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    新幹線

    ounira

    REHABILI○○年ぶりの小説投稿で震えています。
    出張帰りの新幹線でなんとなくスマホで書き始めたのですが、気がつけば一気に終わりまで書きました。
    壬生、鳴瀧館長、龍麻、如月の4人が出てくるストーリーです。
    (カップリングは無さそうな感じですが、書いた人は普段、鳴主が大好きです)
    時間軸はラスボスを斃した以降かなと思いますが不定です。
    誤字脱字はご容赦を。
    新しいシューズ 拳武館館長・鳴瀧冬吾は、今日起きた出来事の報告を淡々と終えた弟子・壬生紅葉の足元が気になっていた。
    「それは…一体どうしたのかね?自分で買ったものか?紅葉」
    弟子の壬生が履いているのは真新しい靴だが、一種、異様な気を放っていた。どうやら普通に流通しているようなスパイクシューズではなさそうだった。
    「この靴…ですか?」
    壬生は目線を落とした。
    「これは…龍麻に貰いました。」
    「ほう…?龍麻君…。…貰ったとはどういう事かね?」

     そう尋ねられ壬生はドキリとした。
    どういう事かねと尋ねられると、一体どういう意図の質問で、どう答えるのが最良なのか、一瞬言葉に詰まってしまうからだ。
    この館長・鳴瀧には相手に有無を言わせない静かな圧力があり、声には聞いた相手を従わせる力がこもっていた。
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    いなり

    DONE坂木龍也誕生日 2021お祝いSS
    坂木×幼なじみ
    !ご注意 !
    ・名前変換無し
    ・原作の年末とは違うのでご注意。
    ・エセ土佐弁注意
    ・新幹線などはフィクションです
    >正月帰る


    神奈川に行ってしまった幼なじみからきた久しぶりのLINE。幼なじみの龍こと坂木龍也は、神奈川の横須賀にある防衛大学校で日々汗を流している。

    そして私は高校を出てから就職をしたので高知の地元に残っている。 特に将来の夢も無い私と、夢に向かって日々頑張っている龍。


    ・・・そんな彼ももう4年生で、今年いよいよ卒業だ。

    お母さんに龍の迎えに行って欲しいと頼まれて私はコートと羽織り、マフラーを巻くと玄関に置いてある車のキーを掴んで車に乗り込んだ。家族ぐるみで仲がいいので、こういう事はよくある。


    免許を取った時に就職祝いとして買ってもらったベージュ色のパオ。私はハンドルをグッと握ると

    「(龍に会える・・・!)」

    久しぶりだ、龍に早く会いたい。ブレーキを踏んで鍵を捻り、エンジンを掛けるとアクセルを踏んで法定速度の範囲で駅まで車をすっ飛ばした。




    駅前のロータリーでハザードをつけてスマホを開くと、1件の通知。龍からだ。


    >ついた
    >どこ?
    >龍馬像の前

    龍馬像・・・私はキョロキョロと龍馬像を探すと、そこには見慣れた顔がスマホと睨めっこをして立っていた。
    嬉し 5769