寧々
razuruprsk
DONECPは類司(要素は最後のほうに少しだけ)のつもりですが、見ようによってはダショ司に見えるかもしれません。※えむちゃん、寧々ちゃん、類くんは完全に猫化してます。
猫の日話。「お兄ちゃん! 見て見て! この子、可愛かったの」
咲希が差し出してきたスマホの画面には、お座りの状態の猫がこちらを見上げている写真が表示されていた。
くりくりとしたまんまるの瞳と、絵に描いたようなむにゅとした口はその猫の可愛さを更に魅力的にしている。
「可愛いな!」
「あとね、この子なんだけど」
一歌達と猫カフェに行った事が楽しかったのか、咲希は母親が夕飯の声かけをしてくるまでずっと話をしてくれた。
あまりにも楽しそうに話すので夕飯を食べて風呂に入っている間も、猫カフェという名前が頭の中を占めていたのは秘密にしておくことにする。
「猫カフェか」
寝る準備を終えてベッドに潜ってからスマホで検索してみると、里親を見つけるのが目的だったり、猫を楽しむのが目的だったりと様々な形態の店舗が都内には、いくつかあるらしい。
2775咲希が差し出してきたスマホの画面には、お座りの状態の猫がこちらを見上げている写真が表示されていた。
くりくりとしたまんまるの瞳と、絵に描いたようなむにゅとした口はその猫の可愛さを更に魅力的にしている。
「可愛いな!」
「あとね、この子なんだけど」
一歌達と猫カフェに行った事が楽しかったのか、咲希は母親が夕飯の声かけをしてくるまでずっと話をしてくれた。
あまりにも楽しそうに話すので夕飯を食べて風呂に入っている間も、猫カフェという名前が頭の中を占めていたのは秘密にしておくことにする。
「猫カフェか」
寝る準備を終えてベッドに潜ってからスマホで検索してみると、里親を見つけるのが目的だったり、猫を楽しむのが目的だったりと様々な形態の店舗が都内には、いくつかあるらしい。
efd_zatsu
Valentine2022/02/12 Webオンリー 七つの噂エフデとえまさんの合同サークル「えふでま!」
こちらは、エフデの描き下ろしの漫画と合同イラスト(花寧々 線画:エフデ 塗り:えま つかあま 線画:えま 塗り:エフデ)の展示になります!お互いに線画交換と色塗りをしました✍️
19日までローソンとファミマにてネットプリントを行っているので良かったらお迎えしてください!!
よろしくお願いします! 8
q( ゚Д゚)b
PROGRESSずっとゆぎねねを書きたいと思って試行錯誤して今こんな感じ。お寧々がタイムリープした先でつかさ殺害を回避した柚木普(25)に出会う話。平行世界。あるいは、あったかもしれない未来ドアから店内を見渡すと、真っ先に目に入ったのは重厚なカウンターだった。その奥では店のマスターらしき人物がサイフォン式のコーヒーを淹れている。窓際に目を移すとテーブル席が平行して三つほど並んでいた。寧々の生きている時代ではあまり見かけなくなった、いわゆる懐かしの喫茶店という奴だ。
その店には以前にも来た記憶があった。しかし寧々の記憶の中にある店は今いるこの場所ではなく、境界にあったのでまったく違う店なのだが。彼女は以前、境界でこれとそっくりな内装の店で花子と源光とで切り盛りしたことがあった。七不思議伍番の土籠監視の元、アルバイト感覚で店を手伝ったのだ。中でも、たぶん生前こんな経験をすることはなかったであろう花子が一番楽しそうにしていたのが印象的で、彼のその満月のような瞳が三日月になるぐらい、終始笑顔だった。もちろん、それは寧々にとっても楽しい思い出であることは間違いない。その様子を見ていた彼女もなんだか嬉しいような心持ちがしていたし、その頃のことは今でもありありと思い出すことが出来る。月日が経ち、遠い思い出になっても、ふと思い出した瞬間、切ないようなこそばゆいような気持ちを携えながら、ふふっと笑顔を浮かべて懐かしむ、そんな思い出になるはずだったのに……。
2099その店には以前にも来た記憶があった。しかし寧々の記憶の中にある店は今いるこの場所ではなく、境界にあったのでまったく違う店なのだが。彼女は以前、境界でこれとそっくりな内装の店で花子と源光とで切り盛りしたことがあった。七不思議伍番の土籠監視の元、アルバイト感覚で店を手伝ったのだ。中でも、たぶん生前こんな経験をすることはなかったであろう花子が一番楽しそうにしていたのが印象的で、彼のその満月のような瞳が三日月になるぐらい、終始笑顔だった。もちろん、それは寧々にとっても楽しい思い出であることは間違いない。その様子を見ていた彼女もなんだか嬉しいような心持ちがしていたし、その頃のことは今でもありありと思い出すことが出来る。月日が経ち、遠い思い出になっても、ふと思い出した瞬間、切ないようなこそばゆいような気持ちを携えながら、ふふっと笑顔を浮かべて懐かしむ、そんな思い出になるはずだったのに……。
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第五十一回 お題:「糸」「ないものねだり」
司視点(一部類・寧々視点) 両想い
+一時間半
その蝶蝶結びが、解けることは。「……それじゃ、アタシは行くけれど!何かあったら絶対、ぜーったい!連絡してね!」
「わ、わかったわかった。ほら、いってらっしゃい、咲希」
咲希が悲しそうな顔をしながらも「いってきまーす!」と部屋を出て行く。
ベッドの中でそれを見送ると、枕元にあるスマホを持ち、連絡アプリを開く。
……書かれていた内容に目を通すことなく、必要最低限の内容を送ると、既読を確認せずにアプリを閉じる。
自業自得。
そんな言葉が頭をよぎり、自分の情けなさにため息が出た。
-----------------------------
オレが類に告白したのは、つい数週間前のことだった。
絶対迷惑になるだろうと思って、ずっと秘密にしておくつもりだったのに、ついポロリと漏らしてしまった。
7364「わ、わかったわかった。ほら、いってらっしゃい、咲希」
咲希が悲しそうな顔をしながらも「いってきまーす!」と部屋を出て行く。
ベッドの中でそれを見送ると、枕元にあるスマホを持ち、連絡アプリを開く。
……書かれていた内容に目を通すことなく、必要最低限の内容を送ると、既読を確認せずにアプリを閉じる。
自業自得。
そんな言葉が頭をよぎり、自分の情けなさにため息が出た。
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オレが類に告白したのは、つい数週間前のことだった。
絶対迷惑になるだろうと思って、ずっと秘密にしておくつもりだったのに、ついポロリと漏らしてしまった。
razuruprsk
DONE※注意※類司要素があります。
十二……記、なんちゃってパロ。
本家さまと違う部分が多々ありますが、雰囲気で読んでください。
王→類
神獣(麒麟)→司
使令(使い魔)→リン、レン、メイコ、ルカ(女怪/乳母)
補佐→カイト、寧々
将軍→えむ、ミク
※モブが死にます。
王と神獣 このセカイは神獣が王を選び、王の手腕により衰退と繁栄を繰り返していた。
即位した王は不老不死になる。
噂にしか過ぎない言い伝えを信じた一部の民は、その恩恵を受けようと神獣を奉る険しい山へ登り命を落とした。
地位がゆえに助けられず、消え行く灯火に神獣は涙を流す。
「どうして、お前が泣くのだ?」
「王……」
「不老不死という幻想に取り憑かれ、無謀な行動を起こして死ぬ。滑稽ではないか」
我を楽しませる余興にもならん。と吐き捨てて、王は神獣を残して部屋を出ていった。
「オレは間違ったのか」
神獣は彼を一目見てこの国の王だと確信し、頭を垂れて誓約を交わした。
最初は政に意欲的だった彼も、十年という歳月が経てば物事を大雑把に進めるようになり、内政は混乱が起き始めている。
5641即位した王は不老不死になる。
噂にしか過ぎない言い伝えを信じた一部の民は、その恩恵を受けようと神獣を奉る険しい山へ登り命を落とした。
地位がゆえに助けられず、消え行く灯火に神獣は涙を流す。
「どうして、お前が泣くのだ?」
「王……」
「不老不死という幻想に取り憑かれ、無謀な行動を起こして死ぬ。滑稽ではないか」
我を楽しませる余興にもならん。と吐き捨てて、王は神獣を残して部屋を出ていった。
「オレは間違ったのか」
神獣は彼を一目見てこの国の王だと確信し、頭を垂れて誓約を交わした。
最初は政に意欲的だった彼も、十年という歳月が経てば物事を大雑把に進めるようになり、内政は混乱が起き始めている。
sheepsleeeep
DONE類司ワンライ +1.5h 『復縁』復縁というか離縁未遂だし大学生だし情事匂わせる表現あります。寧々ちゃん巻き込まれシリーズ(シリーズ?)
【復縁】
「聞いてくれ、寧々。類が浮気しているかもしれん」
「………………帰っていい?」
呟くと同時に、からん、と透明な海の中で氷が小さく音を立てる。嫌な予感がしていた。これはかなり。
「そう、オレが類の浮気に気が付いたのは今朝のことだ……」
「ちょっと、わたしを無視して話進める気? ふざけないで」
「オレは聞いてしまったんだ。類がオレに隠れて、楽しそうに電話しているのを……!」
ああもう、聞いちゃいない。
ため息と共に見下ろした時計は午前十時をちょっと過ぎたくらい。
正直、ニチアサの時間帯にスマホが鳴った時点でぎくりとしたし、ディスプレイに「天馬司」の名前が浮かんだのを見て三回くらい無視しようかなって思った。だってどうせろくでもないことに決まってる。もう何年の付き合いだと思ってるのよ。
11706「聞いてくれ、寧々。類が浮気しているかもしれん」
「………………帰っていい?」
呟くと同時に、からん、と透明な海の中で氷が小さく音を立てる。嫌な予感がしていた。これはかなり。
「そう、オレが類の浮気に気が付いたのは今朝のことだ……」
「ちょっと、わたしを無視して話進める気? ふざけないで」
「オレは聞いてしまったんだ。類がオレに隠れて、楽しそうに電話しているのを……!」
ああもう、聞いちゃいない。
ため息と共に見下ろした時計は午前十時をちょっと過ぎたくらい。
正直、ニチアサの時間帯にスマホが鳴った時点でぎくりとしたし、ディスプレイに「天馬司」の名前が浮かんだのを見て三回くらい無視しようかなって思った。だってどうせろくでもないことに決まってる。もう何年の付き合いだと思ってるのよ。
maguro_is_tuna8
MEMO「親愛なる101」作者:七篠K様
KP:八坂まぐろ
PL:シノエ/宿木寧々
ロストにてエンドです。これでみゆき組全員あの世に送りました。
ねねてゃらしいエンドを迎えたなという気持ち。
お疲れ様、寧々。