時代劇
ほうれん草鍋
MOURNING150P越え時代劇カズヒヨです。織田信長と豊臣秀吉はなぜ天下統一を目指したのか?本能寺の変で本当は何があったのか?という話です。大筋が分かりにくくなっちゃったんですが、終盤のカラクリを描きたくて作った話でした。3話、4話が気に入ってます。
粗雑ですが暇つぶしにどうぞ。 159
ebizou_1127
MOURNING01容植中華時代劇あるあるの1つ、幼い頃の約束。
丁容様がちび汪植たんと宮中で出会っていたとしたら?
二人が交わした、小さな約束。
(ふせったーに出したものを移植しました 2022/05/30)
https://x.com/ebizou_1127/status/1531115335167856641?s=61&t=WqBhUZ0qGydHgAzbKJNOJQ
约定 前編汪植が、特別の計らいで貴妃様付の侍従となって以来、初めての夏を迎えようとしていた。
侍従の勤めと内書堂での勉学に明け暮れる生活を送っていた汪植は、このところの暑さで睡眠も浅く、体調は思わしくなかった。
しかし、今夜は陛下が貴妃様の宮殿へお渡りになる予定で、その準備の為に急いで宮殿へ戻らなくてはいけなかった。
迷路のような宮城の中を、筆記具と書物を抱えたまま、急ぎ足で歩いていた。
いつも目印にしている大きな松の木の所までやってきたその時、黒い小さな何かが、ジジジッと音を立てて飛んできて、汪植の帽子に当たった。
「ひゃぁっ」
びっくりした汪植は、回廊で座り込んでしまった。
目の前の地面を見ると、蝉が裏返しになってその脚をジタバタさせていた。
2158侍従の勤めと内書堂での勉学に明け暮れる生活を送っていた汪植は、このところの暑さで睡眠も浅く、体調は思わしくなかった。
しかし、今夜は陛下が貴妃様の宮殿へお渡りになる予定で、その準備の為に急いで宮殿へ戻らなくてはいけなかった。
迷路のような宮城の中を、筆記具と書物を抱えたまま、急ぎ足で歩いていた。
いつも目印にしている大きな松の木の所までやってきたその時、黒い小さな何かが、ジジジッと音を立てて飛んできて、汪植の帽子に当たった。
「ひゃぁっ」
びっくりした汪植は、回廊で座り込んでしまった。
目の前の地面を見ると、蝉が裏返しになってその脚をジタバタさせていた。
cherryBnoodle
MEMOポストで流していたものに肉付けしたもの。和装フィギュア姿の同類に絡んでほしくて考えていたのに結果的に絡みはほぼなかったとかいうオチ。
※小説ではない
※時代劇程度の知識量なので色々おかしいのは許してほしい 3090
kotonemicloudc1
DONE蛇が怖い千石ちゃんがギャップがあって可愛いかったのでもし怪談話を聞いたら怖い〜ってなったらいいなぁという漫画を描きました。来年はヘビ年なので千石ちゃんはどう思うだろう… 3
ぽこP
DOODLEああ~~~!!ああ~~!!アア~~~~~!!!熊田さんかっこいいよ……お顔がよろしすぎるよ……反則だよ……
魏延って聞いて「おおん熊田さんは味方を裏切るような奴じゃねえよ!!」って言いかけたけどよく考えたら時代劇は悪玉親分やってたし別にいいのかってなってます(自己解決)
みずたわに
DOODLEPSゲーム猫侍より弟斬り十兵衛。『自由であれば孤独だった、孤独であれば自由だった』のフレーズが格好良過ぎた。
獣人×本格時代劇アドベンチャーと言う、ケモナーかつ一時期時代劇にハマり過ぎて時代劇専門チャンネルを見る為だけにスカパーと契約した経歴を持つ私にとっては寿司とラーメンの好物てんこ盛り!みたいな組み合わせだったのですが、このゲームのターゲット層が一体どのあたりの層だったのかは未だに謎です。
FUJ1N0
MEMO #中国時代劇ドラマファンミーティング8/5(月)第一部のファンミーティングに参加しました。正直いろいろ圧倒されたのと情報量過多で抜けてるとこ勘違いしているとこも多々あるかもしれませんが思い出せる限り書き出します♪
FM2日目 8/5(月)第一部8/5(月)第一部のファンミーティングに参加しました。正直いろいろ圧倒されたのと情報量過多で抜けてるとこ勘違いしているとこも多々あるかもしれませんが思い出せる限り書き出します♪
陳建宇さん、劉海寛さん、于斌さん、紀李さんが登壇されそれぞれご挨拶。陳建宇さんは日本語でご挨拶されておおっとなりました。皆さん毎日ここ(品川の会場)でイベントしたいとにこやかにリップサービスされ感謝。それぞれのお衣装の素晴らしさにも感心して見入る己。
(わぁ〜本物だ〜画面の向こうじゃないのね)と改めて感動。
あの頃きみは若かった、というお題でそれぞれの役者さんの写真がスクリーンに映され説明されるという流れ。
陳建宇さん→スーパーのようなお店の商品棚の前に立つ可愛い男の子の写真。親類のおじさんのお店で撮ったとのこと。2枚目は研究生だったときの自撮り。中高生時代はスマホ禁で持ってなかったそうです。3枚目は昨日(8/4)スタッフさんに楽屋で撮られたオフショ。
2046陳建宇さん、劉海寛さん、于斌さん、紀李さんが登壇されそれぞれご挨拶。陳建宇さんは日本語でご挨拶されておおっとなりました。皆さん毎日ここ(品川の会場)でイベントしたいとにこやかにリップサービスされ感謝。それぞれのお衣装の素晴らしさにも感心して見入る己。
(わぁ〜本物だ〜画面の向こうじゃないのね)と改めて感動。
あの頃きみは若かった、というお題でそれぞれの役者さんの写真がスクリーンに映され説明されるという流れ。
陳建宇さん→スーパーのようなお店の商品棚の前に立つ可愛い男の子の写真。親類のおじさんのお店で撮ったとのこと。2枚目は研究生だったときの自撮り。中高生時代はスマホ禁で持ってなかったそうです。3枚目は昨日(8/4)スタッフさんに楽屋で撮られたオフショ。
krkkrm
INFO9月1日インテックス大阪【GOOD COMIC CITY 30 大阪】HLオンリー Welcome to Magic World 発行予定 新刊サンプルです。
サークル「いぬいぬだん」2号館せ21b
若き龍は青天にのぼる / 漫画本文80P / A5 / 全年齢向け / 1000円予定
たつひこの入学前日譚です。創作と捏造のなんちゃって時代劇。
本編時間軸~それ以降に転イメの想定があります 29
み か
PAST24というか2+4というか。平2は間違いないけどこの4、原作か新4ぽいかも。4が893な話。時代劇も好きです。ただのおふざけです、ご容赦下さい。公式がサラリーマン金融の広告をしていたと聞いて書いてしまった話。ソースは電車の吊り広告をどこかで見たのですが、画像がもしあったらいつか出します。グレーゾーン金利も真っ黒に塗り潰すのがブラック・ゴースト。 9003李坂怜菜
DONEつなとら🏯時代劇パロ。殿様🐯が城下町に住む🐉を一方的に見つけて城に呼ぶ、出会いの話。🐯視点。
その時代の知識皆無で口調も現代のもの。雰囲気だけ感じて頂きたく…
※二人の関係性としては🐉🐯ですが公の立場は🐯が上なので苦手な方はご注意下さい。
OK?(pass:y/n) 2120
夏野(なっちゃん)
MAIKINGヴィク勇:2024年6月30日開催の「僕らのキスアンドクライ JB2024」にて頒布予定のヴィク勇本です。(4/20~22の「花束をきみに」にて冒頭を公開しました)読む方を選ぶ内容ですので、必ず注意書きをお読みになってご判断ください。
古代中国時代劇ファンタジー風のオリジナル設定宮廷パロです。
勇利くんがヴィクトルに妃嬪として嫁ぎます。
パスワードは勇利くんのお誕生日4ケタで。 21684
haru
DONE【Only Treasure】柊夜ノ介×マリィ
『FIVE-ファイブ-』の番外編。
「はばたき城・炎立つ」城主と町娘のお話です。
時代劇に明るくありません。雰囲気で読んでもらえると幸いです。
マリィの名前は美奈。
*2024年8月/誤字、誤表現 修正しました。 9
82_toko
DONE※シェアル(時代劇パロ)お題箱
「袴姿のさくらアルルと忍者シェゾのなんちゃって時代劇」
「捕まってしまったけど、アルルの助けを断り、自力で縄抜けを試みるもうまくいかない忍者シェゾ」
「続きもの」
お題ありがとうございました😌✨ 5
kst
DOODLE※時代劇パロ※浪人宗像
※※返り血注意※※
サークルで呟いた時代劇パロの浪人宗像です。返り血を浴びせたかっただけ。
めちゃくちゃ人を選ぶので自己責任で見てください。これは私の癖です。
この宗像を正当化させるために細かい設定まで考えましたが、別にパロでしなくていい話だなと正気に戻りました。 3
鼈精久
MAIKINGポイピク初心者です🐢人物の他に動物を描くのが好きなので
描きかけの狆犬です。
今制作中のオリジナル時代劇漫画に登場するワンコ🐶です。
クリスタでグリザイユ画法で描いてます。
人物も動物も自分の絵はリアルタッチです🐢 2
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙石流って死にやすい役やりそうだなって思ったところから書きたくなった話
芸能パロ石乙 仕事から帰ってきて、ひとっ風呂浴びて、風呂上がりのビールでも飲むかぁってリビングに入ってすぐ。
ソファでテレビを見ていた乙骨に抱きつかれて、何事かと思った。
「……ゆう?」
「龍さんが……死んじゃった」
そしてそんなことを言い出すものだから、なに言ってんだと思って付けたままのテレビに視線を向ければ、ドラマのエンドロールが流れていて、しかもそのドラマは石流が出演していたものだった。
乙骨と共演した刑事ドラマを切欠に、石流は時代劇以外のドラマにも出演するようになった。ただ、件の刑事ドラマでヤクザ役で話題になったこともあり、どうしてもそういう裏社会の人間、という役になりがちだった。
そして今、エンドロールが流れているドラマもチンピラ役として出演していたのだが、そうか、このドラマってこの時間に放送してたのか、なんて今更ながらに気付いた。
1451ソファでテレビを見ていた乙骨に抱きつかれて、何事かと思った。
「……ゆう?」
「龍さんが……死んじゃった」
そしてそんなことを言い出すものだから、なに言ってんだと思って付けたままのテレビに視線を向ければ、ドラマのエンドロールが流れていて、しかもそのドラマは石流が出演していたものだった。
乙骨と共演した刑事ドラマを切欠に、石流は時代劇以外のドラマにも出演するようになった。ただ、件の刑事ドラマでヤクザ役で話題になったこともあり、どうしてもそういう裏社会の人間、という役になりがちだった。
そして今、エンドロールが流れているドラマもチンピラ役として出演していたのだが、そうか、このドラマってこの時間に放送してたのか、なんて今更ながらに気付いた。
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙以前投稿したものと同設定の続編。
続いているので前の投稿を先に読んでからご覧下さい。
芸能パロ石乙 所謂BL営業をしていたのは、単にファンの子が喜んでくれるから、という気持ちからだった。男同士で絡むことに嫌だとは思わなかったし、相方の虎杖が明るくてファンサービスが上手かったから、それに同調できるならちょうど良かった。
確かに一部の人からは変とか気持ち悪いとか言われたこともあったけれど、そんなことに悩む暇もないくらい、その頃は毎日どうやったらみんなに楽しんでもらえるかなって考えるので精一杯だった。
その時の経験もあって、俳優として本格的に活動するようになっても、共演者と写真を撮るときはそういう要素を意識するようになった。異性に触ったり近すぎると、今はいろいろ言われてしまうけれど、同性だったら特に言われないし、些細な要素であれば、相手に気付かれることもない。
3090確かに一部の人からは変とか気持ち悪いとか言われたこともあったけれど、そんなことに悩む暇もないくらい、その頃は毎日どうやったらみんなに楽しんでもらえるかなって考えるので精一杯だった。
その時の経験もあって、俳優として本格的に活動するようになっても、共演者と写真を撮るときはそういう要素を意識するようになった。異性に触ったり近すぎると、今はいろいろ言われてしまうけれど、同性だったら特に言われないし、些細な要素であれば、相手に気付かれることもない。
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙。以前投稿したものと同設定の続編。
続きものなので前の話を読んでからご覧下さい。
※公式で絡みのないキャラのやり取りとか適当に捏造しているのでご注意ください。
芸能パロ石乙 乙骨がかつての相方と仕事場で遭遇したその日、石流も仕事でとある撮影所に来ていた。
その日の撮影を終えて、帰宅前に一服しようと喫煙所に向かうと、そこで見知った顔に遭遇した。
「……家入さん」
「ああ、石流くん、久しぶり」
長い黒髪の女性が紫煙を吐き出しながらそう言ってきた。彼女は女優の家入硝子、時代劇にもちょいちょい出演しているので、石流とは見知った仲だった。年齢を考えたら石流の方が年上なのだが、劇中では家入の方が立場が上だったり尻に敷かれることも度々あるので、普段もその辺が微妙に逆転していた。
「今日は撮影?」
「ああ、今日の分は終わった帰りだ」
「へぇ~~例の刑事ドラマをきっかけに時代劇以外の仕事も増えているみたいだし、よかったね」
3444その日の撮影を終えて、帰宅前に一服しようと喫煙所に向かうと、そこで見知った顔に遭遇した。
「……家入さん」
「ああ、石流くん、久しぶり」
長い黒髪の女性が紫煙を吐き出しながらそう言ってきた。彼女は女優の家入硝子、時代劇にもちょいちょい出演しているので、石流とは見知った仲だった。年齢を考えたら石流の方が年上なのだが、劇中では家入の方が立場が上だったり尻に敷かれることも度々あるので、普段もその辺が微妙に逆転していた。
「今日は撮影?」
「ああ、今日の分は終わった帰りだ」
「へぇ~~例の刑事ドラマをきっかけに時代劇以外の仕事も増えているみたいだし、よかったね」
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙。以前投稿したものと同設定の話。
※乙骨にBL営業経験がある設定が出てくるのでご注意下さい。一応そこの二人はあくまで営業で恋愛感情はない前提です。
芸能パロ石乙 その日、乙骨は取材の仕事を終えて「お疲れさまでした~!」と挨拶して現場を出た後、自身のスマホを確認した。するとメッセージが来ていることに気付いてアプリを開いた後、その内容にほんのりと笑った。
ふんふんと鼻歌交じりに乙骨が向かった方向は、自宅に向かうのとは別の路線への駅だった。
乙骨が向かったのは都内のとある高級タワーマンションの一室で、何度来ても慣れないなぁと思いつつ、インターホンを鳴らした。すると目の前の扉が開き、一人の男が出迎えてくれる。
「よう」
「…こんばんは」
髪を下ろし、シャツとスウェットなんていうラフな格好で現れた彼に内心ドキリとしながらも、乙骨はペコリと頭をさげてそう言った。それから「お邪魔しまーす」と言って部屋に入ろうとすれば。
4754ふんふんと鼻歌交じりに乙骨が向かった方向は、自宅に向かうのとは別の路線への駅だった。
乙骨が向かったのは都内のとある高級タワーマンションの一室で、何度来ても慣れないなぁと思いつつ、インターホンを鳴らした。すると目の前の扉が開き、一人の男が出迎えてくれる。
「よう」
「…こんばんは」
髪を下ろし、シャツとスウェットなんていうラフな格好で現れた彼に内心ドキリとしながらも、乙骨はペコリと頭をさげてそう言った。それから「お邪魔しまーす」と言って部屋に入ろうとすれば。
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙。以前投稿したものと同設定の続き。
くっついたあとの後日談詰め。
※石乙以外の他の公式キャラも出てきますが設定の都合で呼び方とかが違うので気にする方はご注意下さい。
芸能パロ石乙#マーキング
お互いの気持ちを確認して唇を合わせた、その後。
「んっ……」
触れるだけのキスだったそれは、いつの間にか唇を開き、舌を絡め合うものに変わっていた。
「はぁ、ン……ふぁ、はぁ、あ……」
しかも石流が徐々に身体を乗り出してきて、必然的に乙骨は身体を後ろに傾かせて、そのままポスリとソファの上に倒れ込んでしまった。
「っ、りゅう、さ……」
そんな乙骨に石流が覆い被さってきて、更に口付けてくる。
「……憂太」
そして耳元でそう名前を呼ばれて、ゾクリと身体が震えた。普段はあだ名みたいに「ゆう」って呼ぶのに、急にその呼び方はあまりに卑怯だ。
耳朶をペロリと舐められ、そのまま頬から顎に唇を這わされて、首筋にも吸い付かれた。
4184お互いの気持ちを確認して唇を合わせた、その後。
「んっ……」
触れるだけのキスだったそれは、いつの間にか唇を開き、舌を絡め合うものに変わっていた。
「はぁ、ン……ふぁ、はぁ、あ……」
しかも石流が徐々に身体を乗り出してきて、必然的に乙骨は身体を後ろに傾かせて、そのままポスリとソファの上に倒れ込んでしまった。
「っ、りゅう、さ……」
そんな乙骨に石流が覆い被さってきて、更に口付けてくる。
「……憂太」
そして耳元でそう名前を呼ばれて、ゾクリと身体が震えた。普段はあだ名みたいに「ゆう」って呼ぶのに、急にその呼び方はあまりに卑怯だ。
耳朶をペロリと舐められ、そのまま頬から顎に唇を這わされて、首筋にも吸い付かれた。
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙。以前投稿したものの同設定の続き
芸能パロ石乙(なんか……成り行きでとんでもないことになっちゃったな)
石流から渡された予備のヘルメットを受け取り、それを被ってからバイクに跨がった石流の後ろに同じように座った。「しっかり掴まってろよ」と言われて、石流の背中にぎゅっと抱きついたけれど、石流の背筋も胸筋と同じくしっかりしているが柔らかさもあった。
(まさか……龍さんの家に泊まらせてもらうことになるなんて……いや、でも、ご家族もいるだろうし、ふたりきりとかにはならないから大丈夫かな…)
むしろこんな夜中に転がり込んで本当にご迷惑じゃないんだろうか。そんなことを気にする乙骨を尻目に、バイクは走り出した。
確かに石流の言ったとおり、自宅は今日の撮影現場から近いようで、10分くらいでとあるマンションに着き、そのまま地下駐車場に入っていった。ここってかなり高級なタワマンでは?と思いつつ、バイクの駐車場で停車してエンジンを止めた。
4774石流から渡された予備のヘルメットを受け取り、それを被ってからバイクに跨がった石流の後ろに同じように座った。「しっかり掴まってろよ」と言われて、石流の背中にぎゅっと抱きついたけれど、石流の背筋も胸筋と同じくしっかりしているが柔らかさもあった。
(まさか……龍さんの家に泊まらせてもらうことになるなんて……いや、でも、ご家族もいるだろうし、ふたりきりとかにはならないから大丈夫かな…)
むしろこんな夜中に転がり込んで本当にご迷惑じゃないんだろうか。そんなことを気にする乙骨を尻目に、バイクは走り出した。
確かに石流の言ったとおり、自宅は今日の撮影現場から近いようで、10分くらいでとあるマンションに着き、そのまま地下駐車場に入っていった。ここってかなり高級なタワマンでは?と思いつつ、バイクの駐車場で停車してエンジンを止めた。
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙。以前投稿したものと同設定の続き。
芸能パロ石乙 薄暗い廃ビルの中、抉れて鉄骨が露出した壁に配管が壊れたのか水の滴る床──という、現場のセット。
目の前には頭と肩から血を流し、荒い息をしているスーツの青年──という、演技をしている乙骨。
その彼に向かって、自分は深刻な表情で、決められた台詞を口にする。
『てめぇ……どうして俺のことなんか庇った?』
乙骨に屈み込んで様子を伺えば、乙骨はハッと笑って台詞を返してきた。
『…っ、当然、でしょう…?あんただって、俺にとっては、護るべき……市民なんだ、から……』
『……バカヤロウ』
その言葉を受けて、石流がクシャリと表情を歪めてそう返す。それから少し見つめ合ったところで、監督から「カット!」の声が掛かった。
石流が張っていた気を緩めれば、乙骨も少し無理な体勢だったので、よっと身体を起こした。監督やスタッフの方を見れば、モニターで先程撮影した映像を確認しているようで、少ししてから「よし、OK!」と声が掛かった。
3240目の前には頭と肩から血を流し、荒い息をしているスーツの青年──という、演技をしている乙骨。
その彼に向かって、自分は深刻な表情で、決められた台詞を口にする。
『てめぇ……どうして俺のことなんか庇った?』
乙骨に屈み込んで様子を伺えば、乙骨はハッと笑って台詞を返してきた。
『…っ、当然、でしょう…?あんただって、俺にとっては、護るべき……市民なんだ、から……』
『……バカヤロウ』
その言葉を受けて、石流がクシャリと表情を歪めてそう返す。それから少し見つめ合ったところで、監督から「カット!」の声が掛かった。
石流が張っていた気を緩めれば、乙骨も少し無理な体勢だったので、よっと身体を起こした。監督やスタッフの方を見れば、モニターで先程撮影した映像を確認しているようで、少ししてから「よし、OK!」と声が掛かった。
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙。以前投稿したものと同設定の続き。
芸能パロ石乙 出演させてもらったドラマの打ち上げに参加した乙骨は、気がついたら自宅のベッドにいて「あれ?」となった。自分はいつどうやって帰宅したのかまったく覚えていない、昨日はドラマの関係者に挨拶ついでにしこたまお酒を飲んでしまい、打ち上げの途中から記憶が完全に途切れていた。内心こわすぎる……と思いつつ、マネージャーに連絡を取ったら、どうやらマネージャーが車で自宅まで送ってくれたらしい。
『あと、石流さんも』
「え、龍さんも一緒だったんですか!?」
『というか、憂太くんが石流さんから離れてくれなくて……ちゃんと後でお礼言って下さいね』
マネージャーにそう言われ、背中にだらだら汗を掻きながらも「はい……」と乙骨は頷いた。
3108『あと、石流さんも』
「え、龍さんも一緒だったんですか!?」
『というか、憂太くんが石流さんから離れてくれなくて……ちゃんと後でお礼言って下さいね』
マネージャーにそう言われ、背中にだらだら汗を掻きながらも「はい……」と乙骨は頷いた。
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙。以前投稿したものと同設定の話。
しれっと石流がバツイチ子持ち(別居)なのでご注意下さい。
あと地味に続きます。
芸能パロ石乙「お疲れさまでした、かんぱーい!!!」
そんな号令と共に、カチャカチャとグラスの当たる音が響く。その日はとある刑事ドラマの打ち上げが、とあるホテルのワンフロアで行われていた。出演者だけでなく、脚本家や演出家、プロデューサーやその他、スタッフ一同が集まり、酒とビュッフェ形式の食事に舌鼓を打っていた。
出演者の一人である石流は歓談しながら関係者に挨拶して回り、その度に「よかったよ~~」と肩を叩かれた。
「まさか石流くんのあの役にあんな出番があるとはね」
「最初は乙骨くんの役のメイン回一回のみの予定だったんでしたっけ?」
「むしろあの回が急遽作った回なんだから、想定外も想定外ですよ」
演出家の確認に脚本家が笑ってそういう。
3930そんな号令と共に、カチャカチャとグラスの当たる音が響く。その日はとある刑事ドラマの打ち上げが、とあるホテルのワンフロアで行われていた。出演者だけでなく、脚本家や演出家、プロデューサーやその他、スタッフ一同が集まり、酒とビュッフェ形式の食事に舌鼓を打っていた。
出演者の一人である石流は歓談しながら関係者に挨拶して回り、その度に「よかったよ~~」と肩を叩かれた。
「まさか石流くんのあの役にあんな出番があるとはね」
「最初は乙骨くんの役のメイン回一回のみの予定だったんでしたっけ?」
「むしろあの回が急遽作った回なんだから、想定外も想定外ですよ」
演出家の確認に脚本家が笑ってそういう。