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    現代パロディの略称。

    キネマ

    CAN’T MAKE絶対何番煎じかしらのやつ
    なんか、私も綱&一でバディもの書きたくなったし、それで綱茨、斉+沖も盛り込んだやつ。刑事ものなんてどうやって書けばいいの?
    プロローグ
    激しい雨が降った夜のことだった。
    俺はある人に電話で呼ばれ、言われたところへ急ぐ。傘もささずに、ずぶ濡れになって。
    いわれたところに着いた。それは、とある一軒家。俺を呼んだ人の家だ。
    家は薄暗く、陰惨な雰囲気を漂わせていた。-一見、ありふれた家のはずなのに。
    ベルを鳴らすと、誰も出ない。何度も鳴らすが誰も出ない。
    「おかしいな。」
    自然につぶやいてしまった。そして、失礼承知で扉を開けると、鍵はかかっていなかった。
    これは不法侵入になってしまうだろうか。そう思いながらもまっすぐ、いざなわれるように足を運ぶ。
    歩むにつれて空気は重くなり、鉄のにおいが漂ってくる。歩くにつれてその匂いは強くなる。
    突き当たったさきの扉からは、重い空気を漂わせており、開けることに抵抗を覚えるほどの黒い気配を覚えた。しかし、開けろと言わんばかりに扉は俺を脅迫する。俺は固唾を飲み込んで扉を開けた。
    できることならば        

    しかし、希望などなかった。あったのは絶望の現実のみ。
    一人の女が血だまりの中で倒れ、その血だまりの中で少女は虚ろな目をして、だらりと伸びた右手の下には血の付いた鈍器が落ちて 586

    tknk_bl

    DONE猗窩煉/現パロ
    実家から出て2人で同棲してます。
    ライトな「価値基準が違うようだ!」が書きたくて書いたお話です。
    喧嘩したり家飛び出したりしてるけど内容は甘々。
    「君とは価値基準が違うようだ!!実家に帰らせてもらう!」

    近所中に響き渡る声と共に、騒々しく杏寿郎は出ていった。
    またか、と勢い良く閉められた玄関のドアをぼうっと見つめること10分。リビングの方から間の抜けた通知音が響く。重たい足取りで通知を確認すると、それはまさしくさっき出ていった杏寿郎からのメッセージだった。

    『今日は実家に泊まる』

    …律儀と言うか何と言うか。喧嘩して出ていったにも関わらず、ちゃんとこういう事は連絡をしてくるのだ、杏寿郎は。

    先程までどうしても譲れないことがあって口論していたのに、もう既にそのメッセージだけで許してしまいそうになる。

    駄目だ、と頭を振って我に返る。この流れもいつものことだった。実際、今までは俺の方から折れている。

    杏寿郎と一緒に住むようになったのは一昨年の12月。あれから1年と少し経っているが、住み始めた頃も今も、些細なことで言い合いになって杏寿郎が家を飛び出すという事がたまにある。

    その度に「価値基準が違う!」とか何とか言って出ていくものだから、正直なところ、デジャブの様なものを感じてかなり傷ついていた。

    だが毎回、言い争いの原因は 3534