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    #GEGO

    00SnksSkns99

    MOURNING呪力を無くしたにょた五を攫って監禁する夏の話を書きたかったやつ……
    モブ視点あり、色々捏造、何でもOKな人向け
    花の檻 快晴だった。雲ひとつない青空。本当だったら今日は友人たちと遊びに行く予定だったのになあなんて思いながら上を見上げる。
     目の前に聳え立つのはとある宗教団体の保有する寺院だという。かなりでかい上に豪華な建物だった。建物が大きいのだから当然敷地も広くて、ここらの山一帯も宗教団体が保有しているものらしいと母が教えてくれた。最近出来たばかりの新興宗教のはずなのに随分と金があるらしい。
     そう、宗教。せっかくのアウトドア日和にこんな山奥にある宗教団体の施設に来る羽目になったのだ。勿体無いったらない。
     最近、妹が悪霊に取り憑かれたとか何とかで両親が騒いでいたのは知っていたが、まさかこれほど突き抜けていたとは思わなかった。夜眠れないだの最近悪いことばかり起こるだの、夕飯のたびに愚痴っていたのは知っていたが、どうせただの不注意とか生活態度がだらし無いだけだろう。だというのに、妹に甘い両親は神社でお祓いだの坊さんの説法だのあちらこちらに走り回り、その果てにこの宗教団体へ縋りついた。何でも仏みたいに慈悲深い教祖様がいらっしゃるのだとか。
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    fuuumi_new

    MOURNING夏油傑×五条悟 死ネタです。
    9月の初め頃、宿儺戦で悟に負けるフラグが立ってきた時に保険で書いたやつです。だって!最強だから負けるわけない……確かにここで悟が勝ったら味気無さすぎるかもだけど、戦線離脱六眼が使えなくなるくらいで死にはせん…だって最強だよ?って思ってます。でもターミナルって生死の狭間表現有り得るので諦めてない。可能性はまだある……生きて。万が一の万が一の話でした。
    序章「悟、本当にお疲れ。頑張ったね」
    目の前にいる傑が顔を綻ばせた。
    あの日と同じ言葉を同じ表情で。
    「あ……すぐ、る」
    だけど、知っていた。ここが現実なのか妄想なのか、それくらい。だってこれは夢の中で何百回、何万回と想像した光景で……
    「悟、こっちへおいで」
    傑はそう言って両手を広げる。目の前にいるのは最後に見た袈裟を着た傑じゃなくて、高専の、あの3年間の傑だった。少しの違和感を感じながらも、吸い寄せられるように傑の方へと歩みを進めれば懐かしい温もりに包まれた。
    「傑」
    「なに?」
    「コレ現実?」
    「そうか違うかで聞かれたら、そう、だよ」
    「そうか……俺、ははっ。そっか」
    傑の言葉に目を閉じれば一気に記憶が蘇る。生前の記憶、ってやつ。
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