みはいく
DONE2022.6.11まだ自覚していない頃のふたり。ノヴァ君が先生のお酒を飲んでしまい、倒れてしまいます。酔っぱらってちょっとだけ先生に甘えます。
先生とノヴァ君の一人称で物語が進みます。
*リンガイア王国は十五歳で元服を済ませる私得設定なので、ノヴァ君は成人扱いです。
*ゴッチェ・インペリアルは実在するお酒です。度数なんと92度!
*酔っぱらっているので、ノヴァ君の父親の呼び方が普段と違います。
サフランの雫 ランカークスの森の更に奥深く、他人がほとんど訪れない入りくんだ地形に、オレとオレの弟子が住む工房がある。
オレの腕が壊れてから、人間の坊やを弟子にとって、こうやって工房に住むことになった。ヤツは鍛冶について学びながら、腕が利かなくなったオレの身の回りの世話もしてくれている。
ヤツはオレにとって、そして他の人間たちにとって、いや地上の生きとし生けるものの命の恩人だ。言ってどうなるものでもないから言わないが、あのままなす術もなく手をこまねいていたら、地上はバーンのものになって、消し炭にされていたに違いない。この地上がそんな姿になるなど死んでも見たくない。ヤツがいてくれたからオレはあの剣を使う気になったし、つまるところ、オレの心は死なずに済んだのだ。バーンの所為で心が二度も殺されるなんて、まっぴらごめんだった。
6381オレの腕が壊れてから、人間の坊やを弟子にとって、こうやって工房に住むことになった。ヤツは鍛冶について学びながら、腕が利かなくなったオレの身の回りの世話もしてくれている。
ヤツはオレにとって、そして他の人間たちにとって、いや地上の生きとし生けるものの命の恩人だ。言ってどうなるものでもないから言わないが、あのままなす術もなく手をこまねいていたら、地上はバーンのものになって、消し炭にされていたに違いない。この地上がそんな姿になるなど死んでも見たくない。ヤツがいてくれたからオレはあの剣を使う気になったし、つまるところ、オレの心は死なずに済んだのだ。バーンの所為で心が二度も殺されるなんて、まっぴらごめんだった。
みはいく
DONEAttention!!今回の物語はR-18Gとなります。グロテスクな表現がたくさんあります。
ノヴァ君がお腹に怪我をして帰ってきます。出血表現と、緊急事態とはいえ、医療器具ではない道具を傷に差し込む表現があります。
ノヴァ君が昂って先生を求めます。緩いですが行為中の臓器の表現があります。即物的表現ばかりです。怪我人とそういう行為をするので、地雷しかありません。 12685
hige666
MOURNING大昔のブログにアップしてたハウヒュー事後いちゃこら美醜青い光に照らされた大きな水槽には
蛇のような鯨のような、そのどちらでもあって、どちらでもない
奇形の生物が漂っていた。
全てが金属とガラスで作られたここは彼の実験棟であり
愛玩動物を飼う檻だった。
その部屋にただ1つ置かれた大きなベッドは僕という奇形のためのものだ。
目が覚めると彼はそのお気に入りの水槽の前に立ち
大きな水槽をただようその醜い生物を慈しむ様に見ていた。
水の中をゆらりふわりと巨体が漂う。
僕が目覚めたことを振り返りもせずに察したらしい彼が
独り言のようにつぶやく。
「これは、むかし人間が賢かったこの生物を生物兵器として
利用すするために別の攻撃性の高い生物と掛け合わせ生まれた生き物だ。」
水槽の中のソレが水槽にかざされた彼の手に甘えるように鼻先をよせる。
746蛇のような鯨のような、そのどちらでもあって、どちらでもない
奇形の生物が漂っていた。
全てが金属とガラスで作られたここは彼の実験棟であり
愛玩動物を飼う檻だった。
その部屋にただ1つ置かれた大きなベッドは僕という奇形のためのものだ。
目が覚めると彼はそのお気に入りの水槽の前に立ち
大きな水槽をただようその醜い生物を慈しむ様に見ていた。
水の中をゆらりふわりと巨体が漂う。
僕が目覚めたことを振り返りもせずに察したらしい彼が
独り言のようにつぶやく。
「これは、むかし人間が賢かったこの生物を生物兵器として
利用すするために別の攻撃性の高い生物と掛け合わせ生まれた生き物だ。」
水槽の中のソレが水槽にかざされた彼の手に甘えるように鼻先をよせる。
みはいく
MEMO名工さんが初めて人界に来たときの感動を、何度か短編で書きました。Feeling good という楽曲の歌詞がもうそのまんま名工さんの気持ちを歌っていると昨日気づいて驚愕した私。よく聴くのに、遅いよ……。
名工さんを想像しながら対訳しました。イメージはエド・シーランよりもマイケル・ブーブレです。
毎度の事ながら、かなりの意訳です。 1863
みはいく
TRAINING子供の頃から疑問だった鎧化の仕組みを、自分なりに妄想してみました。今回も捏造の嵐です。魔法に彩られているだけではなく、魔界の科学って、きっとすごく進歩していたのではないかな?と空想しています。
ここに出てくる魔力炉は、あれとは別物です。
何処に刺さるのかよく分からない物語で、完全に私得です。
ル・ロンギニウム ギルドメイン山脈の南西の麓、ランカークスの森の更に奥深くに、ロン・ベルクとノヴァの住まう工房がひっそりと佇んでいる。
工房の付近では、朝から鉈の音が森にこだましている。ここのところの、ノヴァの朝の習慣になっている、炭切りの仕事が行われているのだ。
もともと勘がよく、生来持っている几帳面で真面目で熱心な彼の性格が、みるみるうちにその技術の習得を可能にさせていた。
もともとは炭切り三年などと呼ばれる下積みの仕事だ。だが、彼の工房には未だ自分では鎚も振るえぬ師がいるだけで、次々とまっとうな技術の習得を進めていかなければ、他の誰も師の鍛冶技術を体現することはできない。
知識や技術を求めるノヴァの熱く貪欲な姿勢がいち早い技術の学びと習得を後押ししていた。
6564工房の付近では、朝から鉈の音が森にこだましている。ここのところの、ノヴァの朝の習慣になっている、炭切りの仕事が行われているのだ。
もともと勘がよく、生来持っている几帳面で真面目で熱心な彼の性格が、みるみるうちにその技術の習得を可能にさせていた。
もともとは炭切り三年などと呼ばれる下積みの仕事だ。だが、彼の工房には未だ自分では鎚も振るえぬ師がいるだけで、次々とまっとうな技術の習得を進めていかなければ、他の誰も師の鍛冶技術を体現することはできない。
知識や技術を求めるノヴァの熱く貪欲な姿勢がいち早い技術の学びと習得を後押ししていた。
みはいく
TRAININGR-18ですので、閲覧にはパスワードが必要です。特別な服は特別な日が過ぎ去ったら脱がなければなりません!ノヴァ君が盛装を解いて、先生と情を交わすお話です。ノヴァ君が先生と情を交わして気持ちよくなります。 7298