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    #ドルあん

    dollarBill

    Luli

    MAIKINGTwitter企画『ドルあんず姫』の参加作品🎀
    西洋ファンタジーパロの宗あんです。
    政略結婚させられることから始まる、小国の姫・あんずと大国の第二王子・宗によるお話。
    いろいろとご都合主義なのでゆるっとご覧ください。

    ふたりの出会いのシーンを書きました。続きも構想はあるので、投稿期間内に書き上げられたら頑張りたい……!

    2023.02.01
    リボンの姫と薔薇の君 いつかの時代、どこかの地に、自然と歴史が共存する美しく小さな王国がありました。
     その国の王様とお后様の間にはお姫様がひとりだけいました。名を『あんず』といい、実に純真で愛らしい姫でした。
     あんず姫は長い髪をリボンで結うのがお好きでしたので、両陛下は世界中からさまざまな色や模様のリボンを取り寄せては姫に贈りました。姫はこれを大層気に入り、とても大切にしていました。そのため城の者や国の民からは『リボンの姫』と呼ばれることもありました。
     あんず姫は両陛下に愛情を注がれ健やかに成長していきましたが、両陛下が跡継ぎとなる男子に長らく恵まれなかったため、後継者として隣に位置する大国の王子を迎え入れ、姫と結婚させようという運びになりました。あんず姫はまだ結婚をするつもりはありませんでしたが、国の民と平和のため、そしてほかならぬ御両親のためとすんなり受け入れられました。
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    Luli

    PROGRESS夏までに上げたい宗あん。
    宗さんのフィーチャーストの後日談を想像しました。
    ずっと書きたかったので頑張ります。

    ※モブが出ます。めちゃくちゃ会話します。
    ※英語は訳に合わせてぐーぐる先生頼み

    2022.04.21 追記更新

    →完成しました! 完成品は支部にて
    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18216395
    (こちら表現を一部修正しています)
     一度目にした瞬間から、その心はあっという間もなく容易に奪われた。
     歴史の長さと精巧さを兼ねる建物が立ち並ぶ街が、雲の中を抜けて眼下に広がる。その中央にそびえ立つ塔──エッフェル塔がこの街のシンボル。古きよき伝統と、夢の未来への革新を同時に発信していく世界最先端の芸術の都・フランスのパリに、遥か遠く東の海の向こうから一機の旅客機が降り立った。
     ひとあし地につければ、澄み渡る鮮やかな青天に迎えられ、初夏の乾いた風が爽やかに頬をかすめていく。おそるおそる踏み入る街は、視界に映るものすべてに興味を引かれるほど芸術美にあふれている。駅から始まり、通りに面する店の看板、ショーウィンドウ、街灯、アパルトマン、通りの反対側や少し遠くに見える美術館、公園、寺院、教会……。それらに施される装飾や彫刻に目を奪われ、心のシャッターが間に合わない。これほどの西洋文化を東の国で体感するのはなかなか難しい。この街全体がひとつの大きな美術館のようだ。想像していたのより規模の違いに圧倒される。
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    とらまる

    MEMOアイドルがお酒強いか弱いかとかどんなお酒が好きそうかとか飲み会の妄想とかあんずさんとお酒飲む時はどうなのかな~~~といったドルあん中心のお酒妄想メモまとめです!
    こんな妄想しといてなんですが作者はお酒をあまり嗜まないので大目に見てください!🙏
    ドルあんお酒妄想【スタプロ編】Trickstar
    スバル:強い。けどあんずと一緒の飲み会では、スバルくん絶対酔っ払ってるのかな?って思わせてめっちゃ確信犯でスキンシップ取りつつ周りの奴らを牽制してそう…。てかする。しゅわしゅわした金箔入りのお酒好きそう。キラキラしてるから…

    北斗:物凄く弱い訳では無いけどすぐ酔っ払う。顔真っ赤になるタイプ。あんずと2人で宅飲みして普段より大胆に攻めて酔っ払って寝落ちしてあんずちゃんをやきもきさせるアイドルNo.1。

    真緒:そこそこ。言わずもがなみんなの介抱役なので、飲み会ではとりあえずビールで乾杯に留めてペース保ちつつ様子見してそう。あんずのことも飲みすぎてないかとか絡まれてないかとか絶対ちゃんと見てる。でも絶対悪ふざけでたまに何回か潰されてそう。そしてあんずが介抱役になった時にラッキースケベイベント発生するでしょ……。最初はビールって苦くね?って思うけど段々癖になってくタイプ。
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    Leriz__

    DONEルージュ、エンヴィー、マイガールこの習慣が始まったのはいつからだったっけ。


    その日は珍しくスタジオにいたのはアタシだけで、大きな鏡台を独り占めして流行りのメイクを試していた。

    (あら?メイクさんにもらった新作、なかなかいいかも……プチプラなのに結構やるわね……)

    思わぬ掘り出し物に段々心が浮き足立つのが分かる。自分を磨けば磨くほど、世界もどんどん輝き出す感覚がなんとも言えず好きだ。
    ふと、扉の向こうから聞こえるコツコツコツと規則的に響く足音に気付く。かと思うと少し間があいて、まるでステップを踏むように不規則なものに変わる。

    「どなたかご用かしら?泉ちゃんも王様も今はいないわよォ」

    躊躇いを見透かして、そう声をかけるとおずおずと顔を覗かせたのはあんずちゃん。

    「まぁあんずちゃんいらっしゃい!どうしたのォ?」
    「お願いがあって……実はね、校外のお仕事でちゃんとした会議に出ることが段々増えてきて、流石に少しお化粧した方がいいかな、と思って色々見てみたんだけどさっぱり分からなくて……お姉ちゃんなら相談に乗ってくれるかなって……」

    頼めない?と眉尻を下げて困ったように笑うのを見たら断れなくて、その時から月に1 1434