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    みお

    haru0551

    PROGRESSオセロ続きです。
    理由があって、ヒジカタくんと鉄子が映画に行くことに…。
    苦手な方は回避してください。
    ※捏造世界での土銀八ですので、何でも許せる方のみお願いします💦
    オセロゲーム⑥ 土方の提案は、一度だけ二人で映画に行って鉄子の口から村田に『思っていたのと違った』と伝えて貰うというものだった。さすがにそこまでして違ったとなれば、村田もこれ以上の世話を焼いてはこないだろう。
    「正直、あんたが村田先輩を説得できるとは思えないからな」
     少々、辛辣かもしれないが、土方は正直な気持ちを口にした。鉄子も同じことを思っていたのか、少し考えている様子だったが、土方の提案に頷いた。
     ならばと詳しい打ち合わせをするためにラインを交換し、鉄子とはその日は別れた。
     次の日、村田に鉄子と映画に行ってみる事を伝えた。やはり妹のことが大事なのか、「そうかっ!」と村田は嬉しそうに叫んだ。土方は少し良心が痛むが、それよりも早くこの件を解決して、またいつもの心穏やかな日々を取り戻したいという気持ちの方が優位だった。土方は心の中ですまねえと頭を下げながら、「ただ、どうなるかは分からねぇ。それまでは他言無用でお願いしたい」と肝心なことを村田に約束させる。
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    ゴ=ミ

    CAN’T MAKE加筆修正しようとしたら消しちゃったわ⭐︎

    夏石そよ×神尾みおの謎話。

    夏石そよ
    カフェ『Louis and the Angels』でアルバイトする高校生。読書が趣味。

    神尾みお
    ロックバンド「SCHECTER」のドラム担当。
    学業とバンド活動の合間、カフェ『Louis and the Angels』でアルバイトをしている。
    キスは毒の味 夏石のアルバイト先に、アツアツカップルが入店してきた。
     ここ、カフェ『Louis and the Angels』は老夫妻が経営している。住宅街の奥というわかりづらい立地にあり、流行る事のない、いわば「知る人ぞ知るお店」だ。
     今日も、常連客が3、4人ポツポツと訪れ、そのまま閉店するだろうと思われていた。
     しかし今日は違った。新客だ。4ヶ月ぶりの新しいお客さんである。
    「あらまぁ!見ない顔ね!」
     オーナー夫人が声のトーンをあげる。
     こんな場所でカフェをやっているのだ。オーナー夫妻は、このカフェが流行る事を望まないだろうと思っていたが……それは間違いなようだ。
     オーナー夫人は、新しいお客さんが来店するたびにパッと顔を明るくする。オーナーも表情は変えないものの、右足のつま先をあげ、トントン、と音を鳴らしている。オーナーの機嫌がいい時にする仕草の一つだ。
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