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    ゆる

    Kosのひっそりお絵描き

    DONEハチがユメエビに連れられ「海」に向かう話。

    ・何があっても許してくださる方向け
    ・投稿者は3からのプレイ(前作のストーリーの流れは把握)
    ・口調のブレ、キャラ崩壊、色々な齟齬
    ・この作品のハチの性別は定義してません
    ・ユメエビはバーチャルな存在という解釈

    ※追記
    こちらはユメエビさんの設定に関して言及されたインタビュー記事が公開される前の作品になっております!!!!!!!!!!!!ゆるして!!
    潜水注意
    ・何があっても許してくださる方向け
    ・投稿者は3からのプレイ(前作のストーリーの流れは把握)
    ・口調のブレ、キャラ崩壊、色々な齟齬
    ・この作品のハチの性別は定義してません
    ・ユメエビはバーチャルな存在という解釈
    OKな方のみお読みください




    「望むならば、叶えましょう」
    ユメエビがそう言って手を差し伸べて来るのを見て、ハチは困惑した。
    秩序世界の異変を解決した後も、飽きもせず塔を登って、30Fをクリアして、隅っこの露店で一息ついていた際の出来事である。塔のフロア内は魚らしきものが泳いでいて、まるで海中なんだ、まぁ海に潜った事なんて1度もないけど​───そんな事を話して、静かな相槌を待っていた所だった。
    想定外の返しをされた事による混乱を何とか抑えながら、自分を含め、タコもイカも、インクに潜伏は出来ても潜水は出来ないのだと説明しても
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    d_chin_mkai

    DONE24年3月17日 ゆるい月鯉オンリーのペーパーラリーに参加したペーパーです。
    高校球児月島とおませな幼児音之進くんの出会いとその後。
    全年齢です。

    思いつきで書き始めたら思いの外面白くて続き書きたいなぁって思ったのでそのうち続きを書けたらイイナって思っています。(言うだけタダ)
    月鯉 初恋スリーアウトこれは昔の記憶だ。

    高校生の時に、月島基はある一家と知り合った。
    一般家庭の生まれには、到底縁のない実業家の一族だ。
    偶然だった。部活帰り、大通りに飛び出してきた子供を咄嗟に助けたら、実業家の次男坊だったという訳だ。
    普段はどこへ行くのも車で移動するような箱入り息子が、どうしてその日、ひとりで外を歩いていたのか、月島は今も知らない。
    助けられた子供は、大きな瞳に涙をいっぱい湛えていた。何が起きたのか理解ができているのかも危うかったけれども、本能的に感じた恐怖で抱き留めた小さな身体は強張っていた。
    この時、腕に感じた子供特有の柔らかな骨格の感触は、今でも思い出すことができる。
    何してるんだ、とか、危ないだろう、とか、言いたいことはたくさんあったけれども、怯えた子供の顔を見た途端、口をついて出たのは「大丈夫、もう大丈夫だから」という慰めの言葉だった。
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