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    叩き

    akmo3616ut

    PROGRESS【尻叩き】
    嵐が丘概念の☔
    私得しかない
    序章は☔モブ女しかない
    終盤から☔🍄にしたい
    愛憎と救済のぺトリコール序章
    ――戻っておいで、レイン。
    帰らねぇよ
    ――全てが詰まった黄昏の庭園へ。
    全てを失ったクソな邸宅になんて。
    ――醜悪と慈愛を教えてくれたあの庭へ。
    裏切りと残酷を刻みやがったあの場所に。
    ――暗闇の間から覗く仄かな灯のある花園へ。
    冷たい雨が絶え間なく降り注ぐ荒地に。
    ――血塗れた戦場から、早く帰って来て。
    俺を認めてくれた場所から、絶対に離れない。

     私 は 貴 方 を 待 っ て い る 。
     俺 は お 前 を ぶ っ こ ろ す 。

     嫉妬と愛憎が滲む館で、神覚者を襲った悲劇。

    「うーん。それは自己満足だと思いますが?」

     そして、一人の青年による救済の物語。

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     話に入る前に、レイン・エイムズの過去を語らなければならない。彼は生まれながらで痣が二本と、優秀な魔法使いとして生まれた。二年後に弟も誕生し、明るい未来が待っていたのも束の間、両親が突然この世界を去る。悲劇の幕開けだった。身分が全てのこの世界で、後ろ盾がない自分たちには存在価値などなかった。名誉や美徳がある貴族とは対象に、孤児は自堕落、暴力的、不衛生にも劣る存在として認識された。
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    tap23pa

    PROGRESS整骨院24(書き下ろし)の冒頭です。自分の尻叩き用に上げました。発行する本誌では大幅修正があるかもしれません。ご容赦ください。絵文字をいただけたらとっても嬉しいです。☆22、23は現在未掲載です。
    24「もっとみんなで整骨院物語」(途中)(整骨院の先生53歳×会社員51歳)

    「はい、八円のお釣りね」
    「はい。お世話様です」
     手に載せられたレシート、小銭、それと緑色のシールが三枚。ヴァッシュの口元が緩む。いかんいかん、変態さんだ、と拳を口に当てて咳払いする。
     買い物をした金額に応じてシールがもらえる我が町の商店街。この頃はカードに押印のみならず、バーコード読み取りやら、アプリ提示やらで、お手軽感覚は増してきている。そんな世間一般の「当たり前」の荒波に、仁王立ちをして真っ向から勝負をしているこの町の気概が、ヴァッシュはとても好きだった。
     よいせっと、と赤いカゴを置き、エコバックを広げる。
     ウルフウッドに言わせれば「客の使い勝手とかいうレベルやないて。商店街のジジババ連中が、やり方変えるんが面倒なだけや」ということらしいが、好きな理由は他にもある。このシール台紙は、五十個溜まると歳末大感謝祭の引換券になるのだ。
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