taokdmm2017
DONE花流のエッチな絵や進捗画像をまとめていくページ、その2です。その1はこちらhttps://poipiku.com/92143/9096196.html
こそフォロ限定です。
パス→18歳以上ですか?(y/n)
QQaL5FoqTa
PROGRESS「狐の嫁入り」をテーマにした6月頒布予定の花流新刊の冒頭部分です。⚠️人間花道×稲荷神社の神使(キツネ)流川
⚠️今回公開部分はずっと流川がキツネです
⚠️キャラクターを捏造した花道父やモブがいます
⚠️動物が怪我をしている描写があります
⚠️神社や宗教観についてふわっとしています
パスワードはピクリエお品書きにあります。
画像:Unsplash 5477
かいこう
DONE1011人に聞きたいな♪お答えくださった皆さま、どうもありがとうございました♡
花流webアンケート 結果発表!問➀ 先に好きになったのはどちらが先?
桜木花道・・・・・・・・43.8%
流川楓・・・・・・・・・37.5%
同時・・・・・・・・・・18.8%
問➁ ➀の人物が好きになったのはいつ?
1年・・・・・・・・・68.8%
2年・・・・・・・・・18.8%
3年・・・・・・・・・ 9.4%
高校卒業後・・・・・・・3.1%
問➂ ➀の人物が恋に落ちた状況は?例)何となく・気づいたら・火星で宇宙人と戦う姿に惚れた…などなど…
・豊玉戦でやっと自覚したけどもっと前から流川のバスケに惚れていたと思います
・アンザイ先生に言われて流川のプレーを見ていたらいつの間にか無意識のうちに普段からも流川を目で追っていて…軍団に指摘されてふと気づいていく
5264桜木花道・・・・・・・・43.8%
流川楓・・・・・・・・・37.5%
同時・・・・・・・・・・18.8%
問➁ ➀の人物が好きになったのはいつ?
1年・・・・・・・・・68.8%
2年・・・・・・・・・18.8%
3年・・・・・・・・・ 9.4%
高校卒業後・・・・・・・3.1%
問➂ ➀の人物が恋に落ちた状況は?例)何となく・気づいたら・火星で宇宙人と戦う姿に惚れた…などなど…
・豊玉戦でやっと自覚したけどもっと前から流川のバスケに惚れていたと思います
・アンザイ先生に言われて流川のプレーを見ていたらいつの間にか無意識のうちに普段からも流川を目で追っていて…軍団に指摘されてふと気づいていく
QQaL5FoqTa
DONE花流ウェブオンリー終生のライバル2開催おめでとうございます!
花道のお誕生日の前日、花道のやりたいことに付きあって二人でデートする花流の話です。
⚠️花道の幼少期について原作にない設定があります
⚠️モブと会話します、かなりモブが出しゃばります
過去ポイピクに公開済の「ビーマイベイベー」の後日談ですが、こちら単体でも読める内容になっているかと思います。
パスワードはピクリエのお品書きにあります。 14161
taokdmm2017
MAIKING流花流リバ「一時帰国した流と大学生の花が24時間ラフ゛ホに籠もる漫画」
現在183コマまで(4/20追加)
※このページにあるのは152コマ目からです
※R18予定なのでこそフォロ限定
57~151コマ目まではこちらにあります
https://poipiku.com/92143/9167646.html
パス→18歳↑?(y/n) 30
あお🟦
MOURNINGさらっと2時間ぐらいで書いた花流🌸🦊耳が聞こえなくなって話せなくなった流と彼氏の花のお話。
※耳聞こえない&喋れない流がいますが、なんとかなります。そんなに重たくありません。
※都合よく進みます、とても。
※ハピエンです!!!!!! 8
QQaL5FoqTa
DONE花流です。復帰後流川に追い付きたい花道と、追われるうちにいつの間にか花道が唯一の存在になっている流川の話です。※花道が後輩女子にモテます※
「終生のライバル」という二人の関係が好きで、昨年の花流の日に投稿した前半部分に、当初構想練ってはいたものの間に合わず諦めた後半部分を追記しました。
炎陽 その熱視線は、真夏の太陽の如く容赦無く流川の肌を焼いた。
全てを日の下へ晒せと言い募るかのようなプレッシャーは、視線の主に似合わずひどく冷静で、まるで狙いを定めた獲物と対峙する捕食者のそれを錯覚させる。不躾な程真っ直ぐで、汗で張り付くウェアよりも余程鬱陶しい。流川がコートに立つ度に追いかけて、一挙手一投足を逃すまいと食い入るように見つめてくるのだ。
桜木に切っ掛けを与えたのは師の教えだったが、その経緯を流川は知る由もない。しかし、顔を合わせれば喧嘩の売り買いをするしかなかった相手の変化を感じ取るのは容易かった。それほど桜木が、熱を込めた眼差しを注いでくるから。
違和感なら、疾うにあったのだ。
3488全てを日の下へ晒せと言い募るかのようなプレッシャーは、視線の主に似合わずひどく冷静で、まるで狙いを定めた獲物と対峙する捕食者のそれを錯覚させる。不躾な程真っ直ぐで、汗で張り付くウェアよりも余程鬱陶しい。流川がコートに立つ度に追いかけて、一挙手一投足を逃すまいと食い入るように見つめてくるのだ。
桜木に切っ掛けを与えたのは師の教えだったが、その経緯を流川は知る由もない。しかし、顔を合わせれば喧嘩の売り買いをするしかなかった相手の変化を感じ取るのは容易かった。それほど桜木が、熱を込めた眼差しを注いでくるから。
違和感なら、疾うにあったのだ。
あお🟦
DONE花流〜!ですけど、流は出てきません。リョは出てきます、ちなみにリョ視点です。
リョが花と流の関係に勘付くお話。
花流が某メッセージアプリでやり取りしてたらどんなになるのかなぁと思って、トークも作った、笑
※使用した写真は全てフリー素材です。 7
あお🟦
REHABILI次は花流です!実は大食いな🦊がいると可愛いなと思って書きました。自信は無いけど、書き始めると楽しいですね、、笑
🌸視点です。キャラは相変わらず掴めてないですので、お気をつけください。 7
QQaL5FoqTa
DONEキス止まりの花流が、お互いを大事にしたかったり我慢できなかったりしながら初夜を迎える話です。ビーマイベイベー「触ってもいいか」
その一言を口にするために、桜木は深呼吸をして、手の平を握り締めて、震える唇を引き結んで、迷い子のように瞳を揺らして流川を見詰める。
すっかり己専用になった来客用布団に身を委ねていた流川は、少し言葉を詰まらせた桜木の声を聞いて、顔を上げた。緊張した面持ちの桜木と目が合う。暗闇の中見えた紅潮した頬の色は、錯覚ではないと思った。
「……いーけど」
流川の返答は、目の前の不安気な表情を一変させた。受け入れられた喜びを満面に浮かべた桜木は落ち着かない様子で、緊張のためぎこちなく体を起こし流川との距離を詰めると、恋人の布団へ潜り込んだ。流川は、桜木のために少しだけ体をずらして場所を作ってやる。桜木がすぐ己に触れられるよう、距離を生まないための必要最低限の移動だった。桜木は興奮のあまり何も言えず、生唾を飲み込んだ。迷い子のようだった瞳を、明確な意志を持つ男のそれに変えて、ゆっくりと手を伸ばす。震える指先を心の中で叱咤しながら、恐る恐る肩を撫で、優しく腕に触れ、思い切って背中へ回して、桜木は、そうしてようやく流川を抱き締めた。寝間着越しにも分かる硬く引き締まった男の体を強く拘束して、玩具を取られまいとする子供のように身を寄せた。
7626その一言を口にするために、桜木は深呼吸をして、手の平を握り締めて、震える唇を引き結んで、迷い子のように瞳を揺らして流川を見詰める。
すっかり己専用になった来客用布団に身を委ねていた流川は、少し言葉を詰まらせた桜木の声を聞いて、顔を上げた。緊張した面持ちの桜木と目が合う。暗闇の中見えた紅潮した頬の色は、錯覚ではないと思った。
「……いーけど」
流川の返答は、目の前の不安気な表情を一変させた。受け入れられた喜びを満面に浮かべた桜木は落ち着かない様子で、緊張のためぎこちなく体を起こし流川との距離を詰めると、恋人の布団へ潜り込んだ。流川は、桜木のために少しだけ体をずらして場所を作ってやる。桜木がすぐ己に触れられるよう、距離を生まないための必要最低限の移動だった。桜木は興奮のあまり何も言えず、生唾を飲み込んだ。迷い子のようだった瞳を、明確な意志を持つ男のそれに変えて、ゆっくりと手を伸ばす。震える指先を心の中で叱咤しながら、恐る恐る肩を撫で、優しく腕に触れ、思い切って背中へ回して、桜木は、そうしてようやく流川を抱き締めた。寝間着越しにも分かる硬く引き締まった男の体を強く拘束して、玩具を取られまいとする子供のように身を寄せた。
taokdmm2017
DONE【完結しました】流花流リバ
「流(25)が🌸の好きな音楽を知る話」
全73コマ
2024年の🌸道誕生日に向けて描きました。25歳で日本で一緒に暮らしてます。
※注:好きな歌などを捏造しています※
作中で出てくる曲https://privatter.me/page/66097a4636036 70
taokdmm2017
MAIKING流花流リバ「🌸が部氵舌を休んだ話」(高1冬)
現在16コマまで
流と🌸の距離がさらに近づくお話です
エロ無し
時系列ではこれの後です
https://poipiku.com/92143/8701069.html 17
pipi_1011
TRAINING花流ちゃんネプリ登録しました❣️この前はステッカー風のだったけど普通に普通のもした、かわいいので
ローソンファミマのL判の方塗りきもくなってたからセブンのはがきの方がいいかも 分からんけど 4
かいこう
DONEタオル/花流花流の日まで後6日~
タオル 自分の洗濯物を片づけるついでに、流川のシャツや下着類もしまってやろうと棚の引き出しを開けようとすればがたがたと引っかかる。ふぬっと強引に開けてやった。中の衣服は雑然としていて、これが開けにくかった原因かと、桜木は呆れる。
「あいつはよぉ…」
バスケ以外はずぼらなところがある男の引き出しの中身を、仕方がないなと整理してやることにした。ここのところ、遠征や取材で忙しかったのを知っている。甘やかしているな、と思いながら、それでも普段の生活で、不得手ながら家事に勤しむ姿に接しているので、まあいいか、と畳み直し、きれいに詰め始めた。
「ぬ…?」
引き出しの奥に古びたタオルが入れられている。見覚えのある薄れた色合いや洗濯を重ねて薄くなってしまった生地の具合に、目を瞬かせた。それは、桜木の親が桜木が生まれる前に赤ん坊の肌かけにと桜木のために買ったもので、赤ん坊の時分から、幼稚園、小学校、中学校と育つ中、ずっと桜木の手元にあったタオルである。おしゃぶりの代わりにタオルの角をよく吸っていたと言われたり、そのタオルがなければ、昼でも夜でも寝られないと泣き喚いたり…自身の記憶に残っているもの、いないもの、合わせても思い出がたくさん刻まれている桜木の大事なタオルだった。小学校を卒業する頃にはもう肌かけにはしておらず、代わりに枕カバーとして使っていたものの、高校入学を翌日に控えた夜、中学校での最後の失恋から立ち直れなくて、可愛い恋人なんてこの先現れないんじゃないか、もしいるなら顔が見てみたい、好きになった相手とつき合いたい…と、布団に入って枕を、大事なタオルを、べそべそと涙で濡らしていれば、視界の端で模様がひとつ、すっかり消えて元々のタオル地の色が露わになっていることに気づき、束の間失恋の辛さも忘れて、桜木は起き上がると慌ててタオルを確認する。白いタオルに淵をぼやかせた青空と、元気よく飛び跳ねているキツネたちが描かれているはずだった。これまでの洗濯で全体的に色が薄くなってきたとは言え、一匹のキツネが、まるまる消えてしまったなんてことはない。初めての事態に、これ以上使って残っているキツネたちも褪せて見えなくなってしまうのは嫌だと、桜木はその夜から、タオルを使わなくなった。畳んで大事に取っておく。しばらくは長年使っていたタオルが手元にないことが寂しかったが、高校生活が始まれば、バスケに出会
2612「あいつはよぉ…」
バスケ以外はずぼらなところがある男の引き出しの中身を、仕方がないなと整理してやることにした。ここのところ、遠征や取材で忙しかったのを知っている。甘やかしているな、と思いながら、それでも普段の生活で、不得手ながら家事に勤しむ姿に接しているので、まあいいか、と畳み直し、きれいに詰め始めた。
「ぬ…?」
引き出しの奥に古びたタオルが入れられている。見覚えのある薄れた色合いや洗濯を重ねて薄くなってしまった生地の具合に、目を瞬かせた。それは、桜木の親が桜木が生まれる前に赤ん坊の肌かけにと桜木のために買ったもので、赤ん坊の時分から、幼稚園、小学校、中学校と育つ中、ずっと桜木の手元にあったタオルである。おしゃぶりの代わりにタオルの角をよく吸っていたと言われたり、そのタオルがなければ、昼でも夜でも寝られないと泣き喚いたり…自身の記憶に残っているもの、いないもの、合わせても思い出がたくさん刻まれている桜木の大事なタオルだった。小学校を卒業する頃にはもう肌かけにはしておらず、代わりに枕カバーとして使っていたものの、高校入学を翌日に控えた夜、中学校での最後の失恋から立ち直れなくて、可愛い恋人なんてこの先現れないんじゃないか、もしいるなら顔が見てみたい、好きになった相手とつき合いたい…と、布団に入って枕を、大事なタオルを、べそべそと涙で濡らしていれば、視界の端で模様がひとつ、すっかり消えて元々のタオル地の色が露わになっていることに気づき、束の間失恋の辛さも忘れて、桜木は起き上がると慌ててタオルを確認する。白いタオルに淵をぼやかせた青空と、元気よく飛び跳ねているキツネたちが描かれているはずだった。これまでの洗濯で全体的に色が薄くなってきたとは言え、一匹のキツネが、まるまる消えてしまったなんてことはない。初めての事態に、これ以上使って残っているキツネたちも褪せて見えなくなってしまうのは嫌だと、桜木はその夜から、タオルを使わなくなった。畳んで大事に取っておく。しばらくは長年使っていたタオルが手元にないことが寂しかったが、高校生活が始まれば、バスケに出会
かいこう
DONEラブレター、こわい。/花流花流の日まで後8日~
ラブレター、こわい。「…今日のは怖い…かも」
下駄箱に入っていた手紙を読んでそう呟く流川を廊下の曲がり角から伺っていた桜木は、よっしゃと歓声を上げながら飛び出しそうになって慌ててリーゼント頭を引っ込める。そんな桜木に気づかない様子で、流川は便箋を封筒に戻すと肩にかけていた鞄にしまい、階段を上がっていった。その後ろ姿に口元を手で隠しながらぷくく…と笑う。今日こそ流川を怖がらせてやれた。天敵である流川の強い物を知って、それを与え続けて八日目。ようやく効果があったようで、桜木は嬉しかった。明日はもっと怖がらせてやろう…流川が怖いと言う、ラブレターで。流川の姿が完全に階段の向こうに消えてから、桜木はこそこそと忍び足で階段を上った。踊り場をひとつ過ぎ、一年生の教室がある階で、またさっきのように少しだけ顔を覗かせる。流川は教室の手前で眠そうに大きな欠伸をしていた。天才による天才的な策略に嵌っているとも知らずに呑気なもんだぜ。教室に入り姿が見えなくなった流川を追うべく、見つからないように隠れながら廊下を進み、開いていた窓の隙間から、いけ好かないキツネ野郎を観察した。何せラブレターを書くには、情報が必要だから。
4140下駄箱に入っていた手紙を読んでそう呟く流川を廊下の曲がり角から伺っていた桜木は、よっしゃと歓声を上げながら飛び出しそうになって慌ててリーゼント頭を引っ込める。そんな桜木に気づかない様子で、流川は便箋を封筒に戻すと肩にかけていた鞄にしまい、階段を上がっていった。その後ろ姿に口元を手で隠しながらぷくく…と笑う。今日こそ流川を怖がらせてやれた。天敵である流川の強い物を知って、それを与え続けて八日目。ようやく効果があったようで、桜木は嬉しかった。明日はもっと怖がらせてやろう…流川が怖いと言う、ラブレターで。流川の姿が完全に階段の向こうに消えてから、桜木はこそこそと忍び足で階段を上った。踊り場をひとつ過ぎ、一年生の教室がある階で、またさっきのように少しだけ顔を覗かせる。流川は教室の手前で眠そうに大きな欠伸をしていた。天才による天才的な策略に嵌っているとも知らずに呑気なもんだぜ。教室に入り姿が見えなくなった流川を追うべく、見つからないように隠れながら廊下を進み、開いていた窓の隙間から、いけ好かないキツネ野郎を観察した。何せラブレターを書くには、情報が必要だから。
かいこう
DONEいつわりのなか/花→流花流の日まで後10日~
いつわりのなか「よーし、来たなお前ら、そこに座れ」
いつもなら居残りをしている時間に、桜木は流川とともに宮城に呼び出されて部室の入り口に立っていた。ドアを開ければ険しい顔をした宮城と三井がいて、二人に向かい合う形で置かれた椅子を顎で指される。並んで腰かけた。
「呼ばれた理由は分かってるよな」
「リョーちん、すまん、もう二度と喧嘩はしねぇからっ」
「しねーっす」
「だから部活と試合に出さねぇってのは勘弁してくれ!」
「頼んます」
桜木が必死に言い募っても宮城の表情は硬い。
「お前らの謝罪は聞き飽きた。こっちが怒っても誉めてもいくら言っても喧嘩をやめないのはお前らだ。部活の邪魔になってる。冬の大会が近いっつーのに、お前らの喧嘩を止めてる暇はねぇ。これも言い飽きたな。だからさっき花道が言ったようにお前ら二人、明日から部活に来なくていいし、試合もなしだ」
3767いつもなら居残りをしている時間に、桜木は流川とともに宮城に呼び出されて部室の入り口に立っていた。ドアを開ければ険しい顔をした宮城と三井がいて、二人に向かい合う形で置かれた椅子を顎で指される。並んで腰かけた。
「呼ばれた理由は分かってるよな」
「リョーちん、すまん、もう二度と喧嘩はしねぇからっ」
「しねーっす」
「だから部活と試合に出さねぇってのは勘弁してくれ!」
「頼んます」
桜木が必死に言い募っても宮城の表情は硬い。
「お前らの謝罪は聞き飽きた。こっちが怒っても誉めてもいくら言っても喧嘩をやめないのはお前らだ。部活の邪魔になってる。冬の大会が近いっつーのに、お前らの喧嘩を止めてる暇はねぇ。これも言い飽きたな。だからさっき花道が言ったようにお前ら二人、明日から部活に来なくていいし、試合もなしだ」
かいこう
DONE鼓動/花流花流の日まで後12日~
鼓動 居残りを終え、学校を出れば外はもう真っ暗だ。流川は自転車を押しながら、桜木とともに冬の夜の家路を辿る。桜木には、先月告白された。密かに好きになっていて、でも桜木はマネージャーが好きで、だから、バスケやってりゃ同じコートに立てるから、それでいいかと思っていたのに、思いがけない事態にびっくりして、てめーマネージャーはいいんか、と聞いてみたら、ハルコさんはそういうんじゃねぇんだよ…とはっきりしない返事を寄越されたが、そういうのじゃないなら、と流川は納得する。そう言えば告白されて頷くのは初めてだったので、いいけど、と、何となくすっとしない答えになってしまったが、流川が言った直後、緊張でこわばっていた桜木の顔がほわほわと綻んだので、こいつも納得できたらしーからこれでよし、と流川は満足した。つき合い始めて、登下校は一緒にしている。朝、お互いに何の用事もなければ待ち合わせしている場所で、帰りは別れた。今日も辿り着いてしまう。どちらともなく、足を止めた。
1512かいこう
DONEノックアウト/花流花流の日まで後15日~~
ノックアウト 屋上での眠りを妨げた上級生らしき男たち四人を退けたところで、背後の扉が開いた。振り返ると、赤いリーゼント頭を先頭に、五人組が立っている。自分と同じようながたいの派手な赤い頭の男と視線が絡んだ。
「流川楓」
リーゼント頭の後ろから誰だと聞かれたので、名前を教えてやる。赤いリーゼントの男が驚いた様子で繰り返してきた。落ち着きのない動物みたいなしぐさで人の周囲をうろつきながら、ジロジロと人の顔を眺めては、何故だか知らないが、自分とこっちの身長を手で比べたりし始める。取り敢えず屋上で伸びている奴らの仲間かと聞けばオレの名前を教えてやろうか、と喚き始めた。別にいいとあしらったのが気に喰わないのか、学ランの胸元をつかんでくる。
2539「流川楓」
リーゼント頭の後ろから誰だと聞かれたので、名前を教えてやる。赤いリーゼントの男が驚いた様子で繰り返してきた。落ち着きのない動物みたいなしぐさで人の周囲をうろつきながら、ジロジロと人の顔を眺めては、何故だか知らないが、自分とこっちの身長を手で比べたりし始める。取り敢えず屋上で伸びている奴らの仲間かと聞けばオレの名前を教えてやろうか、と喚き始めた。別にいいとあしらったのが気に喰わないのか、学ランの胸元をつかんでくる。