拾う話です。
PASS:もふもふしっぽ 5
ue_no_yuka
DONE参拾玖ようみつシリーズ、これにて完結です…!!
ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。メリハリもなく、説明不十分で、だらだらとただ長かったこの物語、大変読み苦しかったと思います。最後まで読んでくれてマジ感謝。
分かりにくかったところはXで呟いたりして補完していければと思います。
最終話と言いつつ、皆様の理解の程度と需要によっては奥原氏編を書こうかと考えています。
ツルの嫁入り 季節は春になり、鍜冶屋敷のある山もすっかり春模様。山道にはフキノトウ、福寿草、つくし、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、カタクリ、スミレ、カラスノエンドウ、勿忘草、色とりどりの花が咲き乱れていた。雪解け水が心地よい音を立てて勢いよく沢を流れ落ち、その水の中ではメバルやワカサギが冷たい水を求めて遡ってきていた。他の動物たちも活発に動き始め、鍜冶屋敷の周りにもよく、鹿や兎、狐に狸、たまに熊もやって来た。屋敷の研場の近くにある池には、カルガモが雛を連れて泳いでいた。北国に生きる人々にとって、冬の間空が晴れることはほとんどなく、どんよりと落ち込んだ中寒さに凍えながら、今か今かと心待ちにしていた春の到来は、きっと他県で生まれ育った人々が考える倍以上は、希望に満ち溢れ、心が晴れ渡り、気分が高揚するものである。東北出身の演歌歌手・千昌夫の「北国の春」は私の最も好きな楽曲のひとつだが、あの曲は北国で生まれ育ったからこそ沁みるものがある。
4952ue_no_yuka
DONE参拾捌次回、たぶん最終話
呪いはひよこの如くねぐらに舞い戻る 下 何もない真っ白な空間に一人佇んだ鷹山は、ゆっくり息をついてから、その空間に向かって言った。
「…詠削、いるのか?」
すると、どこからともなく声が聞こえてきた。
…主の吾子よ……これは雪齋ではない………
その声に鷹山は頷いて言った。
「ああ。その刀は俺が作ったからな。本物の雪齋ではない。」
………雪齋は…主は…戻ってこぬのか………
「…ああ。戻ってこない。」
鷹山の言葉に声の主は沈黙した。声の主の姿は見えないが、それはどこか寂しげな沈黙だった。しかし鷹山は小さく微笑んで言った。
「だがお前はもう孤独ではないだろう。これからはそいつと一緒に、花雫を守っていってくれ。」
再び沈黙が流れてから声は答えた。
……これに、私の力を抑えられると言うのか……
3672「…詠削、いるのか?」
すると、どこからともなく声が聞こえてきた。
…主の吾子よ……これは雪齋ではない………
その声に鷹山は頷いて言った。
「ああ。その刀は俺が作ったからな。本物の雪齋ではない。」
………雪齋は…主は…戻ってこぬのか………
「…ああ。戻ってこない。」
鷹山の言葉に声の主は沈黙した。声の主の姿は見えないが、それはどこか寂しげな沈黙だった。しかし鷹山は小さく微笑んで言った。
「だがお前はもう孤独ではないだろう。これからはそいつと一緒に、花雫を守っていってくれ。」
再び沈黙が流れてから声は答えた。
……これに、私の力を抑えられると言うのか……
ue_no_yuka
DONE参拾漆呪いはひよこの如くねぐらに舞い戻る 中の下 鷹山は雪齋を持って暗く長い廊下を歩いて、奥の間へやってきた。奥の間は以前のようなおどろおどろしい雰囲気は無く、空気が澄んでいて、ただの広い部屋だった。辺りを囲んだ灯火だけに照らされた薄暗い部屋の中、鷹山は最奥の祭壇に歩み寄り、その正面に腰を下ろした。天井から垂れ下がった三つの垂れ幕を見ながら、鷹山の中にふつふつと煮えたぎるような感情が湧き上がってきていた。家に縛られ、記憶を奪われ、大切な人を失い、今もまた一人失いかけている。何百年もの間先祖達も、きっと同じように苦しんできたのだ。鷹山は両腕を冷たい床について、拳を握りしめた。
全ては詠削のせいだ。
否、詠削を打った忠蘭のせいだ。
否、詠削だけを侍女に託した月衡のせいだ。
3802全ては詠削のせいだ。
否、詠削を打った忠蘭のせいだ。
否、詠削だけを侍女に託した月衡のせいだ。
ue_no_yuka
DONE参拾陸呪いはひよこの如くねぐらに舞い戻る 中の上そこには、闇以外何も存在しない空間が広がっていた。しかし、不思議と己の手足ははっきりと見えた。その闇の中は、空気の流れすら感じられないほどに、全てが恐ろしく静かだった。地に足が着いている感覚はなく、自分が呼吸をしているのかすら分からない。これが死後の世界なのだろうか。そう思った瞬間、美鶴は背筋からじわじわと体温が引いていくような感覚がした。死んでも構わないと言ったのは紛れもない自分自身なのに、いざ死んでしまうと次々に後悔が浮かんでくるものなのだと美鶴は思った。鷹山は無事に雪齋を作ることができただろうか。今頃お腹を空かせているのではないだろうか。そういえば最近忙しくて屋敷の二階の空き部屋は掃除ができていなかったが、鷹山は気付いて掃除してくれるだろうか。屋敷の水周りにそろそろ限界がきているので改修しようと考えていたが、結局相談できずじまいだった。そんな今更なことを途方もなく考えている自分に、美鶴は俯いて呆れたように小さく笑った。
3686ue_no_yuka
DONE参拾伍ついにクライマックス!
呪いはひよこの如くねぐらに舞い戻る 上 鷹山は重湯を飲みながら、鳶翔から美鶴が鎌倉に行っていることを聞いた。想像よりも時間がかかっているらしく、先刻寬久から来た連絡によると、事が終わり次第新幹線で里に帰ってくるということだった。鳶翔は休むように言ったが、鷹山は頑なに断って、美鶴達が帰るまで待つことにした。鷹山は、今寝てしまえばしばらく起きられない気がしていた。気を抜けば意識を失ってしまいそうで、鷹山は屋敷の中をひたすら歩き続けて意識を保っていた。あの禍々しい刀を持っていては、美鶴の身に何か良からぬ事が起こるのではないかと、鷹山は気が気ではなかった。もしかすると、美鶴が鷹山の記憶を無くしてしまうこともあるのかもしれない。そう思うと鷹山は五臓六腑が凍りつくような思いがした。美鶴はこんな気持ちを何度もしてきたのかと、鷹山は自責の念と、それでも共にいてくれた美鶴の優しさに胸を締め付けられるようだった。
4232