暴走
Wayako
MOURNING思春期が暴走した拳とそれが怖いミカの話地獄でしかない。
無題side、M
見てないものは、存在しないものなのだ。
例えば、本に出てくるペガサスやゴブリン。あれは誰かが創造し書いたものであって、本当は存在しない。もしかしたら自分たち吸血鬼なんて存在がいるのだから、知らない世界のどこかにはいるのかもしれないが、その姿を実際に見るまでは創造と現実の狭間の存在でしかなく、ならば、それは存在しないものでいいんじゃないだろうか。
見てない、聞いてない、知らない。
その三つが揃えば、少なくともそれはミカエラの中では存在しないものだ。
「ミカエラ」
囁く声が生ぬるい吐息と共に耳に流し込まれ、寝巻きのシャツの裾から入り込んだ手が腹を撫でる。かさついた指の皮が薄い皮膚を滑る度に、ミカエラはまるで肌を数千の毛虫に這われたような感覚になったが、それを表にはおくびにも出さず、耐えて眠っているふりを続ける。
1851見てないものは、存在しないものなのだ。
例えば、本に出てくるペガサスやゴブリン。あれは誰かが創造し書いたものであって、本当は存在しない。もしかしたら自分たち吸血鬼なんて存在がいるのだから、知らない世界のどこかにはいるのかもしれないが、その姿を実際に見るまでは創造と現実の狭間の存在でしかなく、ならば、それは存在しないものでいいんじゃないだろうか。
見てない、聞いてない、知らない。
その三つが揃えば、少なくともそれはミカエラの中では存在しないものだ。
「ミカエラ」
囁く声が生ぬるい吐息と共に耳に流し込まれ、寝巻きのシャツの裾から入り込んだ手が腹を撫でる。かさついた指の皮が薄い皮膚を滑る度に、ミカエラはまるで肌を数千の毛虫に這われたような感覚になったが、それを表にはおくびにも出さず、耐えて眠っているふりを続ける。
たいようさん
DOODLEコラボカフェのメニューで桜の花びらが…もしかしてあの時の桜…佐々木まさか持って帰って食べたの…とTLがザワザワしていたのでいてもたってもいられず描いたものです。なんかごめんな佐々木…みゃーちゃんのことになると暴走しちゃう君が好きだよ(にっこり)とりあえず先輩いっぱい描けて楽しかったです!
のーらん
DONE🔮×🐑🔮🐑
定期的にふーちゃんに興奮して暴走する🔮君の話
雰囲気えっちだけど本番はしてない。
⚠️鼻血表現あります。少しばっちい
結局、自分もなんて!「お、おかえんんっ、んぅ」
荒々しくドアを開けて浮奇が帰って来たと思ったその刹那、ずんずんと近づいてきて歯がぶつかるほどの力で口を塞がれた。
唾液を獣のように滴らせながら、舌が咽頭についてしまうのではと思うほど後頭部を強く抑え、舌を奥へ奥へと絡ませてくる。
キスでえずきそうになるなんてことがあっていいのか。
酸欠になりかけてどんどん、と背中を叩いてやっと口が離されて、ずんずんと寝室に腕を引かれていく。
こういう状態になった浮奇はもうどう頑張っても収まらないので大人しくついて行くしか無かった。
浮奇はたまにこういう状態になる。能力を使いすぎた時なんかが特に多い。そんな日は決まってひたすら無言で全てを求めて俺を抱く。いつものドロドロに甘いあの声で優しく、焦らして抱いてくるあの浮奇はどこへ行ったのだろう。
1860荒々しくドアを開けて浮奇が帰って来たと思ったその刹那、ずんずんと近づいてきて歯がぶつかるほどの力で口を塞がれた。
唾液を獣のように滴らせながら、舌が咽頭についてしまうのではと思うほど後頭部を強く抑え、舌を奥へ奥へと絡ませてくる。
キスでえずきそうになるなんてことがあっていいのか。
酸欠になりかけてどんどん、と背中を叩いてやっと口が離されて、ずんずんと寝室に腕を引かれていく。
こういう状態になった浮奇はもうどう頑張っても収まらないので大人しくついて行くしか無かった。
浮奇はたまにこういう状態になる。能力を使いすぎた時なんかが特に多い。そんな日は決まってひたすら無言で全てを求めて俺を抱く。いつものドロドロに甘いあの声で優しく、焦らして抱いてくるあの浮奇はどこへ行ったのだろう。
si_yu_be
DONE #Shuvox👟×👹捏造いっぱい
❤️の暴走した力を抑えるために目隠し拘束する話 がしたかったけどあんまりしてない
呪術のあれこれは完全に捏造 専門知識のない人間が書いているのであくまで創作としてお読みください 5
Kana
DONE「お兄さま、動かないで」その昔Gコレ(Gファン誌上通販)で販売していたグッズにあった、お揃いアイライン入りの双子ちゃんが可愛すぎて妄想が暴走しました。坊ちゃまはお化粧道具持ってないと思うので、姫がやってあげたのかなーとか♡
おまけまんが付きです。 2
ふとん
DONE嘘新刊警全官ナギR18本。
天然誘い受けナさんにしようか襲い受けナさんにしようかそれともエッッッッッな全ナの挑発?執着?にタガが外れグチャグチャにナを抱き潰す暴走👮くんのお話とか読みたいなー…という妄想しながら描いた。
ラノベ風タイトルを目指したけどセンス皆無😂
ふろの
MEMOオリガミキング ブンボー軍団セロハンテープくんの⚠擬人化⚠アイディアです!暴走族らしい特攻服にしたかったのですが、どうしても他の方の擬デザの劣化したマネになってしまいそうで……
どうかなと思いつつライダースジャケットで手を打つことにしました!
アーティスト→エンターテイナー→ダンサーときて、次はバンドマン(→アイドル)だと踏んでいたので、ちょっと顔にバンドやってるカンジが出ています…… 2
marukome0816
DONE影と火花開催おめでとうございます!⚠以下ご注意⚠
謎の平和世界線で付き合ってないめゆがべろちゅうする話
かっこいい🐺君はいません、やや暴走気味
無自覚煽りマン🐯君
解釈ガバガバフワフワ少女漫画
とても雑
大丈夫な方は宜しくお願いします 23
comatta31
DOODLEおそらくジェラシー井田が暴走している。青木の話をろくに聞きもしないで嫉妬の炎を燃え上がらせ、手ひどくした後に誤解だと知って猛省。
その後、歳上メンタルな青木に赦されて甘々セするのでしょう…。(細かいシナリオ)
CELI
DONEパンケーキ食べたい欲が暴走して変な話になった。ウツカゲの様なカゲウツ……と言い切ります。カゲロウさんは和装メイド似合いそうだなっていう性癖をぶち込みたかったけど上手くいかなかった…_:(´ཀ`」 ∠): 4タカサキ
TRAINING東南 経験があまりないことを気にしてないと自分を説得させてたけど、そのじつ少なからず焦りを抱いていた時に先輩同性カップルなどを見て暴走しちゃう南ふつうに「落ち着け!」て止められる
ギギ@coinupippi
DONE大分早めのココイヌバレンタイン。何故か解らないが学パロ。
ココが漫画みたいにモテる上に暴走している。
火事も起きてないし赤音さんも元気に生きている設定。
キスはチョコ味。「九井の下駄箱エグ…」
朝校門で会ったクラスメイトと談笑しながら上履きを履き替えようと、靴を脱いだ所でクラスメイトが引き攣った顔をしている。
顔を上げて自らの下駄箱を見てみれば、上靴入れの扉は開け放たれ正方形の中にはみっちりと色とりどりの包みが詰め込まれていた。
「上履きどこ行ったんだ」
その惨状に驚いた様子も無く、そこに入っていた筈の上履きは何処かとそれを気にしている。
今日はバレンタインという、普通の年頃の男女達に取っては一大イベントとも呼べる日だ。
去年は高校生になってから初めてのバレンタインであったが、九井は朝からチョコ攻めにあっていた。
それを律儀に貰えない、と謝りながら断る姿に一瞬嫉妬で苛ついていた男子達も九井偉いぞ!と色めきだったものだった。
7292朝校門で会ったクラスメイトと談笑しながら上履きを履き替えようと、靴を脱いだ所でクラスメイトが引き攣った顔をしている。
顔を上げて自らの下駄箱を見てみれば、上靴入れの扉は開け放たれ正方形の中にはみっちりと色とりどりの包みが詰め込まれていた。
「上履きどこ行ったんだ」
その惨状に驚いた様子も無く、そこに入っていた筈の上履きは何処かとそれを気にしている。
今日はバレンタインという、普通の年頃の男女達に取っては一大イベントとも呼べる日だ。
去年は高校生になってから初めてのバレンタインであったが、九井は朝からチョコ攻めにあっていた。
それを律儀に貰えない、と謝りながら断る姿に一瞬嫉妬で苛ついていた男子達も九井偉いぞ!と色めきだったものだった。
銀鳩堂
PROGRESSヤンクロ14話「決戦」TEXT版魔力が暴走しドラゴンへと化身したマレフィセント。魔法の武具を手に入れたフィリップ王子。二人の激突が迫る。
※クロウリー学園長の過去話(捏造200%)連載中。このパートのインスパイア元は映画「マレフィセント」ですが独自の世界線へ入ったため捏造特盛。ツイステ要素あり。何でも許せる人向け。
※第一話と被る内容あり。矛盾も発生しているので統合版で要調整です。
ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第⑭話「決戦」 フィリップ王子と三人の妖精たちが城の前に駆けつけた時、城の人々は既にみな眠りに落ちていたが、ドラゴンと化したマレフィセントはなお咆哮を上げ魔力を解き放ち続けていた。
毒々しい黄緑の霧が城門から吹き出し、爆風の余波に乗って吹き付けてくる。が、王子が美徳の盾を掲げると霧は盾に跳ね返されて消えていった。
フォーナが目に涙をためてつぶやく。
「マレフィセント……。なんてことなの、あんなに魔力を使ったら死んでしまうわ……」
「もう遅いわ……。あれじゃもう元には戻れない……。王子、せめて彼女を止めてあげて下さい」
と、メリーウェザーが言った。
「そんな! もう望みは無いというの!?」
とフォーナが言い返す。
その時、皆の前に飛び出した小さな影があった。
2233毒々しい黄緑の霧が城門から吹き出し、爆風の余波に乗って吹き付けてくる。が、王子が美徳の盾を掲げると霧は盾に跳ね返されて消えていった。
フォーナが目に涙をためてつぶやく。
「マレフィセント……。なんてことなの、あんなに魔力を使ったら死んでしまうわ……」
「もう遅いわ……。あれじゃもう元には戻れない……。王子、せめて彼女を止めてあげて下さい」
と、メリーウェザーが言った。
「そんな! もう望みは無いというの!?」
とフォーナが言い返す。
その時、皆の前に飛び出した小さな影があった。
しゃちの
DONEアリ鯱暴走エンドの後の話です。赤く、死んだ海の前で少女は語る何者かに少女は発見され、病院に運び込まれた。「可哀想に、事件に巻き込まれたそうだ。」
そんな声が聞こえ、目が覚める……
「……痛…」
ずきんと頭が痛む。
「私…なんで病院に…?」
「はっ、ユートさんは」
周りを見渡しても、いつもそばに居てくれるはずの存在は居ない。
換気のために開けられたと思われる、海が見える窓のカーテンが柔らかく嗤うように揺らいでいた。
規則的であるはずの漣の音が不規則に聞こえて、それは私を次第に不安にさせた。
私はナースコールをする。
「どう致しましたか?」
「長身の…黒髪の…あ、あの…あ」
「……まだ混乱されているのですね。無理もありません…後で何か」
音が頭に入ってこない、視界が歪んでくる。
「あ…あああ、何か、何か、分か、ら、なくて、」
1889そんな声が聞こえ、目が覚める……
「……痛…」
ずきんと頭が痛む。
「私…なんで病院に…?」
「はっ、ユートさんは」
周りを見渡しても、いつもそばに居てくれるはずの存在は居ない。
換気のために開けられたと思われる、海が見える窓のカーテンが柔らかく嗤うように揺らいでいた。
規則的であるはずの漣の音が不規則に聞こえて、それは私を次第に不安にさせた。
私はナースコールをする。
「どう致しましたか?」
「長身の…黒髪の…あ、あの…あ」
「……まだ混乱されているのですね。無理もありません…後で何か」
音が頭に入ってこない、視界が歪んでくる。
「あ…あああ、何か、何か、分か、ら、なくて、」
腐った朱鷺
DONEこれこれ2にて展示させていただいたものです。二十歳の誕生日のプレゼントに何が欲しいか玄弥に聞いた実弥。
ずっと未成年だからと、実弥に恋人らしいことをしてもらえてなかった玄弥は、
誕生日プレゼントに「抱いて欲しい」と願った。
…そこから、実弥が暴走気味になっちゃうお話。ラブコメ少女漫画。 10
coicobo
PROGRESS表紙ラフできた 完全に暴走しとる ここからがんばります追加した(1/13 1時00分)
追加した(1/14 0時17分)
追加した(1/15 0時35分)
追加した(1/16 2時12分)
追加した(1/16 22時38分)
追加した(1/17 1時55分)
追加した(1/17 17時31分)
追加した(1/19 1時17分)
おわらん… 11
510
SPOILERNWHの絵②映画で体験したことのない救いに出会ってしまって「やべえもんを観たぜ!!!」ってなってるのに一人で観に行ってしまったし、パンフにも3人のショットがないので失いゆく記憶を頼りに抱えきれない感情のまま暴走ぎみなファンアート描くしかなくなってる。
むしゃ
PROGRESS1枚目:暴走治金丸くんを峰打ちで気絶させる為に背後狙って斬りかかりまくるけど失敗しまくる肥前くん。2枚目:肥前くんに爆薬撒かれまくり周辺で破裂音させられまくりでさすがに相手の居所を把握できなくなる耳の良さがご自慢の治金丸くん。 3
hinoki_a3_tdr
DOODLEガスウィル独り言聞いちゃったガストの暴走(ハッピーエンド)
「こんな俺、好きになんか、なってくれないよな……」
いや、好きですが何か???
おっと、いきなり失礼。思わず本音が。初めましての人は初めまして。そっじゃない人はごきげんよう。ガスト・アドラーだ。って何いきなり自己紹介してんだよ。
虚しく一人ツッコミを入れながら、目の前の現実をどうにか飲み込む。俺の視線の先にいるのは、ウィル・スプラウト。ついさっき、トレーニングルームでちょっとした口喧嘩になって、足早に出ていった相手だ。そして俺は、そんなウィルの忘れ物を慌てて届けに来た紳士。よし、ダメだこれ。
話の流れ的に、おそらく、きっと、ウィルは俺のことが好きで、今までの態度から叶わない恋だと思い込んでいる。これは俺の願望ではないはず。ではここで調子こいて『マジで!? 俺も!!!』と出ていったらどうなるか。良くて逃げられる、悪くて振られる。両思いなのに。だがこれはほぼ間違いない。だって考えても見ろ。オトモダチもお断り、いつでもどこでも大嫌いと言い続けて来た相手にどの面下げてあなたが好きですって言える? いや、こっちからしたらバッチ来いだけど本人の心情としてさ、無理だろ。言ってて地味にダメージ来た。なんで俺がこんな目に、両思いなのに。
1756いや、好きですが何か???
おっと、いきなり失礼。思わず本音が。初めましての人は初めまして。そっじゃない人はごきげんよう。ガスト・アドラーだ。って何いきなり自己紹介してんだよ。
虚しく一人ツッコミを入れながら、目の前の現実をどうにか飲み込む。俺の視線の先にいるのは、ウィル・スプラウト。ついさっき、トレーニングルームでちょっとした口喧嘩になって、足早に出ていった相手だ。そして俺は、そんなウィルの忘れ物を慌てて届けに来た紳士。よし、ダメだこれ。
話の流れ的に、おそらく、きっと、ウィルは俺のことが好きで、今までの態度から叶わない恋だと思い込んでいる。これは俺の願望ではないはず。ではここで調子こいて『マジで!? 俺も!!!』と出ていったらどうなるか。良くて逃げられる、悪くて振られる。両思いなのに。だがこれはほぼ間違いない。だって考えても見ろ。オトモダチもお断り、いつでもどこでも大嫌いと言い続けて来た相手にどの面下げてあなたが好きですって言える? いや、こっちからしたらバッチ来いだけど本人の心情としてさ、無理だろ。言ってて地味にダメージ来た。なんで俺がこんな目に、両思いなのに。
くじら
Happy New Yearガキ扱いされて勝手に煽られた旭がムカムカして変な方向に暴走しSMまがいに走り焦る界川…ていうなゆみゆ(トンチキ)なゆみゆ(トンチキ)なゆみゆ
「やるからには本気でいく。まずはそこに横になれ」
お前にSMはまだ早い、という言葉が癪に触ったのだろうか。那由多は一体どこで調達したのかもわからない不気味な仮面を装着するとポケットから鞭を取り出した。試すようにピシャリと床に叩きつける姿が妙に様になっていて息を呑む。那由多の手はこんな悪趣味な玩具ではなく、世界を奪う歌声を浴びせるに曲を作り、マイクを握るためのものだ。これは深幸のある種の願いでもある。しかし那由多はお構いなしに、その神聖な手でふざけたアダルトグッズを握りしめる。今日に限ったことではない。数日前は禍々しいディルドを掴んで「こんなジャンクに俺が負けるわけがない」と突きつけてきた。烈火の如く怒り狂っていて非常にわかりづらいが、那由多なりのやきもちなのだと思う。ちなみに深幸はその玩具を使ったことはない。酔っ払った友人に罰ゲームと称して押し付けられただけだ。激怒していた那由多は中々話を聞いてくれなかったが、宥めながら事の流れを説明すると途端に興味を失ったように凶悪なそれを投げ捨てていた。今回もどうにか説得して、早くその凶器を奪い取らなくてはならない。那由多はマニアックな性癖を知らなくていい。否、知らないでいてほしい。夢を見すぎだと言われても構わない。そのくらい深幸は本気だった。
1198「やるからには本気でいく。まずはそこに横になれ」
お前にSMはまだ早い、という言葉が癪に触ったのだろうか。那由多は一体どこで調達したのかもわからない不気味な仮面を装着するとポケットから鞭を取り出した。試すようにピシャリと床に叩きつける姿が妙に様になっていて息を呑む。那由多の手はこんな悪趣味な玩具ではなく、世界を奪う歌声を浴びせるに曲を作り、マイクを握るためのものだ。これは深幸のある種の願いでもある。しかし那由多はお構いなしに、その神聖な手でふざけたアダルトグッズを握りしめる。今日に限ったことではない。数日前は禍々しいディルドを掴んで「こんなジャンクに俺が負けるわけがない」と突きつけてきた。烈火の如く怒り狂っていて非常にわかりづらいが、那由多なりのやきもちなのだと思う。ちなみに深幸はその玩具を使ったことはない。酔っ払った友人に罰ゲームと称して押し付けられただけだ。激怒していた那由多は中々話を聞いてくれなかったが、宥めながら事の流れを説明すると途端に興味を失ったように凶悪なそれを投げ捨てていた。今回もどうにか説得して、早くその凶器を奪い取らなくてはならない。那由多はマニアックな性癖を知らなくていい。否、知らないでいてほしい。夢を見すぎだと言われても構わない。そのくらい深幸は本気だった。