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    ろじゃ

    uwyeichi

    DONEソロジャーナル【The Wretched】のプレイログ。
    恐ろしいクリーチャーに襲われた宇宙サルベージ船【The Wretched】の最後の生存者になり、クリーチャーの影に怯えながらエンジンと救難ビーコンを修理し生存を目指す一人用TTRPG
    サルベージ船『レッチド』航空機関士アンバーのログ #44日目。記録者、サルベージ船『レッチド』の航空機関士、アンバー。
    なんとなく息苦しい。最初は気のせいだと思った、いや、思いたかったんだ。しかし、船内の酸素濃度が異常な速度で減っていっているのに気づいてしまった。血眼になって原因を探しているうちにまた無駄に酸素を消費してしまい、目眩がする。結局原因は、エンジン故障前に衝突した小惑星が船体に穴を空けたせいだった。そこから酸素が漏れていたのだ。数時間かけて穴をふさぎ、管制室に戻った時、ふと何の反応も示さない機器類が目に入ってしまった。もう二度と緑豊かな陸地や暖かな日差しを目にすることはできないのか。もう二度と誰かと会話することもできないのか。そういうふうに考えてしまうとたまらなくなって、私は大声で喚きながら船内をむやみやたらに走り回った。このまま狂ってしまえたら。いっそあの化け物に殺された方が幸せかもしれなかった。幸運にもそうはならなかった、今日のところは。
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    uwyeichi

    DONEソロジャーナル【The Wretched】のプレイログ。
    恐ろしいクリーチャーに襲われた宇宙サルベージ船【The Wretched】の最後の生存者になり、クリーチャーの影に怯えながらエンジンと救難ビーコンを修理し生存を目指す一人用TTRPG
    サルベージ船『レッチド』航空機関士アンバーのログ#1,#21日目。記録者、サルベージ船『レッチド』の航空機関士、アンバー。
    今でも自分の見たものが信じられない。あの化け物のせいでクルーは私以外全員死に、メインエンジンも停止してしまった。しかし船体自体の状態は悪くなく、生命維持装置もまだ動いている。エアロックからあの化け物を叩き出すことには成功したが、やつはまだこの船に取り憑いて中に入ろうとしているようだ。運がよければELT……救難ビーコンとメインエンジンを修理して、助けを呼べるかもしれない。
    私はアンバー。この船『レッチド』の最後の生き残りだ。

    2日目。記録者、サルベージ船『レッチド』の航空機関士、アンバー。
    ──最悪だ。仮眠している間に展望デッキの火災報知器と自動消火装置が作動した形跡があった。……そこには昨日叩き出したあの化け物が強化ガラスの窓に貼りついて、中に入ろうと執拗に窓を叩き続けていた!まるでここは自分の縄張りなのだと主張するかのように。やつは空気がなくとも、極限の宇宙空間の中でも生きていけるのだ。
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    mariko15kattun

    DONEいくつだったか(30?)RTがあったらエロを書くというあれ、当然自分の思うエロしか書けないので、人様には生ぬるくても、自分なりのエロを、とトライしていたつもりだったんですが、さすがにこれはエロじゃない😅そこを書けよ、書くんだよ!という仕上がりになってしまったので、改めて挑戦します。
    でも、これはこれで書けたので😅
    〇服って、エロいアイテムだと思うんですけど、前に書いたな、これ😅
    闇を打ち払って ホテルに戻ってきた勇利は、まるで世界の破滅を目撃してきたかのように、憔悴しきっていた。暗い表情に血の気はなく、いつもくるくると動いている、俺の大好きな瞳は光を失い、どこを見ているのか判らない。もしかしかすると、何も映してはいないのかもしれない。
     常に美しい姿勢で、きびきびと動く彼は消え失せ、肩を落とし、ぼんやりドアの向こうに佇んでいる。この様子で、よく戻ってこれたものだ。こんな風になるのなら、たとえ騒ぎが起きても、葬儀場までついて行けばよかった。己の失策に、ギリと歯ぎしりをひとつ。
     でも、どんな状態であろうとも、無事に帰り着いたことに安堵し、俺は彼の背に手を添え、入室を促した。
     そうだ。長谷津でヒロコに教えて貰った。葬儀から戻ったときは、部屋に入る前に塩で身を清めるのだと。
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    hiim723

    DONE「25ココと15イヌと例のバズーカ」
    幹部軸🈁の純情物語(?)
    幹部🈁と中学🐶の話メイン+オマケみたいなそれぞれの🈁🐶
    お互いのことを一途に大好きなココイヌ最高〜!

    ※例のバズーカは改造されて5分どころじゃない時間、大人🈁が過去に居座ります。ご都合主義二次元バズーカです。

    書いてないですが、帰ってきた中学🈁は🐶の格好を見てひっくり返りそうだなと思いました。
    25ココと15イヌと例のバズーカドォォォォォン!!

    どこからか馬鹿でかい音がしたと思ったら、視界がもくもくとした煙に包まれた。あわや抗争か、カチコミか、どちらでも構わないなと思いながら隣にいる幼馴染の手を握った。存在を確かめるために。

    九井一は反社の幹部だったから、いつでも死ぬ覚悟はしていた。今日死んでも明日死んでも何も変わらなかった。殺されるような酷いことをたくさんしてきたクズの自覚はあったので。
    人から忌み嫌われる自分には、隣に立つ幼馴染だけいてくれたらそれでいいのだ。
    煙が薄くなり視界が晴れてくる。ケホ、と一つ咳をして隣に立つ幼馴染を振り返った。

    「イヌピー、大丈夫?この前潰した組織の復讐かねぇ……。暴れるしか脳がねぇ古参のバカ共には、やるなら徹底的にやれって文句つけとくわ」
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