asamag108
DOODLEラーヒュンエイ3人旅時空の話で、現状CPはどこにも発生していない感じ。エイミさんが腐の心を持ち合わせていたらこのふたりの関係について我々がツッコみたいことすべてツッコんでくれるのではないか、と思って書き始めたのだけど、何だかエイミさんが腐の心に目覚める話みたいになりました。 5082
gedouunko
DOODLE自分の絵柄に落とし込むのも難しいし、なによりイケメン難しいヒュンケルがおあがりよって言ってる理由はこれhttps://twitter.com/gedouunko/status/1497856561040920576?s=21 2
ムーンストーン
DONEダイの大冒険 140字SSに挑戦してみました。バーン大戦から百年位後のラーハルトのヒュンケルへの独白です。
無沙汰を詫びる昔人間と魔族が戦争をしてたって本当?と黒髪でヒュンケルの面影がある彼の曾孫にあどけなく問われ、涙腺の熱さに耐えられずここへきてしまった。
アバンの使徒が勝ち取った戦の無い世ではそちらへ行く切っ掛けがないのだ。
無沙汰はお前のせいなのだから今少し待てとラーハルトは墓石に酒をかけた。
140アバンの使徒が勝ち取った戦の無い世ではそちらへ行く切っ掛けがないのだ。
無沙汰はお前のせいなのだから今少し待てとラーハルトは墓石に酒をかけた。
ムーンストーン
DONEダイの大冒険140字ss です。十数年振りに実家?の地底魔城に帰ってきたヒュンケルの自問自答です。
揺籃の地地底魔城のじっとりとした空気が彼を包む。
目を瞑っても辿り着ける父の部屋の前に立ち、幼き頃の楽園を見た。
暴虐の魔王に生みだされた死霊騎士は温もりと慈しみと騎士道と、愛を。
それがある筈もない存在にも関わらず幼子に与えたのだ。
復讐は父の灰を暖めると信じてヒュンケルは踵を返した。
140目を瞑っても辿り着ける父の部屋の前に立ち、幼き頃の楽園を見た。
暴虐の魔王に生みだされた死霊騎士は温もりと慈しみと騎士道と、愛を。
それがある筈もない存在にも関わらず幼子に与えたのだ。
復讐は父の灰を暖めると信じてヒュンケルは踵を返した。
Piorimu_novel
DONE【タイトル】⑦ランカークス村【ご注意!】漫画版完結後のネタバレをしています。未読の方は回れ右を🙇♀️
【登場人物】ポップ、ヒュンケル、ジャンク、スティーヌ
#二次創作 #ポップ #ヒュンケル #ネタバレ注意 8
Piorimu_novel
DONE【タイトル】⑥カール城下町【ご注意!】漫画版完結後のネタバレをしています。未読の方は回れ右を🙇♀️
【登場人物】ポップ、アバン、ヒュンケル
#二次創作 #ポップ #アバン #ヒュンケル #ネタバレ注意 7
下町小劇場・芳流
MEMOこれは、ヒュンケルに関するCP論ですが、厳しい表現もありますので、ヒュンマ固定派以外にはお勧めしません。特定のCPを非難する意図はありませんが、読んでショックを受けないことを保証はできません。なお、ポップについては、何も記載していません。以上をご理解の上、問題ない方のみ、お進みください。 2909
下町小劇場・芳流
DONE⑸2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑤竜騎衆戦
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑤ 激闘の果て、ヒュンケルは、敵だったはずの男から、新しい鎧を譲り受けた。
俺の目の前で、ヒュンケルは、その受け取ったばかりの鎧の魔槍を身にまとうと、跪き、元の持ち主の手を取った。もう、力の入っていないその手を、そいつの胸の上に置き、組んでやっていた。
そうして、ヒュンケルは、胸に軽く手を当てると、そいつの前で頭を垂れた。哀悼の意の表明だった。俺も、その背後で、ヒュンケルに倣い、その敵だったはずの男、ラーハルトに頭を下げた。その死を悼む意味を込めて。
少しして、ヒュンケルは、立ち上がると俺に近づき、いきなり俺の腕を取った。
「な、なにすんだよ!」
「ひとりでは歩けないだろう。肩を貸す。」
「ケッ、冗談じゃねえよ、気持ち悪ぃ。」
1687俺の目の前で、ヒュンケルは、その受け取ったばかりの鎧の魔槍を身にまとうと、跪き、元の持ち主の手を取った。もう、力の入っていないその手を、そいつの胸の上に置き、組んでやっていた。
そうして、ヒュンケルは、胸に軽く手を当てると、そいつの前で頭を垂れた。哀悼の意の表明だった。俺も、その背後で、ヒュンケルに倣い、その敵だったはずの男、ラーハルトに頭を下げた。その死を悼む意味を込めて。
少しして、ヒュンケルは、立ち上がると俺に近づき、いきなり俺の腕を取った。
「な、なにすんだよ!」
「ひとりでは歩けないだろう。肩を貸す。」
「ケッ、冗談じゃねえよ、気持ち悪ぃ。」
下町小劇場・芳流
DONE⑷2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面④竜騎衆戦
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面④ 鬼岩城の足取りを追っていた俺は、カールで、超竜軍団に蹂躙された爪痕を目の当たりにした。その中で、ダイの不思議な紋章と同じ痕跡を見つけ、嫌な予感に駆られた俺は、急いで仲間たちの元に戻ろうとした。
始めは、キメラの翼で、直ちにパプニカ王都に戻ろうと思った。
だが、少しでも魔王軍の情報があったほうがいいと思った俺は、人口が多く、かつ、まだ持ちこたえているベンガーナに立ち寄り、魔王軍の侵攻状況を聞こうと思った。
俺が訪れたベンガーナの街は、思ったよりも活気があり、人々も日常生活を営んでいた。
俺は、人の集まる街の大衆食堂に行き、そこで食事を注文しながら話を聞いた。
俺は、カウンターに座り、店の店主に声をかけた。
2808始めは、キメラの翼で、直ちにパプニカ王都に戻ろうと思った。
だが、少しでも魔王軍の情報があったほうがいいと思った俺は、人口が多く、かつ、まだ持ちこたえているベンガーナに立ち寄り、魔王軍の侵攻状況を聞こうと思った。
俺が訪れたベンガーナの街は、思ったよりも活気があり、人々も日常生活を営んでいた。
俺は、人の集まる街の大衆食堂に行き、そこで食事を注文しながら話を聞いた。
俺は、カウンターに座り、店の店主に声をかけた。
下町小劇場・芳流
DONE⑵2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面②不死騎団長就任式
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面② ヒュンケルが書斎で報告書を作成していると、不意に、その部屋の扉がノックされた。
ここは魔界に設けられた屋敷の一つ。
ヒュンケルは、数年前にこの屋敷と使用人たちを与えられた。そして、師でもあり上司でもあるミストバーンから指示された任務に当たる日々を送っていた。その任務の大半は、反乱の目を摘む鎮圧行為や、領内における領民同士のトラブルの制圧などであり、平時には、任された一軍の訓練を指揮するなどしていた。
この日もまた、ヒュンケルは、先日出向いた反乱の鎮圧について、報告書を作成していたところであった。
「入れ。」
ヒュンケルは、短く入室を許可した。
すると、そこには、彼の執事の姿があった。
「失礼いたします、ヒュンケル様。」
6205ここは魔界に設けられた屋敷の一つ。
ヒュンケルは、数年前にこの屋敷と使用人たちを与えられた。そして、師でもあり上司でもあるミストバーンから指示された任務に当たる日々を送っていた。その任務の大半は、反乱の目を摘む鎮圧行為や、領内における領民同士のトラブルの制圧などであり、平時には、任された一軍の訓練を指揮するなどしていた。
この日もまた、ヒュンケルは、先日出向いた反乱の鎮圧について、報告書を作成していたところであった。
「入れ。」
ヒュンケルは、短く入室を許可した。
すると、そこには、彼の執事の姿があった。
「失礼いたします、ヒュンケル様。」
下町小劇場・芳流
DONE⑴2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面①バルトスの苦悩
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面① 騎士は、港の岸壁に立ち、そこから紺碧の海を眺めていた。
ホルキア大陸の南西に位置するこの港町は、比較的温暖な地域だった。遠くに見えるのは水平線にすぎないが、ここから船で5日も行けば、ラインリバー大陸、ロモス王国に着く。かつては、ロモス側と船で人々が行き来をしていた交易の街だった。
だが、数年前に、魔王軍がこの港町を制圧して以来、定期船は出てはいなかった。
騎士は、骨の腕を組み、まっすぐに対岸にあるはずのロモスを見つめていた。海に変わった様子もなく、水平線に船影もない。
部下からの報告を聞いても、近いうちに人間たちからの総攻撃となる様子までは、まだなかった。
だが、それが表面上のつかの間の平穏に過ぎないことは、長年、魔王に騎士として仕え、戦場に長くあった彼にはよくわかっていた。
3469ホルキア大陸の南西に位置するこの港町は、比較的温暖な地域だった。遠くに見えるのは水平線にすぎないが、ここから船で5日も行けば、ラインリバー大陸、ロモス王国に着く。かつては、ロモス側と船で人々が行き来をしていた交易の街だった。
だが、数年前に、魔王軍がこの港町を制圧して以来、定期船は出てはいなかった。
騎士は、骨の腕を組み、まっすぐに対岸にあるはずのロモスを見つめていた。海に変わった様子もなく、水平線に船影もない。
部下からの報告を聞いても、近いうちに人間たちからの総攻撃となる様子までは、まだなかった。
だが、それが表面上のつかの間の平穏に過ぎないことは、長年、魔王に騎士として仕え、戦場に長くあった彼にはよくわかっていた。
下町小劇場・芳流
DONE⑽2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑩戦後ネイル村シリーズ
激甘ヒュンマ、子どもネタがあるので、苦手な方は要注意
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑩ ぼんやりと目を開けると、まだ、体は重く、けだるい疲れが残っていた。
いまは何時だろうか。朝になったのか。
あれから、どのくらいの時間が経ったのか。
自分の置かれた状況を把握するのに時間がかかった。
少しだけ、目を動かしてみた。
私の隣に、ぬくもりがある。
私と同じベッドの上に寝かせられた、その小さな温かさを感じ、私は、胸がいっぱいになった。
よかった。夢じゃなかったんだ。
私が目をさましたのに気付くと、ベッドの脇に座っていたヒュンケルが、小さな声で私に呼びかけてきた。
「マァム。目が覚めたのか?」
「うん。」
「無理をするな。眠れる時に眠っていた方がいい。
・・・まだ、この子も眠っている。」
「うん・・・。」
2294いまは何時だろうか。朝になったのか。
あれから、どのくらいの時間が経ったのか。
自分の置かれた状況を把握するのに時間がかかった。
少しだけ、目を動かしてみた。
私の隣に、ぬくもりがある。
私と同じベッドの上に寝かせられた、その小さな温かさを感じ、私は、胸がいっぱいになった。
よかった。夢じゃなかったんだ。
私が目をさましたのに気付くと、ベッドの脇に座っていたヒュンケルが、小さな声で私に呼びかけてきた。
「マァム。目が覚めたのか?」
「うん。」
「無理をするな。眠れる時に眠っていた方がいい。
・・・まだ、この子も眠っている。」
「うん・・・。」
下町小劇場・芳流
DONE⑼2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑨戦後ネイル村シリーズ
激甘ヒュンマ、子どもネタありなので、苦手な方は要注意
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑨ 夜中に目をさますと、隣に寝ているはずの彼女の姿がなかった。
何かあったのだろうか。体調が悪いのだろうか。
不安に駆られた俺は、寝室を出て、階下へと降りていった。
階段を下っていくと、リビングに人の気配を感じた。
明かりはなく、格子窓から差し込む月の明かりだけが、仄かな光源となっていた。リビングの椅子に腰かけている人影がある。暗闇に慣れた俺の目には、それが誰なのか、すぐに分かった。
俺が近づくと、足音に気付いたのか、彼女はこちらに目を向けた。
「ヒュンケル。」
いつも通りの声が、俺を呼んだ。
その声色に辛そうな響きはなく、俺は、少しだけ胸をなでおろすことができた。
「どうした。眠れないのか?」
俺が気づかわしげに声をかけると、彼女は困ったように答えた。
3107何かあったのだろうか。体調が悪いのだろうか。
不安に駆られた俺は、寝室を出て、階下へと降りていった。
階段を下っていくと、リビングに人の気配を感じた。
明かりはなく、格子窓から差し込む月の明かりだけが、仄かな光源となっていた。リビングの椅子に腰かけている人影がある。暗闇に慣れた俺の目には、それが誰なのか、すぐに分かった。
俺が近づくと、足音に気付いたのか、彼女はこちらに目を向けた。
「ヒュンケル。」
いつも通りの声が、俺を呼んだ。
その声色に辛そうな響きはなく、俺は、少しだけ胸をなでおろすことができた。
「どうした。眠れないのか?」
俺が気づかわしげに声をかけると、彼女は困ったように答えた。
下町小劇場・芳流
DONE⑻2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑧戦後のアバンとヒュンケル
アバンのしるしの意味
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑧ カールには、世界有数の蔵書数を誇る、壮大な王立図書館があった。
王宮から続く広大な庭の中の小径を歩いていくと、しばらくして、その図書館に着く。そこは、カールの王族や、国家の要職の人間だけではなく、許可さえ下りれば、民間の学者や研究者も立ち入りを許されていた。
その「知の共有」が、この国を強国たらしめた要因の一つなのであろう。
かつては、ジニュアール家の歴代当主も、この王立図書館に足繫く通っていたそうだ。
庭の小径の先に見えた王立図書館の建物は、王宮と異なって、全体的に直線的構造であり、三角形の屋根とその正面のレリーフが印象的だった。そこには、知恵の神を意味する梟のシルエットをかたどった彫刻が掲げられていた。
5224王宮から続く広大な庭の中の小径を歩いていくと、しばらくして、その図書館に着く。そこは、カールの王族や、国家の要職の人間だけではなく、許可さえ下りれば、民間の学者や研究者も立ち入りを許されていた。
その「知の共有」が、この国を強国たらしめた要因の一つなのであろう。
かつては、ジニュアール家の歴代当主も、この王立図書館に足繫く通っていたそうだ。
庭の小径の先に見えた王立図書館の建物は、王宮と異なって、全体的に直線的構造であり、三角形の屋根とその正面のレリーフが印象的だった。そこには、知恵の神を意味する梟のシルエットをかたどった彫刻が掲げられていた。
ムーンストーン
DONEメガンテを巡るポップとダイの攻防戦。(ダイは籠城戦です。外から友軍が来ないと敗ける…)R-18は念の為。ほぼ会話オンリーです。ダイが弱々で、アニメ58話冒頭の戦意喪失ダイにキュンとなって衝動的に(略)
別の話になる予定だったので後で統合するかもしれません。
魔法契約設定も含めて捏造だらけですが、ダイ大の「メガンテは魔法が使える人ならだれでも使用可能」設定だと契約なしで使えるかも?と妄想しました。
The Point of No Return 回帰不能点〜ダイ酒場兼宿屋は夜になってもざわめきが消えない。
人里離れたデルムリン島育ちのダイが人の気配の濃厚さに気疲れしているのを悟ったポップはダイに先に風呂へ入れと促した。
カラスの行水ですぐ部屋に戻ったダイと入れ替わりにポップが一階の風呂に行くと、ダイは寝る前の準備として二人の荷物をすぐ持ち出せるようにそれぞれのベット上の足元に置いた。
それは二人がデルムリン島から冒険の旅にでたときからの習慣だった。
不思議なことに魔王軍に夜襲をかけられたことはほとんどないが、野生動物や凶暴化したモンスターに襲われたことは何度もある。
ダイが相手を剣で切り払えば返り血で服や荷物が汚れるし、ポップがうっかり最近出力が上がり続けているメラを放とうものなら山火事になりかねない。
5701人里離れたデルムリン島育ちのダイが人の気配の濃厚さに気疲れしているのを悟ったポップはダイに先に風呂へ入れと促した。
カラスの行水ですぐ部屋に戻ったダイと入れ替わりにポップが一階の風呂に行くと、ダイは寝る前の準備として二人の荷物をすぐ持ち出せるようにそれぞれのベット上の足元に置いた。
それは二人がデルムリン島から冒険の旅にでたときからの習慣だった。
不思議なことに魔王軍に夜襲をかけられたことはほとんどないが、野生動物や凶暴化したモンスターに襲われたことは何度もある。
ダイが相手を剣で切り払えば返り血で服や荷物が汚れるし、ポップがうっかり最近出力が上がり続けているメラを放とうものなら山火事になりかねない。
geminisuigi
DONEひとりでできるもん(ヒュンケル&ポップ君とちょっとだけレオナ姫 完結後のネタバレ含む…かな)以前イラストをアップした時に呟いたことあるかもなネタですが、完結後のヒュンケルさんとポップ君のほのぼの漫画です☺️
妄想しかありません💕
なんだか、某テレビ番組のテーマ曲が脳内を流れたりするかもな内容です‼️
感想などはいつでも募集中ですので、お気軽にどうぞ〜(*´ω`*)/ 4
ムーンストーン
DONEアルキード王国滅亡の日を回顧するラーハルト。ラーハルトとその家族の過去捏造です。
バランに拾われるまで小さい子が一人でよく生き延びられたなと。
公式?でハドラー率いる魔王軍の戦がはじまったのがラーハルト7才だそうで辛すぎる。
ラーハルト〜離岸ラーハルトは返り血で汚れた顔と手を湖で洗った。
服も乾いた血でゴワついて不快だが拠点に戻るまで我慢するしかない。
我が騎竜は水を飲み終えただろうかと、ラーハルトは顔を上げようとしてヒクリと頬が強張らせた。
水面に映る青肌で両頬に黒の紋様のある若い男は、幼いころ死別した父に驚くほど似ていたからだ。
ラーハルトの父の記憶は極僅かで、母子の住む家に食料や褒賞なのか略奪したのか貴金属などを持ってやってきては2〜3日過ごし、またふらりと去るというものだった。
父が家にいる間は、二人で近くの森に罠を仕掛けたり、父が愛用の槍で捉えた獲物の血抜きや毛皮の処理などをしてすごした。
特に父子の間に会話はなく、魔族の基準で普通の親子仲だったのかは未だにわからない。
1639服も乾いた血でゴワついて不快だが拠点に戻るまで我慢するしかない。
我が騎竜は水を飲み終えただろうかと、ラーハルトは顔を上げようとしてヒクリと頬が強張らせた。
水面に映る青肌で両頬に黒の紋様のある若い男は、幼いころ死別した父に驚くほど似ていたからだ。
ラーハルトの父の記憶は極僅かで、母子の住む家に食料や褒賞なのか略奪したのか貴金属などを持ってやってきては2〜3日過ごし、またふらりと去るというものだった。
父が家にいる間は、二人で近くの森に罠を仕掛けたり、父が愛用の槍で捉えた獲物の血抜きや毛皮の処理などをしてすごした。
特に父子の間に会話はなく、魔族の基準で普通の親子仲だったのかは未だにわからない。
ムーンストーン
DONEヒュンケル編です。彼が当時地底魔城にいたのかわかりませんが、魔界でなく地上の拠点で多人数が過ごせそうなのがここしか思い浮かびませんでした。
相変わらず捏造設定多めですのがご容赦下さい。
ヒュンケル〜狼煙剣術の修行中、唐突にミストバーンが視界の隅に現れたが、ヒュンケルは動揺を見せず飽くことなく剣を振るい続けた。
父バルドスと死に別れ、アバンと共に暮らし、そしてミストバーンに師事して、幾年たっただろうか。
生年もあやふやな孤児の身だが、確か10歳にはなるはずだ。
俺はアバンの元にいた時より強くなった。今の強さがあの時あれば父をムザムザと死なせなかったものを、とギリリと奥歯を噛みしめるヒュンケルを見てミストバーンが僅かに左手を上げる。剣術の稽古を終えろ、という合図だ。
剣を収めて流れ落ちる汗も拭かずに師の元へ歩む。
次は暗黒闘気の修行だろうか?
直接指導するのは珍しい、とヒュンケルは無表情のまま師を見る。
無口で知られたミストバーンだが、流石に修行や学問については直接指示をするか教師役の魔族に指導させていた。
1272父バルドスと死に別れ、アバンと共に暮らし、そしてミストバーンに師事して、幾年たっただろうか。
生年もあやふやな孤児の身だが、確か10歳にはなるはずだ。
俺はアバンの元にいた時より強くなった。今の強さがあの時あれば父をムザムザと死なせなかったものを、とギリリと奥歯を噛みしめるヒュンケルを見てミストバーンが僅かに左手を上げる。剣術の稽古を終えろ、という合図だ。
剣を収めて流れ落ちる汗も拭かずに師の元へ歩む。
次は暗黒闘気の修行だろうか?
直接指導するのは珍しい、とヒュンケルは無表情のまま師を見る。
無口で知られたミストバーンだが、流石に修行や学問については直接指示をするか教師役の魔族に指導させていた。
ムーンストーン
DONEアルキード王国滅亡の日にまつわるオムニバス。夢から覚めた日十一年前に物心ついていた年齢の人はこの大事件を覚えているでしょう。
始まりの終わりの日ポップ〜楽園追放
あの日か、覚えてるよ。
物心ついた時っていうか、ちゃんと覚えてる一番小さい時の記憶さ。
丁度その時は、届け物をしにいった母さんの後を少し離れて追いかけてたんだ。
村の広場の真ん中位にいたんだけど、背中に氷を突っ込まるたみたいな感じ…今思うと超強力なオーラを感じて立ち止まった。
すぐ後にチカッと空の低い所が光って、その光が凄い勢いで空の端から端まで真っ白に広がった。
次の瞬間最初に光った所から見たことのない白い雲が空の天辺まで上がっていった。
雲の先っちょがキノコの笠みたいにまるまったな、と思ったら後ろに向って吹っ飛ばされたんだ。
子どもの体は軽いから何度も転がってやっと止まって、それから聞いたこともない轟音が響いて。
822あの日か、覚えてるよ。
物心ついた時っていうか、ちゃんと覚えてる一番小さい時の記憶さ。
丁度その時は、届け物をしにいった母さんの後を少し離れて追いかけてたんだ。
村の広場の真ん中位にいたんだけど、背中に氷を突っ込まるたみたいな感じ…今思うと超強力なオーラを感じて立ち止まった。
すぐ後にチカッと空の低い所が光って、その光が凄い勢いで空の端から端まで真っ白に広がった。
次の瞬間最初に光った所から見たことのない白い雲が空の天辺まで上がっていった。
雲の先っちょがキノコの笠みたいにまるまったな、と思ったら後ろに向って吹っ飛ばされたんだ。
子どもの体は軽いから何度も転がってやっと止まって、それから聞いたこともない轟音が響いて。
calliop48774680
CAN’T MAKE本編終了間際、ヒュンケルがラーハルトと旅に出るまでの経緯妄想。この続き書けたらよいのだけど、きちんとしたストーリーにならない。
いくつか小ネタはあるので、続くとしたら掌編連作。
ある日突然続き書き出すかもしれないし、ここで放置かもしれない。 1100
なるかみうめこ
SPOILERぶいじゃん未読の方などお気をつけ下さい。ネタバレOKな方どうぞ!あばざんまい!さまの展示作品です。スミマセン、もう少し手直ししてから、支部には上げようと思います!全体的に白いですがよろしければ…
タイトル『技にまつわるエトセトラ』
geminisuigi
DONEダイ大漫画二本です☺️完結後のネタバレ含みます‼️
あいのゆくえ(ヒュンケル&ラーハルト)・永き旅路の終着点(ヒュンケル&マァムとアバン先生)
繋がりのあるお話です、一緒に読むいい感じだと思ってます〜💕
縁がどんどん繋がっていくイメージかな。
みんなに、優しくて楽しい時間がいっぱいありますように✨
感想はいつでも募集中です💕めっちゃ喜びますので、お気軽にどうぞ✨ 21
calliop48774680
PROGRESS【面影を追う】しばらく放置していたバラン編の後日談的な掌編連作 その3
支部へまとめ上げする前の仮置き。加筆修正するかもしれないしこのままかもしれない。 1225
koryuhi
DONE幼ヒュンケルがデルムリン島に預けられるif話。ヒュンダイと呼べるかは微妙でも私はそう呼びたい……( ˘ω˘)原作未読組へのネタバレは無いはずです。
ここ最近の地底魔城は、常に緊張の気配に充ちていた。それともいうのも、この城の主ー魔王ハドラーの命を狙う勇者一行が、もう目と鼻の先にまで迫ってきているからだ。
「もうここに攻め込んでくるのは、時間の問題かと」
「そうか……」
そう、悪魔の目玉が送ってきた映像と報告とに、バルトスは深く息を吐き出す。
バルトスは、じごくのきしと呼ばれる怪物(モンスター)である。彼らは六本の腕を持つガイコツの姿をしていて、魔王の魔力によって造られ動かされている。彼はその中でも特に強力に造られていて、魔王の居る玉座へと続く門の番人を任せられている、この魔王軍におけるいわゆる幹部という立場である。
地底魔城。ここは死火山の火口を利用して造られた、文字通り地底に広がる城である。外の様子を確かめるための窓なんて物はあるはずも無く、時刻なり何なりを図りたいのなら、空が見える火口付近まで赴くか、偵察用に配備されている悪魔の目玉を通しての映像を見るしかない。
13302「もうここに攻め込んでくるのは、時間の問題かと」
「そうか……」
そう、悪魔の目玉が送ってきた映像と報告とに、バルトスは深く息を吐き出す。
バルトスは、じごくのきしと呼ばれる怪物(モンスター)である。彼らは六本の腕を持つガイコツの姿をしていて、魔王の魔力によって造られ動かされている。彼はその中でも特に強力に造られていて、魔王の居る玉座へと続く門の番人を任せられている、この魔王軍におけるいわゆる幹部という立場である。
地底魔城。ここは死火山の火口を利用して造られた、文字通り地底に広がる城である。外の様子を確かめるための窓なんて物はあるはずも無く、時刻なり何なりを図りたいのなら、空が見える火口付近まで赴くか、偵察用に配備されている悪魔の目玉を通しての映像を見るしかない。
mofumofu0618
DOODLEあばざんまい0925_企画お題「料理」(2021.7.24)
カプ名:ヒュンアバ
ヒュンは、先生と離別後、自炊で先生の味を追求していくうちに、先生の味と同じ料理が作れるはず🌟(ただし、メニューは限定される)
geminisuigi
DONE盾(ヒュンケル&アバン先生漫画 アニメの進行具合的に考えるとネタバレ要素を含んでいます)基本妄想ですが、原作でのあのシーンがとても印象に強く残っていて、こんな感じのことがあったのかなぁ〜と。
愛憎を抱きながら、師弟として過ごした日々のことを思うと、たまらない気持ちになります。 4
玖堂らいか@SD再燃中
DOODLE心がささくれていたので殺気立ったかっこいい絵が描きたくて。槍術って奥行きがでるから好きだなぁ。気が付くといろんな作品で武器が槍のキャラを好きになりがち。。ヒュンケルの魔槍は長めで先がボリューム出して描きたい派。でもそうすると腕からシャキンって出ないよねぇ(;'∀')calliop48774680
PROGRESS【面影を追う】バラン編の後日談的な掌編連作 その2<ダイ-ヒュンケル>
少しラー←ヒュン。
支部へまとめ上げする前の仮置き。加筆修正するかもしれないしこのままかもしれない。9話ぐらいに増えそう。 881
calliop48774680
PROGRESS【面影を追う】バラン編の後日談的な掌編連作 その1
7~8話で完結見込み。完結したら支部へまとめ上げ。加筆修正するかもしれないしこのままかもしれない。 753
calliop48774680
DOODLE【バジル島にて】ヒュンケルはどこで薬草を調達したのか?という素朴な疑問。
バジルは昔から薬草として使用されており、精油には集中力を高める、筋肉や関節の痛みを和らげる、痒み止めなどの効果あり。但し刺激強めなので妊婦さんは精油の使用NG。 568
玖堂らいか@SD再燃中
TRAININGヒュンケル練習中!ヒュンの髪形に魅力を感じるので頑張りたいところ。額あてを外して首を振って髪を戻すところとかいいな!昔から絵が変わらないのがつらい…!目が大きくてかわいいって言われちゃうんだよね。。Jinkurage
DONEダイの大冒険のヒュンケル。25年以上前に何度かいても描けなかったのが、まさかの今夢がかなった(笑)だが、あまりにも欲望が隠せておらずTwitterにはあげられなかった(笑)この人すぐに脱ぐし、鎧が都合よく砕けるんだよなぁ。Piorimu_novel
DONE【タイトル】赦しの光※誤字修正したり書き加えたりしました。シリアスですが最後は前向きになります。
【ご注意】原作完結後のお話です。ネタバレ注意…!!
【登場人物】ヒュンケル、レオナほか 17