Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    ゆきこ

    DOODLE支援課で、風呂の日なのでそういう話。困ったらミシュラムに新しい施設や設備を増やせばいいとか思っている節がありますが、すべて捏造でございます。
    支援課と言いつつもメインはロイドとランディかもしれません。そんなにランロイな香りはしてないと思いますが(汗)
    「これは……」
    「一風変わった支援要請ですね」
    「時間指定つきか。それも夕方、他の要請が終わった後。可能なら課長や、ワジやノエルも一緒にって、何なんだろうな」
    「課長は……。書類の山が出来てたし、昼から会議だって言ってたな。ワジも任務中だから無理だが、ノエルには後で通信を入れてみるか」
    「そうね、そうしましょうか。にしても、試してもらいたいものって何なのかしら……」
    「キーアもいっしょに行っていいの? 危ないことじゃないのかな?」

    その日も特務支援課に来た支援要請はたくさんあり。ひとつひとつ内容を確認しながら今日はどういう組み合わせで要請に当たるか考えていたロイドたちだったが、最後の要請に首を傾げる。
    詳しい内容には触れずただ、夕方試して欲しいものがあるので、他の要請が済んだ後に着替えを持ってミシュラムに来てください、とだけ書かれていたからだ。
    2851

    ゆきこ

    DOODLE支援課初期メンバーでツインテールの日らしいのでそういう話。最終的にはツインテールじゃなくなってますが(汗)
    この後、どこに行くかにもよりますが相手によって大笑いされたり可愛いって言われたりからかわれたりして散々な一日になると思います(それでも外さないし、もし魔獣の攻撃で外れでもしたらおこになる)
    その日、朝食の後片付けを済ませたロイドはミーティングルームで、目の前に広がる光景に目を瞬かせた。

    「どうしたんだ? みんな揃って髪を二つ結びにして」
    「ツインテール、ですよ、ロイドさん」
    「キーアちゃんがお揃いにしたいって言って結んでくれたのだけど。しなれない髪型は少し恥ずかしいわね」
    「いや、ふたりともよく似合ってる。とっても可愛いよ」

    ロイドの口から無自覚に放たれる言葉にはあ、とふたりはため息をつく。それに、何かおかしな事を言っただろうか、と首を傾げた後、少し言いにくそうにランディの方を向いたロイドは、疑問をぶつける。

    「……その、どうしてランディまでその髪型なんだ?」
    「んなの、俺の方が聞きてーよ」

    そう、女性陣だけでなく、なぜかランディまで髪をくくられ、更に可愛らしいリボンまでつけられていて。納得いかないのかぶすっとした表情で答えたランディがキーアに目を向けると、あっけらかんとした答えが帰ってきた。
    1413

    ゆきこ

    DOODLE支援課で、初日の出を見に行く話。多分位置関係から港湾区から見えるだろうと考えて書いてますが、違ったらどうしよう(汗)
    支援課が発足してから初めて、平穏に迎えられた1208年のお正月。果たしてあの世界に初日の出を拝むという風習があるのかは謎ですが(さすがにおせちやお雑煮はないだろうと省いた)あるという事にしておいてください。
    それでは今年もよろしくお願いいたします!
    みんなで一緒に日の出が見たい。
    そうキーアが言い出したのは大晦日、あと数時間経てば年が明けるという時間だった。

    「突然どうしたんだ?キーア」

    キョトリとした顔でそう尋ねるロイドに、なんとなく、とキーアは返す。
    そういえば、彼女が来てから、というより支援課が発足してから、みんなでゆっくり正月を祝った事などなかったかと思ったロイドは、ならみんなで明日の朝、見に行こうか、と言い置くと、ランディと共に深夜の巡回に出ていく。年末年始、特に今夜はトラブルも増えるだろうと、広域防犯課から手伝いの要請があったためだ。
    後に残った面々は行ってらっしゃい、気をつけてね、と見送ると、日の出を見るためには早く寝ないとね、とキーアを寝かしつけにかかり、彼女も素直にそれを聞き入れる。
    1318

    ゆきこ

    DOODLEランディとロイドでお題ガチャを引いて書いたプチシリアスな話。時期は零中盤くらいでしょうか。しかしガチャの内容からは少しそれたし甘々が書きたかったはずだったのになぜこうなったorz
    相棒にしては距離が近いけど出来てはいないのでランロイとは言えない。タグ付けに悩む2人ですね。
    そして今回はちょっと弱いロイド君なので苦手な方は注意です!
    嫌なことがあっても絶対に口には出さないロイド。態度にも出していないつもりだけどなぜかそういう時に限ってランディが自分の膝に乗っけてはガッチリホールドしてくる。「離して」と暴れても力では勝てず大人しくなるが、最終的にはランディの優しさと温もりに毎回ぽろぽろと涙を零してしまう。ランディは何も言わずにロイドの頭を撫でている。



    ロイドは嫌な事があっても口には出さない。
    リーダーだからという気負いや目標としている人物に近づきたい、そして仲間に心配をかけまいという強い思いがあるのだろう。
    だが少し水くさいのではないかとランディは思う。
    支援課が発足してから何か月も寝食を共にし、互いに背中を預け合って来たのだ。もう少し甘えてくれたっていいのに、と思い、しかし未だ自らの過去を全て打ち明けられてはいない事を思い出して、どの口がそれを言うのか、と苦い笑みを浮かべる。
    1446

    ゆきこ

    DOODLE支援課でロイド君のスーツを選ぶ話。昨日はスーツセレクトの日でもあったらしいので一日遅れだけど落書きしたやつ。時期は零の記念祭より少し前くらい?ロイド君のスーツ姿が見たいと思いつつ書いたけど、結局スーツ着てない(汗)というどうしようもない話です。
    なお、ロイド君は私服も割とラフ、ランディについては結構お洒落というか、スーツの一着くらい持ってそうだなあというイメージで書いておりますのでご了承ください。
    「そう言えば、ロイドのスーツ姿って見たことない気がするわね?」

    エリィのその一言に支援課のメンバーの視線はロイドに集中し、俺?とロイドは首を傾げる。

    「急にどうしたんだ?エリィ」
    「いえ、ふと思い浮かんだだけなのだけど。でも実際、いつもラフというか、動きやすい格好が多いわよね?ランディは持ってるみたいだけれども」
    「まあ、こういう仕事だからなあ。うーん。警察学校ではきちんと制服を着てたけど、それ以外となると確かにあまり着たことはないかもしれない。そういう機会もなかったし」
    「そう。…なら、この機会に一着、誂えてみない?持っていて損はないと思うし」

    ロイドは別にいいよ、と手を振るが、いつになく強く言うエリィに押し負けて、近いうちに百貨店へ行こうという事になる。
    1518

    ゆきこ

    DOODLE黎の軌跡をクリアしたので、発売日に投げてた主人公組が邂逅する小噺を書き直してみたもの。しかし上手くまとまらなかった気がする。まあ、こんな事があれば良いなという遊び半分の落書きなので細かいところは気にしないでください。ついでに元の話も後の方に一緒に投げておきます。こっちのが勢いはある気がする。
    某月某日、クロスベル空港にて。

    「あ、ロイド君、リィン君っ!久しぶりね、元気だった?」

    リベールからの飛行船が到着した空港ロビーにて。
    明るい栗色の髪の女性、エステルが、ロビーにいた2人組にブンブンと大きく手を振りながら呼びかける。
    その様子に、相変わらずだなあ、と答えたのは茶髪の少し癖っ毛の青年、ロイドで、変わりないよ、と答えたのは、エステルより少し先に到着していた黒髪の青年、リィンだった。
    3人は久しぶりの再会を喜び、そのままそこで話に花を咲かせ始める。

    「共和国ではテロとか色々あったらしいわね。レンから話を聞いたわ」
    「ああ。クロスベルでも対応に追われたけど、どうにか解決したようでほっとしてるよ」
    「俺の方も、交換留学でアラミスに行っている生徒の1人が巻き込まれたっていうんで心配したけど、何とかなって良かった。それで、今回俺たちが集まる事になったのは、その時尽力した人を紹介したいから、だったか?フィーから突然連絡が来て驚いたけど」
    2912