暗
let_it_tei
MOURNING暗黒市場ガン無視のふわっふわの感じで読んで欲しいゾロユリシリーズ(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2369822)の設定と思われるものを発掘したので供養します。終わってないどころか箇条書きだよ。ホワイトデーゾロユリ 肌を撫でていく風も日を増すごとに柔らかくなっていく。日差しは白っぽく、空も冬の鈍色の雲は消え、霞む青が見られるようになっていた。街を歩く人々は自分と軽装になり、女たちはまだ肌寒いだろうに、随分と薄着で出歩いている。
祖国に比べれば随分と早い春の訪れだ。先程まで行われていた商談がうまくいったこともあり、ゾロトフは鼻歌の一つでも歌いたい気分になっている。もっともそんなことをしようものなら隣を歩く幼馴染に思い切り顔を顰められるだろう。年を考えろだとか、人の目を気にしろだとか、そういう細かいことを色々口に出されるに違いなかった。
「随分と楽しそうだな」
鼻歌を歌わずとも、相手には十分こちらの機嫌の良さが伝わってしまったようだ。「まあな」と返しただけで軽く溜息を吐かれる。
1688祖国に比べれば随分と早い春の訪れだ。先程まで行われていた商談がうまくいったこともあり、ゾロトフは鼻歌の一つでも歌いたい気分になっている。もっともそんなことをしようものなら隣を歩く幼馴染に思い切り顔を顰められるだろう。年を考えろだとか、人の目を気にしろだとか、そういう細かいことを色々口に出されるに違いなかった。
「随分と楽しそうだな」
鼻歌を歌わずとも、相手には十分こちらの機嫌の良さが伝わってしまったようだ。「まあな」と返しただけで軽く溜息を吐かれる。
1usaco1
DONEユリアシュのSS。フライングジューンブライドを考えようとして出来上がったのが、この暗いお話。
《紅で粧して》「私は、お前の想いに応える気はないよ」
ぶつかる度に何度も聞かされた、俺を強く突き放す言葉。
それは冷たくて、寂しくて……とても、淋しい。
「何でですか。俺が、先に死ぬからですか」
「種族が違うんだ。共に居るべきではない」
「種族が違うから何なんですか。俺はそんなこと、気にしません」
「そもそも私は男だ。分かっているのか」
「そんなこと分かってます。それでも、あなたと一緒に居たいって思ったんじゃないスか」
「…………」
「………………………」
ああ言えば、こう言う。いつもそうだ。
この人は分かりきっている建前の問題を並べ立てて、壁を作って、それ以上踏み込まれないように心を固く閉ざして。
沈黙の中、小さく囁く「諦めてくれ」と。逸らした瞳は弱々しく揺れていた。
866ぶつかる度に何度も聞かされた、俺を強く突き放す言葉。
それは冷たくて、寂しくて……とても、淋しい。
「何でですか。俺が、先に死ぬからですか」
「種族が違うんだ。共に居るべきではない」
「種族が違うから何なんですか。俺はそんなこと、気にしません」
「そもそも私は男だ。分かっているのか」
「そんなこと分かってます。それでも、あなたと一緒に居たいって思ったんじゃないスか」
「…………」
「………………………」
ああ言えば、こう言う。いつもそうだ。
この人は分かりきっている建前の問題を並べ立てて、壁を作って、それ以上踏み込まれないように心を固く閉ざして。
沈黙の中、小さく囁く「諦めてくれ」と。逸らした瞳は弱々しく揺れていた。
李坂怜菜
DONEつなとらポメガバ2。前作⬇️https://poipiku.com/9312231/10212227.html
・暗いです。甘さゼロ。
・🐯視点。今作ではポメ化しません。
・「🐯が用量以上の薬を飲んでいる」「🐯が吐き気に苦しむ」描写があります。
・🐉が一般的に「罰せられる」と判断され得る行動を取ります。
・同軸で8️⃣🐶付き合ってる。
・ポメガバ自己流設定。
OK?(pass:y/n) 4103
Xpekeponpon
DOODLE天使羊愛猫 ●
夢の中で、己は無力で小さく見窄らしい鼠で。
震えながら見上げているのは、ふわふわで艶々の黒猫一匹。見透かすような美しい瞳。
その前足が鼠の身体を上から押さえつけている。圧力に手足をバタつかせてもがくも、黒猫の前足からは逃れられない。それどころかもがくほど、出された黒猫の爪に身体が引っかかって、痛みを生んだ。
と、やおら黒猫が前足を退ける。鼠は慌てて逃げんとする。その体が、黒猫の前足で簡単に転がされる。それでも逃げる。逃げられない。何度も何度も、ちょいと小突かれ転がされる。終いには尻尾を踏み付けられて縫い留められて、虚しく床を掻くだけになった。
にゃあーん。黒猫は甘えるような楽しげな声で鳴く。そして鼠は理解する。これは捕食の為の狩りなどではなく、猫が鼠を玩具にしているだけなのだと。
753夢の中で、己は無力で小さく見窄らしい鼠で。
震えながら見上げているのは、ふわふわで艶々の黒猫一匹。見透かすような美しい瞳。
その前足が鼠の身体を上から押さえつけている。圧力に手足をバタつかせてもがくも、黒猫の前足からは逃れられない。それどころかもがくほど、出された黒猫の爪に身体が引っかかって、痛みを生んだ。
と、やおら黒猫が前足を退ける。鼠は慌てて逃げんとする。その体が、黒猫の前足で簡単に転がされる。それでも逃げる。逃げられない。何度も何度も、ちょいと小突かれ転がされる。終いには尻尾を踏み付けられて縫い留められて、虚しく床を掻くだけになった。
にゃあーん。黒猫は甘えるような楽しげな声で鳴く。そして鼠は理解する。これは捕食の為の狩りなどではなく、猫が鼠を玩具にしているだけなのだと。
WAIsukoyakanare
DONEにじそで頒布する予定のお話です全てフィクションです。
黛さんが出てきます。主にモブとライバーさんの絡みです。自死の匂わせや、暗い表現を含みます
⬇️部数アンケよろしくお願いします🙏
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScWgQAJHxiqC_53mzGUGXSQ4Ueek8fpP_tU4I_tYc2N_RQWOg/viewform 15
しょうゆZ
PROGRESSフォロワーさんの推しかくやつ(下描き)、ブラックゼロ編ゼロだいすきだからめちゃくちゃ気合い入れちゃう
完成版の背景はたぶん暗くするぜ
というかブライのアレも含め9枚完成させなきゃいけないのたいへんだぜ
みつむし
TRAINING2024.05.12 ポエクロさん。この日はクロッキー会を梯子。モデルはミラノの美青年Gさん。
現在身体作りをしているそうで、マッチョではないけれど迫力マシマシで、つい太めに体を描いてしまいます。彫刻のように美形なんだけど同じようなポーズばかりで残念でした。
相変わらず会場が暗く、赤いライトも描きにくかった。ドラマチックなのがこの会の魅力とは言え、たまに辛くなる。 12
Xpekeponpon
DOODLE幼少期十三彼我彼岸 ●
「何やってるんだお前ッ!」
がつ、と火花が散るような衝撃。
なんとか倒れずに踏み留まったが、じんと痛む鼻から、歯とぶつかった唇から、血が、じわじわ、つぅっと、流れ始める。
そんな出血とは比にならないほど血だらけの死体が、少年十三の足元には転がっていた。喉を心臓をナイフで刺され裂かれ、見開かれた目が空を永遠に凝視している。
「……、」
滲む血をそのままに、十三は目の前の少年を上目に見上げた。歳上の、背が高い、このUGNチルドレンチームのリーダーだ。
「ッ……俺達の任務はあくまでも情報収集だったハズだ。交戦は避けるようにと」
『すみません』
スマホの読み上げ音声が無機質に響く。幼い見た目には不釣り合いな、デフォルトのままの成人男性声。
3011「何やってるんだお前ッ!」
がつ、と火花が散るような衝撃。
なんとか倒れずに踏み留まったが、じんと痛む鼻から、歯とぶつかった唇から、血が、じわじわ、つぅっと、流れ始める。
そんな出血とは比にならないほど血だらけの死体が、少年十三の足元には転がっていた。喉を心臓をナイフで刺され裂かれ、見開かれた目が空を永遠に凝視している。
「……、」
滲む血をそのままに、十三は目の前の少年を上目に見上げた。歳上の、背が高い、このUGNチルドレンチームのリーダーだ。
「ッ……俺達の任務はあくまでも情報収集だったハズだ。交戦は避けるようにと」
『すみません』
スマホの読み上げ音声が無機質に響く。幼い見た目には不釣り合いな、デフォルトのままの成人男性声。
yiyoa🐣
DOODLE暗戀冬6年的彰*畢業後出國的冬2人皆快要大學畢業,而冬彌這次的回國是因為...要結婚了
一定有路人女(都要結婚了怎麼可能沒有
彰可能有點...病?冬也不是什麼正常人
是連載會慢慢寫,此篇無車 5196
MYSN
DOODLE【★文章】ネコ大/そんなつもりじゃない!20240513
相互のお誕生日にあげました。
この兄弟は前提条件なく同居してるし、昨夜裸のお付き合い(暗喩)があったんだなっていう描写がちびっとあります! 1631
ぐるてん
MEMOご質問いただいた「私が異世界転移ものを描くなら」こんな感じですちょっと暗い設定になってしまったのでワンクッション
waveboxで随分前にコメントいただいたのに遅れてしまい申し訳ありません!
世の転移ものすごいということがわかりました
5.14追加 3