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    ユニバース

    Melusine_Curse

    DONE💙❤
    Dom/Subユニバースパロ
    Dom💙×Sub❤
    特にR指定ではない
    ※❤が鬼的不思議powerで元DomのSubという設定を採用しています
    フォロワーさんのお誕生日記念!おめでとうございます!
    「アイク、アイク」
    ヴォックスの切ない声が静寂を破る。麗らかな春の陽気が差し込む午後には到底相応しくないその声に、答える者はいなかった。部屋にはヴォックスの深い呼吸音と、なにかを綴る万年筆の音だけが静かに響いている。
    返答のないそれに痺れを切らしたのか、ヴォックスがもう一度声を上げた。
    「アイク……」
    「…はぁ、“Shush”静かに、ヴォックス。僕がいいって言うまで反省する約束だったでしょ?」
    「う…そう、だが…しかし……」
    口を噤み俯いたヴォックスは「それにしても長すぎる」という言葉を必死に飲み込んだ。
    ヴォックスとアイクはDomとSubとして、パートナー関係にある。
    ヴォックス元来Domである。その圧倒的なDom性でどれだけの女性を鳴かせて、あるいは泣かせてきたか、ヴォックス自身にも分からない。しかしこの時代で、大切な仲間の一人であり恋い慕うアイクが同じくDomであると知り、ヴォックスはあっさりとそのDom性を手放すことにしたのだった。紆余曲折あってアイクと番になることができた今、それは英断だったと自負している。
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    すずめ

    DONESub×Domに萌えて書きました。szllです。
    Dom/Subユニバース
    導入だけ書いたら満足してしまった。
     アッシュフォード学園高等部。ルルーシュ・ランペルージは、学園の高嶺の花だった。そして、僕は高校で再会したルルーシュの幼馴染で、たったひとりの友達だ。
     見るからに優秀なDomのルルーシュとイレブンのSubの僕。パートナーとして付き合うようになったのもつまりは必然だ。ただ、僕にはほんの少し違和感があったのだけど。
     マナーハウスのルルーシュの部屋で、いつものプレイが始まる。
     最初は、服を着たままでKneel(お座り)と命じられた。ベッドに腰かけたルルーシュの足元に腰を下ろし、長い脚に頬擦りをして甘えてみせる。
    「僕、犬みたいだね」
    「そうだな、俺の可愛い日本犬だ」
     ルルーシュは、イレブンのことを日本と呼ぶ。小さなころ、一年間だけ一緒に過ごした時間を今でも大事にしてくれているんだ。ルルーシュの前だと僕も日本人でいていいのだと思える。嬉しくて、尻尾を振って喜びを伝える代わりに、どうやればいいんだろう? 見上げると、僕を見下ろすルルーシュも嬉しそうに微笑んでいた。顎を持ち上げられて、こちょこちょっとくすぐられたので、その手の甲を舐める。僕たちはすぐに服を脱いで、ベッドでじゃれ合い始めた。裸になるのは、パートナーになってからの信頼関係を積み重ねてからがベストだと言われているけれど、僕らはとっくに信頼の面はクリアしてるよね?
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