青年
珠丘(たまおか)
MEMOお題箱のガチャから。ガチャを作ってくれた人に感謝。とうけんの創作審神者(青年)のネタ探し。【拝啓、おばちゃんへ】で書いていきたい。
青年とむっちゃんは、主従関係って良き相棒の関係者でいて欲しい。
二次創作とかみると、真名を教えちゃいけないってらしいんだけど、まぁいいか! 2
一个离
DOODLE中世纪架空,设定是青年女帝C x 18岁质子L 年龄差五六岁左右女王的枪借鉴fgo的闪耀于终焉之枪(Rhongomyniad)
【LC】银枪Chap 1
敌国的皇子来到了王城。
女王听闻此事时刚刚回到寝殿,侍女为她戴上璀璨而沉重的王冠。
“已经到了?”
女王换下刚才在马场弄脏的骑装,手指随意滑过侍女们呈上的一排礼服,选中了一件张扬的巴洛克长裙。
负责秉传的侍从垂着头。“是的。现在他就在大殿。”
女王莫名笑了一声,但那笑容一瞬便无迹可寻。她起身越步离开寝宫,手中握着一把银色的长枪,枪尖照在日光下,闪过一轮耀眼的寒光。
“走吧。去瞧瞧。”
鲁路修端坐在大殿正中,周围满是群臣的窃窃私语。
“这就是敌国那个刚成年的小皇子吗?听说倒是很有谋略的……可惜了。”
“……都到了这里了,还说什么可惜不可惜?女王的性格你是知道的……明天断头台要是有热闹看,一定记得叫我。”
6479敌国的皇子来到了王城。
女王听闻此事时刚刚回到寝殿,侍女为她戴上璀璨而沉重的王冠。
“已经到了?”
女王换下刚才在马场弄脏的骑装,手指随意滑过侍女们呈上的一排礼服,选中了一件张扬的巴洛克长裙。
负责秉传的侍从垂着头。“是的。现在他就在大殿。”
女王莫名笑了一声,但那笑容一瞬便无迹可寻。她起身越步离开寝宫,手中握着一把银色的长枪,枪尖照在日光下,闪过一轮耀眼的寒光。
“走吧。去瞧瞧。”
鲁路修端坐在大殿正中,周围满是群臣的窃窃私语。
“这就是敌国那个刚成年的小皇子吗?听说倒是很有谋略的……可惜了。”
“……都到了这里了,还说什么可惜不可惜?女王的性格你是知道的……明天断头台要是有热闹看,一定记得叫我。”
angelmido0317
DOODLE⚠シセの年齢差、性別捏造を色々描こうとして力尽きたものです。カップリング要素あんまりないです…💦
後ほど色塗ったりカップリング要素追加したりします…🥲
ショタ⚔️×壮年?⚡
青年⚔️×壮年?⚡
幼少百合⚔️⚡
追加予定カプ
壮年?⚔️×⚡♀ etc…
AKtyan5560
DOODLE高杉は麒麟児と呼ばれる職人で、死武専に通いだし暫く武器がいなかった。そんな時廊下ですれ違った蒼の目に惹かれ探した武器の青年が銃を撃ち抜いた時に、彼と組むと決める。これは高杉が立香にアタックし結ばれる迄の物語である※立香君が劣等生
※モブが出しゃばる
※カドックの友情出演
※シリアス
麒麟児は蒼を手にす死神武器専門学校通称死武専は今日も騒がしく。優秀な武器と職人に溢れていた。
だがその中でも劣等生の武器と呼ばれる少年と、麒麟児と呼ばれ優秀な誰もが憧れる職人が出会うなど誰が思うだろう。確率的には低く、彼等が関わる事はまず無い。皆がそう思うだろう。
だが彼等はあの時あの場所で出会ってしまった。
これはある劣等生の武器と、麒麟児と呼ばれた職人が最強の相棒と呼ばれるまでの話である。
その日高杉は暇をしていた。人に囲まれ、あれよあれよと自分の武器にならないかと誘いを掛けられながら道を歩く。
彼等は邪魔で、優秀なパートナーと言う肩書きだけが欲しい者等掃いて捨てるほどいる。高杉はそれを知っているし、知りたくなかった。
3748だがその中でも劣等生の武器と呼ばれる少年と、麒麟児と呼ばれ優秀な誰もが憧れる職人が出会うなど誰が思うだろう。確率的には低く、彼等が関わる事はまず無い。皆がそう思うだろう。
だが彼等はあの時あの場所で出会ってしまった。
これはある劣等生の武器と、麒麟児と呼ばれた職人が最強の相棒と呼ばれるまでの話である。
その日高杉は暇をしていた。人に囲まれ、あれよあれよと自分の武器にならないかと誘いを掛けられながら道を歩く。
彼等は邪魔で、優秀なパートナーと言う肩書きだけが欲しい者等掃いて捨てるほどいる。高杉はそれを知っているし、知りたくなかった。
yo_lu26
MENU展示①【メルト・ザ・ハート2】ジェイフロイベ2023年4月14日(金) 22:10 ~ 4月15日(土) 22:00
観○少女パロシリーズの新作①「ラッキードールは貧乏青年の夢をみる」のフロイド視点のお話です。ふわふわ甘々です。単品でも読めますが、過去作を読んでからだとさらに味わい深いと思います。
微睡み人形は待ち侘びた人の色を知るずっと待っている。眠りながら待っている。夢の中で微睡みながら、迎えられるときの甘美な幸福を胸に抱いて。
眠っている間、オレの目の前にあるのはどこまでも乳白色の世界だった。夢なのかどうかも判然としない。ここにはなんにもなくて、全てがある。近すぎてなんにも見えないのか、遠すぎてなんにも見えないのか、全てがあやふやな世界。世界がはじまっていないのだ。まだ出会うべき人と出会っていないから。今のオレは、もっているものなんてなにひとつなかった。なんにも見えない。なんにも知らない。声さえ持たない。だけど、ただ誰かを待ち焦がれていた。オレたちは皆、そうやって王子様を待っている。
時々、誰かがオレにあたたかいミルクをくれた。オレは気分によっては、そのミルクを飲んだり飲まなかったりした。ある日はカップが冷たくて気に入らなかった。ある日はミルクの温度が熱すぎて嫌だった。カップの舌触りが気に入らなくて、一口で飲むのをやめてしまうこともあった。昨日はおかわりまでしたのに、今日は一滴も飲みたくなくて嫌だ、なんてこともざらにあった。オレを育てた誰かも、ここでミルクをくれる誰かも、オレの気まぐれには苦労していたようだった。特別な「誰か」に迎えにきてもらうために、オレに必要な「躾」は彼らからひととおり教わっていて、教えられたことは乗り気ならなんでもできたけれど、そうでないときは力が入らなくて、ぐんにゃりと椅子に伸びてサボってしまうこともあった。
18117眠っている間、オレの目の前にあるのはどこまでも乳白色の世界だった。夢なのかどうかも判然としない。ここにはなんにもなくて、全てがある。近すぎてなんにも見えないのか、遠すぎてなんにも見えないのか、全てがあやふやな世界。世界がはじまっていないのだ。まだ出会うべき人と出会っていないから。今のオレは、もっているものなんてなにひとつなかった。なんにも見えない。なんにも知らない。声さえ持たない。だけど、ただ誰かを待ち焦がれていた。オレたちは皆、そうやって王子様を待っている。
時々、誰かがオレにあたたかいミルクをくれた。オレは気分によっては、そのミルクを飲んだり飲まなかったりした。ある日はカップが冷たくて気に入らなかった。ある日はミルクの温度が熱すぎて嫌だった。カップの舌触りが気に入らなくて、一口で飲むのをやめてしまうこともあった。昨日はおかわりまでしたのに、今日は一滴も飲みたくなくて嫌だ、なんてこともざらにあった。オレを育てた誰かも、ここでミルクをくれる誰かも、オレの気まぐれには苦労していたようだった。特別な「誰か」に迎えにきてもらうために、オレに必要な「躾」は彼らからひととおり教わっていて、教えられたことは乗り気ならなんでもできたけれど、そうでないときは力が入らなくて、ぐんにゃりと椅子に伸びてサボってしまうこともあった。
東野文風
DONEヌーフェス「う1」の展示小説です、よろしくお願いします!オンリー終了に伴いパスワード解除しました! タイミングが合う時にゆっくり読んで頂ければ幸いです。
【あらすじ:本編開始前のif話。お使いに出かけたジョンはドラルク城へ帰る途中で下等吸血鬼の縄張りに入ってしまう。ピンチのジョンを助けたのは"レッドバレット"と名乗る赤い服の青年で……?】 6491
reihastar
DONE28×5なおにしょた五悠。大きなお屋敷で、ゆじは包帯で目元を隠した不思議な青年に出会う。
まるで住む世界の違う二人が、お菓子を食べながら仲良くなっていくお話。
終始ごゆがいちゃいちゃしています。
5がどうしてもお子様にいたずらする悪い大人になりがち(笑)
誤字確認やら、校正する暇なくて申し訳ありません。
えちなシーンの追加や今後の二人を加筆修正して、6/25のイベントで発行します 15910
きりん
DOODLEWEBオンリーを記念してのアヌセトイラストです。青年アヌとセトです。
こんな2人がいたかもしれない。
ローソン・ファミマでネットプリントも可能です。
期間:4月2日16時頃まで
ユーザー番号:3LTNMYLLZC
じゃすみん
DOODLE深海生物って良いよね。(語彙力皆無)イラストに説明入れ忘れたのでキャプションに書いとく。
1枚目 メンダコ擬人化の朱華(はねず)。天真爛漫な少女。(なぜ朱華でハネズと読むのだろう…)
2枚目 リュウグウノツカイ擬人化の茜。マイペースな青年。 2
michiru_wr110
DONEanzr夏メイ(のつもり)(少し暗い)
2023年3月20日、お彼岸の日の話。
あの世とこの世が最も近づくというこの日にすら、青年は父の言葉を聞くことはできない。
※一部捏造・モブ有
あの世とこの世の狭間に(夏メイ) 三月二十日、月曜日。日曜日と祝日の合間、申し訳程度に設けられた平日に仕事以外の予定があるのは幸運なことかもしれない。
朝方の電車はがらんとしていて、下りの電車であることを差し引いても明らかに人が少ない。片手に真っ黒なトートバッグ、もう片手に菊の花束を携えた青年は無人の車両に一時間程度揺られた後、ある駅名に反応した青年は重い腰を上げた。目的の場所は、最寄り駅の改札を抜けて十分ほどを歩いた先にある。
古き良き街並みに続く商店街の道。青年は年に数回ほど、決まって喪服を身にまとってこの地を訪れる。きびきびとした足取りの青年は、漆黒の装いに反した色素の薄い髪と肌の色を持ち、夜明けの空を彷彿とさせる澄んだ瞳は真っすぐ前だけを見据えていた。青年はこの日も背筋を伸ばし、やや早足で商店街のアーケードを通り抜けていく。さび付いたシャッターを開ける人々は腰を曲げながら、訳ありげな青年をひっそりと見送るのが恒例だ。商店街の老いた住民たちは誰ひとりとして青年に声をかけないが、誰もが孫を見守るかのような、温かな視線を向けている。
2668朝方の電車はがらんとしていて、下りの電車であることを差し引いても明らかに人が少ない。片手に真っ黒なトートバッグ、もう片手に菊の花束を携えた青年は無人の車両に一時間程度揺られた後、ある駅名に反応した青年は重い腰を上げた。目的の場所は、最寄り駅の改札を抜けて十分ほどを歩いた先にある。
古き良き街並みに続く商店街の道。青年は年に数回ほど、決まって喪服を身にまとってこの地を訪れる。きびきびとした足取りの青年は、漆黒の装いに反した色素の薄い髪と肌の色を持ち、夜明けの空を彷彿とさせる澄んだ瞳は真っすぐ前だけを見据えていた。青年はこの日も背筋を伸ばし、やや早足で商店街のアーケードを通り抜けていく。さび付いたシャッターを開ける人々は腰を曲げながら、訳ありげな青年をひっそりと見送るのが恒例だ。商店街の老いた住民たちは誰ひとりとして青年に声をかけないが、誰もが孫を見守るかのような、温かな視線を向けている。
陸離
DOODLEクリスタの新機能試したく色々やってみました🌟自動陰影は色だけ使わせて頂くかな(陰影自体はそんなに精密ではないので)
顔の3dは型を作っとくとマンガ描く時に便利かも。少年、青年と若干変わるからね。でもそのままなぞるとやっぱ不自然になるんであくまでアタリとして使う感じだな
mugisen
DOODLEヴァルハラのチェオベルトくん…アイヴァーとのコンビがぶっ刺さりました。悪い男と真面目な青年の組み合わせ…
アイヴァーのこと否定しないチェオベルト良い子すぎるし本当に懐いてたんだなあ…。
しばらく引きずりながらプレイすることになりそう
イベント見返したら少年って言われてたけど少年でいいのか!?何歳なんだろう🤔
たまごやき@推し活
PASTカルデアアンぐだ♀、やや青年実験あり付き合ってる時空2020.10
知りたがりの彼女 キャンプ地から戻ったマスターの機嫌が悪い。
しかもそれは、明らかに自分に向けて何か不満があると言った様子で……二人きりになるのをあからさまに避けられたまま数日が過ぎた。
レイシフトにはついていかなかったから、もう長いこと会っていないというのにこの仕打ちは何だ。
「マスター、不満があるのならハッキリと口に出して言え。俺は何でもさりげなく察してほしいなどというワガママな要望に沿ってやるつもりはないぞ」
ようやく廊下でマスターを捕まえて、文句を言ってやる。
「だって……」
拗ねた様子の彼女を見て、思い当たる原因を考える。最近脱稿して全裸で駆け回ったということもない。当然のことながら火遊びの相手がいるわけでもなし。
2014しかもそれは、明らかに自分に向けて何か不満があると言った様子で……二人きりになるのをあからさまに避けられたまま数日が過ぎた。
レイシフトにはついていかなかったから、もう長いこと会っていないというのにこの仕打ちは何だ。
「マスター、不満があるのならハッキリと口に出して言え。俺は何でもさりげなく察してほしいなどというワガママな要望に沿ってやるつもりはないぞ」
ようやく廊下でマスターを捕まえて、文句を言ってやる。
「だって……」
拗ねた様子の彼女を見て、思い当たる原因を考える。最近脱稿して全裸で駆け回ったということもない。当然のことながら火遊びの相手がいるわけでもなし。
たまごやき@推し活
PASTカルデアアンぐだ♀、青年実験もいるよ2021.1
ひとりだけ、自分だけ レイシフト中にわたしが今いるのとは全く別の世界からサーヴァントが呼び出しに応じてくれることがある。目の前には同じサーヴァントが二人……もう見慣れた光景だ。
けれど世界が違うことで、そのサーヴァントも全く異なる姿で現れることがある。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン。ずっと一緒にレイシフトしてくれている私のサーヴァントと全く同じ名前。
「それじゃあその、アンデルセン、さん……今日はお世話になりました」
「こちらのマスター共々、君にはこれからも縁がありそうだ。使い慣れていない敬語は必要ないよ。そんなことよりも締切間際に僕を喚ばないようにだけ気をつけてくれれば良い」
「え、あっ! じゃあ、これからよろしく……?」
2018けれど世界が違うことで、そのサーヴァントも全く異なる姿で現れることがある。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン。ずっと一緒にレイシフトしてくれている私のサーヴァントと全く同じ名前。
「それじゃあその、アンデルセン、さん……今日はお世話になりました」
「こちらのマスター共々、君にはこれからも縁がありそうだ。使い慣れていない敬語は必要ないよ。そんなことよりも締切間際に僕を喚ばないようにだけ気をつけてくれれば良い」
「え、あっ! じゃあ、これからよろしく……?」
たまごやき@推し活
PASTカルデアアンぐだ♀、恒常童話作家と青年実験実装時空2022.6
あともう一枚、もう一分 カルデアに、二人目のハンス・クリスチャン・アンデルセンが召喚された。
微小特異点で縁を結んだことがきっかけとなったのだろうか。召喚された当人はわたしと会った記憶など持っていなかった。
彼とはじめまして、これからよろしくと挨拶を交わして数日。カルデアではちょっとした問題が起きていた。
自室でのんびり休んでいるところに付き合いの長い方のアンデルセンがやってきた。いつものことだ。気まぐれな猫のように勝手にわたしのベッドに横になってくつろぎ始める。
ところが、機嫌の良かった彼がテーブルの上を見た途端に雰囲気を変えた。目線の先にはクッキーの缶。
「……これはどうしたんだ、マスター」
「あぁ、それ? それはもう一人のアンデルセンがくれたやつだよ。すごく美味しいの」
2514微小特異点で縁を結んだことがきっかけとなったのだろうか。召喚された当人はわたしと会った記憶など持っていなかった。
彼とはじめまして、これからよろしくと挨拶を交わして数日。カルデアではちょっとした問題が起きていた。
自室でのんびり休んでいるところに付き合いの長い方のアンデルセンがやってきた。いつものことだ。気まぐれな猫のように勝手にわたしのベッドに横になってくつろぎ始める。
ところが、機嫌の良かった彼がテーブルの上を見た途端に雰囲気を変えた。目線の先にはクッキーの缶。
「……これはどうしたんだ、マスター」
「あぁ、それ? それはもう一人のアンデルセンがくれたやつだよ。すごく美味しいの」
miyuki
DONE『この年齢の子には出せない音だった。きっと、いい作曲家になる。』
by 演奏家
(千斗パパのお店の常連さん)
折笠千斗ーーーーーー
❄幼少期
ベビコミュのごきげん千ちゃん
❄少年期
看板息子の千斗君
手に持ってるレコードは、ジャズピアニストKeith JarrettのアルバムBelonging
ジャケット可愛かったから
❄青年期
鎌倉高校前駅のアンニュイ千斗
万理さんとの出会いはこの数日後 2
たまごやき@推し活
PROGRESS現パロアンぐだ♀、青年実験×ぐだちの身長差のお題2021.9
身長差の恋のお題見上げれば足元不用心
彼の背丈が高いから、並んで歩く時はいつも上の方を向いている。彼はまっすぐ前を向いて歩いているから、いつも目線は合わない。
少しはこちらを気にしてほしいと、念じるように彼へ視線を送る。
「段差に引っかかるぞ」
「あっ……!」
ほんの僅かな段差に足をもつれさせ、バランスを崩す。
手慣れたように私を支える彼と、ようやく目線を合わせる。
「ありがとう」
「まったく、よそ見しているからこうなるんだ。少しは懲りたらどうだ? 無駄にすり傷を増やしたいのか? ……僕じゃなくて前を見て歩け」
「もう、やっぱり私が見てるの気がついてたんだ!」
「馬鹿め、僕はまだそこまで耄碌していない。あれだけ執拗な視線に気がつかないわけがないだろう」
1925彼の背丈が高いから、並んで歩く時はいつも上の方を向いている。彼はまっすぐ前を向いて歩いているから、いつも目線は合わない。
少しはこちらを気にしてほしいと、念じるように彼へ視線を送る。
「段差に引っかかるぞ」
「あっ……!」
ほんの僅かな段差に足をもつれさせ、バランスを崩す。
手慣れたように私を支える彼と、ようやく目線を合わせる。
「ありがとう」
「まったく、よそ見しているからこうなるんだ。少しは懲りたらどうだ? 無駄にすり傷を増やしたいのか? ……僕じゃなくて前を見て歩け」
「もう、やっぱり私が見てるの気がついてたんだ!」
「馬鹿め、僕はまだそこまで耄碌していない。あれだけ執拗な視線に気がつかないわけがないだろう」
higura_404
DOODLEシチュお題でお話書くったーのやつ。「古城に住む怪物と、そこに迷いこんだ青年の設定でキスから関係が始まる曦澄」です。
なんか色々曖昧にしてあります。意図的です。これ以上は絶対に続きません。
むかしむかし、とある森の中に 森の奥の城には怪物が住んでいる。ずっとずっと前に怪物はどこからともなくやってきてあの廃城に棲み着いた。昔は三匹だったが、今は一匹だと誰かが言っていた。三匹だった頃は悪さをしに良く街へ降りてきたらしいが、今は静かなものだ。森に迷い込んだ街の人間や、たまたま通りかかった旅人を脅かす程度で。
「でも、怪物はとても美しいらしいよ」
「ひと目見たいが、命の方が大切さ」
「そうだね。昔は人が食い殺されたんだろう?」
「そうさ。今でも旅人はやられてるって噂だ。森の中に骨がたくさん落ちている」
「人間の骨じゃないって言われてるじゃないか」
「それでも、かなり大きな骨らしいぞ。大きな獣を一人で狩ってるのかと思ったら充分脅威じゃ無いか」
5172「でも、怪物はとても美しいらしいよ」
「ひと目見たいが、命の方が大切さ」
「そうだね。昔は人が食い殺されたんだろう?」
「そうさ。今でも旅人はやられてるって噂だ。森の中に骨がたくさん落ちている」
「人間の骨じゃないって言われてるじゃないか」
「それでも、かなり大きな骨らしいぞ。大きな獣を一人で狩ってるのかと思ったら充分脅威じゃ無いか」