将軍
ふすまこんぶ
DONE旦那氏×将軍。クーデター収束1周年記念パーティーに参加する2人のお話。分つ「ギルモアくん、糸くずついてる」
真っ赤な絨毯が敷き詰められた、ギルモアの執務室。外への扉に手をかけた部屋の主は、背後から老齢の男に話しかけられた。
民間人である彼──夫のダンダが執務室にいるのには理由がある。今日の夜はクーデター収束1周年を記念して官邸パーティーが開かれるのだ。ギルモアだけでなく彼もその催しに参加することになっている。淡いライトブルーの正装に身を包んだ夫は、ギルモアの背中からひょいと糸くずを掴んで捨てた。もう大丈夫だよ、と微笑む彼を見て、ギルモアは口を引き結んだ。
クーデターの収束、すなわち自由同盟の勝利を祝うパーティーに、そのクーデターを起こした張本人であり敗北者をも招待する。官邸としては、かつて反乱を起こした男は今や我々の配下であり何の危険もないのだと、そう内外にアピールしたいのだろう。屈辱だ、何もかも不愉快だ。
7127真っ赤な絨毯が敷き詰められた、ギルモアの執務室。外への扉に手をかけた部屋の主は、背後から老齢の男に話しかけられた。
民間人である彼──夫のダンダが執務室にいるのには理由がある。今日の夜はクーデター収束1周年を記念して官邸パーティーが開かれるのだ。ギルモアだけでなく彼もその催しに参加することになっている。淡いライトブルーの正装に身を包んだ夫は、ギルモアの背中からひょいと糸くずを掴んで捨てた。もう大丈夫だよ、と微笑む彼を見て、ギルモアは口を引き結んだ。
クーデターの収束、すなわち自由同盟の勝利を祝うパーティーに、そのクーデターを起こした張本人であり敗北者をも招待する。官邸としては、かつて反乱を起こした男は今や我々の配下であり何の危険もないのだと、そう内外にアピールしたいのだろう。屈辱だ、何もかも不愉快だ。
konno
DOODLE何かのご都合的まじないにより小さくなってしまった将軍夫婦🐣🐣(弓と槍は佘太君さまに没収された🧸たぶん翌日とかには元に戻ってる🍚)
中身は大人のままパターンだと、この姿のまま仕事に行って、部下に肩車されながら「お前、いい腕だ!」とか言ったり、椅子の上に立って兵法の解説をしながら「なにか質問のある者はいるか」とか言ったりしてる姿が見られるかも
takezero
DOODLEバニー将軍と逆バニー隊長。卯年なので。全年齢だけどちょっとえっち。
逆バニーなので隊長の隊長はマルボロンだし将軍はセイブザクイーンとエクスカリバー2刀流です。
網タイツでむぎゅってなってるおしりが描けてhappy。
数少ないオンリー用かきおろしです。オンリーなんやと思っとるんや。
mgr_shi
PROGRESS盗聴器に気づいたジンウォカがエッチな会話をして盗聴相手をビビらせる話①※ギャグラブコメです
※会話だけえっちめです
※♡喘ぎ付いてます
元ネタ 👻将軍さんからです!ありがとうございます! 2075
Daein_cool
DOODLE2023/03/20 〜 03/21 まで開催されたwebオンリーイベント「蒼き夜明けに祝祭を」にて開催された、daeinオンリーのwebアンソロ「暁闇の博覧会」内にて、拙劣ながらも掲示していただいた1枚絵です。加入章ごとの暁の団と、1部といえばのjeld将軍、そして実は最初からいたyuneちゃんです。
ewokakubot1011
MEMO359の6エンパで難易度修羅をクリアした記念の漫画です。エディット武将とうろ覚えのモブ武将と少し呂布が出ます。
攻略の序盤に他勢力から呂布を登用して、本陣を守って貰い、中盤から当たり前のように大将軍になって貰いました。 2
Laurelomote
DONEサイコホラー色強めだけどいちゃいちゃしてるイイヒメwithガ禁のタコの方ときどき将軍。オクトより少し後の時間を意識してます。要するに🐙→→→→→→→→→→🦑詰め合わせ。
オクタリアンの生態とか色々捏造。
嘔吐、自傷行為の描写有り。
展開の仕様上、将軍disのような描写だらけなのでご注意ください。
読了後の苦情は一切受け付けておりません。 5598
ike
DOODLEティアキンが待ち遠しくて原神始めました…(?)PS4でやってるので据え置きオープンワールド気分でやってます。メインストーリー見たくてひたすら探索とサブミッションやってるのがオープンワールドだ〜!ってなって楽しいです!(冒険者レベル17くらい)先が長そうですがいつか雷電将軍に会うためにのんびり頑張ります〜
藤原さん
MENU(ポイピクのお品書き、たぶんそういう意味じゃないとは思いつつ。シナリオ内容バレは無いです。)蹂躙するは我が手にて 自陣コラボカフェをしました。
・皇帝陛下ご所望の『うなぎゼリー』
・鷲獅子も舌鼓!妻お手製『ポテトのチーズ焼き』
・参謀閣下も愛したユーセキアの名産品『白身魚のフリッター』
・徹夜作業にも最適!効率重視!技術所長の『万能栄養食』
番外編
・メルクレイン将軍 屈辱のパイ 5
konno
DOODLE【新刊お知らせ】将軍夫婦の同人誌出します🙌桂英さんと宗保さんの馴れ初め〜新婚までを描いた妄想ギャグ漫画です💌ちょこっと原作ネタあり📚よろしくお願い致します✨✨(A5 /本文1122p / 500銅貨 / 全年齢)
※エイプリルフールです
リク(riku)
DOODLE03290328の続き。島(らいざ3)で真珠が取れるのでそれをネタに…。
↓以下小話
「大きさもツヤも質も申し分ないわ!数着くらいならたーっくさん衣装に使っても良いわよね!たくさん落ちているもの!」
「やっと見つけたぞゴリアテ!!」
「ナイスタイミングねグレイグ!」
「な、なんだ??」
「海岸に落ちている真珠を『全部』拾うから、持ってちょうだい!」
「荷物持ちとして使おうとしてるな貴様!!」
「それくらいいいでしょ!」
「ダメだとは言っていないだろう!!」
「アタシにはダメって聞こえたわよ!」
「言ってもいないことをさも言われたような言い方はやめろ!」
「じゃあいいでしょ!」
「全く…!ゴリアテ!集めるぞ!」
「キャー!さっすが頼りになる将軍様だわぁ♡素敵よん♡」
「当然だ」
「何やってんだアイツら…」
「…ぅおのるえぇぇゴリラァァァァ…」
「真珠ですって!セーニャ!アタシ達も探しに行くわよ!」
「わかりましたわお姉様!」
「おいおチビ!あいつら追わねえのかよ?」
「今後言ったら骨まで燃やすわよアンタ。シルビアさん達はしばらくケンカしてそうだし大丈夫よ!」
「いやもうケンカ終わってっけど…」
「その時はアンタが先に追えば良いのよ!今のアタシ達は真珠探しが優先よ!」
「…はぁ…」
「僕だって荷物持ちになれるのに…!!くそおおおぉぉぉ…!!」
終
(しんどくならない程度に休憩入れながら適度に)げんこうがんばるぞ!
hi_ho_00111
DOODLE3/13〜3/19落書きまとめ1日一枚描きたいなぁという目標
煙管をふかす🍤(3/13)
錦・傳・おでん・モモのてのひら妄想(3/14)
船上の親分(3/18)
🎋狂進捗・新しい将軍をお連れしている、の少し前の傳(3/19) 5
ふすまこんぶ
DONEクーデター後の新将軍と新治安大臣のお話続きにして完結編。ちょいと長官が出てくるよ。
酒と傷(2)いつものバーで、いつものように、ゲンブは酒を飲んでいた。
だがちっとも楽しくない。ため息をついていると、マスターに声をかけられた。
「ギルモアさんと喧嘩でもしましたか?」
ゆっくりと顔を上げる。
「ゲンさん、誰かお客さんが来るたびに入り口の方を見てますよね」
やはりマスターにも気づかれていたらしい。気まずそうに手元のグラスに視線を落とす。
あの宅飲み以降、ギルモアに謝ろうと何度も声をかけた。だが、「忙しい」と言ってするりと逃げられてしまうのだ。仕事の話は何とかできているものの、向けられる眼差しはやけに無機質で、彼が何を思っているのか未だに分かっていない。
このバーに来ればギルモアに会えるかもしれない。話ができるかもしれない。そんな期待を胸に店を訪れたが、待てども待てどもギルモアは現れない。
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「ギルモアさんと喧嘩でもしましたか?」
ゆっくりと顔を上げる。
「ゲンさん、誰かお客さんが来るたびに入り口の方を見てますよね」
やはりマスターにも気づかれていたらしい。気まずそうに手元のグラスに視線を落とす。
あの宅飲み以降、ギルモアに謝ろうと何度も声をかけた。だが、「忙しい」と言ってするりと逃げられてしまうのだ。仕事の話は何とかできているものの、向けられる眼差しはやけに無機質で、彼が何を思っているのか未だに分かっていない。
このバーに来ればギルモアに会えるかもしれない。話ができるかもしれない。そんな期待を胸に店を訪れたが、待てども待てどもギルモアは現れない。
ふすまこんぶ
DONEクーデター後の、新将軍と新治安大臣のお話。友達以上恋人未満的な…?
酒と傷(1)元自由同盟盟主にして治安大臣、ゲンブの趣味のひとつに「酒」がある。
各地の銘酒を集めて家でゆっくり飲んだり、酒場に行ってお気に入りの酒を飲んだり。仕事に追われる毎日から抜け出し、ほっと一息つける貴重な時間だ。
クーデターからの復興で慌ただしい日々を送る中、ようやくもぎ取った休みの夜、ゲンブは行きつけのバーのカウンターで地酒を煽っていた。
ピリポリス駅から少し離れた飲み屋街の、メインストリートから更に離れた細い路地にある、こじんまりとしたバーだ。ウッド調の温かみのある内装で、カウンターの後ろには所狭しとボトルが並んでいる。小さなバーだが、一体どこから仕入れたのかと驚く程貴重な銘酒が当然と陳列されるような、不思議な店だ。
6619各地の銘酒を集めて家でゆっくり飲んだり、酒場に行ってお気に入りの酒を飲んだり。仕事に追われる毎日から抜け出し、ほっと一息つける貴重な時間だ。
クーデターからの復興で慌ただしい日々を送る中、ようやくもぎ取った休みの夜、ゲンブは行きつけのバーのカウンターで地酒を煽っていた。
ピリポリス駅から少し離れた飲み屋街の、メインストリートから更に離れた細い路地にある、こじんまりとしたバーだ。ウッド調の温かみのある内装で、カウンターの後ろには所狭しとボトルが並んでいる。小さなバーだが、一体どこから仕入れたのかと驚く程貴重な銘酒が当然と陳列されるような、不思議な店だ。
ふすまこんぶ
DONE旦那氏×将軍。旦那氏誘拐事件の続き。
長官と副官の出番が多いです。
PURPLE(2)「我々はE58、E59、およびF3地区を調査する! 探査球放出!」
副官はきびきびとした声音で叫ぶ。その声に呼応するかのように、ピシアの特殊車両から探査球が空へと放たれた。
副官は今、C連隊を率いてピリポリス郊外に拠点を張っていた。犯人の居場所を見つけ次第、すぐに制圧するためである。
手元のデータパッドに目を通す。先程、本部にいる長官と警察とで会議を行い、誘拐事件についての情報を共有した。
攫われたのはダンダという名前の老人。ピリポリス郊外に暮らしている。長官によれば、何と将軍の夫だとか。警察の方でもその裏付けは取れており、足取りもばっちり掴んでいたようだ。
ダンダ氏が最後に目撃されたのは、家の近くの商店街だ。警察によれば、娘が経営する花屋と、ケーキ屋に寄った後、商店街を出ていくところが防犯カメラに映っていたらしい。そこから家に帰るまでの間に誘拐されたと考えられる。最後に防犯カメラに捉えられた時刻と、脅迫メールが送られた時刻を考えると、車で移動したとしても今はそう遠くない場所にいるはず。
9579副官はきびきびとした声音で叫ぶ。その声に呼応するかのように、ピシアの特殊車両から探査球が空へと放たれた。
副官は今、C連隊を率いてピリポリス郊外に拠点を張っていた。犯人の居場所を見つけ次第、すぐに制圧するためである。
手元のデータパッドに目を通す。先程、本部にいる長官と警察とで会議を行い、誘拐事件についての情報を共有した。
攫われたのはダンダという名前の老人。ピリポリス郊外に暮らしている。長官によれば、何と将軍の夫だとか。警察の方でもその裏付けは取れており、足取りもばっちり掴んでいたようだ。
ダンダ氏が最後に目撃されたのは、家の近くの商店街だ。警察によれば、娘が経営する花屋と、ケーキ屋に寄った後、商店街を出ていくところが防犯カメラに映っていたらしい。そこから家に帰るまでの間に誘拐されたと考えられる。最後に防犯カメラに捉えられた時刻と、脅迫メールが送られた時刻を考えると、車で移動したとしても今はそう遠くない場所にいるはず。
ふすまこんぶ
DONE旦那氏×将軍話。クーデターの後、旦那氏が誘拐される話です。
PURPLE(1)老人は弾むような足取りで商店街を歩いていた。左手にはケーキボックス、右手には花束を持っている。
今日は愛する妻の誕生日。クーデターの後始末に勤しみ、ここ数日はピシア本部に泊まり込んでいた妻も今日の夜は帰って来る。
誕生日には、花束と何か1つ贈るのが夫婦間のお約束だ。男が抱えている、紫系統のカラーでまとめられた花束は、花屋を営む三女が包んでくれたものだ。もう1つのプレゼントは、1ヶ月前に雑貨屋で見つけた紫色のハンカチ。ラッピングされた状態で書斎に隠している。
今年は紫で統一してみたんだ。喜んでくれるかな。
人気の少ない住宅街に差し掛かったところで、男は違和感に気づいた。いつもと何かが違う。うまく説明できないけれど、何かがおかしいと勘が告げている。
6105今日は愛する妻の誕生日。クーデターの後始末に勤しみ、ここ数日はピシア本部に泊まり込んでいた妻も今日の夜は帰って来る。
誕生日には、花束と何か1つ贈るのが夫婦間のお約束だ。男が抱えている、紫系統のカラーでまとめられた花束は、花屋を営む三女が包んでくれたものだ。もう1つのプレゼントは、1ヶ月前に雑貨屋で見つけた紫色のハンカチ。ラッピングされた状態で書斎に隠している。
今年は紫で統一してみたんだ。喜んでくれるかな。
人気の少ない住宅街に差し掛かったところで、男は違和感に気づいた。いつもと何かが違う。うまく説明できないけれど、何かがおかしいと勘が告げている。
ふすまこんぶ
DONE新クーデター時空の将軍×治安大臣。記憶喪失ネタです。
G・G(1)ギルモアが交通事故に遭った。
そう聞いたのは、ピシア本部に向かおうとした時だった。クーデターの後始末のため、将軍であるギルモアと口論じみた会議をするのはいつものことであり、今日もそのために資料を揃えていたのだが。
「命に別状は無いそうなのですが、その……」
口ごもった部下の、その先の言葉を聞いて、ゲンブは驚きに目を見開いた。
「だから、全員知らんと言っとるだろうが!」
病室の扉を開けた瞬間、聞き慣れた怒号が耳に入る。
「あ、ゲンブ大臣!」
部屋の中で一斉に振り向いたのは、大統領に補佐官、そしてピシア長官と副官。小さな大統領に手招かれ、ベッドのすぐ側まで近寄る。
「この人も記憶にありませんか?」
傍らのパピが問う。ベッドに横たわっていたのは、体のあちこちに包帯やガーゼの処置を施された老人──ギルモアだった。先程の怒号の主は、こちらを見るとひどく不機嫌そうな顔で告げた。
7390そう聞いたのは、ピシア本部に向かおうとした時だった。クーデターの後始末のため、将軍であるギルモアと口論じみた会議をするのはいつものことであり、今日もそのために資料を揃えていたのだが。
「命に別状は無いそうなのですが、その……」
口ごもった部下の、その先の言葉を聞いて、ゲンブは驚きに目を見開いた。
「だから、全員知らんと言っとるだろうが!」
病室の扉を開けた瞬間、聞き慣れた怒号が耳に入る。
「あ、ゲンブ大臣!」
部屋の中で一斉に振り向いたのは、大統領に補佐官、そしてピシア長官と副官。小さな大統領に手招かれ、ベッドのすぐ側まで近寄る。
「この人も記憶にありませんか?」
傍らのパピが問う。ベッドに横たわっていたのは、体のあちこちに包帯やガーゼの処置を施された老人──ギルモアだった。先程の怒号の主は、こちらを見るとひどく不機嫌そうな顔で告げた。