憶
まどろみ
MOURNING七灰。転生if。双方記憶あり。クレープを紙ごと食べる七の話。口は禍の元前世の恋人と再会できるならどんな状況でもいい。会えることの方が重要だから。そう思ってはいたが、これはあんまりではないか?
***
学校の最寄り沿線の某商店街。
七海は今世の同級生(前世の後輩)たちに連れられてクレープを食べにやってきた。人混みの中を歩き続けると虎杖がある一点を指差して七海の腕を引いた。
「あった!あの店だよナナミン!」
クレープなんてどれも同じじゃ…と考えていた七海の思考を見抜いての行動だろう。よっぽど楽しみにしていたのだろう。釘崎や伏黒も心なしか浮き足立っていた。
「…人気店なんですね」
店先には老若男女が列を作っている。
「ボケっとしてないで私たちも並ぶわよ!」
釘崎に促され行列の最後尾に向かう。前のグループからメニューを渡されたその時だった。
1583***
学校の最寄り沿線の某商店街。
七海は今世の同級生(前世の後輩)たちに連れられてクレープを食べにやってきた。人混みの中を歩き続けると虎杖がある一点を指差して七海の腕を引いた。
「あった!あの店だよナナミン!」
クレープなんてどれも同じじゃ…と考えていた七海の思考を見抜いての行動だろう。よっぽど楽しみにしていたのだろう。釘崎や伏黒も心なしか浮き足立っていた。
「…人気店なんですね」
店先には老若男女が列を作っている。
「ボケっとしてないで私たちも並ぶわよ!」
釘崎に促され行列の最後尾に向かう。前のグループからメニューを渡されたその時だった。
うぐいす
DONE某劇場版を観て「うちにもいるじゃん心を読める奴が!!」と思って(こういう風に使えるのかはわからんけど🤣)キス待ち顔はパロらせていただきましたがソレジュリともソレポセともとれるようにしときました
そしてソレさんの記憶か妄想かはご想像にお任せします🥴
鱗衣しばらく描きたくない😂
廃棄孔のくろきち
DONE【学パロ現パロ】大学院とキリ様例え記憶から消されていても、人でいる限り傷ついている事には変わりなくて。
自分の存在が不快になるのならば、近づかず、そっと離れるしかなくて。
だからこそ、自分をそのまま受け入れてくれる人、自分の前で“普通”に笑っていてくれる人たちがこの上なく大事で大切なのです。
パスワード
https://onl.bz/vrmyxuK 7
廃棄孔のくろきち
DONE【学パロ現パロ】過去編:ペペ喫茶記憶はなくても、心が覚えている君。
パスワード
https://twitter.com/kurochi_runder/status/1675886415840940039?s=46 6
Sachi
DOODLE鯉月(記憶あり同士DK×リーマン)https://poipiku.com/159168/10101850.html
この流れの話
よく分からん修羅場が発生した。
月島は🎏ピ大好きなのに今生も自己肯定感↓低低↓おじさんなので
突拍子もない事を突然言い出します。 2
tabi22954045
DONE「ふれあう指、つながる手」(※記憶有り転生現パロ菊トニ、全年齢)少し前に自分のTLで話題になった某でずにアニメ映画、そのタイトルソングの一節「おずおずと触れ合う指と指(※著作権配慮で要約)」にインスパイアされました。
懐かしくなって、久々に映画も見たんです。この曲で踊った後バルコニーの柵に座る主役二人の表情と仕草があまりにも愛らしく、菊トニの二人もソファに座らせてみました。(2024.4.7) 4
かえしを
DOODLE創作エージェント2人です〜‼️とりあえず見た目と設定だけ。
どちらも「年齢・性別不詳」。
「ゆきちか」の方は、この間支部に載せた「颯くんとエージェントと記憶喪失の話。」に出てきた子です。 5
キツキトウ
MEMO2024/4/7別のもの描いてる途中で、ふと主な二人の一日の表を思案してメモしてたんだけどすんごい字が汚いなって(後で未来の自分が解読する何時ものやつ……)。
隠世の「関守石」はちょっと特殊で、その詳細図を出してからこれ書こうかとも思うけど、零れ話かどっかでちらっと書いた気もして自分の記憶力に苦笑いしてる。
fujimura_k
DOODLE2023年12月発行『喫茶ツキシマ・総集編』(文字数制限につき1~3部分まで)月鯉転生現パロ。記憶なしで転生し、喫茶店マスターの月島と記憶ありで転生し、作家の鯉登の物語。現在1~3+番外編を含む総集編と、続編の4発行済み。6月に続きが出ます。
喫茶ツキシマ 総集編(1~3)まだ
間に合うでしょうか
私は
また
生きていけるでしょうか
あなたと
共に
***
『佐渡へ、帰ろうと思うんだ。』
俺を呼び出した親父が最初に告げたのはその一言だった。
『いい加減歳だし、田舎の爺さんと婆さんの墓も親戚にまかせっぱなしだからな。そろそろ、ちゃんとしてやらなきゃと思ってな。』
続いた親父の言葉は尤もに思えた。そうなれば、長年、商店街の片隅で細々と営業を続けてきた喫茶店は畳むことになるだろう。それを寂しく思ったが、止めることはしなかった。そして俺は、その後その事を少しだけ後悔した。店を畳むと決めた両親が『常連さんに申し訳ないから、お前が店を継いでくれないか?』と言い出したからだ。今から十年程前の事だ。
83981間に合うでしょうか
私は
また
生きていけるでしょうか
あなたと
共に
***
『佐渡へ、帰ろうと思うんだ。』
俺を呼び出した親父が最初に告げたのはその一言だった。
『いい加減歳だし、田舎の爺さんと婆さんの墓も親戚にまかせっぱなしだからな。そろそろ、ちゃんとしてやらなきゃと思ってな。』
続いた親父の言葉は尤もに思えた。そうなれば、長年、商店街の片隅で細々と営業を続けてきた喫茶店は畳むことになるだろう。それを寂しく思ったが、止めることはしなかった。そして俺は、その後その事を少しだけ後悔した。店を畳むと決めた両親が『常連さんに申し訳ないから、お前が店を継いでくれないか?』と言い出したからだ。今から十年程前の事だ。
igaitasugi
MEMOギルガルドさんってデスカーンさんみたいに人間だった頃の記憶忘れていっちゃうとかあるのかなあったらかわいい
日に日に人間だった頃の自分を思い出せなくなっていって絶望してほしい
ずっと忘れられないのもかわいい
自分をころした剣に憑依してポケモンになった元人間という事実をずっと忘れられないのかわいそうかわいいね
画像は新しく描いてるラフの1部です
いっし
DONE【鶴+月】レア食材のヴァレニエ(果実の砂糖煮)を食べるまんがです。原作軸鶴フィ→記憶有現代転生鶴+月、例のごとく言葉遊びにより鶴月に見える場合があります。既刊『嘘つきの食卓』を先に読んだ方が分かりやすいかも。【4/7追記】おまけを1p追加とネップリ登録しました!番号は会場公開(聖地ガイド等と合同)、印刷料金120円です。A4両面印刷で3枚紙が出てくるので、印刷された並び順のまま二つ折りにすると小冊子になります。 12
Rahen_0323
MAIKING記憶喪失になるカキツバタの話その2です。と言っても今回もほぼ導入。長編書きの本領を発揮しつつある。捏造妄想自己解釈過多。未来if要素もあります。なんでも許せる方向け。一話目である「残花を手に」から読むことをオススメします。
cpのつもりは一切ありません。クソデカ感情です。この流れだと今後更にどんどんデカくなりそうだな……
残花を手に 2パラドックスポケモンの調査。それは半分成功で、半分失敗に終わった。
事前に確認されていた限り全体の捕獲が完了して、原因究明は進むだろうと先生達は言っていて。
しかし一切観測されていなかった謎のポケモンにより、カキツバタが倒れてしまったのだ。
俺を庇った所為で、と罪悪感に支配される暇無く、俺は学園直属の研究員達に聞き取りの協力を頼まれて、答えられることは全て答えた。
「テラパゴスのような謎のポケモン?」
「姿も大きさもよく見えなかった?しかしあの時は吹雪いていなかったよ?」
「強い光か……調べたところ、そのタイミングだけカキツバタくんのスマホの動画も監視カメラの映像も不具合が起きていたようだが」
「音と光。彼の状態と関係はありそうだ」
5250事前に確認されていた限り全体の捕獲が完了して、原因究明は進むだろうと先生達は言っていて。
しかし一切観測されていなかった謎のポケモンにより、カキツバタが倒れてしまったのだ。
俺を庇った所為で、と罪悪感に支配される暇無く、俺は学園直属の研究員達に聞き取りの協力を頼まれて、答えられることは全て答えた。
「テラパゴスのような謎のポケモン?」
「姿も大きさもよく見えなかった?しかしあの時は吹雪いていなかったよ?」
「強い光か……調べたところ、そのタイミングだけカキツバタくんのスマホの動画も監視カメラの映像も不具合が起きていたようだが」
「音と光。彼の状態と関係はありそうだ」
5ma2tgcf
PROGRESS晏沈の転生もの5話目です。夜の帝王の記憶なし晏無師×記憶あり沈嶠で、晏無師の記憶を戻そうと沈嶠ががんばる話です🌃
今回はワクワク同居編その2です。軽いtkbまで🍒
転生晏沈 5「晏宗主、ご飯ができましたよ。どうぞ」
「……」
晏無師と沈嶠の同居が始まって一週間。沈嶠は夜はホストとして働きつつ、昼は甲斐甲斐しく晏無師の世話をしていた。仕事が終わると真っ直ぐに帰ってきて、朝起きたら買い物に行き、晏無師の健康を考えて手料理を用意する。
今日の食卓に並んでいるのは糖醋肉に茹でたアスパラガス、インゲンと卵のスープに蒸し立ての花巻だ。椅子に座った晏無師は沈嶠の作った料理を一口口に運ぶ。
「味はどうですか?」
「……まあまあだな」
「よかった」
沈嶠はうれしそうに微笑んだ。しかしよく見れば晏無師は肉だけを食べ、野菜は箸で丁寧によけている。沈嶠は眉を顰めた。
「野菜もちゃんと食べて下さい」
「今は野菜の気分じゃない」
3998「……」
晏無師と沈嶠の同居が始まって一週間。沈嶠は夜はホストとして働きつつ、昼は甲斐甲斐しく晏無師の世話をしていた。仕事が終わると真っ直ぐに帰ってきて、朝起きたら買い物に行き、晏無師の健康を考えて手料理を用意する。
今日の食卓に並んでいるのは糖醋肉に茹でたアスパラガス、インゲンと卵のスープに蒸し立ての花巻だ。椅子に座った晏無師は沈嶠の作った料理を一口口に運ぶ。
「味はどうですか?」
「……まあまあだな」
「よかった」
沈嶠はうれしそうに微笑んだ。しかしよく見れば晏無師は肉だけを食べ、野菜は箸で丁寧によけている。沈嶠は眉を顰めた。
「野菜もちゃんと食べて下さい」
「今は野菜の気分じゃない」
ゆるゆる生きるいなり
DONE【軍曹会議7展示】月島基という少年現パロ記憶なし
問題児で不登校で学習意欲に欠けている基くん。
そんな彼があんな人やこんな人との出逢いを経て将来の夢を見つけるまでのお話
・月島の家庭環境がだいぶアレ
・担任の先生がいご草ちゃん(何も起きない。ただの先生と生徒)
2024/4/5 前半(小中学編)公開
2024/4/6 後半(高校編)追加しました! 9
mikazawa510
PROGRESS鯉くんだけ記憶無しの尾鯉です🐈⬛🎏今月中には書き終わりたい〜!!!
未定 土曜の昼間すぎ、賑やかだった店内も少し落ち着き人もまばらになってきた頃。どこにでもある普通のファミレスにおいて、一つだけ少し周りと雰囲気の違う卓がポツリとあった。
6人がけの大きめなテーブルに4人で座るそのそのグループは、どう言った関係なのか不思議な組み合わせであった。1人は顔に大きな傷のある大学生くらいのイケメン、1人は色黒で独特な眉をしているがこれまた大学生くらいのイケメン、1人は中学生くらいのかわいらしい少女、1人はイケメン2人より少し年上に見える坊主の男性。兄妹にも見えないし、かと思えば少女も物怖じすることなく他の3人と友達のように接しているため誰かの親戚の子かもしれない。
色黒のイケメンが深刻な顔で他の3人に何かを相談しているようだが、一体なんの話をしているのだろうか。そんなことを考えていると新しい客がきたことを告げるチャイムが鳴ったので慌てて案内口へと向かう。
37406人がけの大きめなテーブルに4人で座るそのそのグループは、どう言った関係なのか不思議な組み合わせであった。1人は顔に大きな傷のある大学生くらいのイケメン、1人は色黒で独特な眉をしているがこれまた大学生くらいのイケメン、1人は中学生くらいのかわいらしい少女、1人はイケメン2人より少し年上に見える坊主の男性。兄妹にも見えないし、かと思えば少女も物怖じすることなく他の3人と友達のように接しているため誰かの親戚の子かもしれない。
色黒のイケメンが深刻な顔で他の3人に何かを相談しているようだが、一体なんの話をしているのだろうか。そんなことを考えていると新しい客がきたことを告げるチャイムが鳴ったので慌てて案内口へと向かう。
Rahen_0323
MAIKING記憶喪失になるカキツバタ、を書こうとした導入です。導入なのに長くなってしまった。早く記憶失ってくれ。捏造妄想自己解釈過多、未来if要素も含まれます。なんでも許せる方向け。
ポケモンのゲットとかそういうのが伴ってもポケモンの調査はポケモンの為でもあるから、頼んでくる相手とか状況にもよるかもしれないけどこの子達は大概普通に引き受けそうだなあ、と思った(本文の補足)。
残花を手にあの酷く眩しくも黒い日々が過ぎ去って、ブルーベリー学園の皆が進級・卒業してから暫く。
休学していたのもあり単位がギリギリだったもののなんとか二年生になった俺、ブルベリーグ暫定二位のスグリと、なんだかんだグダグダ言いながら漸く三年生へ昇った現チャンピオン、カキツバタは、二人テラリウムドームのポーラエリアに来ていた。
「はーっ、ダリィよおーかったりぃよおー」
「文句言うなリーグ部長。仕事サボってたツケが回っただけだべ」
腹立たしくも少し誇らしいことに、この男は俺に負けてから多少は爪を研ぐことを思い出せたようで。前チャンピオンである交換留学生、ハルトが去った後正式にチャンピオンに戻り、皆の進言もあってブルベリーグに復帰出来た俺を実力で叩きのめした。現在戦績は三対七くらいの割合でカキツバタが勝っていて、俺はランク二位に甘んじる他無くなった。
6652休学していたのもあり単位がギリギリだったもののなんとか二年生になった俺、ブルベリーグ暫定二位のスグリと、なんだかんだグダグダ言いながら漸く三年生へ昇った現チャンピオン、カキツバタは、二人テラリウムドームのポーラエリアに来ていた。
「はーっ、ダリィよおーかったりぃよおー」
「文句言うなリーグ部長。仕事サボってたツケが回っただけだべ」
腹立たしくも少し誇らしいことに、この男は俺に負けてから多少は爪を研ぐことを思い出せたようで。前チャンピオンである交換留学生、ハルトが去った後正式にチャンピオンに戻り、皆の進言もあってブルベリーグに復帰出来た俺を実力で叩きのめした。現在戦績は三対七くらいの割合でカキツバタが勝っていて、俺はランク二位に甘んじる他無くなった。
jodyheavn
PAST軍曹会議6の記念本に寄稿した「モブが見た月ちま基!」がテーマの現パロ鯉月←(?)←モブなお話です。芸能人な鯉✕一般人の月(双方記憶あり)
書店員は連休に泣く 盆暮れ正月、GWに最近は秋のシルバーウィークとやらも。
世の中には旅行に最適な長期休暇を取れる人間と、休日加算されてなお最低時給とほぼ等しい賃金をちまちまと稼ぐ人間がいる。後者が私だ。
低賃金で重労働、「やりがい搾取」の権化である書店員として十年のキャリアを持つ中年、それが私。
さて、同じ店に十年もいればそれなりに常連さんの顔も覚えるわけだが、老若男女様々なそれを「お気に入りのお客さま」と「そうではない客」に分けてしまうのは許してほしい。店員といえど人の子なので。
その「お気に入り」の中でも特にとびきりの存在がいる。
「月島基」さん。
注文表に書かれた名前を見て「横棒の目立つ名前…」と思ったのが第一印象。
2048世の中には旅行に最適な長期休暇を取れる人間と、休日加算されてなお最低時給とほぼ等しい賃金をちまちまと稼ぐ人間がいる。後者が私だ。
低賃金で重労働、「やりがい搾取」の権化である書店員として十年のキャリアを持つ中年、それが私。
さて、同じ店に十年もいればそれなりに常連さんの顔も覚えるわけだが、老若男女様々なそれを「お気に入りのお客さま」と「そうではない客」に分けてしまうのは許してほしい。店員といえど人の子なので。
その「お気に入り」の中でも特にとびきりの存在がいる。
「月島基」さん。
注文表に書かれた名前を見て「横棒の目立つ名前…」と思ったのが第一印象。
夢路(夢の通い路)
DONE軍会7。鯉月とふぉぜ■ふぉぜ島(おおきい方)がメニューがソルティドッグだけのバーをやっています(いぬしまだから)
■バーのコースターはクズリ之進が1枚ずつ描いています
■鯉登と月島がバーの常連です(現パロ記憶なし)
■とらのあなでさんで通販中です↓
https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040031138269/
春の夜-Tender is the Night やさしい夜の物語- 一週間ぶりに北の岬へと歩きながら、月島は、季節が変わっていたことに気づきました。
冬のあいだは北から吹きつける切りさくように冷たい風にさらされていましたが、いまは、南の海から吹くあたたかい風がやわらかく背中を押してきます。
夜風にのって植物たちが芽吹いて花がひらく前の、青くてしめったにおいがして、たしかに春が来たのだと、月島はおもいました。
四月にはいってさいしょの金ようびの夜で、霞んだ夜空を見上げればレモンみたいな月がのぼっていて、週末の天気予報は晴れで、南から追い風に押されて、月島の足どりは自然と軽くなりました。
岬から北の海へチカ、チカと白い光をなげかけるふるい灯台の手前の草むらのなかに、ちいさな灯かりがぽつんとともっていました。
6987冬のあいだは北から吹きつける切りさくように冷たい風にさらされていましたが、いまは、南の海から吹くあたたかい風がやわらかく背中を押してきます。
夜風にのって植物たちが芽吹いて花がひらく前の、青くてしめったにおいがして、たしかに春が来たのだと、月島はおもいました。
四月にはいってさいしょの金ようびの夜で、霞んだ夜空を見上げればレモンみたいな月がのぼっていて、週末の天気予報は晴れで、南から追い風に押されて、月島の足どりは自然と軽くなりました。
岬から北の海へチカ、チカと白い光をなげかけるふるい灯台の手前の草むらのなかに、ちいさな灯かりがぽつんとともっていました。
夢路(夢の通い路)
DONE軍会7。鯉月現パロ記憶なし。つきあってはじめての月島の誕生日をキャンプでお祝いする短編。
軍会5で期間限定展示した作品を加筆修正して再公開します。
この鯉月(百貨店のアパレル店員鯉登✕サラリーマン月島)のケンカと仲直りは支部で読めます↓
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18756031
花と星の季節「いまの俺が欲しいものはこれしか考えられません。鯉登さんを拘束させてください」
人生は何が起こるかわからない。一回りも年若くてものすごくかっこよくて美しくてかわいい恋人とつきあうようになって、しかも一緒に暮らすようになるなんて一年前の自分に言っても信じないだろうと月島は確信することができる。
けれど自分自身のことも、自分に起きることも想像がつくなんて思い上がりもいいことであると、いまの月島は知っている。
恋人と迎える最初の自分の誕生日をどう過ごすべきか、何を望むべきか、あるいは恋人はサプライズを考えているのではないか、月島が散々頭を悩ませた末にたどり着いたこれをおいて他にないという結論を切り出すと
9761人生は何が起こるかわからない。一回りも年若くてものすごくかっこよくて美しくてかわいい恋人とつきあうようになって、しかも一緒に暮らすようになるなんて一年前の自分に言っても信じないだろうと月島は確信することができる。
けれど自分自身のことも、自分に起きることも想像がつくなんて思い上がりもいいことであると、いまの月島は知っている。
恋人と迎える最初の自分の誕生日をどう過ごすべきか、何を望むべきか、あるいは恋人はサプライズを考えているのではないか、月島が散々頭を悩ませた末にたどり着いたこれをおいて他にないという結論を切り出すと
じゅんちゃん
DONEドール作成試行錯誤しながらこれも苦労した憶えがあります。
無我夢中で作ってたので写真をあんまり撮ってなかった!
7cm のヘッドに10cm のボディーが入るのか…などチャレンジしたドールですね。
何とか形にはなったけど、もっと効率よく仕上がりも綺麗に作る方法を知るのは
経験しないと分からないな〜と、編集しながら思ってました。
でも、この2体が今では1番のお気に入りです。 6
ほこり
DONE※閲覧注意!ちょっと気持ちの悪い話ガッツリ白ソフィ鬼
ソフィア→→→→→→←白→←←←←←←ラース
ソフィアとラースの肉体的接触はないという設定
WEB軸のつもりではあるけど、何故かソフィアが死んで転生している
ラースとソフィアが死んだことで気が狂った白を、見かねたDがラースとソフィアを転生させ、白を同じ星に送り込んだ
白…神としての力を使えなくなっており、記憶なし
ソフィ&鬼…記憶あり 6
kwngrのメモ帳
PAST10年ジャンルにいるともう描いた記憶に無いものが出てきたりどこいったか分からない絵が沢山あるシリーーーーズ!先代のビジュどころかあばエンが生まれる前のネタです…なんだよ二本立てって…何となく何を描こうとしていたのかは(マオ→オロですね!)わかるけど記憶にないよ…
きでな
DONE『花色彩る君は暁』ドロライのお題【おやすみ】で書いてて間に合わなかったものを書き上げました…(630字)
🏔️温周/現代AU/年齢操作/彩蛋ナシif/老温死亡end後現代まで生きた神仙阿絮/パイセンと同居/老温幼児/記憶なし(ヘンルーダの設定を採用してますが単品でも読めると思います)
(20240404投稿) 2
86mayuri
DONE全文はpixivに上げています。【墜天の王 蔭 11 蜜月】長編修帝小説の一部。追憶。原作軸。翼の団時代の回想シーン。阿修羅×帝釈天
墜天の王 11 その馴れ初めは焦がれて苦く ②.
天域の四季は比較的温暖でだいぶ気候も春めいて穏やかになってきたところだが。窓を開け放って就寝するにはまだ早い。日中の気温とはさすがに違うこともあり、帝釈天が腰掛けていた大きな出窓も今は閉じられている。
正面の窓の外で自由に枝を伸ばす桜の木はちょうど見頃を迎えていた。
商人の邸宅に咲く大きな桃の花も見事だったが、それよりも控えめな色合いの柔らかい薄紅は、彼の白に近い金糸のような髪色によく馴染む。そこで春の景色に溶け込みその一部となったように出窓で羽根を休める彼の中に、季節の移ろいを静かに見守る優しさを見たような気がした。
収まらない怒りをぶつけるまま、仕事を放り出して呆けていたとそう見えていた昼の自分とは、全く異なる見立てになったが。
3033天域の四季は比較的温暖でだいぶ気候も春めいて穏やかになってきたところだが。窓を開け放って就寝するにはまだ早い。日中の気温とはさすがに違うこともあり、帝釈天が腰掛けていた大きな出窓も今は閉じられている。
正面の窓の外で自由に枝を伸ばす桜の木はちょうど見頃を迎えていた。
商人の邸宅に咲く大きな桃の花も見事だったが、それよりも控えめな色合いの柔らかい薄紅は、彼の白に近い金糸のような髪色によく馴染む。そこで春の景色に溶け込みその一部となったように出窓で羽根を休める彼の中に、季節の移ろいを静かに見守る優しさを見たような気がした。
収まらない怒りをぶつけるまま、仕事を放り出して呆けていたとそう見えていた昼の自分とは、全く異なる見立てになったが。
near711
PAST2023/7/30発行帝幻「Songs without Words」
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【死と忘却】をテーマにした、帝幻ふたりの「言葉のない歌」。
忘れたくても忘れられない記憶、忘れたいのに忘れたくない記憶。人間が持つ記憶能力とは実に儘ならないものですね。
sample→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20304560 3