Rue_92
DONECollection of week-long scribbles.CP: Ricahisu/ Meurcliff
Warning: full of author's delulu. 2
Rue_92
DONEin another mirror world, Cinqsalt fulfilling his fan's request opens up unexpected floodgate.Only for those with open mind. Proceeds w caution!! 5
Volizombi
MEMO前書いたミルカラムルとシヒスの続きっぽいもの。かなりギャグ寄り。そこはかとないキャラ崩壊あり。(というか筆者のムル像が変)
R-18表現はないけど一応吸血表現があるのでワンクッション。
パス:ムルヒスのナンバー 7676
oriron_kon
MEMO仕事で大暴れしてきたヒスをラビムルが手当するだけの話。※ラビムルの人格ストーリーに大きく関わってるので未読の人はご注意。
※6章を元にヒースの過去捏造が軽く入ってる。
ムルヒス『手当て』 勢力を拡大したい目的で侵攻してきた敵ギャングを返り討ちにした後、逃げた一人を遠くまで追いかけていったヒースクリフが額から血を流しながら戻ってきた。
ちょうど戦利品を漁り終えていたムルソーは、興奮が収まらない相手の襟首を掴んでアジトへの帰還を促した。
消毒液を浸した布切れを相手の額にできた傷口に軽くあてると、痛がるような声をあげてヒースクリフが身を身じろいだ。
切れた傷口から垂れる血を吸って布切れの端が赤黒く染まっていく。
大きく背を反らそうとしたところをムルソーがすかさず二の腕を掴んで引き留める。
「動くな、最初のうちに適切な処置をしておかないと後で膿ができる」
「そういうのは唾をつけるなり、水で洗い流すなり適当でいいんだよ」
1265ちょうど戦利品を漁り終えていたムルソーは、興奮が収まらない相手の襟首を掴んでアジトへの帰還を促した。
消毒液を浸した布切れを相手の額にできた傷口に軽くあてると、痛がるような声をあげてヒースクリフが身を身じろいだ。
切れた傷口から垂れる血を吸って布切れの端が赤黒く染まっていく。
大きく背を反らそうとしたところをムルソーがすかさず二の腕を掴んで引き留める。
「動くな、最初のうちに適切な処置をしておかないと後で膿ができる」
「そういうのは唾をつけるなり、水で洗い流すなり適当でいいんだよ」
oriron_kon
MEMO日頃のお礼として煙草を買ってきたヒスをラビムルが褒めるだけの話。ムルヒス『お礼』 ついに恐れていた時が来た。
手のひらほどの小さな箱を握り締めたムルソーは、思わず顔をしかめてしまう。
あれだけ吸ってきた煙草の小箱には残り一本しか入っていない。
あぁ一本ずつ減っていくなと思いつつ、デカい仕事を終えた後の吸いたい衝動には逆らえないと身を任せてきた結果がコレである。
今いる裏路地では全く物品が出回らないわけではない。
必需品を揃えるには相応の価値を支払う必要があるのは常識だ。その同時に、需要と供給のバランスによって価値観も激しく変化するのも常識だろう。
前は生活用品を揃えるついでに買えたからといって油断をしていると足元を見るような価格を突きつけられる可能性をムルソーは恐れていた。
2628手のひらほどの小さな箱を握り締めたムルソーは、思わず顔をしかめてしまう。
あれだけ吸ってきた煙草の小箱には残り一本しか入っていない。
あぁ一本ずつ減っていくなと思いつつ、デカい仕事を終えた後の吸いたい衝動には逆らえないと身を任せてきた結果がコレである。
今いる裏路地では全く物品が出回らないわけではない。
必需品を揃えるには相応の価値を支払う必要があるのは常識だ。その同時に、需要と供給のバランスによって価値観も激しく変化するのも常識だろう。
前は生活用品を揃えるついでに買えたからといって油断をしていると足元を見るような価格を突きつけられる可能性をムルソーは恐れていた。
oriron_kon
MEMOラビッツ人格の影響を受けてるムルがヒスに構うだけの話。6章の内容に軽く触れてるので一応、注意。
ムルヒス『名残り』「なぁ、ムルソー」
業務時間中は必ず座って待機するよう指定されて以降、完全に自分用となった席で新聞を読みふけるムルソーの後ろからヒースクリフが身を乗り出してきた。
次の目的までの道のりをヴェルギリウスとファウストが確認している間だけはバス内を自由に出歩いていいとの指示を受けており、二人も最初は大人しく席に着いていた。
再出発の声が掛かるにはかなりの時間を要するだろうと察したムルソーが今朝に読んだ新聞を部屋から持ってきては読み直していると、今度こそ暇を持て余したヒースクリフから声がかかって今に至る。
そのまま左肩に顎を乗せてきそうなぐらい近い距離で前のめりになる彼の横顔をムルソーは目だけで捉えると、ガントレットを外した手で頭を撫で始めた。
2010業務時間中は必ず座って待機するよう指定されて以降、完全に自分用となった席で新聞を読みふけるムルソーの後ろからヒースクリフが身を乗り出してきた。
次の目的までの道のりをヴェルギリウスとファウストが確認している間だけはバス内を自由に出歩いていいとの指示を受けており、二人も最初は大人しく席に着いていた。
再出発の声が掛かるにはかなりの時間を要するだろうと察したムルソーが今朝に読んだ新聞を部屋から持ってきては読み直していると、今度こそ暇を持て余したヒースクリフから声がかかって今に至る。
そのまま左肩に顎を乗せてきそうなぐらい近い距離で前のめりになる彼の横顔をムルソーは目だけで捉えると、ガントレットを外した手で頭を撫で始めた。
oriron_kon
MEMOムルとヒスがクラブで飲んでるだけの話。5章でムルがクラブで遊んだことがあると明かしつつも、軽く遊んでるようなシーンはなかったよなぁ…と思いながら執筆。
※6章の描写などヒスの過去に触れてますのでネタバレ前提かも。
ムルヒス『酒』 次の目的地近くまでバスを進めたのはいいが、肝心の案内人の準備がまだ完了出来ていないとの連絡が入ったそう。
呼び出しておいて今度は連絡があるまで待機なんて良いご身分だな、と聞いてるこちらが生きた心地のしない重々しい独り言を呟いたヴェルギリウスは、必死で視線を外していた囚人たちへ顔を向ける。
「さて、聞こえていた通り、しばらくお預けを食らうことになった」
「…連絡が来るまでバスで待機するように。と言いたいところだが、ほんの数十分で連絡が来るようにも見えなかった」
なので、とわざと言葉を切ったヴェルギリウスは少しだけ口角を持ち上げる。一部の囚人が反射的に姿勢を正した。
「今日一日はダラダラと怠けていても特別に見逃しましょう」
5570呼び出しておいて今度は連絡があるまで待機なんて良いご身分だな、と聞いてるこちらが生きた心地のしない重々しい独り言を呟いたヴェルギリウスは、必死で視線を外していた囚人たちへ顔を向ける。
「さて、聞こえていた通り、しばらくお預けを食らうことになった」
「…連絡が来るまでバスで待機するように。と言いたいところだが、ほんの数十分で連絡が来るようにも見えなかった」
なので、とわざと言葉を切ったヴェルギリウスは少しだけ口角を持ち上げる。一部の囚人が反射的に姿勢を正した。
「今日一日はダラダラと怠けていても特別に見逃しましょう」
oriron_kon
MEMONムルがNヒスに生命水を口移しするシチュを別バージョンで書きたかっただけの話。吐き出しかけたところを手で塞いで、相手が飲み込むまで待つのいいよね…口移しシチュ広まれ。
Nムルヒス 小さな町に潜む異端を残らず浄化する任務も終盤に近づきつつあった。
後は生き残りがいないかどうか隅々まで探し回りながら、見せしめ目的で串刺しにしたのを順番に設置する作業が残っている。
できればやりたくないとヒースクリフは、積み重なった鉄くずの山を前にますます憂鬱な気分に沈んだ。オイルと血の混じった嫌な臭いに何かを燃やした悪臭があちこちから漂ってくるのが余計に落ち込ませた。
かといって最後までやり遂げないと先輩から殴られるうえ、ひどいと折檻も追加してくるので取り組まなければならない。
死体を弄るのはもう何回もやったことなんだ。と自分に言い聞かせながら、串刺しに使う大きな鉄串を運ぶ作業を再開する。
頭部ごと胴体を貫かれた成れの果てを数人の小鎚たちで時間をかけて並べ終えたタイミングで、帰還の号令がかかった。
3525後は生き残りがいないかどうか隅々まで探し回りながら、見せしめ目的で串刺しにしたのを順番に設置する作業が残っている。
できればやりたくないとヒースクリフは、積み重なった鉄くずの山を前にますます憂鬱な気分に沈んだ。オイルと血の混じった嫌な臭いに何かを燃やした悪臭があちこちから漂ってくるのが余計に落ち込ませた。
かといって最後までやり遂げないと先輩から殴られるうえ、ひどいと折檻も追加してくるので取り組まなければならない。
死体を弄るのはもう何回もやったことなんだ。と自分に言い聞かせながら、串刺しに使う大きな鉄串を運ぶ作業を再開する。
頭部ごと胴体を貫かれた成れの果てを数人の小鎚たちで時間をかけて並べ終えたタイミングで、帰還の号令がかかった。
oriron_kon
MEMO中指ムルが家出少年ヒスを部屋に招くだけの話の続き。※宿代と称して肉体交渉を要求する前提で進むので苦手な人はご注意。
パス:18↑? y/n
他に人格が増えたのもあり、特にオチがないままダラダラ続けさせるのもなぁの理由でここで最終話とさせていただきます。ここまで読んでいただきありがとうございます! 8167
oriron_kon
MEMO囚人ムルヒスでロッカー的な狭い空間に閉じ込められるだけのお約束シチュ。※シチュの都合上、突発的に始まりますが細かいツッコミは不要で。
既に肉体関係を築いてる前提で進む。
パス:二人のナンバー 6868
oriron_kon
MEMO早く寝たいムルが夜更かししたがるヒスを寝かしつけるだけの話。※格子窓の捏造設定あり。
ムルヒス『就寝準備』 自室に備え付けられたベッドに腰掛けたムルソーは、一定の間隔で瞬きをしては眠たそうに目を細めていた。
強烈な眠気に耐えるために軽くシャワーを浴びるつもりが、整髪料を落としきるまで長めに浴びてしまったがために、いつもは後ろに撫で付けている前髪を額へ垂らしている姿はより幼い印象を強く与えていた。
ある時期をきっかけに鏡ダンジョンに現れる幻想体の一部が強化されたため、ギフトの恩恵を受けたうえで文字通り、いつも以上に身を削りながら攻略してきた影響が全身を蝕んでいる。
それは耐え難い疲労感だとムルソーは認識していた。
彼が身に宿しているE.G.Oのうち執行E.G.Oは、戦闘に参加する囚人たちの傷を癒しながら攻撃もできるといった危険度が高い幻想体のいる戦闘では欠かせない便利な存在だ。
2688強烈な眠気に耐えるために軽くシャワーを浴びるつもりが、整髪料を落としきるまで長めに浴びてしまったがために、いつもは後ろに撫で付けている前髪を額へ垂らしている姿はより幼い印象を強く与えていた。
ある時期をきっかけに鏡ダンジョンに現れる幻想体の一部が強化されたため、ギフトの恩恵を受けたうえで文字通り、いつも以上に身を削りながら攻略してきた影響が全身を蝕んでいる。
それは耐え難い疲労感だとムルソーは認識していた。
彼が身に宿しているE.G.Oのうち執行E.G.Oは、戦闘に参加する囚人たちの傷を癒しながら攻撃もできるといった危険度が高い幻想体のいる戦闘では欠かせない便利な存在だ。
oriron_kon
MEMO信仰先を変えさせたい執行二人に反応したくない空即ヒスが耐えようとするだけの話。※執行、空即が同時に存在している。シチュの都合上、ムルヒス&ロジャヒスが同時進行。ノリがやや男性寄り。
前に上げたのを後から付け足したので、導入がいきなり過ぎるけどツッコミは無しで。
パス:ヒスの番号を1ケタで 8221
oriron_kon
MEMO定期的に下半身が大蛇になる大鎚ムル×知らずにやってきた小鎚ヒス。※ムルの下半身が大蛇のため、ヘミペニスと呼ばれる特殊な性器の設定で行為が進む。
※最後まで非合意で、基本的にNヒスに優しくない。
パス:18↑? y/n 7551
oriron_kon
MEMOこむげ頭目ムル×黒雲ヒスで勝負に負けたら首をもらう代わりに私物を戦利品として献上するルールで、何故か褌を捧げることになったっていう呟きのアレ。
呟きを短い文章に直しただけなので起承転結とかそういうのないです。
剣ムル×黒雲ヒス『敗北した際の決まり事』 耳まで赤らめたヒースクリフは、ひどく悔しそうに舌打ちをした後、帯付近の裾に手を突っ込んだ。
裾の下に隠していた何かを外すかのようにもぞもぞと手を動かしている様子をムルソーは、眉一つ動かさず黙って見つめる。
やや前屈みになっているためか、豊満な胸筋に合わせて大胆にはだけさせた着物の襟元からは刺青に侵食されている谷間どころが、ある尖りまで見えそうだ。
青みのかかった瞳が彼の恥ずかしそうにしている表情から胸に、そして足へと次第に下りていく。裾から覗かせた古傷だらけの太ももは健康的な色気を放っていた。
「んなっ…そんな、ガン見してんじゃねぇよ…」
見られている羞恥に思わず声が上擦る。
いいから従え、と言いたげに顎だけで指示を送られ、ヒースクリフは再び舌打ちする。
1000裾の下に隠していた何かを外すかのようにもぞもぞと手を動かしている様子をムルソーは、眉一つ動かさず黙って見つめる。
やや前屈みになっているためか、豊満な胸筋に合わせて大胆にはだけさせた着物の襟元からは刺青に侵食されている谷間どころが、ある尖りまで見えそうだ。
青みのかかった瞳が彼の恥ずかしそうにしている表情から胸に、そして足へと次第に下りていく。裾から覗かせた古傷だらけの太ももは健康的な色気を放っていた。
「んなっ…そんな、ガン見してんじゃねぇよ…」
見られている羞恥に思わず声が上擦る。
いいから従え、と言いたげに顎だけで指示を送られ、ヒースクリフは再び舌打ちする。
oriron_kon
MEMO寝続けたいムルから脱出しようとするヒスというだけの短編。これまで出てきた断片的な情報を拾ってはネタに合わせて繋げてるため、どこか辻褄が合ってないかもしれませんが細かいことはスルー前提でお願いします。
ムルヒス『起床』 扉の向こうに出現する危険度が高い幻想体に戦いを挑んだ次の日、各々の囚人たちに珍しく数日分の休暇が与えられた。
幻想体の攻撃を受けて破壊された囚人の肉体を修復するために何度も時計の針を回してきた管理人が一時的な休暇を希望したのに連鎖するように、絶望的な状況で最期を迎えた囚人や侵食されたE.G.Oに巻き込まれた囚人など次々と手を挙げだしたからだ。
対し、ヴェルギリウスは次の目的地に着くまでの間はやることがないから別にいいでしょうとあっさりと承認したそうだ。
時は過ぎ、ここはムルソーの部屋。
壁に描かれた目玉や指の落書きに格子窓から聞こえる足音が時々気になる点を除けば、激しい雷雨に悩まされる必要がない意味で過ごしやすい部屋だとヒースクリフは気に入っていた。
1959幻想体の攻撃を受けて破壊された囚人の肉体を修復するために何度も時計の針を回してきた管理人が一時的な休暇を希望したのに連鎖するように、絶望的な状況で最期を迎えた囚人や侵食されたE.G.Oに巻き込まれた囚人など次々と手を挙げだしたからだ。
対し、ヴェルギリウスは次の目的地に着くまでの間はやることがないから別にいいでしょうとあっさりと承認したそうだ。
時は過ぎ、ここはムルソーの部屋。
壁に描かれた目玉や指の落書きに格子窓から聞こえる足音が時々気になる点を除けば、激しい雷雨に悩まされる必要がない意味で過ごしやすい部屋だとヒースクリフは気に入っていた。
oriron_kon
MEMO中指ムルが家出少年ヒスを部屋に招くだけの話の続き。※宿代と称して肉体交渉を要求する前提で進むので苦手な人はご注意。
気持ち、本番より胸を触る描写の方が長い。
パス:18↑? y/n 9135
oriron_kon
MEMONムルがNヒスへ生命水を口移ししてるだけの話。※Nムルの素顔捏造あり。
生命水を都合のいい治療道具扱いにしてるうえ、書きたい部分をとにかく書き殴ってる乱文で申し訳ない。
Nムルヒス『口移し』 かつては家の一部だった瓦礫にもたれながら小槌ヒースクリフが項垂れているのを大槌ムルソーが発見した。
そのまま寝落ちしてしまったかのように頭を下げたきり、ぴくりとも動かない様子に嫌な予感が脳裏をよぎり、ムルソーは反射的に息を飲んでしまう。
落ちこぼれだと指をさされていた小槌を見つけた際の反応を他の金槌に見られていないかと周囲を見回してからムルソーは、改めて彼を見つめ直す。
返り血だったら良かったことかと思わずこぼしたくなるほど顔のほとんどが赤く染まっているのは、異端から強く殴られたか何かで出血しているのだろうか。
続いて、移動手段を奪う目的で切られたらしき片方の太腿には大きな切傷があり、足元に赤い水溜りを広げてしまっていた。
2313そのまま寝落ちしてしまったかのように頭を下げたきり、ぴくりとも動かない様子に嫌な予感が脳裏をよぎり、ムルソーは反射的に息を飲んでしまう。
落ちこぼれだと指をさされていた小槌を見つけた際の反応を他の金槌に見られていないかと周囲を見回してからムルソーは、改めて彼を見つめ直す。
返り血だったら良かったことかと思わずこぼしたくなるほど顔のほとんどが赤く染まっているのは、異端から強く殴られたか何かで出血しているのだろうか。
続いて、移動手段を奪う目的で切られたらしき片方の太腿には大きな切傷があり、足元に赤い水溜りを広げてしまっていた。
oriron_kon
MEMO喫煙ムルとそれを見てるヒスのムルヒス。※原作のネタを取り入れた捏造。
ムルヒス『煙草』 口から出た灰色の煙が灰色の空へと吸い込まれていく。
バスからちょっと離れた先にある広場で見つけたベンチへ、ムルソーは腰を下ろしては長い足を組み、背もたれ部分に片腕をかけながら喫煙していた。
人差し指と中指の間に挟んだ一本の煙草を咥えては吸い、吸った分だけ吐く。
次の街へいつ降りれるかは案内人次第のうえ、好みの銘柄を必ずしも調達できるとは限らないのは承知のうえである。
だからこそスパスパと気軽に消費すべきではないと頭では理解しているが、いざ吸い始めるとなかなか止まらないものだとムルソーは空高く立ち上る煙を無言で眺める。
そこで、散歩から戻ってきたらしきヒースクリフが覗き込むようにムルソーの横にやってきた。
2584バスからちょっと離れた先にある広場で見つけたベンチへ、ムルソーは腰を下ろしては長い足を組み、背もたれ部分に片腕をかけながら喫煙していた。
人差し指と中指の間に挟んだ一本の煙草を咥えては吸い、吸った分だけ吐く。
次の街へいつ降りれるかは案内人次第のうえ、好みの銘柄を必ずしも調達できるとは限らないのは承知のうえである。
だからこそスパスパと気軽に消費すべきではないと頭では理解しているが、いざ吸い始めるとなかなか止まらないものだとムルソーは空高く立ち上る煙を無言で眺める。
そこで、散歩から戻ってきたらしきヒースクリフが覗き込むようにムルソーの横にやってきた。
oriron_kon
MEMO中指ムルが家出少年ヒスを部屋に招くだけ話の続きぽいやつ。パス:18↑? y/n
※宿代として肉体交渉を要求する前提で進むので苦手な人は注意。
ムルソーが嫉妬してるような描写がありますが、スキルに嫉妬属性があるから…と解釈していただけたら幸いです。 8035
oriron_kon
MEMO中指ムルが家出少年のヒスを部屋に招き入れるだけの話。※ムルと出会ったヒスがもしも家出少年だったらというオリジナル設定。
宿代として肉体交渉を要求するシチュ前提で進むので苦手な人は注意。
パス:18↑ y/n 5703
oriron_kon
MEMO執行ムルがNヒスにキスするだけの話。※見ようによっては執行ムル→Nヒスのヒスが報われないオチ。
執行ムル×Nヒス『接吻』 前置きもなく、にゅっと伸ばしてきた両手で両頬を挟まれては力強く引き寄せられる。
あ…このまま顔の皮を引き剥がされるんだ。
と何故か他人事な感想が浮かんだと同時に恐怖がMAXに達し、浮かんだ感想ごと頭の中は真っ白になった。
そんなヒースクリフの予想を裏切るかのように、ムルソーは真顔で己の唇を相手のと重ねさせた。
恋人同士がするキスとは言い難い、ただ唇を押しつけてるだけのキスだった。それに加え、肝心の本人は両目をしっかりと開けたままなせいで、余計に圧を感じる。
硬直したヒースクリフの恐怖に満ちた表情が深緑色の双眼に映る。
ひび割れてざらついた唇を唇で触れては離れ、また触れるの繰り返しが何度も続くと焦れったくなったのか、ムルソーはいきなり相手の下唇を軽く噛んだ。
1941あ…このまま顔の皮を引き剥がされるんだ。
と何故か他人事な感想が浮かんだと同時に恐怖がMAXに達し、浮かんだ感想ごと頭の中は真っ白になった。
そんなヒースクリフの予想を裏切るかのように、ムルソーは真顔で己の唇を相手のと重ねさせた。
恋人同士がするキスとは言い難い、ただ唇を押しつけてるだけのキスだった。それに加え、肝心の本人は両目をしっかりと開けたままなせいで、余計に圧を感じる。
硬直したヒースクリフの恐怖に満ちた表情が深緑色の双眼に映る。
ひび割れてざらついた唇を唇で触れては離れ、また触れるの繰り返しが何度も続くと焦れったくなったのか、ムルソーはいきなり相手の下唇を軽く噛んだ。
oriron_kon
MEMONムルヒスで「ヒスがムルの部屋を訪ねようとしただけの小話」のつもりがオチない話に…※Nヒスが幸せじゃないかも
Nムルヒス【訪問】 ある日の浄化活動後。
異端の体を釘で貫いたつもりが金属製の肌のせいで深くまで貫通しきれていなかったことが後で判明し、追いかけてトドメをさした中槌はヒースクリフの襟首を掴んで乱暴に揺する。
日々の教育と慢性的な睡眠不足で心身的に弱りつつあったヒースクリフは、叫びすぎてもはや言葉になっていない罵声を浴びされた恐怖で固まり、ひたすら謝罪の言葉を繰り返すことしかできなくなった。
ごめんなさい許してください今度こそちゃんと浄化…と消え入りそうな声で発し、紫色の瞳を涙で歪ませる姿に中槌は仮面の下でほくそ笑む。まさに弱い者いじめだ。
罰の時間だ、と握り締めた拳を見せつけてからわざとらしく大きく振り上げる。
ヒースクリフの顔を目掛けて殴りつける予定だった拳は後ろに立っていた者の手によって止められた。
3555異端の体を釘で貫いたつもりが金属製の肌のせいで深くまで貫通しきれていなかったことが後で判明し、追いかけてトドメをさした中槌はヒースクリフの襟首を掴んで乱暴に揺する。
日々の教育と慢性的な睡眠不足で心身的に弱りつつあったヒースクリフは、叫びすぎてもはや言葉になっていない罵声を浴びされた恐怖で固まり、ひたすら謝罪の言葉を繰り返すことしかできなくなった。
ごめんなさい許してください今度こそちゃんと浄化…と消え入りそうな声で発し、紫色の瞳を涙で歪ませる姿に中槌は仮面の下でほくそ笑む。まさに弱い者いじめだ。
罰の時間だ、と握り締めた拳を見せつけてからわざとらしく大きく振り上げる。
ヒースクリフの顔を目掛けて殴りつける予定だった拳は後ろに立っていた者の手によって止められた。
oriron_kon
MEMONムルがNヒスの口の中チェックしてるだけの話。一応、年齢指定描写は無いはず。
Nムルヒス『口内』 ある日の人気のない殺風景な廊下。
そこに、一人だけでポツンと立ち尽くしているヒースクリフをムルソーが見つけた。
天井からぶら下がった小さな電球がチカ、チカ、と点滅しているせいで彼の表情はよく見えなかったが、片頬がひどく腫れているのを深緑色の瞳が捉える。
ヒースクリフの話を聞くに、今日の読経がまともにできていなかった罰だと殴られたそう。
運悪く、同じ箇所を続けて何度も殴られたことで内出血を起こした頬は赤紫色に腫れていた。それだけでは留まらず、腫れた頬が下瞼を持ち上げてるせいで片目もまともに開けれないのが余計に痛々しい雰囲気を漂わせている。
部屋の角に溜まった埃を釘でつつくが如く、効率良く浄化出来ていなかった、先輩に対する態度がなっていない、とあれこれと難癖をつけては"教育"と称した暴力を振ってこなかった日はほぼ記憶にないぐらい、ヒースクリフは惨めな日々を今でも送らされていた。
2145そこに、一人だけでポツンと立ち尽くしているヒースクリフをムルソーが見つけた。
天井からぶら下がった小さな電球がチカ、チカ、と点滅しているせいで彼の表情はよく見えなかったが、片頬がひどく腫れているのを深緑色の瞳が捉える。
ヒースクリフの話を聞くに、今日の読経がまともにできていなかった罰だと殴られたそう。
運悪く、同じ箇所を続けて何度も殴られたことで内出血を起こした頬は赤紫色に腫れていた。それだけでは留まらず、腫れた頬が下瞼を持ち上げてるせいで片目もまともに開けれないのが余計に痛々しい雰囲気を漂わせている。
部屋の角に溜まった埃を釘でつつくが如く、効率良く浄化出来ていなかった、先輩に対する態度がなっていない、とあれこれと難癖をつけては"教育"と称した暴力を振ってこなかった日はほぼ記憶にないぐらい、ヒースクリフは惨めな日々を今でも送らされていた。
oriron_kon
MEMONムルヒスの小ネタムルヒス【Nヒスが黒インナー姿で居眠りしていたのを発見したNムル】呟き浄化活動後での出来事。
数日掛かった異端狩りが終わった大槌ムルソーは、小槌中槌それぞれに待機の指示を送りながら彼を探している途中だった。
何かと難癖をつけられては、中槌大槌の誰かから教育という名の”暴行”を受けたり睡眠時間を削られていたりと、可愛がってもらっているとは言い難い扱いばかり受けているのを知っているからこそ、自分の目が届く位置にいて欲しいのが本音である。
自分が知らないところで壊されてしまっては困る。例の水が効かない可能性が生まれてしまうからだ。
しかし、異端を浄化する任務に参加する以上、小槌のヒースクリフがこちらに付きっきりでいられるとは限らないのはムルソーも承知していた。
しばらく歩き続けていると、瓦礫の陰に隠れるようにヒースクリフが腰掛けているのをようやく発見した。
882数日掛かった異端狩りが終わった大槌ムルソーは、小槌中槌それぞれに待機の指示を送りながら彼を探している途中だった。
何かと難癖をつけられては、中槌大槌の誰かから教育という名の”暴行”を受けたり睡眠時間を削られていたりと、可愛がってもらっているとは言い難い扱いばかり受けているのを知っているからこそ、自分の目が届く位置にいて欲しいのが本音である。
自分が知らないところで壊されてしまっては困る。例の水が効かない可能性が生まれてしまうからだ。
しかし、異端を浄化する任務に参加する以上、小槌のヒースクリフがこちらに付きっきりでいられるとは限らないのはムルソーも承知していた。
しばらく歩き続けていると、瓦礫の陰に隠れるようにヒースクリフが腰掛けているのをようやく発見した。