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    合体

    ゆきこ

    DOODLEランロイ、ではなく無自覚天然攻略王にうっかり口説き落とされかけてるランディの話(多分)。「ランディの声が好きなロイド。目を閉じて聴いてるうちに眠っちゃった」「ロイドのほっぺを真顔でむにむにし続けるランディ」というふたつのお題を合体させてみたけどそれぞれ少しずつずれてる気がする。
    最初はシリーズのふたりのつもりだったんだけどランディが落ちかけてるのでこれは別の世界線の話ですね(^_^;)
    「たまには一緒に俺の部屋で飲まねえか? いい酒が手に入ったんだ」

    そうランディから誘いを受けたロイドは、ならばせめてつまみくらいは作ろうかと夕食後、キッチンで簡単な物を作ってトレーに乗せ、階段を上がるとコンコンとランディの部屋をノックする。
    するとドアを開け、手に持ったトレーを見て顔を綻ばせたランディに入れと促され。お邪魔します、と律儀に断りを入れたロイドが部屋に足を踏み入れれば、こっちだ、とソファの方へと手招きされた。
    なのでそちらに近づいて、手に持ったトレーをテーブルに置いたロイドはランディの隣に腰かけて。お招きありがとう、とにこにこと笑顔で礼を言えば、そんなの別にいいのに、と言いつつもランディも満更でもなさそうな顔をした。
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    yukarixxx000

    DONE常ホー。未来捏造。
    常くんがホーさんのサイドキックになってる&ふたりはお付き合いしてます。
    ホーさんの翼は義羽で補強してる、というところから妄想が広がり、以前考えていたネタと合体させて出来上がった話。
    常ホーの未来には希望があるように……と祈りつつ書きました。
    ホーさんは大変な目に遭ってるけど、彼自身が悲観していないようなので、過剰に哀れむのは違う気がするな、という思いも込めつつ。
    イカロスは知らない「ちょっぴり寄り道してから帰ろうか、常闇くん」
     ホークスはいたずらっぽく笑いながらそう言った。本来の年齢よりずっと幼く見える、無邪気な笑い方だった。ヒーローとしてのコスチュームではなく、ラフな私服姿だから、よけいに幼く感じられるのかもしれなかった。
    「せっかく海の近くに来たんだから、見に行こうよ」
     ホークスがあんまりにも楽しそうに誘うものだから、常闇は断れなかった。嫌だと言ったら、彼を酷く傷つけてしまう気がしたのだ。
     よく晴れた初夏の午後だ。健やかな青空とさわやかな風が心地いい。黒影がしょんぼりとしてしまいそうなほど、屈託なく明るい世界。その中で、ホークスのあどけない笑みはやたらと眩しく思われた。常闇は思わず目を細める。
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    Kakitu_prsk

    DONE相互フォロワーさんからのリクエストに応える企画第二弾
    富士さんとモブさんのリクエスト(合体)

    『初恋(モブさん)』と『片思い(富士さん)』

    初めての恋にるんるんうきうきしつつ片思いを楽しんでたら、危うく司を壊しかけるすっとこどっこい類のお話&恋を知らない司がふわふわと夢を見ていたら、恋という劇薬に心身を蝕まれ壊れかけるお話(二編)
    恋は盲目 注ぐは劇薬/恋とはどんなものかしら神代類にとって、"恋"とは壁を隔てた先にある感情だった。

    ショーへの熱意を『恋にも似た感情』だと表すことも出来たかもしれないが、そのような想いを誰かに向けられるかと言えば、類はNOと言わざるを得なかった。
    理由は単純明快。恋自体に興味がないのである。そもそも中学時代に進んで孤独を選んだことからも、誰かに特別な感情を向けることなど類は考えられなかったのだ。

    かつてワンダーランズ×ショウタイムで恋愛を題材にしたショーを行った時、ユニット内で恋に関する話をしたことがあった。
    えむは「恋ってほわほわして楽しそうだよね!」と嬉々として言い、寧々は「そういうのはまだわからないけど……悪くはなさそうだよね」とおずおず告げていた。そして司はといえば、「それはそうだろう!恋とは人間が抱く最も素晴らしい感情だからな!」などと胸を張って言っていたのである。
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