雪合戦
TT_Rex_Solo
DOODLEギャグ投票ありがとうございます!雪合戦です
諸菱「雪合戦って言葉分かってますか?」今年は例年より寒気が強く、雪が降らない地域でも多くの雪が積もった。
「お兄ちゃん、雪合戦しよ!」
「………俺はこたつに」
「いいから早く」
「はい」
温かいお茶を持ってこたつの中へもぐろうとしたが、葵の突発的な誘いに断れず、渋々と立ち上がりダウンを着こんで外に出る。
積もった雪をかき分けながら歩いて行く葵の後ろをついて行くと、広々とした場所へと出ると同時に、ニヤリと葵は歯を剥き出しにし、顔に冷たい雪玉が当たった。
「ぶっ………葵…」
「へへん、お兄ちゃんが油断してるからわる……ぶっ!!」
葵の雪玉よりも大きめに作ったものを顔に投げ、鼻を真っ赤にして雪を顔から掃う。
「ちょっと、喋ってる最中でしょ!」
「同じ事をしただけだ」
1130「お兄ちゃん、雪合戦しよ!」
「………俺はこたつに」
「いいから早く」
「はい」
温かいお茶を持ってこたつの中へもぐろうとしたが、葵の突発的な誘いに断れず、渋々と立ち上がりダウンを着こんで外に出る。
積もった雪をかき分けながら歩いて行く葵の後ろをついて行くと、広々とした場所へと出ると同時に、ニヤリと葵は歯を剥き出しにし、顔に冷たい雪玉が当たった。
「ぶっ………葵…」
「へへん、お兄ちゃんが油断してるからわる……ぶっ!!」
葵の雪玉よりも大きめに作ったものを顔に投げ、鼻を真っ赤にして雪を顔から掃う。
「ちょっと、喋ってる最中でしょ!」
「同じ事をしただけだ」
九時缶
DONEマシュマロにてお題ありがとうございました!!てーとく式雪合戦とのことだったのでてーとく式雪合戦っぽい何かを描きました!!
負けたチームで作るかまくらとかその辺端折ってしまってすみません!!
6枚目は没ネタの供養です 6
HFF3993sss
DOODLE11月なのに暑かったよねって話をしたかっただけのテペ漫画(擬人化)YBTが半袖でガヤってますが許してください。これって一応クロスオーバーってヤツなんですかね?
冬になったら半袖で雪合戦させるのが目標です。 2
むつき
DONEヤスタネ+シンノウ雪合戦イベント、シンノウ先生の回診を手伝うヤスヨリの話
回診 ウォーモンガーズ所属の軍医が片手から下げた鞄には、見かけ以上に多くの薬や機材が収められているらしい。相手の容体を詳細に聞き取ったのち、その鞄の口は静かに開く。中からは実に様々なもの――傷口の手当てのための消毒液や塗り薬、気分を落ち着けるアロマオイルやハーブのポプリ、お灸に薬草茶など――が取り出され、そばに控えているヤスヨリを驚かせた。
部屋で頭痛を訴えている者がいると聞いて、二人はホテルのロビーから上層階へと移動する。地厚なカーペットが敷き詰められている廊下は足音も響かず、穏やかな静けさに満ちていた。
「ヤスヨリくんは、医術に興味があるのかい」
ふとシンノウの声が響く。病人の居所を探して熱心に各ドアの部屋番号を確かめていたヤスヨリは足を止めた。軍医の意図するところが分からず、たくましい眉の下、丸っこい瞳を瞬かせる。
1384部屋で頭痛を訴えている者がいると聞いて、二人はホテルのロビーから上層階へと移動する。地厚なカーペットが敷き詰められている廊下は足音も響かず、穏やかな静けさに満ちていた。
「ヤスヨリくんは、医術に興味があるのかい」
ふとシンノウの声が響く。病人の居所を探して熱心に各ドアの部屋番号を確かめていたヤスヨリは足を止めた。軍医の意図するところが分からず、たくましい眉の下、丸っこい瞳を瞬かせる。
karanoito
PAST仁×新 パラレル。卒業式の後、二人で雪合戦するSS。いつかのあの日の帰り道
待ったか? と待ち合わせの場所に現れた新はイヤーマフ、マフラーに手袋と完全防備で随分とあったかそう。マフラーの下で縮めた首を左右に軽く振ってから、雪の積もった神社の階段を二人並んで上り始めた。
三月一日、卒業式。高校生活最後の日。ファミレスでクラスの打ち上げが終わった後、荷物を置きに一旦別れてから改めて待ち合わせると、軽くなった肩でぶらぶらと最後の寄り道を楽しむ。
長い階段を上りきり、着いた境内は雪のせいでいつもより静まり返って見えた。地面の雪を固めて笑って新に投げつけるとあっさりかわされ、すぐに白い迎撃が飛んで来る。すかさず木の影に隠れてかわすと雪合戦開始。無人の境内で飽きるまで雪玉を投げ合い、真っ白に彩られた新の髪を指差して笑うと、ヒットさせられた雪玉で俺の頭が冷たく真っ赤になる。
1646待ったか? と待ち合わせの場所に現れた新はイヤーマフ、マフラーに手袋と完全防備で随分とあったかそう。マフラーの下で縮めた首を左右に軽く振ってから、雪の積もった神社の階段を二人並んで上り始めた。
三月一日、卒業式。高校生活最後の日。ファミレスでクラスの打ち上げが終わった後、荷物を置きに一旦別れてから改めて待ち合わせると、軽くなった肩でぶらぶらと最後の寄り道を楽しむ。
長い階段を上りきり、着いた境内は雪のせいでいつもより静まり返って見えた。地面の雪を固めて笑って新に投げつけるとあっさりかわされ、すぐに白い迎撃が飛んで来る。すかさず木の影に隠れてかわすと雪合戦開始。無人の境内で飽きるまで雪玉を投げ合い、真っ白に彩られた新の髪を指差して笑うと、ヒットさせられた雪玉で俺の頭が冷たく真っ赤になる。
いちか
DONE子供と雪合戦する話ざりざりと新雪の上に1本の線を引く。
「それから、この線を越えて投げるのは駄目だ。そして、此処に相手が侵入したら負けだ。いいな?」
一通りのルールを確認し、そう告げるとアルベールの周りに集まっていた子供達は、わぁっとそれぞれの陣地へ戻っていった。
なんてことはない。ただの雪合戦である。
既知の報告ばかりの退屈な会議を終え、昼食を取ったアルベールとユリウスは騎士団の詰所に戻る途中で雪遊びに興じていた子供達に囲まれた。折角なら腹ごなしに付き合おうか、ということで彼らの遊びに混ぜてもらうことにした。ただそれだけの話だ。
開始の号令と共に投げられる雪玉を避け、素早く一つ目のシェルターに身を隠す。
雪玉に当たらずに相手の陣地へ侵入すれば勝ち。子供相手に大人気ないものだが、その子供達に雷迅卿として先陣を切ってほしいと頼まれてしまえば無下に断るわけにもいかないだろう。
1207「それから、この線を越えて投げるのは駄目だ。そして、此処に相手が侵入したら負けだ。いいな?」
一通りのルールを確認し、そう告げるとアルベールの周りに集まっていた子供達は、わぁっとそれぞれの陣地へ戻っていった。
なんてことはない。ただの雪合戦である。
既知の報告ばかりの退屈な会議を終え、昼食を取ったアルベールとユリウスは騎士団の詰所に戻る途中で雪遊びに興じていた子供達に囲まれた。折角なら腹ごなしに付き合おうか、ということで彼らの遊びに混ぜてもらうことにした。ただそれだけの話だ。
開始の号令と共に投げられる雪玉を避け、素早く一つ目のシェルターに身を隠す。
雪玉に当たらずに相手の陣地へ侵入すれば勝ち。子供相手に大人気ないものだが、その子供達に雷迅卿として先陣を切ってほしいと頼まれてしまえば無下に断るわけにもいかないだろう。
c_delphi
PAST【夜曲】ノエルさん2018年12月ワンドロ「初雪をあなたと」
A6コピー用紙にシャープペンシルHB
初雪にはしゃいでレディちゃんと雪合戦、左手で器用に雪玉を受け止めるノエルさん。
スキャナーではなくスマホカメラで、きれいに撮れてません。遠目で何となくそんなんだなと見て下さい。
こばこ
DONEエアスケブ12枚目「初めて雪合戦をする加減が分からないスレッタとその攻撃を受けるグエル」お題いただきました!
勝負事において何かと不憫なグエル、美味しいです。
キャラごとにウェアを考えるのが楽しかったです!
あと、鼻の頭赤くなってるエラン君って可愛くないですか!???
リクエストしてくださってありがとうございました…!!!
つくね
MOURNINGマヨイくんがめっちゃ普通に登校してたのと冬ボイスで夏目くんが雪合戦はコドモすぎない?(要約)って言ってたのでボツになりました この後鬼ごっこのためにマヨイくんとESビル隠れ鬼をする予定だった キャラをいっぱい出そうと思ってたマヨイくん、遊びましょ!ボツ 理由:公式との齟齬
「つまりネ、鬼ごっこなんだヨ」
「何が?」
「クソ赤毛ぇ、魔法の使いすぎで頭おかしくなったか?」
「こら晃牙ちゃんそんなこと言わないの」
夢ノ咲学院の三年B組。授業が終わり、偶然仕事も長期休暇、このまま寮に帰るのも半端な時間。Switchの逆先夏目が机に腰掛けて言った、高校三年生がするには子供っぽいお遊びの提案。
「鬼ごっこ…!楽しそうであるな!」
「……逆先、学校でやるのか」
腰に下げた刀とひとつに結った髪を揺らして目を輝かせるのは紅月の神崎颯馬。その隣で逆に暗い顔をしたのはUNDEADの乙狩アドニス。
「アドちゃんくん文句でもあるノ?」
夏目がその琥珀色の瞳をゆるく細め、アドニスの方を睨め付ける。夏目のアイドルらしく整った顔はそういう表情が一等似合う。ぬるい放課後の空気は簡単に張り詰めた。
1392「つまりネ、鬼ごっこなんだヨ」
「何が?」
「クソ赤毛ぇ、魔法の使いすぎで頭おかしくなったか?」
「こら晃牙ちゃんそんなこと言わないの」
夢ノ咲学院の三年B組。授業が終わり、偶然仕事も長期休暇、このまま寮に帰るのも半端な時間。Switchの逆先夏目が机に腰掛けて言った、高校三年生がするには子供っぽいお遊びの提案。
「鬼ごっこ…!楽しそうであるな!」
「……逆先、学校でやるのか」
腰に下げた刀とひとつに結った髪を揺らして目を輝かせるのは紅月の神崎颯馬。その隣で逆に暗い顔をしたのはUNDEADの乙狩アドニス。
「アドちゃんくん文句でもあるノ?」
夏目がその琥珀色の瞳をゆるく細め、アドニスの方を睨め付ける。夏目のアイドルらしく整った顔はそういう表情が一等似合う。ぬるい放課後の空気は簡単に張り詰めた。