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    独白

    malsumi_1416

    DONE【元使用人の独白、あるいはある男の告解】
    「テデの日」に寄せて

    ある使用人の目線から見た、幼き日のテランス+ディオンの思い出とそれを踏まえた「彼」の告白

    テデちゃんがお付き合い始めたあたり

    構成成分:
    モブの回想
    弊テデの幼少期の幻覚
    テランスの姓の捏造
    テ君の出番は幼少期のみ

    モブの語りから入ります
    キャプションをご了承の上、お好きな方はどうぞ
    元使用人の独白、あるいはある男の告解

     少し、昔話を致しましょうか。
    懐かしいカモミーユのお茶は如何?
    こちらのお菓子は?
    ええ、あなた様とお会いできるからと今朝方から。焼きたてですのよ。
    ああでも、これが好きだったのは小さなあの子の方でしたわね。
    さて、どこからお聴きになりたいかしら。
    ……あら、そう。
    最初から、と。
    では、改めてわたくしとあの方の馴れ初めでもお話ししましょうか。
    懐かしいこと……あの時の事は今でも憶えてますわ。


     最初の報せが参りましたのは、凍てつく中に春の風が吹き始める頃。
    わたくし達一家が所領の倹しい我が家で、未だ残る寒さに暖炉を囲んでいた時のことですの。
    風ではなく、人の手が扉を打ち付ける音を聞いた従僕が表を確かめに行って、暫くして血相を変えて走り込んできたものですから。
    16006

    で@Z977

    REHABILIリハビリ用。振られたマを慰めるグスの独白。弊グスの愛は重すぎる気がするけどマにとってはそれくらいがぴったりだから仕方がないね。
    あなたがいればそれだけで「おれ、グースがいれば、それだけでいいんだ」

     背中に回された小さな手のひらが、ぎゅうといじらしく力を強めた。指先がきゅっきゅと何度か蠢いて、俺の存在を確かめるみたいにシャツをくしゃくしゃにしているんだろう。
     マーヴェリックが今度こそと意気込んで付き合い始めた女とは結局上手くいかなかったみたいで、無論そんなことは幾度となくあって、毎度決まって「グースがいればいい」と泣き言を言い始める。付き合っては別れてを繰り返すマーヴェリックは、しかし決して軽薄なわけではなかった。マーヴェリックの行動原理はおおよそが「グースの幸せ」にあって、故に一見非道な行動も、俺に対して誠実であることの証左に過ぎなかった。
     マーヴェリックが女に好意を寄せられるのはあまりにも自然なことだった。将来有望なアビエイターだし、幾分か身長は低いかもしれないが、整った顔は老若男女に好かれる愛らしさがある。性格だって多少自由奔放すぎるきらいはあるが、行動力とバイタリティに溢れているのは好印象だろう。こんなにも優良物件なマーヴェリックは、だのに決まって別れるときは振られる立場になるばかりだった。見る目がない女だな、なんて腕の中の小柄な体を慰めながら胸を撫で下ろしている俺は、マーヴェリックの誠実さに対してどこまでも不誠実な男だ。
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    あおかぶ

    DONEパシナシ 小説
    魔界でパが消えてから~妖精界で復活までのパ独白。こんな感じで喋らなさそう…。
    まぁ妄想のひとつとして…。すみません…。
    文脈変なところ等は優しく広~い心で見て下さい。拙い文章なので…🥲
    6/30に実はXにこっそりupしてたものを加筆修正。誤字脱字等ありましたらすみません。
    Uninterrupted Hope becomes Strength and Courage. ─キミはいつだって僕を一番信じてくれた。
    それが「希望」となり、僕に強さと勇気をくれたんだ。

    16歳の時じいじが僕のせいで殺されてしまい、ひとりぼっちになった僕は神の指から旅出った。
    そしてランスロット、ドニー、ナシエンス、アン─僕にとってかけがえのない仲間達と出会えた。大切なじいじが死んでしまって悲しさと不安でいっぱいだった僕の心は、皆との出会いで救われた。
    そしてシスタナでのイロンシッドとの闘いの中で、僕を信じ想ってくれる事で「希望」の力を与えてくれたナシエンス、ドニー、アン─この三人が「心から信頼し人生を共に歩む大事な誰か」─最期にじいじが教えてくれた、ひとりぼっちになった僕がこれから生きていく為に必要な誰か…それが皆なんだと思った。皆の心が、気持ちが、いつだって僕を強くしてくれる。勇気を与えてくれる。僕は皆がいるから力を貰える。大切で大好きな皆を守ることが出来る。そんな力を君達は惜しみなく僕に与えてくれる。そして僕を心から信じてくれる。だから僕も同じようにキミ達を心から信じてる。僕達は信じ合える仲間だから。僕はそう思った。
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    あおかぶ

    DONEパシナシ 小説
    153話で妖精界から旅立ち、リオネスに向かうお空での二人の会話のやり取り妄想…というかパ目線でパ独白に近い。ナシの心理描写はナシ。パのいつになったら~?とどっちも気になるなぁ…のいくつかある解釈のうちのひとつを拙いながらも書いてみた。実は7/2にこっそりXにあげたものを微修正。変な文脈あると思うので優しく広~い心で見て下さい😊
    The day a little love was born. 大切な仲間─ナシエンスが死者の国に旅立ってしまうその瞬間、二年の月日を経て、僕は目覚める事が出来た。
    宿敵アーサー王の配下・白い騎士ウォーラルダンを撃退させた僕達は、お世話になった妖精王様と巨人の女王様─ナシエンスのお父さんとお母さん、兄弟達に別れを告げて妖精界を旅立った。
    ─新たなる旅立ち。新しい冒険へ。
    二年前は神の指をたったひとりで旅立った僕だけど、今はナシエンスがいる。僕の大切な仲間。
    アーサー王を倒し、ブリタニアを救う。大好きな仲間達、妖精王様達やリオネスの王様や王妃様、オルドじいじにドロレスさん、ドルチョモンテ達やハウザーさんやぺリオさん、アンのお父さん、他にも沢山守るべき人が増えた。その人達が生きるブリタニアを守る。今度こそこの手で。必ず大切な人達を。
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