天城
おしるこ
DOODLEニキズキッチンの公録から帰って描いたやつほんとに食べられなくて困った…w
あとこれ(映画でそう呼んでた気がして)ひなたくんが白鳥くん呼びしてるんだけど
藍良くんが正解でした。~1年後のわたしより~
hotaru_NBG
DONE天城サンドモブ♀(燐一未満)※not夢(モブ♀はデリヘル嬢)
※二輪挿し
※概念的にはモブ女越しにセックスしてる燐音と一彩
(※キス等はします)
上記に地雷のない18↑(高校生NG)の方は「yes」と入力してください。 4956
s_krhl
SPOILERVOID未通過×今回班の天城パパ完成しました!公式絵に寄せるのかなり頑張ったけどこれが限界でした……!公式の影の塗りが最低限ですっきりした絵で、そこに合わせるのめちゃくちゃ難しかったよ……
chorinz_
DOODLE因習村のりんひめ・因習村の天城の里に嫁いだひめるの話
・謎時空パロ
お座敷様本来、正室には女しか入れないが、後を継ぐ事を交換条件にひめるを正妻に入れる。
天城の里ではひめるの事は表に出さず、血が近い者だけに存在を開示して奥座敷に住まわせた。里の人は奥、とかお座敷さまと呼んだ。ひめるの名前を知る人は限られた。
ひめるは天城燐音の里の服を着なかったし着せて貰えなかった。白い晒の着物か、ワンピースを着ている。(着せられている?)
お世継ぎは側室が産む。ひめるが天城に似た男の子がいいと言うので、産まれてきた女の子は流された。
ひめるは里の人に行儀がよかったが、天城にはきつく当たっていた。ケンカした日は部屋の荒れ方が酷い。よく物に当たった。天城燐音は叱らずに何も言わずに受容れた。ひめるがきちんと向き合ってコミュニケーションが取れるのは、天城燐音しかいなかった。
1729天城の里ではひめるの事は表に出さず、血が近い者だけに存在を開示して奥座敷に住まわせた。里の人は奥、とかお座敷さまと呼んだ。ひめるの名前を知る人は限られた。
ひめるは天城燐音の里の服を着なかったし着せて貰えなかった。白い晒の着物か、ワンピースを着ている。(着せられている?)
お世継ぎは側室が産む。ひめるが天城に似た男の子がいいと言うので、産まれてきた女の子は流された。
ひめるは里の人に行儀がよかったが、天城にはきつく当たっていた。ケンカした日は部屋の荒れ方が酷い。よく物に当たった。天城燐音は叱らずに何も言わずに受容れた。ひめるがきちんと向き合ってコミュニケーションが取れるのは、天城燐音しかいなかった。
m_matane_
PROGRESS5 鼻歌泥棒
この町へ来てからずっと、静かな雨が降っている気がする。
通り沿いを少し歩くとお風呂屋さんがあるから入ったら良いですよ、怪我も清潔に保たないと膿んだりするし。と先日知り合った小学生に教えられたが、その建物の前を通ってみたのは気まぐれだった。長い煙突が伸びる古びた建物。この通りは何度か歩いていたけれど、足を止めたのは初めてだった。入口にかけられた「ゆ」の一文字だけが白抜きで染めてある暖簾は潔くて良いと思った。
『入浴料金大人(12歳以上)460円』。掲げてある看板に書かれたそれが高いのか安いのかはわからなかったが、間もなく底をつきそうな所持残金を考えると支払うのは難しいと思った。風呂に入らなくても死なないが、飯が食えないと命に関わる。オネーサンがくれた握り飯はとっくに食べ尽くしてしまった。このままニキの家に戻らないなら、すぐにでもどこか働き口を見つけないといけない。けれど、学歴も家もない、薄汚い俺が働ける場所なんて都会にあるのか怪しい。自分が悪循環に陥っているのはわかっていた。
10514この町へ来てからずっと、静かな雨が降っている気がする。
通り沿いを少し歩くとお風呂屋さんがあるから入ったら良いですよ、怪我も清潔に保たないと膿んだりするし。と先日知り合った小学生に教えられたが、その建物の前を通ってみたのは気まぐれだった。長い煙突が伸びる古びた建物。この通りは何度か歩いていたけれど、足を止めたのは初めてだった。入口にかけられた「ゆ」の一文字だけが白抜きで染めてある暖簾は潔くて良いと思った。
『入浴料金大人(12歳以上)460円』。掲げてある看板に書かれたそれが高いのか安いのかはわからなかったが、間もなく底をつきそうな所持残金を考えると支払うのは難しいと思った。風呂に入らなくても死なないが、飯が食えないと命に関わる。オネーサンがくれた握り飯はとっくに食べ尽くしてしまった。このままニキの家に戻らないなら、すぐにでもどこか働き口を見つけないといけない。けれど、学歴も家もない、薄汚い俺が働ける場所なんて都会にあるのか怪しい。自分が悪循環に陥っているのはわかっていた。
s_krhl
SPOILERVOID未通過×くり冷もふにの班の天城パパ。ラフなので清書は別でしますがイメージを掴むために……
NPC達と並べた時に違和感が無いように絵柄は寄せれたらいいな~とは思ってます。
睚间切切子
REHABILI这篇是答应了要写的福利文之一,全文9k7又是单性转的彩妹,有一点抹布出场和随口一提的天城燐音吃代餐
密码的话是本人出的破烂同人小本《美意延年》里79页最后一句的首字母。大写,共11位。 9705
MILK_StarBright
DONE雨垂れショーウィンドウから、颯馬くんに塩を送り中のHiMERUさんと、パチ帰りに様子を見に来る燐音くん♪この後皆で夕ご飯でも食べに行って欲しい♪燐音くんの奢りで♪
水族館風ディスプレイ、どう転んでも可愛いからスチルで見たかったな☺️
逆にHiMERUさんのトレンドなディスプレイは想像付かないな~?
メンダコちゃん実物は手の平サイズだと思うけど、HiMERUさんに被せたいから大きくした🤤👍
燐
XiaoEhge
INFO𝐂𝐨𝐂「𝐏𝐘𝐗」𝐊𝐏 しのだ | 入江 唯
𝐏𝐋 夢魔 | 天城 雨
▸ 第一章「天国は無人」エンドD
▸ 第二章「濁流は無知」エンドG
▸ 最終章「楽園は無貌」エンドL-side A
両生還
m_matane_
PROGRESS4 ぐねぐね道をまっすぐ
「おい、落としたぞ」
「……あっ」
突然かけられた声にびっくりして振り返ると、知らないヤツがぼくのハンカチを差し出して立っていた。
「あ、ありがとうございます」
「ん」
ぼくがハンカチを受け取ると、そいつは頷いて歩き出した。ぼくとすれ違いざまにハンカチを拾ってくれたようで、ぼくとは反対の方向へ進んで行った。平日の朝、ランドセルと黄色い帽子が一方方向へ流れていく中で、薄汚れた格好のそいつは少し目立っていた。背が高いしぼくよりは年上だろうけど、大人には見えない。高校生くらいだろうかというのに私服で手ぶらなことから学校へ行く様子はなかった。
なんとなくぼうっとその背中を目で追っていたけれど、すぐに人波に揉まれて見失ってしまう。
8550「おい、落としたぞ」
「……あっ」
突然かけられた声にびっくりして振り返ると、知らないヤツがぼくのハンカチを差し出して立っていた。
「あ、ありがとうございます」
「ん」
ぼくがハンカチを受け取ると、そいつは頷いて歩き出した。ぼくとすれ違いざまにハンカチを拾ってくれたようで、ぼくとは反対の方向へ進んで行った。平日の朝、ランドセルと黄色い帽子が一方方向へ流れていく中で、薄汚れた格好のそいつは少し目立っていた。背が高いしぼくよりは年上だろうけど、大人には見えない。高校生くらいだろうかというのに私服で手ぶらなことから学校へ行く様子はなかった。
なんとなくぼうっとその背中を目で追っていたけれど、すぐに人波に揉まれて見失ってしまう。
m_matane_
PROGRESS3 花泥棒
深く細く吐いた息は、室温に戻したバターにナイフを入れたときのようなだらしない手ごたえで空を切った。
夜の闇に、俺に怯えて震える男の顔と、骨のない生き物みたいにぐにゃりと俺の腕の中で崩れたニキの顔が順番に浮かんでは消える。ニキ。面倒ごとになる前に病院から逃げてきてしまったが、あいつの怪我はどの程度のものなのだろうか。跡や後遺症が残らないものだと良いのだが。生ぬるい夜の風が指の関節を触り、思わず呻いた。皮が剥けて血が滲んだそこは僅かな空気の揺れですら染みて痛んだ。故郷の稽古で拳を繰り試合をすることはあったが、手をろくに保護せず人を殴ったのは初めてだった。それに、手加減しない人間の暴力を真正面から受け止めるのも。身を護るために構えた拳は乾いた音を立てて肉や骨に何度も当たった。その嫌な感触はまだ消えない。
5653深く細く吐いた息は、室温に戻したバターにナイフを入れたときのようなだらしない手ごたえで空を切った。
夜の闇に、俺に怯えて震える男の顔と、骨のない生き物みたいにぐにゃりと俺の腕の中で崩れたニキの顔が順番に浮かんでは消える。ニキ。面倒ごとになる前に病院から逃げてきてしまったが、あいつの怪我はどの程度のものなのだろうか。跡や後遺症が残らないものだと良いのだが。生ぬるい夜の風が指の関節を触り、思わず呻いた。皮が剥けて血が滲んだそこは僅かな空気の揺れですら染みて痛んだ。故郷の稽古で拳を繰り試合をすることはあったが、手をろくに保護せず人を殴ったのは初めてだった。それに、手加減しない人間の暴力を真正面から受け止めるのも。身を護るために構えた拳は乾いた音を立てて肉や骨に何度も当たった。その嫌な感触はまだ消えない。
m_matane_
PROGRESS2
あの頃。僕らが生まれたてみたいに何も知らなくて、それでも赤ん坊とは呼べない程度には傷まみれだった頃。
17歳の燐音くんはいつだって怒っていた。知識や常識がない故に納得できない事象が多く、それにぶつかるたびに怒った。周りにも、ものを知らなさすぎる自分に対しても。野菜の値段に怒り、電車の優先席に座る若者に怒り、ポイ捨てされているゴミに対して怒った。自分の常識と世間の常識の中でぐらぐらと揺れながら、プライドをすり減らしながら、それでも声を上げた。
怒るといっても声を荒げて暴れまわるわけではなかった。かたちのいい目をしっかり開いて、青いくらいにひかる白目にぎらっと怒りを宿して、理解の範疇外の対象を見つめた。その様子を見るたびに僕は、彼の心に小さな傷がついていく音が聞こえたような気分になった。失望して、怒って、それでも赦したくて立ち上がり続ける燐音くんに、「きれいごとだけじゃ世の中は回らないっすよ」と言ってあげられたらどれほど良かったんだろう。とはいえ、そんな残酷なことを誰も言えやしなかったに違いない。少なくとも僕には到底無理だった。背筋を伸ばして、透き通った眼で物事を見る彼を曇らせたくなかった。
7002あの頃。僕らが生まれたてみたいに何も知らなくて、それでも赤ん坊とは呼べない程度には傷まみれだった頃。
17歳の燐音くんはいつだって怒っていた。知識や常識がない故に納得できない事象が多く、それにぶつかるたびに怒った。周りにも、ものを知らなさすぎる自分に対しても。野菜の値段に怒り、電車の優先席に座る若者に怒り、ポイ捨てされているゴミに対して怒った。自分の常識と世間の常識の中でぐらぐらと揺れながら、プライドをすり減らしながら、それでも声を上げた。
怒るといっても声を荒げて暴れまわるわけではなかった。かたちのいい目をしっかり開いて、青いくらいにひかる白目にぎらっと怒りを宿して、理解の範疇外の対象を見つめた。その様子を見るたびに僕は、彼の心に小さな傷がついていく音が聞こえたような気分になった。失望して、怒って、それでも赦したくて立ち上がり続ける燐音くんに、「きれいごとだけじゃ世の中は回らないっすよ」と言ってあげられたらどれほど良かったんだろう。とはいえ、そんな残酷なことを誰も言えやしなかったに違いない。少なくとも僕には到底無理だった。背筋を伸ばして、透き通った眼で物事を見る彼を曇らせたくなかった。
m_matane_
PROGRESSモブがたくさん出てきます。多少の暴力表現があります。設定捏造過多。大丈夫なかたのみどうぞ。1
「ニキぃ」
「なあんすかぁ、燐音くん」
「お金貸してェ~♡」
「嫌っすよ~……、あっちょっと痛いっ、やめてお財布とらないで!」
「とってねェよ、借りるだけだっつってんだろ。今確変引いちゃって急いでんの、あとで10倍返ししてやっからよ、じゃあなァ!」
こはくちゃんは右手にクッキーの型を持ち、ぽかんと口を開けたまま動かなかった。というか、動けなかったんだろう。当たり前だ、突然背後から燐音くんが現れたかと思うと、こちらに驚く隙すら与えずあっという間に僕の財布から万札だけを抜き取って去っていったんだから。
「ふぅ、ひどい目に遭ったっすね~。んもう、料理してるときは埃立てないでっていつも言ってるのに。さっこはくちゃん、生地が温くなってダレちゃう前にさっさと型抜きしちゃうっすよ。アイスボックスクッキーよりバターは少ないけど、型抜きクッキーだってちゃっちゃと作業しないときれいな形にならないっすからね」
1732「ニキぃ」
「なあんすかぁ、燐音くん」
「お金貸してェ~♡」
「嫌っすよ~……、あっちょっと痛いっ、やめてお財布とらないで!」
「とってねェよ、借りるだけだっつってんだろ。今確変引いちゃって急いでんの、あとで10倍返ししてやっからよ、じゃあなァ!」
こはくちゃんは右手にクッキーの型を持ち、ぽかんと口を開けたまま動かなかった。というか、動けなかったんだろう。当たり前だ、突然背後から燐音くんが現れたかと思うと、こちらに驚く隙すら与えずあっという間に僕の財布から万札だけを抜き取って去っていったんだから。
「ふぅ、ひどい目に遭ったっすね~。んもう、料理してるときは埃立てないでっていつも言ってるのに。さっこはくちゃん、生地が温くなってダレちゃう前にさっさと型抜きしちゃうっすよ。アイスボックスクッキーよりバターは少ないけど、型抜きクッキーだってちゃっちゃと作業しないときれいな形にならないっすからね」
hiehiereitoko
DONE小学生燐ひめ特に説明もないが、天城が小学校に通っているし、兄メルが天城と同い年。
ふたりとも小6。
弾丸飛び交うここで理論武装をぶち壊してもう、子供じゃない。
ずっとそう思っていた。
HiMERUはずっと子供なんかではいられなかった。周りの奴らとは違うのだと、ずっと思っていたし、実際そうだった。
同級生は下品で、幼稚で、どうしようもない。
俺は文字通り、身体通り、見た目通り子供の、頭空っぽのあいつらとは違う。
だから、先生に仲間に入れてもらうように気遣われたときも、余計なお世話でしかなかった。
「え~、十条偉そうなんだもん。ゲーム持ってないし。インテリぶってていらつくし」
「おれたちのこと見下してるよな」
俺だってあんたらと行動するなんて願い下げだ。
どうせ高校までの辛抱だった。あと数年。今は六年だからあと四年我慢すれば、もう関わることもない。
本当は中学だって同じなのは嫌だ。それでもあの父親に頼み込んで塾に行かせてほしい、と頼むか?
2724ずっとそう思っていた。
HiMERUはずっと子供なんかではいられなかった。周りの奴らとは違うのだと、ずっと思っていたし、実際そうだった。
同級生は下品で、幼稚で、どうしようもない。
俺は文字通り、身体通り、見た目通り子供の、頭空っぽのあいつらとは違う。
だから、先生に仲間に入れてもらうように気遣われたときも、余計なお世話でしかなかった。
「え~、十条偉そうなんだもん。ゲーム持ってないし。インテリぶってていらつくし」
「おれたちのこと見下してるよな」
俺だってあんたらと行動するなんて願い下げだ。
どうせ高校までの辛抱だった。あと数年。今は六年だからあと四年我慢すれば、もう関わることもない。
本当は中学だって同じなのは嫌だ。それでもあの父親に頼み込んで塾に行かせてほしい、と頼むか?