ノノ
Rahen_0323
MOURNING支部に投稿していた作品の再掲です。一応二話目まで書いていたものの他のシリーズ作り過ぎで続きを書く目処が立たないので一旦再掲と供養させてください。申し訳ねえ。一つ前の作品の続きになります。ですが前記の通り一先ず供養という形ですね。前作を先に読むことを推奨します。
元々シリーズという形にするつもりだったのと読みやすさ優先で分けて投稿しました。あと読み返してないので普通に誤植や齟齬あると思います。 7892
Rahen_0323
MOURNING支部に投稿していた作品の再掲です。一応二話目まで書いていたものの他のシリーズ作り過ぎで続きを書く目処が立たないので一旦再掲と供養させてください。申し訳ねえ。カキツバタがテラパゴスの技で幼児化する話です。ブルベチャンプズメインです。捏造妄想自己解釈激しめ。なんでも許せる方向けです。
支部で続きを望まれるコメントを沢山頂いたので完成させたい気持ちはあるんですけどね……暫く無理と思われます。無念。 6013
みつむし
TRAINING2024.05.12 ポエクロさん。この日はクロッキー会を梯子。モデルはミラノの美青年Gさん。
現在身体作りをしているそうで、マッチョではないけれど迫力マシマシで、つい太めに体を描いてしまいます。彫刻のように美形なんだけど同じようなポーズばかりで残念でした。
相変わらず会場が暗く、赤いライトも描きにくかった。ドラマチックなのがこの会の魅力とは言え、たまに辛くなる。 12
slekiss
DONEるーさんに髪を切って貰うシオンさんの話。隠し味程度の2主ルー。時系列的にはメインシナリオの途中(2~3の間)ぐらいを想定。
2主:シオン・N・エルフィールド。暮らしていた孤児院を戦禍で失い、共に暮らしていた仲間と死別後、流れ流れてエンフィールドへ。その後自警団第三部隊隊長のノイマンに拾われ、育てられる。淡い亜麻色の髪、薄い鳶色の瞳。
以上を踏まえていれば読めると思われ。
冬隣に参る 淡い亜麻色の髪を滑る淀みない鋏の音と、切られた髪が床に落ちる音。
きこえるのは、そのふたつだけ。
あまりの静けさに、淡い亜麻色の髪をもつ青年はふわあと欠伸を洩らした。その拍子に頭が揺れる。
「っ、急に動くな。まあ、ふた目と見られん頭になりたいなら話は別だが」
「う……ごめん」
慌てて背筋を伸ばす青年を咎めるも、海色の双眸は鋏の先をとらえたままだ。改めて仕損じがないことを確認してから、金の髪をもつ青年は再度亜麻色の髪に鋏を入れた。
室内が再び、鋏と髪の落ちる音に支配される。
「それにしても…」
鋏を器用に動かしながら、金髪の青年──ルー・シモンズが静かに問うた。
「何故、俺なんだ?床屋なら街にいくらでもあるだろう」
2463きこえるのは、そのふたつだけ。
あまりの静けさに、淡い亜麻色の髪をもつ青年はふわあと欠伸を洩らした。その拍子に頭が揺れる。
「っ、急に動くな。まあ、ふた目と見られん頭になりたいなら話は別だが」
「う……ごめん」
慌てて背筋を伸ばす青年を咎めるも、海色の双眸は鋏の先をとらえたままだ。改めて仕損じがないことを確認してから、金の髪をもつ青年は再度亜麻色の髪に鋏を入れた。
室内が再び、鋏と髪の落ちる音に支配される。
「それにしても…」
鋏を器用に動かしながら、金髪の青年──ルー・シモンズが静かに問うた。
「何故、俺なんだ?床屋なら街にいくらでもあるだろう」
カゲガケ
PROGRESSこの前ののちょっと続き女子校パロ2 アラスターが通っている学校は初等部から高等部までが併設されたエスカレーター式の学校で、生徒は女子生徒のみである。少し裕福な家庭の女子生徒がちょっとした面接だけで入れてしまうものだから、少々おてんばな子が多い印象である。
お上品な校風とまではいかないが、ごきげんようという挨拶が一時的に流行ったりすることもあるし、常用している生徒も何人か見受けられるので、お嬢様学校だと言ってもあながち間違いではないのかもしれない。
アラスターは初等部からこの学校に通っている。父親は共学の名門校に入れたかったようだが、家族面接で落とされてしまった。その為、珍しく母親の意見が通りこの学校に通うことになったのだ。
本当は母親も自分の母校である名門お嬢様学校に入れたかったらしい。ちなみに、こちらのほうは書類選考で落とされている。
975お上品な校風とまではいかないが、ごきげんようという挨拶が一時的に流行ったりすることもあるし、常用している生徒も何人か見受けられるので、お嬢様学校だと言ってもあながち間違いではないのかもしれない。
アラスターは初等部からこの学校に通っている。父親は共学の名門校に入れたかったようだが、家族面接で落とされてしまった。その為、珍しく母親の意見が通りこの学校に通うことになったのだ。
本当は母親も自分の母校である名門お嬢様学校に入れたかったらしい。ちなみに、こちらのほうは書類選考で落とされている。
sugihara
PASTタイトル【浸食】pixivにあげているものの画像版。カ!原作軸。39と14。狂児の昔のナニチャン視点のお話。オール関西弁。
*あらすじ*
二十年前に飼っていたヒモが、制服の男の子とカラオケから出てくるところを目撃してしまう。気になってしばらく少し様子を見ることに── 4
haruno_BC
DOODLE諸々捏造🔧夢絵⚠︎顔あり🚺
⚠︎ほんとにらくがき
リゾートへ旅行に行った際地元の人にナンパをされそれを撃退する🔧さん
英語を喋らせていますがはるのの英語力が終わってるので間違っているかもしれません…
ワンクッション置いているので閲覧後の苦情はお控えください
ゆまに
MEMO同じくすけぶで描いて頂いたささののです🥹ド健全絵と健全絵リクエスト文なのに何故か世界から隠されており、悲しい
授のハイライト有り無し差分、助かる………
描いてくださった方のすけぶ↓
https://skeb.jp/@_moon__IG 2
ゆまに
MEMOすけぶで描いて頂いたささののです🥹 ※暴力すけぶの仕様で一部の人にしか見えなくなっていて悲しすぎたので全人類見てください🥲🥲🥲
描いてくださった方のすけぶ↓
https://skeb.jp/@motiyagimoti 4
enkefarinpm
MOURNING※もうミニライダーが馴染んでいる世界※妄想しかない
プロフが発表されてからというもの、ミニちゃんとおっきいのの絡みに使えそうなネタしか考えられなくなりました。現実逃避です。みんな幸せになって欲しい。
陽真くんとミニ陽真くんがお買い物に行くおはなし。 5
␣わ␣
DOODLEフニャっとしたおにいちゃん狩人期って先に進むための停滞とか猶予ってイメージがあって、確実に必要ではあるもののやり場のない気持ちにまずは蓋をしておくような目隠しの空白であってあまり前向きに捉えてなかったんだけもっとストレートに再生の期間だと捉えていいのかもな、と思った
どんな言葉が弟達を温めるのかおにいちゃんはちゃんと知っていたんだね
yori_poco
CAN’T MAKEレガレガレガに挑戦したもののギブアップ😂現パロで兄弟設定。
原作L→長男。98L→次男。23L→三男。
この後揉みくちゃスケベの予定でしたが技量がなかった…供養。
兄弟水入らず? 幾度目かのチャイムでドアが開くと、 眉間に皺を寄せ嫌悪感を隠すこともなく、早く帰れと言わんばかりに少しの隙間から三男が顔を覗かせた。
「…何の用?」
「つれないね、折角お兄ちゃんが会いに来たって言うのに」
「その言い方やめてくれる?それで、何の用?」
「休日に実家に帰って来るのに理由が必要かな」
やれやれと態とらしく肩を竦めて悲しいねと付け加える次男に警戒心を解くこと無く、三男がドアの隙間からジト目で様子を伺う。次男の突拍子の無い行動に毎度巻き込まれている為、三男が警戒するのは無理もない。
ドア越しに無言の押し問答が始まるも、次男がにこりと微笑んだかと思えば外開きのドアを思い切り引っ張られ、その力強さに三男は呆気なく一歩外へ飛び出してしまう。よろける三男を次男が抱き止めると、そのまま中へと一緒に引きずり込んで行った。
1155「…何の用?」
「つれないね、折角お兄ちゃんが会いに来たって言うのに」
「その言い方やめてくれる?それで、何の用?」
「休日に実家に帰って来るのに理由が必要かな」
やれやれと態とらしく肩を竦めて悲しいねと付け加える次男に警戒心を解くこと無く、三男がドアの隙間からジト目で様子を伺う。次男の突拍子の無い行動に毎度巻き込まれている為、三男が警戒するのは無理もない。
ドア越しに無言の押し問答が始まるも、次男がにこりと微笑んだかと思えば外開きのドアを思い切り引っ張られ、その力強さに三男は呆気なく一歩外へ飛び出してしまう。よろける三男を次男が抱き止めると、そのまま中へと一緒に引きずり込んで行った。
Liru
DONEコノ+アサ+ハイ種自由後、コーディ移住が活発になった頃にプラントへ上がった捏造コノの過去をただ話してるだけ
地球(ほし)の故郷「地球にゆっくり滞在するなんて何時ぶりでしょうねー?いや、休暇という意味では初めてかも?」
「おや、初めてかいアーサー」
一息つこうとコーヒーを取りに来たら、珍しくアーサーとアルバートが一緒にいた。まあアルバートの方は話を聞いてるのか分からないほど端末を凝視しているし、アーサーの方も構わず話していて、いつも通りと言えばいつも通りではあるか。
「基地で補給を受けたりなどはありましたが、それ以外となるとコンパスの設立時に来た時ぐらいですかね」
「そうか、それはゆっくり見て回れるといいね」
大きな戦いが終わり、アークエンジェルのクルー達をオーブに送り届けるついでに、ミレニアムのクルーもこちらで休暇となった。アプリリウスもまだ混乱しているだろうし、いつもと違う場所での休暇はリフレッシュになるだろう。
1238「おや、初めてかいアーサー」
一息つこうとコーヒーを取りに来たら、珍しくアーサーとアルバートが一緒にいた。まあアルバートの方は話を聞いてるのか分からないほど端末を凝視しているし、アーサーの方も構わず話していて、いつも通りと言えばいつも通りではあるか。
「基地で補給を受けたりなどはありましたが、それ以外となるとコンパスの設立時に来た時ぐらいですかね」
「そうか、それはゆっくり見て回れるといいね」
大きな戦いが終わり、アークエンジェルのクルー達をオーブに送り届けるついでに、ミレニアムのクルーもこちらで休暇となった。アプリリウスもまだ混乱しているだろうし、いつもと違う場所での休暇はリフレッシュになるだろう。
kikkawa
MOURNING虎猪!以前ツイッターで公開した『140文字で書くお題ったー』https://shindanmaker.com/375517?c=1
「わかったか、あほ」で書いたものの原作というか長いバージョン。
付き合ってる/いのり目線
良いタイトルが浮かびません〜誰か名付けて〜
↓タップで続きが出ます。
心配さっき見たばかりなのに、結局気になってまた横目でチラリと確認する。
クラスメイト兼、部活仲間兼、恋人は…というと、寝ている間にクラスの女子達に髪を三つ編みにされていた。
こしのある綺麗な黒髪。
あの髪に触れていいのは自分だけなのに。
そうだ。ほんとは髪だけじゃなくて。あの手だって指だって、バンダナだって。そう。全部。全部って言ったらほんと、全部だ。頭の先からつま先まで。
そう考えたら なんだか悲しくなってきた。どうせ独り占めは叶わないのだ。もう微塵も目にうつしたくなくて、眠いフリをして机に突っ伏した。
付き合うことを了承した時の、虎鉄の嬉しそうな顔を今でも思い出す。あの顔が、はしゃぐ声が、今でも自分のキモチを支えている。
834クラスメイト兼、部活仲間兼、恋人は…というと、寝ている間にクラスの女子達に髪を三つ編みにされていた。
こしのある綺麗な黒髪。
あの髪に触れていいのは自分だけなのに。
そうだ。ほんとは髪だけじゃなくて。あの手だって指だって、バンダナだって。そう。全部。全部って言ったらほんと、全部だ。頭の先からつま先まで。
そう考えたら なんだか悲しくなってきた。どうせ独り占めは叶わないのだ。もう微塵も目にうつしたくなくて、眠いフリをして机に突っ伏した。
付き合うことを了承した時の、虎鉄の嬉しそうな顔を今でも思い出す。あの顔が、はしゃぐ声が、今でも自分のキモチを支えている。
hakuto178
MOURNING去年の絵馬コン初参加で「生という名の罪禍」聞いて見事に情緒乱された後、勢いで描いたものの描くだけ満足して放置したレポもどき(ここまでひと息)1周年であげようと思ったけどそれも過ぎてしまったので供養。ほか3枚は下書きで残ってたので描いた。 4
とろろ
DOODLEカラー絵の無い子達をカラーで描こう回。ライカンスロープのガルグムンドおじさん!(2枚目は変身時の姿)故郷であるライカン一族の集落を焼き払った、蛮族の国への復讐の為に生きてきた…ものの、時が経ち怒りは少しずつ虚無に変わり、今は少しくたびれた系おじさんです。 2
kond_kakeru
DOODLE1枚目:朝まで曲聴いて隈増える響也2枚目:皆が楽しそうに話しているから寄っていく響也
3枚目:雰囲気弾いてる
4枚目:変装してリーダー助けない響也
5枚目:ピアノの音が遠くから聞こえて振り返る響也 5
mochikaeru193
DOODLEhttps://poipiku.com/7954671/10203714.html の続き。八×怪異/記憶喪失真(その13)
以前pixivにあげたものの改稿版(と言いつつここら辺から支部時代の続き)です。
一区切り。全体の折り返しです。 12680
痛筺閣@NSFW
DOODLE※朗報 女装!想定はモブカイとデズカイですやったね!!メイドの日って聞いて描き始めたもののサイズ感と線画にめちゃくちゃ苦戦してめちゃくちゃ遅刻しました。軽い色のついたらくがきということにしてください。あわよくば推しのスカートの中を覗けるモブになりたい。
「下がっていてくださいディズィー」「ダメです。…この人の目的はおそらくカイさんです」「えっ」 2
yuni
DOODLE94女子攻めイベント「女子こそものの攻手なれ!」https://pictsquare.net/21270gmwcxqm10pb0ahr4wimkdmmezqaの展示コユ拳&マリミカ前提✊と👙がだべってる落書き漫画もどきです。
気づいたら女子がいなくてびっくりしました(?) 3
ヤナヘエ
DONEスパダリをこじらせたボルトに就職活動をさせられるカワキの話です。
とっても平和な本編未来捏造IF。
*自我強めの名前付きモブ視点の描写があります
*アニメの設定も入ってます(キャラのノリもアニメ寄りです)
*二部(TBV)二巻時点までの情報を元に書いた話です
*職業の描写はニワカ知識です。ご容赦ください
星のハイパースーパーウルトラダーリン意外なことだが、カワキはその数奇と波乱に満ちた生い立ちのわりに、どちらかといえば常識的な感性の持ち主である。
世話になったうずまき夫妻に「これからあなた方の息子さんをぶっ殺します」と事前報告を行った際には、ごもっともにもヒナタに「クレイジーだ」と評されたわけだが、しかしそれはハリボテのクレイジーなのであった。
カワキとて、何も好き好んで辛苦と覚悟を分かち合った兄弟分のことをぶっ殺したいわけがない。
ただ、カワキは少々結論を急ぎ過ぎるキライがあったので、彼にとっての最悪と言える事態——すなわち『七代目が暴走したボルトによって殺される』という悲劇を確実に避けるためにも、可及的速やかに『消すべき命の順番』と『取るべき処置』を判断したのだ。
41942世話になったうずまき夫妻に「これからあなた方の息子さんをぶっ殺します」と事前報告を行った際には、ごもっともにもヒナタに「クレイジーだ」と評されたわけだが、しかしそれはハリボテのクレイジーなのであった。
カワキとて、何も好き好んで辛苦と覚悟を分かち合った兄弟分のことをぶっ殺したいわけがない。
ただ、カワキは少々結論を急ぎ過ぎるキライがあったので、彼にとっての最悪と言える事態——すなわち『七代目が暴走したボルトによって殺される』という悲劇を確実に避けるためにも、可及的速やかに『消すべき命の順番』と『取るべき処置』を判断したのだ。
デデ王沼の芋月
MEMO『うちの翡翠ノボリ&クダリが一緒に暮らしてるとこ見たい』欲が上がってるけどレジェアル何も知らないが故に小説モドキ書けないからと連ツイしてたら3時間程書き連ねていた『うちのノボリ&クダリがヒスイで暮らして帰るまで』の大まかなネタ語りを纏めました。自分用メモ。先に投稿したヒスイ関連の小説モドキと同軸です。なんでも許せる人のみどうぞ。 4593Haru_hi5
MOURNING※5/5に頒布された「戸惑いのブルー」※レフィラスト後、フィンは遅刻の罰として一週間レオの運転手兼荷物持ちを申しつけられたものの…
で妄想のラクガキです。
(と言うことで「戸惑いのブルー」読了後推奨です)
あと、表紙と表紙裏の候補に描いた絵を一緒に宜しければ… 5
浅葱和月
MAIKING元彼渉、今彼薫のバイオレンスモノの予定でした。薫零⬅渉『零が……零が…盗られる……』
『…渉……?』
『…そうです……!まずはその綺麗なお顔と体を傷だらけにしましょう!』
『…渉……!?』
『そうすれば、盗る人も減るはず…!!』
『やめろ、渉っ…!!』
***
「零くん。零くん!零くん起きて!」
体を揺すられハッと目が覚め、夢と現実の区別がつかないまま咄嗟に身を守る仕草をしてしまった。
大袈裟に反応する我輩を見て薫くんが心配そうな顔で覗き込んでくる。
そうじゃ…、今は次の仕事先へバスで移動中じゃった…。
「大丈夫…?うなされたけど……、嫌な夢でも見た…?」
「…ぁ…すまん……、ちょっと昔の夢を見ただけじゃよ」
そう…、昔の夢。
元彼の日々樹くんに殴られ、犯され、最後は刃物で皮膚に名前を掘られたあの日の夢。
1023『…渉……?』
『…そうです……!まずはその綺麗なお顔と体を傷だらけにしましょう!』
『…渉……!?』
『そうすれば、盗る人も減るはず…!!』
『やめろ、渉っ…!!』
***
「零くん。零くん!零くん起きて!」
体を揺すられハッと目が覚め、夢と現実の区別がつかないまま咄嗟に身を守る仕草をしてしまった。
大袈裟に反応する我輩を見て薫くんが心配そうな顔で覗き込んでくる。
そうじゃ…、今は次の仕事先へバスで移動中じゃった…。
「大丈夫…?うなされたけど……、嫌な夢でも見た…?」
「…ぁ…すまん……、ちょっと昔の夢を見ただけじゃよ」
そう…、昔の夢。
元彼の日々樹くんに殴られ、犯され、最後は刃物で皮膚に名前を掘られたあの日の夢。
stl_chico
DOODLEひびきわたるならやりかねないと思っていたものの、本当にバラのチョコを配り歩いているとは……バレンタイン寮室のドアを開けると、どうやら乱くんの方が仕事が早く終わったみたいだった。
「……おかえり、薫くん」
「ただいま☆ ……あっ、それって」
「……うん」
乱くんは手にしている小箱の中を眺めていた。なんだか嬉しそう。初めの頃は、乱くんの感情がわかりづらかったけど、しばらくこうして一緒に暮らしているとだんだんわかってきた。……とはいえ、突拍子のないことをしてることもあるんだけどね。
話を戻すと、小箱の中にはバラが入っていた。正確には、バラの形をしたチョコレート。
「……渉くんからもらったんだ」
「そっか~、よかったね。……日々樹くん、ES中に配り歩いているみたいでさ、ほんとサプライズが好きだよね」
さっき見かけた日々樹くん(俺のことを『カオルンルン♪』と呼ぶのはそろそろやめてほしいところなんだけど)の姿を思い返して、そんな話をした。
632「……おかえり、薫くん」
「ただいま☆ ……あっ、それって」
「……うん」
乱くんは手にしている小箱の中を眺めていた。なんだか嬉しそう。初めの頃は、乱くんの感情がわかりづらかったけど、しばらくこうして一緒に暮らしているとだんだんわかってきた。……とはいえ、突拍子のないことをしてることもあるんだけどね。
話を戻すと、小箱の中にはバラが入っていた。正確には、バラの形をしたチョコレート。
「……渉くんからもらったんだ」
「そっか~、よかったね。……日々樹くん、ES中に配り歩いているみたいでさ、ほんとサプライズが好きだよね」
さっき見かけた日々樹くん(俺のことを『カオルンルン♪』と呼ぶのはそろそろやめてほしいところなんだけど)の姿を思い返して、そんな話をした。