社会人
ネムリブカ
DONE現パロ葬台です。大学生葬儀屋くんと、大学OBで社会人の台風くん。だがその要素は一ミリも生かされていないため無駄な設定に終わりました。お前はいつもそうだ。
強く風が吹いて、髪の毛がかき乱される。桜の花びらといわず葉までもが勢いよく飛んできて、ニコラスは慌てて腕を上げて顔を庇った。ごう、と渦巻くような風が通り過ぎていくのをやり過ごす為に閉じていた目を、おさまったところで開く。
「おう、大丈夫か? トンガリ」
「う、うん。凄い風だったね」
隣を歩いていたヴァッシュに声を掛けると、彼は苦笑しながら乱れた髪を直していた。
ヴァッシュはニコラスの通う大学のOBだ。ニコラスが現在師事している教授の研究室に出入りしている研究者で、ちょうどヴァッシュが訪問している時に出会った。
見た目は現役大学生と言われてもおかしくないほど若々しいヴァッシュだが、企業に属して植物に関する研究をしている歴とした社会人だ。普段何をしているのか、ニコラスにはよく分からないけれど、現地調査だとか何だかで国内外をしょっちゅう飛び回っていることもある。
4010「おう、大丈夫か? トンガリ」
「う、うん。凄い風だったね」
隣を歩いていたヴァッシュに声を掛けると、彼は苦笑しながら乱れた髪を直していた。
ヴァッシュはニコラスの通う大学のOBだ。ニコラスが現在師事している教授の研究室に出入りしている研究者で、ちょうどヴァッシュが訪問している時に出会った。
見た目は現役大学生と言われてもおかしくないほど若々しいヴァッシュだが、企業に属して植物に関する研究をしている歴とした社会人だ。普段何をしているのか、ニコラスにはよく分からないけれど、現地調査だとか何だかで国内外をしょっちゅう飛び回っていることもある。
tono_bd
DOODLE同級生の中で一番初体験が早かったのが生徒会長だったら良いな……って思いながら書きました。スペースに集まった人全員「夏の現代学パロ」というお題で一週間で作り上げるという鬼畜企画でした。
私が考える「現代学パロ」はこれだ!!って言い切るつもりで出します。
どう見ても社会人パロとかは言わない約束。
ノスタルジーが見せる 夏休みを失って二年が経った。
手元で弾けている生ビールの泡のように、パチパチと僅かな音を立てて消えていく。気付いたら無くなっているような二年だった。社会に出れば時の流れは変わるのだという言葉の信憑性を疑った時期もあったが、自分がその立場に立ってはじめて理解出来るものだ。
ノスタルジーが生み出す感傷だろう、自分らしくないなと思いながらジョッキを傾ける。
同窓会なんて自分には縁の無いものだとファウストは思っていた。誘う友人もいないし、誘われるような人柄では無いと自覚している。それなのに今この場にいるということは、認識が間違っていたという事だろうか。今日の事を報せてくれた淡い空色の髪をした友人は目立つ事も面倒事も厭うきらいがある。そんな彼が声をかけてくれたのは、単に僕がのけ者にされないよう気を遣ったのか、巻き添えを探していたのだろう。
6611手元で弾けている生ビールの泡のように、パチパチと僅かな音を立てて消えていく。気付いたら無くなっているような二年だった。社会に出れば時の流れは変わるのだという言葉の信憑性を疑った時期もあったが、自分がその立場に立ってはじめて理解出来るものだ。
ノスタルジーが生み出す感傷だろう、自分らしくないなと思いながらジョッキを傾ける。
同窓会なんて自分には縁の無いものだとファウストは思っていた。誘う友人もいないし、誘われるような人柄では無いと自覚している。それなのに今この場にいるということは、認識が間違っていたという事だろうか。今日の事を報せてくれた淡い空色の髪をした友人は目立つ事も面倒事も厭うきらいがある。そんな彼が声をかけてくれたのは、単に僕がのけ者にされないよう気を遣ったのか、巻き添えを探していたのだろう。
mion4213
DONE楽怒長編小説②男子高校生可楽×社会人怒 現代パロ
今日も、東京に重い雨が降り注ぐ。傘に跳ね返るバチバチとした音も、鼻につくホコリと湿気が混ざった匂いも、今は全て好きになれる。
だって、こんな雨の日は積怒に会えるから。梅雨万歳!!
もう地面から可楽自信が浮いてるんじゃないかというくらい気分も浮かれていた。
好きな奴に逢いに行くとはこんなに楽しく、照れくさく、待ち遠しいものなのか!
可楽は今人間である自分の力が出せる限り急いで行った。
積怒は、あんな無茶苦茶だった約束にも関わらず、雨の日は毎日公園に来てくれた。
大体可楽より先に東屋に着いていて、いつもと変わらずワイシャツにスラックス、組んだ足の上のノートパソコン、コーヒーチェーン店のカップがいつもの積怒のスタイルだ。
3769だって、こんな雨の日は積怒に会えるから。梅雨万歳!!
もう地面から可楽自信が浮いてるんじゃないかというくらい気分も浮かれていた。
好きな奴に逢いに行くとはこんなに楽しく、照れくさく、待ち遠しいものなのか!
可楽は今人間である自分の力が出せる限り急いで行った。
積怒は、あんな無茶苦茶だった約束にも関わらず、雨の日は毎日公園に来てくれた。
大体可楽より先に東屋に着いていて、いつもと変わらずワイシャツにスラックス、組んだ足の上のノートパソコン、コーヒーチェーン店のカップがいつもの積怒のスタイルだ。
しらす村長
CAN’T MAKE七夕流三(※普通にスマホでてきます)描いててだんだんTLに流す勇気が消えたのでポイピクで供養します🙏
三は空港に居ます
たぶんネタ被りとか内容のツッコミどころ色々ありそうですが気にしないで見て頂けたら嬉しいです。
・前描いたプロ流×社会人三の世界線の流三
・多分プロはこの時期オフシーズンだったはずなので帰ってくるよなあと思って描きました(調べましたが、違ったら💦) 3
seandyu_ju
PAST572weekによせて。ネップリ登録していたものです。🐆五✕社会人夏の番外編。直接的な描写はありませんが、致していますのでご注意ください。https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16361635
↑はR18です。 5
nemu_moji
DONE『「参りました」はまだ言わない』のおまけ短編。数年後、なんだかんだくっついて同棲してる社会人2人のわちゃわちゃ溢れ話。
終わらない攻防戦「ヘルメッポさん、なんて返してくれるかな」
握りしめるスマホの画面に映るのは、まだ全然既読がつきそうにないメッセージ。
朝一番に自分の姿を見て欲しい、なんて出来心で、柄にもなく自撮りの写真なんかを送ってしまい、少し攻めすぎたかなとちょっと頭を抱える。
今はもう夜中だし、出張に出ているヘルメッポさんはもう眠ってしまっているだろう。
本当なら、「お疲れさまです」から今日の出来事を話したかったが、それも無理そうなので、せめて「おはようございます」を伝えようと勢いで送ってしまった。
呆れた返事が返ってくるだろうか。それとも顔が見れて嬉しいって喜んでくれるだろうか。…僕もヘルメッポさんの顔見たいなあ。返事も、ヘルメッポさんも、早くかえってこないかな。
3697握りしめるスマホの画面に映るのは、まだ全然既読がつきそうにないメッセージ。
朝一番に自分の姿を見て欲しい、なんて出来心で、柄にもなく自撮りの写真なんかを送ってしまい、少し攻めすぎたかなとちょっと頭を抱える。
今はもう夜中だし、出張に出ているヘルメッポさんはもう眠ってしまっているだろう。
本当なら、「お疲れさまです」から今日の出来事を話したかったが、それも無理そうなので、せめて「おはようございます」を伝えようと勢いで送ってしまった。
呆れた返事が返ってくるだろうか。それとも顔が見れて嬉しいって喜んでくれるだろうか。…僕もヘルメッポさんの顔見たいなあ。返事も、ヘルメッポさんも、早くかえってこないかな。
salmon_0724
DONE2023.7.1-7.2 ブラネロwebオンリー Bright Next Stage 展示作品です。フォ学未来軸、社会人になって再会したブラネロが最終的に挙式する話です。
六月のよく晴れた日。雲一つない美しい青空を高層ホテルの窓から眺めながら、ネロは大きな溜息をついた。
調度品一つをとっても高価そうなホテルは、いくら従業員のホスピタリティに溢れているといっても身の置き場がないし、純白のタキシードにはどう考えても着こなすというより着られている。
何より、自分の人生でこんなことが起こるなんて思いもしなかったから、この期に及んでどんな顔をしたらいいのかわからない。
上品な空間と明るい景色に感化もされずに陰鬱な溜息をもう一回ついたのは、つまり、あと一時間かそこらでネロとブラッドリーの結婚式が執り行われるからだった。
**********
報われるあてのない思いを抱え続けることに疲れて、高校卒業後に自分から姿を消した。
8414調度品一つをとっても高価そうなホテルは、いくら従業員のホスピタリティに溢れているといっても身の置き場がないし、純白のタキシードにはどう考えても着こなすというより着られている。
何より、自分の人生でこんなことが起こるなんて思いもしなかったから、この期に及んでどんな顔をしたらいいのかわからない。
上品な空間と明るい景色に感化もされずに陰鬱な溜息をもう一回ついたのは、つまり、あと一時間かそこらでネロとブラッドリーの結婚式が執り行われるからだった。
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報われるあてのない思いを抱え続けることに疲れて、高校卒業後に自分から姿を消した。
白井米
DOODLEしょたこんの血が騒ぎすぎて書いてしまったしょた流とおっきい流と三。おっきい方の流三は同棲しているいい大人です。二人とも社会人。職業ははっきり書いていません。
なんでも許せる方でお願い致します。 4610
DuzB1b
DOODLE(半ロナ)高校時代に付き合って別れて、お互い社会人になってからは友達以上恋人未満になってるタイムカプセルの話ロナルドからは「仕事で少し遅れる。先に開けていてくれ」ってメールが来たから
「馬鹿め!待っててやるから早く来い」って半田がメール返したら
「とりあえず先に開けといてほしい」って切実っぽいメール返信があったし
カメ谷は「まぁ、残念だけどさ・・アイツが何がしたいのかも分かるからさ」って開けるのを促すから
タイムカプセル開けたら
昔流行ったシャーペンとか食堂の金券、みんなの学生証とかの一番下に
『半田へ』って書いた一通の封筒があって
中には「これを読んだときお前はまた俺を好きだと言ってくれるか?」って汚い字で書いてある一筆箋と、ちゃちなしかもサイズもあってない指輪が入ってて。
「バカが!カメ谷、俺は至急コイツを捕獲しなければならなくなった」
453「馬鹿め!待っててやるから早く来い」って半田がメール返したら
「とりあえず先に開けといてほしい」って切実っぽいメール返信があったし
カメ谷は「まぁ、残念だけどさ・・アイツが何がしたいのかも分かるからさ」って開けるのを促すから
タイムカプセル開けたら
昔流行ったシャーペンとか食堂の金券、みんなの学生証とかの一番下に
『半田へ』って書いた一通の封筒があって
中には「これを読んだときお前はまた俺を好きだと言ってくれるか?」って汚い字で書いてある一筆箋と、ちゃちなしかもサイズもあってない指輪が入ってて。
「バカが!カメ谷、俺は至急コイツを捕獲しなければならなくなった」
藤之崎
MOURNING【仙牧】昨日投げたのに今朝になって「あれ?なんか違くね?いや合ってはいるんだけど……」となったので探りながらもう1回挑戦してみました。社会人かな?プロだったとしても違うチームとかかな、と……。これもアリかな〜くらいな気で書いたので、こちらも解釈違いにはお気をつけください。読むのに無理したらいかんですので。。。 2あいぐさ
TRAINING大学生と社会人で破局した同級生の話を聞いて急に不安になる大学生ファの話。普通の幸せなフィガファウ、息を吐くように現パロ。狂愛執心夢心地 その日、同じゼミの女子から年上の恋人に振られた話を聞かされた。社会人と大学生では価値観が合わない、一緒にいられないと言われたらしい。
へえ、そうか。興味なさげな態度を取りながら、ファウストはそっと胸元に手を当てた。銀のネックレスが肌に触れ、金属のひんやりとした感覚が伝わってくる。
どくどく、どくどく。心臓の音がやけにうるさい。嫌な汗がつぅと背中を流れていく。眼鏡を掛け直す手も、ほんの少しだけ震えているかもしれない。
フィガロは、どう思っているのだろうか。いつだって優しく笑う彼を思い出し、急に不安に募っていく。
彼女と同じく、ファウストにも年上の恋人がいる。自分よりもずいぶんとハイスペックで、優しくて、忙しい社会人だ。
3998へえ、そうか。興味なさげな態度を取りながら、ファウストはそっと胸元に手を当てた。銀のネックレスが肌に触れ、金属のひんやりとした感覚が伝わってくる。
どくどく、どくどく。心臓の音がやけにうるさい。嫌な汗がつぅと背中を流れていく。眼鏡を掛け直す手も、ほんの少しだけ震えているかもしれない。
フィガロは、どう思っているのだろうか。いつだって優しく笑う彼を思い出し、急に不安に募っていく。
彼女と同じく、ファウストにも年上の恋人がいる。自分よりもずいぶんとハイスペックで、優しくて、忙しい社会人だ。
mazetamagohan
DOODLE現パロ社会人フィ晶♀からしか得られない栄養素を吸うために書きました半日くらいで書いた現パロ社会人フィ晶♀ たたん、とエンターキーが小気味いい音を立てる。キーボードの左側に積みあがった書類をおもむろに一枚捲り、隅に印字されたページ数の『1』を、晶は思わず二度見した。
「終わっ、た……?」
疲労にかすむ目をこすりながらパソコンのディスプレイに顔を寄せる。劣化して滑りの悪いマウスホイールをころころ動かしながら、細かい数字が羅列する表計算ソフトを上から下までスクロールした。
(数値は全部入ってるし、エラーのセルもないし……)
極めつけに、順に並べて入力が終わったものを一番下へ、と管理していた書類の山の頂点にあるのも最初のページに戻ってきている。
膨大な書類整理とデータ入力をようやく終えたのだと、その事実をようやく頭が理解した。晶は大きく息を吐きながら、デスクチェアに深く背を預ける。
3310「終わっ、た……?」
疲労にかすむ目をこすりながらパソコンのディスプレイに顔を寄せる。劣化して滑りの悪いマウスホイールをころころ動かしながら、細かい数字が羅列する表計算ソフトを上から下までスクロールした。
(数値は全部入ってるし、エラーのセルもないし……)
極めつけに、順に並べて入力が終わったものを一番下へ、と管理していた書類の山の頂点にあるのも最初のページに戻ってきている。
膨大な書類整理とデータ入力をようやく終えたのだと、その事実をようやく頭が理解した。晶は大きく息を吐きながら、デスクチェアに深く背を預ける。
PanTomoon
DOODLE跡千第3弾(全3枚)社会人の跡千(お付き合い中)です。
一応、3年後の髪型を短くした感じにしてみました。ちゃんと2人に見えるかな…😓
跡部に海外転勤すると告げられ、何年向こうにいるかも分からないと言われたものの、「一緒に来い」とも「待っててくれ」とも言われずこの関係はどうなるのか悩んでいるうちに別れの時がやってきて……。 3
303_jiu
DONED&D webオンリーイベント『 DRIVE 🏍 DAYS 』展示品ですパスワードは会場のお品書き下にありますのでご確認ください🙇♀️
【会場】https://pictsquare.net/i8j7bwv1mgvz6mcdy8sgfy86stbsutv2
大学生ノイと社会人ヌピ【本日よりD&Dはネイル禁止とします編】 14
きでな
DONE四季の山ドロライ お題『ふみ』を不味で参加させていただきます、疲れてるあしゅです…(600字少し)温周/現代AU/社会人/知己越え/ナチュラルに同居してます~
(20230607投稿) 2
歩/零
TRAINING洋三ワンドロワンライ 5/25「喧嘩/おにぎりの具」※96年軸。社会人×プロ選手
※かっこいい三井はいないどころか見方によっては幼児化
※ひたすら優しい水戸しかいない
前半三井視点、後半水戸視点です
余談:「疲れた人に夜食を~」という某漫画を読んで三にこのメニューを食べさせたいと思ってこうなりました
あ、駄目だ止まらねえ。
もはや出発点を失った喧嘩は落としどころを見つけられず、口から出るのは自分でも解るほど理不尽な詰りだ。頭の片隅にほんの僅か残る理性がやめろと静止を促しているのが分かっていても、知らず知らずのうちに内部に積もっていたストレスは言うことを聞いちゃくれない。
バスケ以外の慣れない仕事や人間関係、いずれバスケ界のためになるとは分かっていても、プレイだけをしていたいというフラストレーション。無理をしているつもりはなかった、まだ頑張れると思っていた、これくらいなんて事はないとこなしていたはずがいつの間にか許容量を越えていたらしい。自分をコントロールできない情けなさも手伝って感情の暴走を抑えられない。制御できないことにまだ苛立つ。負のループだ。
5193もはや出発点を失った喧嘩は落としどころを見つけられず、口から出るのは自分でも解るほど理不尽な詰りだ。頭の片隅にほんの僅か残る理性がやめろと静止を促しているのが分かっていても、知らず知らずのうちに内部に積もっていたストレスは言うことを聞いちゃくれない。
バスケ以外の慣れない仕事や人間関係、いずれバスケ界のためになるとは分かっていても、プレイだけをしていたいというフラストレーション。無理をしているつもりはなかった、まだ頑張れると思っていた、これくらいなんて事はないとこなしていたはずがいつの間にか許容量を越えていたらしい。自分をコントロールできない情けなさも手伝って感情の暴走を抑えられない。制御できないことにまだ苛立つ。負のループだ。
きでな
DONE # コウ誕_HappySmile コウさんおめでとうございます!プレゼント用に勝手に書かせていただきました…お題消化出来てるとは言い難いけどデートとラッキースケベをちょっとだけ折り込みました…2月に見た中国語講座の紹興酒ミルクティーが可愛くて飲ませたかったんです…季節外れですみません…(1400字くらい)温周/お山/現代AU/社会人/知己越え
(20230601投稿) 4
朱欒@BⅬ絵の練習中
DOODLEカスアシュ、キスの日テーマの現パロ雑まんが。二人は社会人になっていて、付き合っていて同棲している設定です。
いつもと違う、変化球的なヤツにしてみたら、よく分かんなくなりました。
意味…伝わる…??😇
失敗したかなと思う部分もあるんですが、あっしゅくんの寝顔がいつもよりうまく描けた気がするので投稿しときます。 3
saku2442
DOODLE社会人荒新SNSで無自覚に恋人の存在を匂わせちゃう新開さん。そんな彼のファンなモブ女子視点(あくまでファンなので彼女から矢印は出てません)
最近、私にはお気に入りの人が出来た。
お気に入りと言っても、手の届くところにいる人じゃない。会ったことなんてないし、話すなんて絶対に無理だ。専門の雑誌や、彼のSNSで情報を得るのがやっとって感じの人。
新開隼人、これが彼の名前。
プロのロードレーサーで、最近は海外でも走ってるんだって。私と彼の出会いは本当に偶然で、イケメン好きの友達に突然見せられた彼の画像から。初めて見た新開さんは、体にピッタリとしたジャージを着て、黒い自転車に跨がっていた。ハンドル部分に肘を置き、前傾姿勢で笑みを浮かべた姿に一発でノックアウトだった。そこからネットで情報を集め、公式の彼の情報は全部頭に叩き込んだ。もちろん彼のSNSまでたどり着き、いまでは毎日チェックは欠かさない。
4056お気に入りと言っても、手の届くところにいる人じゃない。会ったことなんてないし、話すなんて絶対に無理だ。専門の雑誌や、彼のSNSで情報を得るのがやっとって感じの人。
新開隼人、これが彼の名前。
プロのロードレーサーで、最近は海外でも走ってるんだって。私と彼の出会いは本当に偶然で、イケメン好きの友達に突然見せられた彼の画像から。初めて見た新開さんは、体にピッタリとしたジャージを着て、黒い自転車に跨がっていた。ハンドル部分に肘を置き、前傾姿勢で笑みを浮かべた姿に一発でノックアウトだった。そこからネットで情報を集め、公式の彼の情報は全部頭に叩き込んだ。もちろん彼のSNSまでたどり着き、いまでは毎日チェックは欠かさない。
すすき
DONEブラカイWebオンリー連動企画参加作品。連動お題「先輩」「後輩」
通常お題「手紙」
大学生ブラッドリーと社会人(ぽくないけどそのつもりで書いた)カインの話です
あれはどこだと聞かれて、そういえば今日ブラッドリーが来た目的はそれだったなと思い出した。来年の必修で使う教科書代わりの本。必ず購入するようにと言われるものの大学生にとってはかなり痛い出費だ。担当教授の著書なので買わないで済ますという選択肢も取れず、それ故、先輩から後輩へと資料が引き継がれるのが慣例だった。
カインが在籍していたころから変わらぬ習慣にうれしくなって、ブラッドリーに譲る約束をした。家に取りに来ると言うから、それなら連休を取るから二人で過ごそうとも言った。まさかベッドから起き上がれなくなるとは思わなかったけど。
ぐずぐずに蕩けたままの頭と体では本を取り出すことさえ難しくてクローゼットを指さすことしかできなかった。いつも通りの足取りでベッドから降りる背中に何か言いたいのに、当たり前みたいに差し出されたペットボトルに言葉が詰まって黙り込むしかできなかった。冷蔵庫から取り出されたばかりの水が汗だくの体に染み込んでいく。シャワーを浴びたいなと思ったが、さすがにまだ無理そうだとため息を吐いた。
1252カインが在籍していたころから変わらぬ習慣にうれしくなって、ブラッドリーに譲る約束をした。家に取りに来ると言うから、それなら連休を取るから二人で過ごそうとも言った。まさかベッドから起き上がれなくなるとは思わなかったけど。
ぐずぐずに蕩けたままの頭と体では本を取り出すことさえ難しくてクローゼットを指さすことしかできなかった。いつも通りの足取りでベッドから降りる背中に何か言いたいのに、当たり前みたいに差し出されたペットボトルに言葉が詰まって黙り込むしかできなかった。冷蔵庫から取り出されたばかりの水が汗だくの体に染み込んでいく。シャワーを浴びたいなと思ったが、さすがにまだ無理そうだとため息を吐いた。
ちゃぼ
DOODLEトレケイオフィスラブの話※現パロ社会人
現パロ社会人トレケイ ケイト・ダイヤモンドは営業職員だ。成績もよく、いろんな顧客を持っていた。そのため中には面倒くさい客もいて、その日はそのことで支社の総務担当のトレイから営業所に電話がかかってきていた。
「俺もその会社の件で関わってるから何か協力できないかと思ってな」
「あはは!大丈夫、オレが何とかするって」
支社といえど同じビルのフロア違いだ。こんな近い距離で電話なんかしているのが何だかおかしくて憂鬱だったケイトの心は晴れた。
似たような年に入社しているトレイとケイトだが、顔くらいしか合わせたことがない。初対面の挨拶で互いに敬語ではなくなったが、研修のグループワークは別の班だったりとあまり接点はなかったのだ。しかし最近になってこうやってたまに営業所に電話をかけてくるようになった。ケイトとしては気晴らしになるので嬉しいが、どうせならメッセージアプリでやりとりをしてくれれば楽なのに、と思うことがある。とはいえ二人は連絡先を交換しておらず、なんとなくタイミングを逃したままになっていた。ケイトはそれをむず痒く思うが、交換しようとは言い出せなかった。
8993「俺もその会社の件で関わってるから何か協力できないかと思ってな」
「あはは!大丈夫、オレが何とかするって」
支社といえど同じビルのフロア違いだ。こんな近い距離で電話なんかしているのが何だかおかしくて憂鬱だったケイトの心は晴れた。
似たような年に入社しているトレイとケイトだが、顔くらいしか合わせたことがない。初対面の挨拶で互いに敬語ではなくなったが、研修のグループワークは別の班だったりとあまり接点はなかったのだ。しかし最近になってこうやってたまに営業所に電話をかけてくるようになった。ケイトとしては気晴らしになるので嬉しいが、どうせならメッセージアプリでやりとりをしてくれれば楽なのに、と思うことがある。とはいえ二人は連絡先を交換しておらず、なんとなくタイミングを逃したままになっていた。ケイトはそれをむず痒く思うが、交換しようとは言い出せなかった。